JP2567075Y2 - ヘッド取付機構 - Google Patents

ヘッド取付機構

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JP2567075Y2
JP2567075Y2 JP10755191U JP10755191U JP2567075Y2 JP 2567075 Y2 JP2567075 Y2 JP 2567075Y2 JP 10755191 U JP10755191 U JP 10755191U JP 10755191 U JP10755191 U JP 10755191U JP 2567075 Y2 JP2567075 Y2 JP 2567075Y2
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秀雄 三浦
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テーププレーヤ等の磁
気テープを磁気記録媒体とする磁気記録再生装置に係
り、特に、磁気テープの記録再生を行うヘッドの取付機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを走行させて記録再生を行う
タイプのテーププレーヤにおいては、走行する磁気テー
プにヘッドを圧着させて信号の記録再生が行われてい
る。ヘッドはヘッド取付板を介してヘッドプレートに設
けられ、このヘッドプレートの移動により、ヘッドが磁
気テープに圧着及び解除されている。
【0003】この様なヘッドをヘッドプレートに設ける
ためのヘッド取付機構として、本出願人により実開平1
−170322号公報の技術が提案されている。図8及
び図9は、この機構を示す図である。
【0004】この従来技術では、テープ走行方向に応じ
て正逆2つの位置を取るチェンジプレート30上に、磁
気ヘッド32を搭載したヘッドプレート31が設けられ
ている。
【0005】チェンジプレート30は、図中左右方向
(矢印A−B方向)に長尺に形成され、左右方向(矢印
A−B方向)に移動可能に設けられている。一方、ヘッ
ドプレート31は略L字形に形成され、左右方向(矢印
A−B方向)に移動可能に設けられている。磁気ヘッド
32は、磁気ヘッド32の上部に設けられたヘッド取付
板33を介してヘッドプレート31の左右方向(矢印A
−B方向)に長尺な部分の中央部表面に搭載されてい
る。
【0006】このヘッド取付板33は左右方向(矢印A
−B方向)に長尺に形成され、その一端はヘッドプレー
ト31に対し固定軸34の上部に固定支持されている。
一方、ヘッド取付板33の他端は自由端となり、ヘッド
プレート31上に設けられた支軸35が貫通している。
この支軸35には、アジマスリンク36が回動可能に、
且つ軸方向に摺動可能に支持されている。このアジマス
リンク36は、上板36a及び下板36bにより略コ字
形に形成されている。
【0007】また、図9に示すように、支軸35にはス
プリング37が巻装され、このスプリング37によって
前記ヘッド取付板33の自由端上面がアジマスリンクの
上板36a下面に常時圧接保持されている。すなわち、
支軸35には、上方から上板36a、ヘッド取付板3
3、スプリング37、下板36bの順に設けられ、それ
ぞれ上下の部材と当接した状態となっている。
【0008】前記アジマスリンクの下板36bの中央部
には、スロープ状段差による係合部36xが形成されて
いる。また、下板36b側縁の一部には下向きに脚部3
6cが設けられている。この脚部36cはヘッドプレー
ト31に設けられた開口部31aを通り、ヘッドプレー
ト31の下側に位置するチェンジプレート30に設けら
れた案内開口部30aに挿入されている。
【0009】一方、前記ヘッドプレート31には、アジ
マスリンク36の近傍に、調整ネジ取付部39が別部材
として設けられ、支軸40により固定されている。この
調整ネジ取付部39には、第一及び第二の一対の調整ネ
ジ41,42が配設されている。これらは、前記アジマ
スリンク36の回動時には、アジマスリンク36の係合
部36xに選択的に当接されるように位置付けられてい
る。
【0010】上述した様な従来技術では、アジマスリン
クの係合部36xと調整ネジ41,42が係合し、係合
部36xの高さ基準面が上下した時に、スプリング37
