JPS6017686Y2 - 多ペン記録計 - Google Patents

多ペン記録計

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Publication number
JPS6017686Y2
JPS6017686Y2 JP9905580U JP9905580U JPS6017686Y2 JP S6017686 Y2 JPS6017686 Y2 JP S6017686Y2 JP 9905580 U JP9905580 U JP 9905580U JP 9905580 U JP9905580 U JP 9905580U JP S6017686 Y2 JPS6017686 Y2 JP S6017686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
carriage
shaft
lever
arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP9905580U
Other languages
English (en)
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JPS5722009U (ja
Inventor
脩一 中川
真志 及川
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP9905580U priority Critical patent/JPS6017686Y2/ja
Publication of JPS5722009U publication Critical patent/JPS5722009U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各ペン相互の間隔の調整が可能なペン間隔調
整機構を備えた多ペン記録計に関するものである。
多ペン記録計においては、各ペン相互間の間隔(位相差
)が一定になっていない場合には、各ペンに入力された
信号の記録データから経時的な相関をみる場合に、その
読みとりが非常にめんどうである。
そのため、多ペン記録計においてはペン相互間のペン間
隔を調整する手段が必要とされる。
本考案はこのような点にかんがみてなされたもので、ペ
ン間隔の微調整を簡単な機構を用いて行なうことができ
るペン間隔調整機構をそなえた多ペン記録計を提供する
ことを目的としたものである。
第1図は本考案の多ペン記録計の記録装置部分の要部を
断面で示した側面図、第2図は第1図装置のl素子部分
を拡大して示した斜視図である。
第1図および第2図において、IOAは断面り字状のベ
ンキャリッジ、21は摺動軸である。
ベンキャリッジIOAは平衡電動機(図示せず)により
駆動され、被測定入力に応じて摺動軸21上を紙面の表
より裏(またはその逆)に向って移動する。
ベンキャリッジIOAの腕11の先端には穴12が形成
されている。
22はベンキャリッジ10Aの回り止め用軸で、ベンキ
ャリッジIOAの凹部13に配置されている。
24は連結部で、摺動軸21上の一端より延びる軸23
は連結部24を貫通している。
回り止め用軸22の一端および摺動軸21は連結部24
にねじ25,26によりそれぞれ固定されている。
30Aはペンアーム、31Aはペン先、33はコ字状に
折曲げられた支持枠で、その両腕34.35には穴36
,37がそれぞれ形成されている。
ペンアーム30Aは円弧状に折曲げられ、その一端には
ペン先31Aが取付けられ、他端は支持枠33の胴部3
8に取付けられている。
14は取付軸で、ベンキャリッジ10Aの腕11に形成
した貫通孔12に遊嵌されるとともに、その両端は支持
枠33に形成した穴36.37に係合され、これにより
ペンアーム30AはペンキャリッジIOAに取付けられ
る。
32は突起で、この突起は支持枠33の胴部38を打出
して形成し、その先端はベンキャリッジ10Aの腕11
に接している。
IOB、IOCはそれぞれベンキャリッジIOAと同一
構成のベンキャリッジ、31B、31Cはそれぞれペン
先で、これらのペン先は半径の異なる各ペンアーム30
B、30Cを介してペン先31Aと同一手段によってベ
ンキャリッジIOB、IOCに取付けられている。
70は矢印Y方向に一定速度で移動する記録紙で、その
紙面にペン先31A、31B、31Cが所定の間隔匹、
、 K2を隔てて接するようになっている。
而して被測定入力を各平衡電動機に与えると、ベンキャ
リッジIOA、IOB、10Cはそれぞれ摺動軸21に
案内され、ペン先31A、31B、31Cは紙面の表よ
り裏(またはその逆)に被測定入力値に応じて移動する
その結果、記録紙70上には記録ペンの数に応じた測定
結果が記録される。
ここで、ペン先31A、31B、31Cの間隔に1.
K2が一定でない場合には、前記したようにこれらのペ
