JPH0737339Y2 - 筐体の扉装置 - Google Patents

筐体の扉装置

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JPH0737339Y2
JPH0737339Y2 JP1989132415U JP13241589U JPH0737339Y2 JP H0737339 Y2 JPH0737339 Y2 JP H0737339Y2 JP 1989132415 U JP1989132415 U JP 1989132415U JP 13241589 U JP13241589 U JP 13241589U JP H0737339 Y2 JPH0737339 Y2 JP H0737339Y2
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JP
Japan
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door
arm portions
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door device
side arm
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克宏 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテレビジョン受像機等に使用される筐体の扉装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種筐体の扉装置としては、第5図に示すよう
に、前面上部にブラウン管8を装着すると共に、同前面
下部に前方を開口する凹部7を備えた筐体5と、同凹部
に対応する扉6とからなり、同凹部7の両側面に軸受用
のシャフト71をそれぞれ突出形成し、同シャフト71のう
ち片方の近傍にシリコンオイル等の粘稠液を付着した第
1の歯車72を枢支し、一方、扉6は前板部61および両側
腕部62にて一体に形成され、その両側腕部62の先端部に
は前記シャフト71に対応する軸受孔63をそれぞれ形成す
ると共に、同側腕部62のうち片方の先端部には前記軸受
孔63を中心として、かつ前記第1の歯車72と歯合する第
2の歯車73が一体に設けられ、前記シャフト71に前記軸
受孔63を嵌合軸支したものが提供されている。ところ
で、この構成によると、扉6を滑らかに開くようにする
ために、精密度を必要とする歯車等の部品を余分に使用
するうえに組付けが複雑になり,製造コストが高くつく
という欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記従来の欠点を解決し、従来の性能を損なわ
ずに部品点数が僅かで、コストの安い筐体の扉装置を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案では、前面下部に前方
を開口する凹部を備えた筐体と、同凹部に対応する扉と
からなり、同凹部の両側面が傾斜面にて対向し、一方、
扉は前板部および同前板部の裏面両端部より一体に突出
形成した両側腕部からなり、この両側腕部を前記両側面
に枢着すると共に、同両側腕部の外側で、かつ同枢着部
の周囲に傾斜面を有する突起をそれぞれ形成し、同突起
の傾斜面前部が前記側面部に対し、前記扉を開くに従っ
て次第に強く摺接するようにした。そして、前記両側腕
の相互間隔は前記扉を略4分の1乃至2分の1回転開い
た状態に於いて、前記突起上端面の前部が前記側面部に
摺接するように設定した。
〔作用〕
上記構成によれば、扉はその両腕部を凹部の両側面に枢
着して凹部の開口部に対し開閉自在に対応し、両側面と
両腕部の突起上端面に形成した傾斜面とにおいて、扉の
開放と共に上端面の前部が回動して略4分の1回転でこ
の前部は両側面に摺接し、回転角の深まりと共にその摩
擦力を徐々に強めて扉の急速な回動を緩衝する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、1は後面を開口し、前面上部にブラウ
ン管4を装着すると共に、同前面下部に前方を開口する
凹部2を備えた合成樹脂製の筐体、3は同凹部2に対応
する合成樹脂製の扉、11は前記筐体1の脚である。そし
て、第2図乃至第3図に示すように、この凹部2は両側
面21がそれぞれ開口縁22より奥面23に向かうに従い相互
間隔が狭くなる傾斜面にて対向し、この両側面21の中間
部下辺に軸受用のシャフト24をそれぞれ突出形成し、上
面中央前端部にはラッチ25が設けられている。
一方、扉3は略平板状の前板部31と、同前板部31の裏側
両端下部より突出する両側腕部32と、同裏側中央上部に
突出形成した前記ラッチ25に対応するフック36にて形成
され、その両側腕部32の先端部には前記シャフト24に対
応する軸受穴33をそれぞれ形成し、同両側腕部32の外側
で同軸受穴33の周囲に突起34をそれぞれ形成し、この突
起34の上端面35を傾斜面とし、前記シャフト24に前記軸
受穴33を枢着した。そして、上端面35の傾斜角度と前記
両側腕32の相互間隔は、前記扉3を略4分の1乃至2分
の1回転開いた状態に於いて、前記上端面35の前部が前
記側面部21に摺接し、さらに前記扉3を開くに従って次
第に強く圧接するように設定した。第4図は本考案の変
形例を示すもので、これによると、両側腕部37は中間部
においてそれぞれ外向きに折曲されており、このため可
撓性を増して扉3の開閉がより滑らかになると共に、両
側腕部37のシャフト24への枢着も容易になる。
なお、扉3の開閉を一層滑らかにするために、前記枢着
部に粘性の高いシリコーンオイルを若干塗布するとよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、凹部の両側面と、この両
側面に枢着する両腕部にそれぞれ傾斜面を形成し、扉を
開くことによって両腕部の一部が傾斜面にそれぞれ摺接
し、相互の摩擦力によってこの扉の開く速度を緩衝する
ようにしたので、従来のような専用の緩衝装置を使用せ
ずに滑らかな筐体の扉装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の筐体の扉装置の概要を示す正面図、第
2図は同要部平面断面図、第3図は同要部側断面図、第
4図は本考案の変形例を示す要部平面断面図、第5図は
従来例を示す一部省略部分断側面図である。 1……筐体、2…凹部、3……扉、21……側面、31……
前板部、32,37……側腕部、34……突起。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面下部に前方を開口する凹部を備えた筐
    体と、同凹部に対応する扉とからなり、同凹部の両側面
    が傾斜面にて対向し、一方、扉は前板部および同前板部
    の裏面両端部より一体に突出形成した両側腕部からな
    り、この両側腕部を前記両側面に枢着すると共に、同両
    側腕部の外側で、かつ同枢着部の周囲に傾斜面を有する
    突起をそれぞれ形成し、同突起の傾斜面前部が前記側面
    部に対し、前記扉を開くに従って次第に強く摺接してな
    ることを特徴とする筐体の扉装置。
  2. 【請求項2】前記両側腕の相互間隔は前記扉を略4分の
    1乃至2分の1回転開いた状態に於いて、前記突起上端
    面の前部が前記側面部に摺接するように設定されている
    ことを特徴とする請求項(1)記載の筐体の扉装置。
JP1989132415U 1989-11-14 1989-11-14 筐体の扉装置 Expired - Fee Related JPH0737339Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136184U (ja) * 1984-02-17 1985-09-10 三洋電機株式会社 扉開閉装置

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JPH0371686U (ja) 1991-07-19

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