JPS61250821A - ヘツド調整機構 - Google Patents

ヘツド調整機構

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JPS61250821A
JPS61250821A JP9263985A JP9263985A JPS61250821A JP S61250821 A JPS61250821 A JP S61250821A JP 9263985 A JP9263985 A JP 9263985A JP 9263985 A JP9263985 A JP 9263985A JP S61250821 A JPS61250821 A JP S61250821A
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JP
Japan
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head
magnetic tape
magnetic
adjustment
plate
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JP9263985A
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Inventor
Kazunori Akita
秋田 和範
Nobuyuki Tanaka
信之 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はヘッド調整機構に関し、特に、オートリバー
ス機能を有するカセットテープレコーダなどにおいて、
磁気テープの走行方向に応じて磁気ヘッドのアジマス角
を調整するようなヘッド調整機構に関する。
[従来の技術] 一般に、カセットテープレコーダにおいて、磁気テープ
を再生ターるとき、磁気ヘッドの再生用コアギャップと
磁気テープの走行方向つまり磁気録音面とが正対したと
き一番忠実な再生状態になる。
しかし、ヘッド面の傾きやキャプスタンの傾きなどによ
って磁気テープの走行は所定の位置からやや外れた角度
方向に走行するのが常である。このため、従来は磁気ヘ
ッドの取付りられた台板の一端を固定し、その他端をば
ねの付勢力または弾発力を利用して若干撓みを持たせ、
調整ねじによって録音面とコアギャップの正対調整を行
なっていた。
ところが、磁気ヘッドおよびキャプスタンの傾きは各装
置ごとに異なり、各装置ごとに調整を行なう必要がある
。しかし、最近よく使用される磁気テープの両方向再生
可能なオートリバース機構を有するカセットテープレコ
ーダでは、磁気テープの正方向において録音面とコアギ
ャップの正対調整を行なうと、逆方向走行時には若干の
ずれを生ずる場合があった。そのような場合は、正方向
走行時における最良点をややずらし、逆方向再生時にお
ける最良点との折り合いを見つけて調整を行なっていた
。しかし、このような調整方法では、作業が煩雑である
ばかりでなく、性能の不均一性を生じることになる。そ
こで、これを解消するために、磁気テープの走行ごとに
別々にヘッドの角度を調整し、その最良点を見つけるよ
うな磁気ヘッドのアジマス調整装置が実開昭58−17
624号公報において知られている。
第9図および第10因は上述の磁気ヘッドのアジマス調
整装置を示す図であり、特に、第9図は要部外観斜視図
を示し、第10図は要部断面図を示す。
まず、第9図および第10図を参照して、従来のアジマ
ス調整装置について説明する。磁気ヘッド1は板ばねに
よつC構成されたヘラ1ζ取付板2の上に固着されてい
て、このヘッド取付板2の一端2aは往復運動自在のヘ
ッド基板3上に固着された取付台4上に、取付ねじ5に
よって取付けられている。ヘッド取付板2の他端2b側
には、溝6が形成されている。ヘッド取付板2の他端2
b側であってかつヘッド基板3上には支点軸7が垂直に
固着されている。この支点軸7には断面がほぼコの字状
をなす回転レバー8が上下1対の貫通穴9a 、9bに
よって嵌合されていて、この回転レバー8は支点軸7の
軸心のまわりで水平方向に回転自在であるとともに、そ
の軸心方向に上下に摺動自在に構成されている。
回転レバー8の上面板8aの同一円周上には、1対のア
ジマス調整用の調整ねじ11,12が共に下向きに取付
けられている。これら両調整ねじ11.12は上面板8
aに設けられた1対のねじ孔13.14に螺合されて下
方に貫通しており、かつこれら両調整ねじ11.12の
外周には、その頭部と上面板8aとの開にそれぞれ緩み