ンによって画かれた記録は位相差が同じにならないため
、記録結果から各ペンに入力された信号の経時的変化を
読み取る場合に不便である。
したがって、K1.に2の間隔が一定であることが望ま
れるが、各素子の加工精度あるいは組立のバラツキ等の
ためにペン間隔に□、に2に相違カ生じる。
そのためにペン間隔に1.に2を調整する調整機構が必
要とされる。
第2図に示す40は上記した記録ペン31A、31B、
31Cのペン間隔に1.に2を調整するための本考案に
よって付加した調整機構である。
なお、第3図は第2図に示す調整機構40部分の側面図
(Y方向から見た図)、第4図は第3図のA−A’断面
図である。
以下、第2図乃至第4図を用いて調整機構40の具体的
構成について説明する。
第2図乃至第4図の調整機構40において、41は大径
部4119、中径部412、小径部413を有するボス
、42はプレート、43はL字状のレバーである。
プレート42の一端部には貫通孔が形成され、このプレ
ート42はその貫通孔が前記ボス41の中径部412に
遊嵌されるようにボス41に取付けられている。
レバー43はその腕431部分が直角に折曲げられ、胴
部432には貫通孔434が形成されている。
レバー43は腕431がプレート42の上面に位置する
ように胴部432に形成した貫通孔434がボス41の
小径部413に圧入されている。
44.45はそれぞれ押ねじで、押ねじ44はレバー4
3の腕431に形成したねじ穴433に螺合され、その
先端はプレート42の上面に接している。
押ねじ45はボス41の大径部411に形成したねじ穴
414に螺合され、その先端は前記した摺動軸23に当
接し、これによりボス41、プレート42、レバー43
よりなる調整機構40は摺動軸23、連結部24に取付
けられている。
46は固定部材(図示せず)に固定されたピンで、プレ
ート42の下面はこのピン46に当接するようになって
いる。
第1図に示すベンキャリッジIOB、IOCにもそれぞ
れ上記した調整機構40と同−構成の調整機構が備わっ
ている。
このような構成の本考案に係る調整機構40をもつ記録
装置において、記録ペン31A、31B、31Gの間隔
〆1.に2の調整は次のようにして行なわれる。
前記したように、レバー43、ボス41は軸23を介し
て連結部24に固定されており、プレート42のみが回
転自由で、このプレートはピン46によって時計方向の
回転が阻止されている。
また、押ねじ44はレバー43の腕431に形成したね
じ穴433に螺合され、かつその先端はプレート42の
上面に当接している。
したがって、押ねじ44を例えば時計方向に回動させる
と(ねじ込む方向)、この押ねじ44のねじのピッチに
応じてレバー41の腕431部分はこの押ねじにより持
上げられる。
この回動はレバー43、ボス41、回転軸23を介して
連結部24に伝わる。
連結部24は回り止め用軸22が固定されている。
この回り止め用軸はベンキャリッジIOA、10B、I
OCの凹部13内に配置されている。
したがって、連結部24の回動はベンキャリッジ10A
、IOB、IOCに伝わり、その結果このベンキャリッ
ジに取付けられているペンアーム30A、30B、30
Cは摺動軸21を軸心として反時計方向に回動する。
すなわち、ペン先31A。31B、31Cは第1図にお
いて左方向に移動する。
同様に押ねじ44を反時計方向に回すとペンアーム30
A、30B、30Cは時計方向に回動し、ペン先31A
、31B、31Cは第1図において右方向に移動する。
このように、押ねじ44を時計または反時計方向に回動
させることによってペン先31A、31B、31Cの間
隔に□、に2を調整することができ、これにより各ペン
間の位相差を一定にすることができる。
本考案の実施例によると、押ねじ44を1回転させるこ
とによって、ペン先31A、 31B、 31Cを
記録紙70の紙面方向に約1馴移動させることができた
このように、本考案によれば押ねじ44によって回動す
るレバー43によって記録ペン31A。
31B、31Cが取付けられているペンキャリッジIO
A、IOB、IOCを回動させ、それによって各ペン3
1A、31B、31Cのペン間隔の調整を行なうにした
ので、その調整は簡単な構成によって行なうことができ
る。
しかも、このように押ねじ44を回動させることによっ
て調整するようにしているので、ペン間隔の微量な調整
も可能である特徴がある。
このように、ペン間隔を調整できることによって仕上り
時のペン間隔の誤差が大きくてもよくなり、その結果加
工や組立の作業が容易になる利点がある。
なお、第1図においては、支持枠33の胴部38に突起
32を形成した場合について説明したが、この突起に代
えてねじを用いれば、そのねじを回動させることにより
、ペン先31A、31B、31Cはペンアーム30A、
30B、30Cとともに取付軸14を中心にして回動し
、これによってペン先31A、31B、31Cの上下量
を調整することが可能となる。
