JPS6030805Y2 - ト−ンア−ムのウエイト回転移動機構 - Google Patents
ト−ンア−ムのウエイト回転移動機構Info
- Publication number
- JPS6030805Y2 JPS6030805Y2 JP3471579U JP3471579U JPS6030805Y2 JP S6030805 Y2 JPS6030805 Y2 JP S6030805Y2 JP 3471579 U JP3471579 U JP 3471579U JP 3471579 U JP3471579 U JP 3471579U JP S6030805 Y2 JPS6030805 Y2 JP S6030805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- guide pin
- spring
- tone arm
- elastic force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトーンアームに付設されたゼロバランス用又は
針圧加圧用のウェイトを前後に回転移動させる機構の改
良に関する。
針圧加圧用のウェイトを前後に回転移動させる機構の改
良に関する。
従来、この種ウェイトの回転移動機構としては、第１図
、第２図で示すものが大部分であった。
、第２図で示すものが大部分であった。
即ち、第１図のものは、ウェイト軸Ａに遊嵌したゼロバ
ランス用又は針圧加圧用のウェイトＢ内局面に螺旋溝Ｂ
′が刻設されており、この螺旋溝Ｂ′と係合するガイド
ピンＣは、Ｕ字状の板バネＤの一端に固定されて所定の
弾発力が付与されている。
ランス用又は針圧加圧用のウェイトＢ内局面に螺旋溝Ｂ
′が刻設されており、この螺旋溝Ｂ′と係合するガイド
ピンＣは、Ｕ字状の板バネＤの一端に固定されて所定の
弾発力が付与されている。
しかし、この機構ではガイドピンＣと板バネＤの２部品
を要するのでコスト高になると共に、ガイドピンＣを板
バネＤにカシメ付は又は溶着の手段により固定するので
それだけ製造工数が増加するといった欠点があった。
を要するのでコスト高になると共に、ガイドピンＣを板
バネＤにカシメ付は又は溶着の手段により固定するので
それだけ製造工数が増加するといった欠点があった。
又、第２図のウェイト回転移動機構は、ウェイトＢに形
成した通孔Ｅ内にガイドピンＣを挿入し、該ピンＣをウ
ェイト軸Ａに刻設した螺旋溝Ｆに係合すると共に、スプ
リングＧによりガイドピンＣに弾発力を付与したもので
、Ｈは止めネジを示しである。
成した通孔Ｅ内にガイドピンＣを挿入し、該ピンＣをウ
ェイト軸Ａに刻設した螺旋溝Ｆに係合すると共に、スプ
リングＧによりガイドピンＣに弾発力を付与したもので
、Ｈは止めネジを示しである。
しかし、この機構では部品点数が多いので、組立が複雑
化すると共に、コスト高となる欠点があった。
化すると共に、コスト高となる欠点があった。
本考案は上記のような従来例の欠点を解決しようとする
もので、コストが安価で組立の簡単なるトーンアームの
ウェイト回転移動機構を提供するのが目的である。
もので、コストが安価で組立の簡単なるトーンアームの
ウェイト回転移動機構を提供するのが目的である。
以下、本考案を実施例の図面に基いて説明する。
第３図の一実施例において、１はアームパイプ後部に連
接したウェイト軸で、２は該ウェイト軸１に形成した通
孔である。
接したウェイト軸で、２は該ウェイト軸１に形成した通
孔である。
３は上記のウェイト軸１に遊嵌したゼロバランス用又は
針圧加圧用のウェイトで、該ウェイト３の内周面には螺
旋溝４が刻設されている。
針圧加圧用のウェイトで、該ウェイト３の内周面には螺
旋溝４が刻設されている。
５は本考案に係る回転移動機構の本体で、該本体は、上
記のウェイト軸１の通孔２を通してウェイト３の螺旋溝
４に係合するガイドピン６と、該ガイドピン６に弾発力
を付与するバネ部７とで構成されており、この両者６と
７とは合成樹脂により一体に成形されている。
記のウェイト軸１の通孔２を通してウェイト３の螺旋溝
４に係合するガイドピン６と、該ガイドピン６に弾発力
を付与するバネ部７とで構成されており、この両者６と
７とは合成樹脂により一体に成形されている。
そしてバネ部７は平行四辺形に連結した４リング機構の
パンタグラフ形状で、その上下方向に弾発力が付与され
ているが、上部７ａと下部７ｂとは平行な平担部に形成
されており、上部７ａにガイドピン６が連接されている
（第４図参照）。
パンタグラフ形状で、その上下方向に弾発力が付与され
ているが、上部７ａと下部７ｂとは平行な平担部に形成
されており、上部７ａにガイドピン６が連接されている
（第４図参照）。
第５図は本考案の他実施例で、バネ部７の上部７ａと下
部７ｂとの対向面から夫々突出部８ａ。
部７ｂとの対向面から夫々突出部８ａ。
８ｂを突出させ、これによってスプリング９をバネ部７
内の上下方向に保持させると共に、該スプリング９によ
ってバネ部７に上下方向の弾発力を付与させたもので、
この実施例の場合には、特にバネ部７自体に弾発力を付
与させる必要はない。
内の上下方向に保持させると共に、該スプリング９によ
ってバネ部７に上下方向の弾発力を付与させたもので、
この実施例の場合には、特にバネ部７自体に弾発力を付
与させる必要はない。
図中、第３図、第４図と同一付記番号のものは同一部品
を示しである。
を示しである。
そこで、上記第３図、第５図の実施例とも、本体５をウ
ェイト軸１に収納するには、バネ部７を扁平に押圧した
状態でウェイト軸１内に挿入し、ガイドピン６をウェイ