によってアジマスリンク36に当接するヘッド取付板3
3も、同時に上下動する。このヘッド取付板33の上下
動により、ヘッド32のアジマス調整が行われ、ヘッド
が最適な位置で記録再生を行うことができる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヘッド取付機構には、以下の様な欠点があっ
た。
【0012】すなわち、ヘッド32をヘッドプレート3
1に設けるためには、ヘッドの設けられたヘッド取付板
33を、固定軸34の上部位置に取付けることになる。
ヘッド位置を常時最適な位置とするためには、この位置
決めを確実に行い、取付誤差を最小にする必要がある。
この位置決めは、ヘッド取付板33のスプリング37に
より保持される自由端の位置により決まる。また、スプ
リング37は、アジマスリンク36の上下動をヘッド取
付板33に伝達するためにも必要とされる。
【0013】したがって、各部材の形状や取付方法に高
い精度が要求され、製造時における取付作業が複雑にな
る問題がある。この結果、部品コストや取付コストが高
くなり、経済的に不都合であった。さらに、それぞれの
製品のばらつきによる誤差や取付誤差等から、それぞれ
に調整作業が必要となり、製造時のヘッドの取付作業は
自動化に適さないものであった。
【0014】本考案は、上記の様な従来技術の持つ課題
を解決するために提案されたもので、その目的は、磁気
テープの記録再生のためのヘッドを備える磁気記録再生
装置に設けられたヘッド取付機構で、従来技術に比べて
部材点数及び取付工数を削減し、取付作業を容易するこ
とができる優れたヘッド取付機構を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、ヘッドを磁気テ−プに圧着及び解除す
るために前後動されるヘッドプレ−トと、前記ヘッドプ
レ−トに対して弾性変形可能に取り付けられ、かつその
上部に前記ヘッドを設けたヘッド取付板と、前記ヘッド
プレ−トに取り付けられたアジマス調整用リンク部材と
を有するヘッド取付機構において、前記ヘッドプレ−ト
は、前記アジマス調整用のリンク部材を回動自在に支持
する支軸と、前記ヘッド取付板を係合するヘッド取付板
支持部と、この前記支軸と前記ヘッド取付板支持部の間
に設けられて前記ヘッド取付板の下面に接触する凸状の
支点部と、前記アジマス調整用リンク部材を上方から押
圧する複数の調整ネジが取り付けられたヘッド高さ規制
部とが設けられ、前記ヘッド取付板は弾性変形可能な板
状部材からなり、その一方の端部は前記ヘッド取付板支
持部に係合され、他方の端部は開口部が設けられ、この
開口部が前記支軸に対してその軸方向に移動可能に係合
され、前記アジマス調整用リンク部材は全体としてコ字
型形状をなし、その上下に開口部が設けられ、この開口
部に前記支軸がその軸方向に順次摺動自在に挿入された
状態で、前記支点軸における前記ヘッド取付板の他方の
端部の上方に装着され、前記アジマス調整用リンク部材
の一部には、このアジマス調整用リンク部材の回動位置
に応じて、前記ヘッドプレ−トに設けられた複数の前記
調整ネジのいずれかに選択的に当接する係合部が設けら
れていること、を特徴とする。
【0016】
【作用】上記の様な構成を有する本考案の作用は次の通
りである。
【0017】即ち、このアジマス調整用リンク部材の回
動位置に応じて、アジマス調整用リンク部材の係合部
が、ヘッドプレート上のヘッド高さ規制部に設けられた
複数の調整ネジのいずれかに選択的に当接されるととも
に上方から押圧され、このアジマス調整用リンク部材の
開口部がヘッドプレート上の支軸を下方に摺動する。こ
れにともなって、前記アジマス調整用リンク部材の開口
部下方において支軸に装着されたヘッド取付板の他端側
開口部は、前記アジマス調整用リンク部材に下方に押し
下げられて支軸を摺動する。この時、ヘッド取付板の一
端は、ヘッドプレートに設けられたヘッド取付板支持部
係止部に係合され、且つその近傍下面を凸状の支点部に
接触されている。よって、前記支点部を支点としてヘッ
ド取付板の他端側が下方に弾性変形されて、このヘッド
取付板に設けられたヘッドの位置決めが行われる。
【0018】
【実施例】(1)代表的な実施例の構成 本考案のヘッド取付機構の一実施例について、図1乃至
