JPS6030087Y2 - 車両の点検蓋開閉機構 - Google Patents

車両の点検蓋開閉機構

Info

Publication number
JPS6030087Y2
JPS6030087Y2 JP6644379U JP6644379U JPS6030087Y2 JP S6030087 Y2 JPS6030087 Y2 JP S6030087Y2 JP 6644379 U JP6644379 U JP 6644379U JP 6644379 U JP6644379 U JP 6644379U JP S6030087 Y2 JPS6030087 Y2 JP S6030087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
inspection lid
rotating shaft
vehicle body
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6644379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55167817U (ja
Inventor
栄値 羽尾
Original Assignee
富士重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP6644379U priority Critical patent/JPS6030087Y2/ja
Publication of JPS55167817U publication Critical patent/JPS55167817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030087Y2 publication Critical patent/JPS6030087Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス等の自動車における燃料注入口部、冷房給
水口部等の点検蓋の開閉機構に関するものである。
バス等の自動車において、燃料注入口部、冷房給水口部
等には車体外板とほぼ面一となる点検蓋が設けられるが
、該点検蓋には開閉操作時指をかける為の切欠部或はノ
ブ等が設けられるのが普通である(例えば実開昭50−
2017号公報参照)。
ところが閉状態において外板とほぼ面一になる点検蓋に
切欠きを設けるのは蓋の外板との一体観を損ね外観上好
ましくなく、又ノブを突設するのは美観上の問題に加え
狭い道路での走行中等歩行者を引掛けてしまう虞れかあ
り、危険防止上好ましくない。
本考案は指をかける為の切欠き或はノブ等を一切設ける
ことなくしかも自由に且つ容易に開閉操作し得る点検蓋
の開閉機構を提供するもので、以下附図実施例につき説
明する。
図において1は車体外板、2は該外板1に設けた点検窓
、3は該点検窓2を外板1とほぼ面一の状態で閉塞する
点検蓋で、該点検蓋3はその表面を外板1とほぼ面一の
平面とし、作動杆4を介して外板1に取付けられる。
作動杆4は、車体外板1の点検窓2周縁の裏側に設けら
れた軸受片5に回動可能に支持される回動軸部4aと、
点検蓋3の裏面部に設けられた軸受片6に上記回動軸部
4aとその中心線がほぼ平行となるよう回転可能に支持
される支持軸部4b1及び上部両軸部4aと4bを一体
に連結する腕部4cよりなり、該作動杆4は図示のよう
に例えば1本の丸棒若しくはパイプ等を屈曲形成するこ
とにより一体に構成されている。
軸受片6は点検蓋3のいずれかの一側辺に近接した位置
に設けられ他の軸受片5は軸受片6に対し中央寄りに1
1だけ偏位した位置に設けられる。
点検蓋3の上記軸受片6に近い一側辺の反対側の側辺の
裏面には例えば板ばね等よりなる保合片7が固着され、
外板1側には該係合片7を係止する係止片8が固着され
、点検蓋3の軸受片6に近い側辺の裏面にはストッパ片
9が固着されている。
上記構成において、点検蓋3が閉じた状態では第1図及
び第2図実線示の如くストッパ片9が外板1の点検窓2
周縁フランジ部1′先端に当ると共に係合片7は係止片
8に係合し、点検蓋3は外板1と表面はぼ面一な状態を
保持されている。
点検蓋3を開くときは、先ず第2図矢印Aの如く点検蓋
3の軸受片6取付側の表面を押す。
すると点検蓋3は回動軸部4aを中心として回動し係合
片7は係止片8よりはずれ、第2図2点鎖線示の如く係
合片7取付側の側辺が外板1よりやや突出する。
次にその突出した側辺をもってB矢印の如く手前に引く
と点検蓋3は支持軸部4bを中心として回動し、第2図
1点鎖線示の如く全開状態とすることができる。
点検蓋3を閉めるときは、該蓋3の先端を閉方向に押す
すると先ず点検蓋3は支持軸4bを中心として閉方向に
回動し、該点検蓋3の周縁に設けたフランジ部3′先端
が第3図に示すように回動軸部4aに当り、その後は該
回動軸部4aを中心として閉方向に回動し係合片7が係
止片8に係合すると同時にストッパ片9がフランジ部1
′の先端に当り、第2図実線示の閉状態とすることがで
きる。
作動杆4の支持軸部4bを支承する軸受片6はなるべく
点検蓋3の一側辺に近接した位置に設けることが必要で
あることは前述した通りであり、それにより点検蓋3全
開時の開口面積を大きくとることができる。
又回動軸部4a支承部の上記支持軸部4b支承部との偏
位量11は任意に設定することができるが、点検蓋3を
開くときの係合片7を係止片8よりはずす力は回動軸部
4aと係合片7部間の距離12が小さい程楽であり、逆
に点検蓋3を開くときのA矢印方向の押圧ストロークは
12が大きい程少くてすむこと等を考慮に入れると、回