ト軸１の通孔２から突出させれば、ガイドピン６はバネ
部７自体又はスプリング９の弾発力によってウェイト３
の螺旋溝４に押当するので、ウェイト３を所望方向に回
転すれば、該ウェイト３はウェイト軸１上を前後に移動
する。
ェイト軸１に収納するには、バネ部７を扁平に押圧した
状態でウェイト軸１内に挿入し、ガイドピン６をウェイ
ト軸１の通孔２から突出させれば、ガイドピン６はバネ
部７自体又はスプリング９の弾発力によってウェイト３
の螺旋溝４に押当するので、ウェイト３を所望方向に回
転すれば、該ウェイト３はウェイト軸１上を前後に移動
する。
そして、ウェイト３はバネ部７により適度の弾発力が付
与されているので、例えばウェイト３を針圧加圧用のメ
インウェイトとした場合、カウンターリングを回転して
も共回りせず、かつガイドピン６が合成樹脂なので、ウ
ェイト３の回転時におけるフィーリングも向上する。
与されているので、例えばウェイト３を針圧加圧用のメ
インウェイトとした場合、カウンターリングを回転して
も共回りせず、かつガイドピン６が合成樹脂なので、ウ
ェイト３の回転時におけるフィーリングも向上する。
本考案は成上のように、ウェイト軸１に遊嵌するウェイ
ト３の内周面に刻設した螺旋溝４に係合するガイドピン
６と、ウェイト軸１内に収納されて上記のガイドピン６
に弾発力を付与するパンタグラフ状のバネ部７とを合成
樹脂により一体成形したので、構造が単純でコストが安
価となり、又、ウェイト軸１への装脱操作が簡単である
と共に、ウェイト回転時のフィーリングが良好となる。
ト３の内周面に刻設した螺旋溝４に係合するガイドピン
６と、ウェイト軸１内に収納されて上記のガイドピン６
に弾発力を付与するパンタグラフ状のバネ部７とを合成
樹脂により一体成形したので、構造が単純でコストが安
価となり、又、ウェイト軸１への装脱操作が簡単である
と共に、ウェイト回転時のフィーリングが良好となる。
第１図、第２図は夫々従来例のウェイト回転移動機構の
異種実施例を示す一部を切欠した側面、第３図は本考案
に係るウェイト回転移動機構の一実施例を示す一部切欠
の側面図で、第４図は同機構に用いた要部４品の斜視図
、第５図は他実施例の一部を切欠した側面図である。 １・・・・・・ウェイト軸、２ｅ＋＋＊ｓ＊ａ通孔、３
＊＊ｅｅａ＊ウエイト、４・・・・・・螺旋溝、６・・
・・・・ガイドピン、７・・・・・・バネ部、９・・・
・・・スプリング。
異種実施例を示す一部を切欠した側面、第３図は本考案
に係るウェイト回転移動機構の一実施例を示す一部切欠
の側面図で、第４図は同機構に用いた要部４品の斜視図
、第５図は他実施例の一部を切欠した側面図である。 １・・・・・・ウェイト軸、２ｅ＋＋＊ｓ＊ａ通孔、３
＊＊ｅｅａ＊ウエイト、４・・・・・・螺旋溝、６・・
・・・・ガイドピン、７・・・・・・バネ部、９・・・
・・・スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ ウェイト軸に遊嵌するウェイトの内周面に刻設した
螺旋溝に係合するガイドピンと、ウェイト軸内に収納さ
れて上記のガイドピンに弾発力を付与するパンタグラフ
状のバネ部とを合成樹脂により一体成形したことを特徴
とするトーンアームのウェイト回転移動機構。 ２ 上記のバネ部内にスプリングを収納し、このスプリ
ングによりガイドピンに弾発力を付与するようにしたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載のト
ーンアームのウェイト回転移動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3471579U JPS6030805Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | ト−ンア−ムのウエイト回転移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3471579U JPS6030805Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | ト−ンア−ムのウエイト回転移動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55136011U JPS55136011U (ja) | 1980-09-27 |
| JPS6030805Y2 true JPS6030805Y2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=28892610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3471579U Expired JPS6030805Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | ト−ンア−ムのウエイト回転移動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030805Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-17 JP JP3471579U patent/JPS6030805Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55136011U (ja) | 1980-09-27 |
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