図6に基づき具体的に説明する。ここで、図1はヘッド
取付機構の分解斜視図、図2乃至図4はフォワードプレ
イ走行状態、図5及び図6はリバースプレイ走行状態を
示し、図2及び図5は平面図、図3はヘッドプレートの
前方から見た正面図、図4及び図6はヘッドプレートの
左方から見た側面図である。
【0019】本実施例のヘッド取付機構は、図1に示す
ようにヘッドプレート1、上部にヘッド2の設けられた
バネ性を有するヘッド取付板3、ヘッドプレート1上に
おいてヘッド取付板3の第1の端部を係止するヘッド取
付板支持部に相当する係止部8、その近傍に設けられて
ヘッド取付板3を下方から支持する凸状の支点部に相当
する支持部材9から構成され、図2及び図5に示すよう
に、3方にアームを有するチェンジリンク20上に配設
されている。
【0020】テープ走行方向に応じて正逆2つの位置を
取るチェンジリンク20は、ヘッドプレート1に設けら
れた支軸1aにより、ヘッドプレート1に対して回動可
能に取付られている。チェンジリンク20の左側(A方
向側)のアームの付根部分には、垂直方向に形成された
係合用突起20aが設けられている。
【0021】ヘッドプレート1は、略L字形に形成さ
れ、この左右方向(矢印A−B方向)に長尺な部分の中
央部表面の一部には、左方向(矢印A方向)に開口部8
aの設けられた係止部8が形成されている。この係止部
8の内面上部には、下方に向かって突出した係合止用突
起8bが設けられている。また、この係止部8の開口部
8a側の近傍には、左右方向(矢印A−B方向)に曲面
を持つ凸状の支持部材9が設けられている。この支持部
材9の左方には垂直方向に伸びる支軸4が設けられてい
る。また、この支軸4の近傍のヘッドプレート1の縁部
には、ヘッド高さ規制部に相当して調整ネジ6,7が取
り付けられる調整ネジ取付部10が一体に設けられてい
る。
【0022】この様なヘッドプレート1の左右方向(矢
印A−B方向)に長尺な部分の中央部に、ヘッド2が搭
載されている。このヘッド2の下部には、バネ性を有す
るヘッド取付板3が設けられている。このヘッド取付板
3は左右方向(矢印A−B方向)に長尺に形成され、そ
の第1の端部には係合孔3aが設けられている。一方、
第2の端部には、略コ字形の切欠部3bが形成されてい
る。この切欠部3bは支軸4に係合している。
【0023】さらに、支軸4には、ヘッド取付板3の上
部に開口部を有する上板5aと下板5bとにより略コ字
形に形成されたアジマスリンク5が配設されており、回
動可能に且つ軸方向に摺動可能に支持されている。この
アジマスリンク5の下板5bの一部には係合孔5cが設
けられており、ここに、チェンジリンク20の係合用突
起20aが挿入され、チェンジリンク20の回動に伴
い、同方向に回動するようになっている。また、下板5
bの縁部には、スロープ状段差による係合部5xが形成
されている。
【0024】一方、ヘッドプレート1の縁部に設けられ
た調整ネジ取付部10には、調整ネジ6,7が配設され
ている。これらは、前記アジマスリンク5の回動時に
は、その係合部5xに選択的に当接されるように位置付
けられている。
【0025】(2)代表的な実施例の作用 上述した様なヘッド取付機構では、ヘッド取付板3は次
の様にしてヘッドプレートに設けられている。すなわ
ち、ヘッド取付板3は、係合孔3aの設けられた第1の
端部が係止部8の開口部8aに挿入され、突起8bと係
合孔3aが係合している。したがって、ヘッド取付板3
の第1の端部は、この係合により挿入方向及び垂直上部
方向への、また、係止部8の側面壁部により水平方向へ
の移動が規制されている。また、垂直上部方向への規制
と共に、係止部8近傍でヘッド取付板3の下面一部が支
持部材9により支持されて垂直下部方向への移動が規制
されている。この時、ヘッド取付板3は支持部材9によ
り第1の端部上部が第2の端部上部よりも下方となるよ
うに支持されている。これにより、第2の端部側には下
方向に十分に弾性変形することができる。
【0026】ここで、ヘッド取付板3の第2の端部の切
欠部3bが支軸4に係合することにより水平方向の移動
が規制される。さらに、支軸4に配設されヘッド取付板
3の上面と接するアジマスリンク5は、ヘッド取付板3
の第2の端部が下方に弾性変形された状態で設けられる
ため、ヘッド取付板は垂直方向の移動が規制される。こ