止め用の圧縮ばね15.16が予め圧縮された状態で介
挿されている。
ヘッド取付板2の他端2bは回転レバー8の下面板8b
の先端上に当接されている。ヘッド取付板2の溝6に挿
通された高さ基準軸18がヘッド基板3上に重重に固着
されていて、その上端面が高さ基準面として構成されて
いる。この高さ基準軸18の上端には、ワッシャ20が
嵌着されていて、そのワッシャ20とヘッド取付板2の
他端2bとの間で、この高さ基準軸18の外周には、ヘ
ッド取付板押圧用の圧縮ばね21が予め圧縮された状態
で介挿されている。
両調整ねじ11.12の先端(下端)と高さ基準軸18
上端の高さ基準面19との間には、薄い板ばね22が介
挿されている。この板ばね22はほぼ1字状をなしてい
て、その一端側が貫通孔(図示せず)によって支点軸7
に挿通され、他端側に一体的に設けられた突起24が回
転レバー8の上面板8aの先端に設けられた係合孔25
に係合されて、回転レバー8とともに回転するように構
成されている。なお、後述する連動レバー26の先端が
ビン27を介して回転レバー8の下面板8bの一部に連
結されている。
次に、上述の従来のアジマス調整装置におけるアジマス
角度の調整方法について説明する。磁気テープ29の正
方向走行時には、連動レバー26が第9図で矢印0方向
に移動され、回転レバー8が矢印d方向に回転調整され
る。この結果、一方の調整ねじ11の先端(下端)が高
さ基準軸18の上端の高さ基準面19上に板ばね22を
介して当接し、回転レバー8が支点軸7に沿って矢印e
方向に圧縮ばね21によって摺動される。そして、  
 ゛その回転レバー8の下面板8bの先端でヘッド取付
板2のそれ自身の弾性および圧縮ばね21によりて押し
下げられて、ヘッド取付板2が矢印正方向に所定角度撓
み、磁気ヘッド1が所定の角度傾斜される。この正方向
走行状態において、調整ねじ11を調整することにより
、圧縮ばね21との共働作用によって回転レバー8を支
点軸7に沿って上下に移動調整し、ヘッド取付板2の撓
み角度を調整して、磁気ヘッド1のアジマス調整(ギャ
ップの垂直度調整)を行なうことができる。
一方、磁気デーブ29の逆方向走行時には、連動レバー
26が矢印i方向に移動し、回転レバー8が矢印j方向
に回転調整される。この結果、他方の調整ねじ12の先
端(下端)が高さ基準軸18の上端の高さ基準面19上
に板ばね22を介して当接し、回転レバー8が支点軸7
に沿って矢印e方向に圧縮ばね21に抗して摺動される
。なお、この際ばね22は撓む。そして、その回転レバ
ー8の下面板8bの移動に伴なって、ヘッド取付板2の
他端2b側がそれ自身の弾性および圧縮ばね21に抗し
て押し上げられて、ヘッド取付板2が矢印見方向に所定
角度撓む。その結果、磁気ヘッド1か所定角度傾斜され
る。この逆方向走行状態で調整ねじ12を調整すること
により、圧縮ばね21との共働作用によって回転レバー
8を支点軸7に沿って上下に移動調整し、ヘッド取付板
2の撓み角度を調整して、磁気ヘッド1のアジマス調整
(ギャップの垂直度調整)を行なうことができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上述のアジマス調整装置においては、磁気テープ29の
走行方向に応じて、回転レバー8が回動するように構成
されているため、回転レバー8の回転に伴なう振動が圧
縮ばね15.16を介して調整ねじ11.12に伝わり
、その振動によって調整ねじ11.12がいずれか一方
の方向に回転してしまうおそれがある。このため、調整
ねじ11.12で調整した磁気ヘッド1のアジマス角に
狂いを生じてしまうおそれがあるという欠点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、磁気テープの走
行方向に応じて調整ねじを回動させることなく、磁気ヘ
ッドのアジマス調整を行なうことのできるようなl\ラ
ッド整機構を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明は磁気ヘッドの取付()られた支持体の一端を
固定し、その他端が弾性力により下方に押し下げられる
ようにし、支持体の他端に磁気テープの走行方向に沿っ
て並ぶように1対の調整ねじを螺合し、磁気i・−プの
走行方向に応じて摺動体を水平方向に摺動させて1対の
調整ねじのいずれか一方の下部に当接させ、それによっ
て、支持体の他端を固定ガイド部材に沿って上−ド方向
に移動させて磁気ヘッドのアジマス角を調整するように
構成したものである。
[作用] この発明のヘッド調整機構では、磁気テープの走行方向