第5図は本考案に係る多ペン記録計の他の実施例の要部
の構成説明図である。
第1図および第2図ではそれぞれ支持枠を含むペンアー
ムがベンキャリッジに取外し不可能な構成であるが、第
5図はペンアームがベンキャリッジより着脱可能なよう
に構成したものである。
第5図において、10Aはベンキャリッジ、21は摺動
軸、22は回り止め軸、14はペンアーム30Aを回転
させる軸である。
ベンキャリッジIOAの腕11には段部15が形成され
ている。
80はバネ材で構成した取付部材である。
取付部材80はベンキャリッジ10Aの腕11に嵌合さ
れるとともに、軸14がスポット溶接されている嵌合部
81およびインクタンク82(図示せず)を載置する載
置部83を有する。
取付軸14の両端は第2図に説明したようにコ字状の支
持枠33の両腕に形成した穴に係合されている。
支持枠33の胴部38にはペンアーム30Aが取付けら
れている。
このような取付部材はその嵌合部81をベンキャリッジ
IOAの腕11の段部15に嵌合させることによってペ
ンアーム30AをこのベンキャリッジIOAに取付ける
ことができる。
また、嵌合部81を腕11よりはずせば、取付部材80
とともに支持枠33を含むペンアーム30Aをベンキャ
リッジIOAより取外すことができる。
このような第5図のベンキャリッジIOAを含む装置も
第1図と同様に複数個配列されており、かつこれらの装
置にもそれぞれペン間隔調整機構40を有し、レバー4
3による回動機構により各ベンキャリッジを回動させる
ことによって各記録ペンのペン間隔を微調整することが
できる。
以上説明したように、本考案によればきわめて簡単な構
成によって各ペン相互間のペン間隔の調整が可能なペン
間隔調整機構を備えた多ペン記録計を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の多ペン記録計の記録装置部分の要部を
断面で示した側面図、第2図は第1図装置の1素子部分
を拡大して示した斜視図、第3図は第2図に示す調整機
構部分の側面図、第4図は第3図のA−A’断面図、第
5図は本考案に係る多ペン記録計の他の実施例の要部の
構成説明図である。 10・・・・・・ベンキャリッジ、21,23・・・・
・・摺動軸、22・・・・・・回り止め軸、30・・・
・・・ペンアーム、31・・・・・・ペン先、40・・
・・・・ペン間隔調整機構、42・・・・・・プレート
、43・・・・・・レバー、44・・・・・・押ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回り止め軸によって回り止めが施され被測定入力に応じ
    て摺動軸上を移動する複数個のペンキャリッジと、一端
    にペン先が取付けられるとともに他端が前記ベンキャリ
    ッジに取付けられそれぞれ半径が異なるように折り曲げ
    られた複数個のペンアームを具備した記録計において、
    前記各摺動軸に回動可能に取付けられるとともに固定部
    材に固定されたピンで位置決めがされているプレートと
    各摺動軸に固定されたレバーおよびこのレバーに螺合さ
    れその先端が前記プレートに当接している押ねじよりな
    るペン間隔調整機構を設け、前記押ねじを回すことによ
    って前記摺動軸を軸心として回動する回り止め軸を介し
    てベンキャリッジを回動させて各ペンのペン間隔を調整
    するようにしたことを特徴とする多ペン記録計。
JP9905580U 1980-07-14 1980-07-14 多ペン記録計 Expired JPS6017686Y2 (ja)

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JP9905580U JPS6017686Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14 多ペン記録計

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JP9905580U JPS6017686Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14 多ペン記録計

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Publication Number Publication Date
JPS5722009U JPS5722009U (ja) 1982-02-04
JPS6017686Y2 true JPS6017686Y2 (ja) 1985-05-30

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ID=29460740

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