JPH0339573Y2 - - Google Patents

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JPH0339573Y2
JPH0339573Y2 JP1985180177U JP18017785U JPH0339573Y2 JP H0339573 Y2 JPH0339573 Y2 JP H0339573Y2 JP 1985180177 U JP1985180177 U JP 1985180177U JP 18017785 U JP18017785 U JP 18017785U JP H0339573 Y2 JPH0339573 Y2 JP H0339573Y2
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JP
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support arm
door handle
tip
lever
insertion hole
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JP1985180177U
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JPS6288050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の車両用ドアハンドル装置に
おける支持アームの構造に関するものである。
(従来技術) 従来の車両用ドアハンドル装置においては、第
8図に示すように、ドアハンドル24に設けた金
属製(主として亜鉛)の支持アーム25が先端部
26が直接、揺動レバー27に設けられた金属製
(主として鉄)の係合板28に当接し、ドアハン
ドル24の引き操作により揺動レバー27を押下
げ、これによりこの揺動レバー27の先端に連結
されたロツド29を介して開放レバー(図示せ
ず)が開放されるようにされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような装置においては、ドアハン
ドルの引き操作により金属製の支持アームの先端
部が、揺動レバーに設けられた金属製の係合板と
直接接触しながら摺動するため、金属どうしの摩
擦によるきしみ音がするばかりでなく、前記支持
アームの先端部と、揺動レバーの係合板との接触
面が摩耗するという欠点がある。さらに、この摩
耗の結果、ドアハンドルの引き操作により揺動レ
バーが作動する範囲に変化をきたし、ドアロツク
の開放が正確に作動しなくなるという欠点があ
る。
(本考案の目的) 本考案は従来技術の上記のような欠点に鑑み、
支持アームの先端部と揺動レバーの係合板との接
触面が摩耗することなく、両者が係合することの
できる車両用ドアハンドルにおける支持アームの
構造を提供することを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案では、挿入孔の両側面にそれぞ
れ向かい合う形で形成された弓形の伸縮部と、前
記挿入孔の上下面の内壁にそれぞれ設けられた係
止突起とを有する耐摩耗性のカバーを、車両用ド
アハンドルの支持アームの先端部に取付けるよう
にしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係る車両用ドアハンドル装
置を示す背面図、第2図はそのA−A断面図、第
3図は第1図の正面図、第4図、第5図はカバー
の斜視図、第6図は第4図のB−B断面図であ
る。第1図、第2図、第3図に示すように、ドア
ハンドル1はハンドルケース2の前面の凹陥部3
の上面を覆つて設けられ、その背面上部に突設さ
れた1対の支持アーム4,4が、前面の凹陥部3
を挿通してハンドルケース2の背面に設けられた
支持板5,5に支軸6を介して軸支されている。
この支軸6には一端が第1図右側の支持アーム4
に、他端がハンドルケース2の背面略中央部に突
設されたブラケツト7に、それぞれ係止されてい
るハンドルスプリング8が巻回されている。ま
た、第2図に示すように、他方の支持アーム4の
先端部はクランク状に形成され、ここには、第4
図に示すようなクランク状の支持アーム先端部を
包含する形状の耐摩耗性のカバー9が取り付けら
れている。このカバー9の挿入孔10の両側面1
1,12には、それぞれ向かい合う形で弓形の伸
縮部13,14が設けられ(第5図)、その上面、
下面の内側の壁部にはそれぞれ係止突起15,1
6が設けられている(第5図,第6図)。またこ
のカバー9の前面下部には、押下げ突起23が設
けられている。そして、支持アーム4の先端部を
カバー9の挿入孔10に挿入していけば、まず挿
入孔10の両側面に形成された伸縮部13,14
が伸び、支持アーム4の先端部が挿入孔の上下面
に設けられた係止突起15,16を乗り越えると
伸縮部13,14が縮んでもとに戻るので、カバ
ー9を係止突起15,16により係止させて支持
アーム4の先端部に固定することができる。この
ように、カバー9は、ワンアクシヨンで支持アー