に応じて1対の調整ねじの下端に当接するように摺動部
材を水平方向に摺動させるようにしたので、1対の調整
ねしに回転力が加わることがなく、アジマス角の調整後
の調整ねじが不要に9一 回転するおそれがなく、長年の使用によってアジマス角
が狂いを生じることはない。
[実施例コ 第1図はこの発明の一実施例が適用されたカーステレオ
の全体の構成を示す図である。まず、第1図を参照して
、カーステレオの主要部分の構成について説明する。メ
インベース31には、主としてモータ32とフライホイ
ール33.34とリールレスト35および36とが設け
られる。フライホイール33.34はベルト37によっ
てモータ32から回転力が伝達される。フライホイール
33には、キャプスタン38が設けられ、このキャプス
タン38はピンチローラ39とともに磁気テープ42を
正方向(F)に走行させる。一方、フライホイール34
にはキャプスタン40が取付けられていて、このキャプ
スタン40はピンチローラ41とともに磁気テープ42
を逆方向(R)に走行させる。ざらに、メインベース3
1には、この発明の特徴となるアジマス調整機構の設け
られたベースヘッド60が設けられる。このベースヘッ
ド60のメインベース31裏側にはカムプレートヘッド
50が設けられる。
第2図はこの発明の一実施例の分解斜視図であり、第3
図は第2図に含まれる摺動板70の外観図であり、第4
図はこの発明の一実施例の縦断面図である。
次に、第2図ないし第4図を参照して、アジマス調整機
構の構成について説明する。ヘッド調整機構は、主とし
て、カムプレートヘッド50とベースヘッド60と摺動
板70とl\ツド支持休体0とで構成される。カムプレ
ートヘッド50には、ガイド溝54.55が形成されて
いて、ここに図示しないビンが挿入される。そして、カ
ムプレートヘッド50は磁気テープ42の正方向走行時
には矢印F方向に移動し、逆方向移動時には矢印R方向
に移動する。また、カムプレートヘッド50の両端には
カム52.53が形成される。そしてカムプレートヘッ
ド50が矢印F方向に移動したとき、第1図に示したピ
ンチローラ39のビンがカム52に係合し、ピンチロー
ラ39をキャプスタン38に密着させて、磁気テープ4
2を正方内に走行させる。また、カムプレートヘッド5
0が矢印R方向に移動したとき、ピンチローラ41のビ
ンがカム53に係合し、ピンチローラ41をキャプスタ
ン40に密着させて、磁気チー142を逆方向に走行さ
セる。ざらに、カムプレー1〜ヘツド50には、カム孔
51が形成される。このカム孔51は、摺動板70に形
成されている摺動ビン71が挿入されるものであって、
摺動ビン71が当接する部分511と512とが形成さ
れている。
ベースヘッド60は主として、磁気ヘッド43とヘッド
支持体80とを取付けるものである。そしC1ベースヘ
ッド60には、摺動板70の摺動ビン71が挿入される
長円の逃げ孔61が形成され、その近傍には磁気ヘッド
43を固定するためのヘッド固定ビン62が取付けられ
る。また、ベースヘッド60には、2つのビン65.6
6が設けられる。これらのビン65.66は摺動板70
の摺動を規制するものである。ビン65と66との間に
は、半抜き状の基台67が形成される。そして、基台6
7の上を転がるように、この発明の1つの特徴となる2
つのローラ68.69が設けられる。基台67は、磁気
テープ42が矢印F方向に走行するときには、第3図に
示すように、ロー568が上に乗って後述の調整ねじ8
5の調整基台となり、磁気テープ42が矢印R方向に走
行するときには、O−ラ69が上に乗って、後述の調整
ねじ86の調整基台となる。このように2つのローラ6
B、69を設けたのは、ローラ68゜69の回転により
摺動動作を滑かにして、摺動部分における摩耗を少なく
するためである。さらに、ベースヘッド60には固定ガ
イドビン63とガイドビン64とが設けられる。固定ガ
イドビン63は後述の調整台83が上下方向に摺動する
ための摺動基準となるものであり、ガイドビン64は調
整/183が上下方向に摺動するときのガイドとなるも
のである。
摺動板70はベースヘッド60上を矢印F方向または矢
印R方向に摺動するものである。この摺動板70の一端
には、下方に突出して摺動ビン71が形成され、他端に
は長溝72が形成される。
また、摺動板70の摺動ビン71側には長円孔73が形
成される。長溝72にはベースヘッド60のビン65が
挿入され、長円孔73には同じくビン66が挿入される
。さらに、長溝72と長円孔73との間には、ロー56
8.69をそれぞれ挿入するためのローラ挿入孔74.