れにより、ヘッド取付板3の位置決めが行われ、ヘッド
2のアジマス調整が行われる。
【0027】このヘッドのアジマス調整は次の様にして
行われる。すなわち、チェンジリンク20の回動方向に
応じて、アジマスリンク5が同方向に回動し、その表面
の係合部5xが調整ネジ6,7に係合することにより、
それぞれアジマス調整が行われるようになっている。例
えば、テープ走行(正方向走行とする)時には、図2乃
至図4に示すように、チェンジリンク20が図示しない
操作機構により反時計方向に回動する。係合用突起20
aも同様に回動し、図中では下方に移動した状態とな
る。このため、係合用突起20aの挿入されるアジマス
リンク5は、支軸4を支点として反時計方向に回動す
る。これにより、アジマスリンク5の係合部5xが第一
調整ネジ6に当接し、係合部5xが第一調整ネジ6の先
端位置まで下方に押しさげられる。このアジマスリンク
5の下降により、アジマスリンク5下部に当接して設け
られているヘッド取付板3の第2の端部が押し下げられ
る。この時、第一調整ネジ6を回動させて、その先端位
置を調整することにより、正方向走行時のヘッド2のア
ジマス調整が行われる。
【0028】一方、テープを逆方向走行に切換えた時に
は、チェンジリンク20は時計方向に回動する。係合用
突起20aも同様に回動し、図中では上方に移動した状
態となる。このため、係合用突起20aの挿入されるア
ジマスリンク5は、支軸4を支点として時計方向に回動
する。これにより、アジマスリンク5の係合部5xに当
接していた第一調整ネジ6が離れ、第二調整ネジ7が当
接して、係合部5xが第二調整ネジ7の先端位置まで押
しさげられる。このアジマスリンク5の下降により、ア
ジマスリンク5下部に当接して設けられているヘッド取
付板3の第2の端部が押し下げられる。この時、第二調
整ネジ7を回動させて、その先端位置を調整することに
より、逆方向走行時のヘッド2のアジマス調整が行われ
る。
【0029】以上のように、本実施例のヘッド取付機構
においては、ヘッド2の設けられたヘッド取付板3が、
第1の端部がヘッドプレートに設けられた係止部8に係
止され、その近傍下面が凸状支持部材9により支持され
るため、第2の端部側を下方に弾性変形することができ
る。弾性変形された状態のヘッド取付板にアジマスリン
ク5を設けることにより、スプリング等の部材による付
勢力を利用することなく、アジマスリンク5の上下動を
ヘッド2に伝達することができ、ヘッドプレートの位置
決めを行うことができる。
【0030】また、ヘッド取付板3は、第1及び第2の
端部ともにヘッドプレートへの係止が容易な手段により
行うことができる。このため、ヘッドの取付作業は容易
に行うことができ、常時確実に一定した位置とすること
ができ、さらに、取付位置の誤差調整の作業等が必要な
くなる。
【0031】一方、本実施例では、チェンジリンク20
の回動をアジマスリンク5に伝達するために、伝達部材
として係合用突起20aをチェンジリンク20に設けた
ことにより、アジマスリンク5の形状を従来に比べて単
純化することができる。これにより、アジマスリンク5
に加わる負荷を低減することができる。
【0032】さらに、上板5aと下板5bの開口部にお
いて支軸4に支持されるアジマスリンク5は、下板5b
の縁部に設けられたスロープ状段差による係合部5xに
おいて調整ネジ6,7によって押圧されるという簡単な
構成で支軸4から抜けないようにされている。すなわ
ち、アジマスリンク5を調整ネジ6,7の2つのネジに
よって押さえることができる。
【0033】また、調整ネジ取付部10がヘッドプレー
ト1と一体に設けられたため、別部材のネジ取付部及び
その固定のための支軸を用いることなく、調整ネジ6,
7を取付ることができる。
【0034】上述した様に、本実施例のヘッド取付機構
では、従来に比べて部材点数を削減し、形状を単純化す
ることができるので、形成工程及び取付工数を削減する
ことができ、また、耐久性を向上することができる。し
たがって、経済的にも好都合となる優れたヘッド取付機
構を提供することができる。
【0035】(3)他の実施例 なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、具体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位置