動軸部4aの支承部は図示のように点検窓2のほぼ中央
部附近に設けるのが望ましい。
以上のように本考案によれば、車体側に回動可能に取付
けられる回動軸部と点検蓋側に取付けられる支持軸部を
腕部にて一体に連結した形状の作動杆を用いることによ
り、点検蓋に開閉操作用の切欠き、凹部或は突起物等指
をかけるべき操作部は一切必要とせず簡単容易に開閉作
動を行うことができるもので、点検蓋閉状態では該点検
蓋は車体外板とほぼ面一の一体連続感をもたらすことが
でき、外観性の著しい向上をはかり得ると共に、ノブ等
の突起物による危険性も全くなく、安全性の向上をもも
たらし得るもので、構造簡単なることと相俟って実用上
多大の効果をはたし得るものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は第1図のX−X線断面図、第3図は第1図のY
−Y線断面図である。 1・・・・・・車体外板、2・・・・・・点検窓、3・
・・・・・点検蓋、4・・・・・・作動杆、4a・・・
・・・回動軸部、4b・・・・・・支持軸部、4c・・
・・・・腕部、5,6・・・・・・軸受片、7・・・・
・・係合片、8・・・・・・係止片、9・・・・・・ス
トッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バス等の車両の車体外板に設けられた点検窓部のほぼ中
    央部の周縁部に、回動軸部とそれにほぼ平行な支持軸部
    を腕部にて一体に連結した形状に構成された作動杆の該
    回動軸部を回動可能に取付け、該作動杆の支持軸部を、
    上記点検窓部に嵌合し車体外板とほぼ面一の状態で点検
    窓部を閉塞する点検蓋の一側辺近傍の裏面部に回動可能
    に取付け、該点検蓋の閉時該点検蓋裏面の周縁端が上記
    作動杆の回動軸部に当接するよう構成し、該点検蓋の支
    持軸部取付側の側辺裏面に点検蓋閉時車体外板側部材に
    裏側より当接するストッパ片を設けると共に、該点検蓋
    の反対側の側辺部に車体外板側部材に設けた係止片に係
    合して点検蓋閉状態を保持する保合片を設けたことを特
    徴とする車両の点検蓋開閉機構。
JP6644379U 1979-05-18 1979-05-18 車両の点検蓋開閉機構 Expired JPS6030087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6644379U JPS6030087Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 車両の点検蓋開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6644379U JPS6030087Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 車両の点検蓋開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55167817U JPS55167817U (ja) 1980-12-02
JPS6030087Y2 true JPS6030087Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29300397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6644379U Expired JPS6030087Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 車両の点検蓋開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030087Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5429487B2 (ja) * 2010-02-18 2014-02-26 三菱自動車工業株式会社 車両のエネルギー供給口構造
JP5622008B2 (ja) * 2013-07-03 2014-11-12 三菱自動車工業株式会社 車両のエネルギー供給口構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55167817U (ja) 1980-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0331666U (ja)
JPS6030087Y2 (ja) 車両の点検蓋開閉機構
JPH0346252Y2 (ja)
JPH0315789U (ja)
JPH02117977U (ja)
JPS5911568Y2 (ja) 扉開閉装置
JPH0640120Y2 (ja) 弾性反転キャップ
JPH0323387Y2 (ja)
JPH0516357Y2 (ja)
JPH0523733Y2 (ja)
JPH0214514Y2 (ja)
JPS61158896U (ja)
JP2517070Y2 (ja) 車両のバックドアハンドル
JP2574040B2 (ja) 燃料給油部構造
JPH02147568U (ja)
JPH0271045U (ja)
JPH0216320U (ja)
JPS6187177U (ja)
JPH0198035U (ja)
JPS6236916U (ja)
JPH01163677U (ja)
JPS638123U (ja)
JPH0425405U (ja)
JPH029674U (ja)
JPS6369028U (ja)