75が形成される。                
        iしたがって、摺動板70は、摺動ビ
ン71をベースヘッド60の逃げ孔61を介してカムプ
レートヘッド50のカム孔51に挿入し、カムプレート
ヘッド50が矢印F方向に移動したとき、カム孔51の
端部512に摺動ビン71が当接して摺動板70を矢印
F方向に摺動させる。また、カムプレートヘッド50が
矢印R方向に摺動すると、摺動ビン71がカム孔51の
端部511により押され、摺動板70が矢印R方向に摺
動する。
ヘッド支持体80は磁気ヘッド43を支持するものであ
る。すなわち、磁気ヘッド43は台板81に固着される
。台板81の一端にはベースヘツドロ0のヘッド固定ビ
ン62に止めねじ87によりねじ止めするための透孔が
形成され、他端には固定ガイドビン63を挿入するため
の溝が形成される。ざらに、ヘッド固定ビン62を中心
にして、台板81を時計方向に押える力を有するヘッド
押えばね82が設けられる。このヘッド押えばね82の
一端には台板81とともに止めねじ87によりヘッド固
定ビン62にねじ止めするための透孔が形成され、他端
には固定ガイドビン62を挿入するための長溝が形成さ
れる。そして、台板81およびヘッド押えはね82は、
それぞれの一端が止めねじ87によりヘッド固定ビン6
2にねじ止めされ、それぞれの他端は固定ガイドビン6
3に挿入される。
調整台83は固定ガイドビン63およびガイドビン64
に沿って上下方向に摺動するものである。
このために、調整台83には、調整ねじ85,86を螺
合するためのねじ孔が磁気テープ42の走行方向に沿っ
て形成される。
また、調整台83には、保持板84が取付けられる。こ
の保持板84は、上面と側面と下面とを有する断面コの
字形状からなる。そして、保持板84の上面には調整ね
じ85,86の貫通し得る透孔が形成されていて、下面
には、調整ねじ85゜86の下端が当接する。この保持
板84の下部には、前述のローラ68.69が当接する
。このように保持板84とこれに当接しながら回動する
ローラ68,69を設けたことによつ′C摺動動作が滑
らかになり、摺動部分における摩耗を少なくできる。
調整ねじ85は磁気テープ42が矢印F方向に走行する
ときにおける磁気ヘッド43のアジマス角を調整するも
のであり、調整ねじ86は磁気テープ42が矢印R方向
に走行するときにおける磁気ヘッド43のアジマス角を
調整するものである。
したがって、調整ねじ85は磁気テープ42が正方向に
走行するときの向きに対応しでおり、調整ねじ86は磁
気テープ42が逆方向に走行するときの向きに対応して
いる。このため、磁気ヘッド43のアジマス角を調整す
るとき、磁気テープ42の走行方向に向く側の調整ねじ
を回せばその方向に応じてアジマス角を調整できる。な
お、台板81とヘッド押えばね82と調整台83は一体
的に構成してもよい。
第5図は磁気テープの正方向走行時におけるヘッド調整
機構の平面図であり、第6図は同じく正面図である。第
7図は磁気テープの逆方向走行時におけるヘッド調整機
構の平面図であり、第8図は同じく正面図である。
次に、第5図および第6図を参照して、磁気テープが正
方向に走行したときにおける磁気ヘッド43のアジマス
調整について説明する。正方向走行時における磁気ヘッ
ド43のアジマス調整を行なうとき、磁気テープ42の
正方向に向く調整ねじ85を調整して、磁気テープ42
のテープセンタに対する磁気ヘッド43のギャップの垂
直度を調整する。正方向走行時には、カムプレートヘッ
ド50は矢印R方向に摺動し、日−ラ56がカム52か
ら外れ、時計方向に付勢されたばね(図示せず)によっ
て第1図に示したピンチローラ39−17= が磁気テープ42を介してキャプスタン38に圧接して
いる。そして、キャプスタン38は、反時計方向に回転
し、磁気テープ42は正方向すなわち矢印F方向に走行