及び方法は適宜変更可能である。
【0036】例えば、ヘッド取付板3の固定は、ヘッド
プレートの係止部8の突起8bとヘッド取付板3の係合
孔3aとの係合に限定されず、ヘッド取付板3に突起
を、固定部8に係合孔を設けて係合して固定することも
可能である。
【0037】また、支持部材9はヘッドプレート1に設
けることに限定されず、ヘッド取付板3下部に設けて
も、第2の端部側を十分に弾性変形することができる。
【0038】また、チェンジリンク20は、磁気テープ
の走行方向をヘッド取付機構に伝達することのできる形
状であれば、実施例に限定されず、適宜変更可能であ
る。
【0039】また、テーププレーヤにおける磁気テープ
の走行に関わる装置については限定されず、例えば本出
願人による特願昭3−200767号等の機構により作
動されるものである。
【0040】
【考案の効果】本考案のヘッド取付機構によれば、従来
に比べて部材点数を削減することができ、ヘッドをヘッ
ドプレートに設ける取付作業を容易に且つ確実に行うこ
とができる経済的にも好都合な優れたヘッド取付機構を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のヘッド取付機構の分解斜視図
【図2】同じく本実施例のヘッド取付機構のフォワード
プレイ走行状態を示す平面図
【図3】図2と同じく正面図
【図4】図2と同じく側面図
【図5】リバースプレイ走行状態を示す平面図
【図6】同じく側面図
【図7】従来のヘッド取付機構を示す平面図
【図8】同じく要部側面図
【符号の説明】
1,31 … ヘッドプレート 2,32 … ヘッド 3,33 … ヘッド取付板 5,36 … アジマスリンク 5c … 係合孔 5x,36x… 係合部 6,41 … 第一調整ネジ 7,42 … 第二調整ネジ 8 … 係止部 9 … 凸状支持部材 10,39 … 調整ネジ取付部 11 … ネジ 20 … チェンジリンク 30 … チェンジプレート 37 … スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関 修子 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラ リオン株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−68311(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドを磁気テ−プに圧着及び解除するた
    めに前後動されるヘッドプレ−トと、前記ヘッドプレ−
    トに対して弾性変形可能に取り付けられ、かつその上部
    に前記ヘッドを設けたヘッド取付板と、前記ヘッドプレ
    −トに取り付けられたアジマス調整用リンク部材とを有
    するヘッド取付機構において、 前記ヘッドプレ−トは、前記アジマス調整用のリンク部
    材を回動自在に支持する支軸と、前記ヘッド取付板を係
    合するヘッド取付板支持部と、この前記支軸と前記ヘッ
    ド取付板支持部の間に設けられて前記ヘッド取付板の下
    面に接触する凸状の支点部と、前記アジマス調整用リン
    ク部材を上方から押圧する複数の調整ネジが取り付けら
    れたヘッド高さ規制部とが設けられ、 前記ヘッド取付板は弾性変形可能な板状部材からなり、
    その一方の端部は前記ヘッド取付板支持部に係合され、
    他方の端部は開口部が設けられ、この開口部が前記支軸
    に対してその軸方向に移動可能に係合され、 前記アジマス調整用リンク部材は全体としてコ字型形状
    をなし、その上下に開口部が設けられ、この開口部に前
    記支軸がその軸方向に順次摺動自在に挿入された状態
    で、前記支点軸における前記ヘッド取付板の他方の端部
    の上方に装着され、 前記アジマス調整用リンク部材の
    一部には、このアジマス調整用リンク部材の回動位置に
    応じて、前記ヘッドプレ−トに設けられた複数の前記調
    整ネジのいずれかに選択的に当接する係合部が設けられ
    ていること、 を特徴とするヘッド取付機構。
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