ム4の先端部に取付けることができるようにされ
ている。前記ブラケツト7に設けられた筒状部1
7の開口端には支軸18を介して揺動レバー19
の一端が軸支されている。この筒状部17の底部
には支軸18の一端がかしめ付けられ、その内部
には、支軸18に巻回されたレバースプリング2
0が収納されてる。このレバースプリング20の
一端は筒状部17の外周に設けた軸方向の凹溝に
嵌挿してハンドルケース2に、その他端は筒状部
17の開口縁に設けた凹溝より突出され揺動レバ
ー19にそれぞれ係止されている。前記揺動レバ
ー19の略中央部には、その下面に係合板21が
設けられ、その他端はドアロツクの開放レバー
(図示せず)とロツド22を介して連結されてい
る。前記係合板21の上面は支持アーム4の先端
部に取り付けられた耐摩耗性のカバー9の押下げ
突起23と係合するようにされている。
次に本実施例の作用について説明する。ドアハ
ンドル1の引き操作により支持アーム4の先端部
に取り付けられた耐摩耗性のカバー9の押下げ突
起23が係合板21の上面を押下げ、その結果、
揺動レバー19を押下げると、この揺動レバー1
9の他端に設けられたロツド22が下動し、ドア
ロツクの開放レバー(図示せず)が開放される。
次にドアハンドル1の引き操作を終えると、ドア
ハンドル1はハンドルスプリング8の復帰力によ
り、揺動レバー19はレバースプリング20の復
帰力によりそれぞれ元の位置に戻る。この際、カ
バー9の構造が前記のように構成されているので
係合板21上をカバー9が揺動してもカバー9が
支持アーム4から抜けることはない。
(考案の効果) 本考案では、支持アームの先端部に耐摩耗性の
カバーを取り付けたので、ドアハンドルの引き操
作により、支持アームの先端部と揺動レバーの係
合板との接触面が摩耗することなく両者を係合さ
せることができ、その結果、長期間使用しても揺
動レバーの作動範囲に変化が生ぜず、正確な作動
が維持できるという効果がある。また、カバー
を、挿入孔の両側面にそれぞれ向かい合う形で形
成された弓形の伸縮部と、前記挿入孔の上下面の
内壁にそれぞれ設けられた係止突起とを有するよ
うに構成したので、支持アームの先端部にワンア
クシヨンで取付けることができ、取付作業が簡単
であるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用ドアハンドル装置
を示す背面図、第2図はそのA−A断面図、第3
図は第1図の正面図、第4図、第5図は耐摩耗性
のカバーの斜視図、第6図は第4図のB−B断面
図、第7図は従来の車両用ドアハンドル装置を示
す背面図、第8図はそのC−C断面図である。 1……ドアハンドル、4……支持アーム、6…
…支軸、9……カバー、10……挿入孔、11,
12……側面、13,14……伸縮部、19,2
7……揺動レバー、21,28……係合板、2
2,29……ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアハンドルに設けた支持アーム先端部と、こ
    れに係合する係合板を設けた揺動レバーとによ
    り、ハンドルの引き操作に連動して揺動レバーが
    支軸を支点に揺動し、該揺動レバーの先端に連結
    するロツドを介してドアロツクの開放レバーを開
    放させる車両用ドアハンドル装置において、挿入
    孔の両側面にそれぞれ向かい合う形で形成された
    弓形の伸縮部と、前記挿入孔の上下面の内壁にそ
    れぞれ設けられた係止突起とを有する耐摩耗性の
    カバーを、前記支持アームの先端部に取付けたこ
    とを特徴とする車両用ドアハンドル装置における
    支持アームの構造。
JP1985180177U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0339573Y2 (ja)

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JP1985180177U JPH0339573Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP1985180177U JPH0339573Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6288050U JPS6288050U (ja) 1987-06-05
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JP1985180177U Expired JPH0339573Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS50131714U (ja) * 1974-04-15 1975-10-29

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JPS6288050U (ja) 1987-06-05

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