する。一方、逆方向走行用のローラ57はカム53に当
接し、逆方向走行用のピンチローラ41の回動が規制さ
れている。
カムプレートヘッド50がR方向に摺動したことによっ
て、カム孔51の端部511は摺動板70の摺動ビン7
1をR方向に押す。このため、摺動板70もR方向に摺
動する。このとき、摺動板70のローラ挿入孔74.7
5に挿入されているローラ68.69もR方向に回転し
ながら移動する。摺動板70がR方向に摺動しても、ベ
ースヘッド60のビン65が摺動板70の長溝72に当
接した位置で止まる。このとき、ローラ68が基台67
の上に乗上げ、保持板84の調整ねじ85側を上方に押
し上げる。保持板84の調整ねじ85側が上方に押し上
げられると、調整ねじ85によって調整された分だけ調
整台83も押し上げられる。調整台83は台板81の他
端をヘッド押えばね82に抗して押し上げる。この状態
で調整ねじ85を回すと、磁気テープ42の正方向走行
時におけるテープセンタに対する磁気ヘッド43のギャ
ップの垂直度を調整できる。
次に、磁気テープ42の逆方向走行時におけるアジマス
調整について説明する。逆方向走行時には、カムプレー
トヘッド50が矢印上方向に摺動する。すると、ローラ
57がカム53から外れ、第1図に示したピンチローラ
41が磁気テープ42を介してキャプスタン40に圧接
する。このため、キャプスタン40が時計方向に回転し
、磁気テープ42が逆方向すなわち矢印R方向に走行す
る。一方、ローラ56はカム52に当接し、正方向走行
のためのピンチローラ39の回動が規制される。
カムプレートヘッド50が上方向に摺動したことによっ
て、カム孔51の端部512は摺動ビン71を上方向に
押す。このため、摺動板70は上方向に摺動する。この
とき、摺動板70のローラ挿入孔74.75に挿入され
ているローラ68゜69も上方向に回転しながら移動す
る。そして、ローラ69が基台67の上に乗上げ、保持
板84の調整ねじ86側を上方に押し上げる。保持板8
4の調整ねじ85側が上方に押し上げられると、調整ね
じ86および調整台83も上方に押し上げられる。調整
台83は台板81の他端をヘッド押えばね82に抗して
押し上げる。この状態で調整ねじ86を回すと、磁気テ
ープ42の逆方向走行時における磁気ヘッド43のテー
プセンタに対するギャップの垂直度を調整できる。
上述のごとく、この実施例によれば、磁気デー742が
正方向に走行するときにテープセンタに対する磁気ヘッ
ド43のギャップの垂直度を調整するための調整ねじ8
5と、逆方向走行時におけるテープセンタに対する磁気
ヘッド43のギャップの垂直度を調整するための調整ね
じ86を磁気テープ42の走行方向に沿って配置し、し
かもそれぞれの調整ねし85.86を磁気テープ42の
走行方向に向く側に配置するようにしたので、アジマス
調整する際に、いずれの調整ねじを調整すればよいかわ
からなくなることがなくなり、調整ミスを未然に防止で
きる。
さらに、摺動板70を直線方向に摺動させて、ローラ6
8又は69を保持板84の下部に当接させて、調整ねじ
85又は86を上方向に押上げ、それによって調整台8
3を上に押上げて、磁気ヘッド43のアジマス角をかえ
ることができるので、調整ねじ85.86に回転力が加
わることがない。
したがって、調整ねじ85.86でアジマス角を調整し
た後、調整ねじがゆるんだりして、アジマス角に狂いを
生じることがない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、磁気ヘッドの取付け
た支持体の一端を固定し、その他端に磁気テープの走行
方向に応じてアジマス角を調整するための1対の調整ね
じを螺合し、磁気テープの走行方向に応じて摺動体を水
平方向に摺動させて1対の調整ねじのいずれか一方に当
接させ、それによって支持体の他端が固定ガイド部材に
ガイドされて上下運動し、磁気ヘッドのアジマス角を調
整するようにしたので、1対の調整ねじに回転力の加わ
るおそれがない。このため、1対の調整ねじによってア
ジマス調整をした後、この1対の調整ねじがそれぞれ緩
んだりして調整したアジマス角が長年の使用によって狂
いを生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例が適用されるカーステレオ
の全体の構成を示す図である。第2図はこの発明の一実
施例の分解斜視図である。第3図は第1図に含まれる摺
動板の外観図である。第4図はこの発明の一実施例の縦
断面図である。第5図は磁気テープの正方向走行時にお
けるヘッド調整機構の平面図である。第6図は同じく正
面図である。第7図は磁気テープの逆方向走行時におけ
るヘッド調整機構の平面図である。第8図は同じく正面
図である。第9図は従来の磁気へラドアジマス調整Il
+@の要部外観斜視図である。第10図は同じく要部断
面図である。 図において、42は磁気テープ、43は磁気へラド、5
0はカムプレートヘッド、51はカム孔、60はベース
lベッド、62はヘッド固定ビン、63は固定ガイドビ
ン、64はガイドビン、65゜66はビン、07は基台
、68.69はローラ、70は摺動板、71は開動ビン
、72は長溝、73は長円孔、74.75はローラ挿入
孔、80はヘッド支持体、81は台板、82はヘッド押
えばね、83は調整台、8/Iは保持板、85.86は
調整ねじを示す。 代理人    大  岩  増  雄 あ 1’JI’1.−一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気テープの走行方向に応じて、磁気ヘッドのアジマス
    角を調整するためのヘッド調整機構であって、 その一端が固定され、その中央部に前記磁気ヘッドが取
    付けられ、その他端側が弾性力により下方に押し下げら
    れ、該他端側が上下運動するように構成された支持体、 前記支持体の他端側に設けられ、該支持体の他端が上下
    運動するときのガイドとなる固定ガイド部材、 それぞれが前記支持体の他端に、前記磁気テープの走行
    方向に沿って並んで螺合され、前記磁気テープの走行方
    向に応じて前記磁気ヘッドのアジマス角を調整するため
    の1対の調整ねじ、および前記1対の調整ねじの下部に
    水平方向に摺動自在に設けられ、前記磁気テープの走行
    方向に応じて摺動して前記1対の調整ねじのいずれか一
    方の下部に当接し、前記支持体の他端を上下に移動させ
    るための摺動体を備えた、ヘッド調整機構。
JP9263985A 1985-04-29 1985-04-29 ヘツド調整機構 Pending JPS61250821A (ja)

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JP9263985A JPS61250821A (ja) 1985-04-29 1985-04-29 ヘツド調整機構

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JP (1) JPS61250821A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04344317A (ja) * 1991-05-22 1992-11-30 Shinwa Kk テーププレーヤのヘッドアジマス調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823025B2 (ja) * 1978-06-01 1983-05-12 沖電気工業株式会社 加入者ふくそう検出装置

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