JPH0640120Y2 - 弾性反転キャップ - Google Patents

弾性反転キャップ

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JPH0640120Y2
JPH0640120Y2 JP11317388U JP11317388U JPH0640120Y2 JP H0640120 Y2 JPH0640120 Y2 JP H0640120Y2 JP 11317388 U JP11317388 U JP 11317388U JP 11317388 U JP11317388 U JP 11317388U JP H0640120 Y2 JPH0640120 Y2 JP H0640120Y2
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JP
Japan
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cover lid
support plate
elastic support
recess
elastic
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JP11317388U
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JPH0234458U (ja
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▲丈▼雄 荒井
早川  茂
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Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は覆蓋が開かれた位置に弾力的に押圧支持される
弾性反転キャップに関する。
〔従来の技術〕
従来、弾性反転キャップは種々の構造のものが考案され
ている。その一つのものとして実開昭63-40350号公報に
記載された弾性反転キャップがある。
この弾性反転キャップは、第4図及び第5図に示すよう
に、キャップ本体1の頂板2に注出孔3を設けると共
に、頂板2の上面部からキャップ本体1の後方に突出す
る弾性支持板24を設け、この弾性支持板24に突設した軸
25を、覆蓋30の下面に設けた軸着部材32の軸受孔40に嵌
入して覆蓋30を回動自在にキャップ本体1に取り付け、
覆蓋30の下面に設けた栓34で注出孔3を閉鎖するように
形成したものである。
そして、覆蓋30の前端部を押し上げると、覆蓋30は後端
部35が頂板2の上面に当接して、弾性支持板24を、弾性
支持板24の弾力に抗して上方に押し上げながら回動す
る。さらに、覆蓋30が回動し後端部35がデッドポイント
を越えると、反転した覆蓋30の後端部は、弾性支持板24
により頂板2側に引き付けられ、覆蓋30が反転位置に保
持されるものであり、また、閉蓋時には、覆蓋30を弾性
支持板24で頂板2側に引き付けるように形成したもので
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図及び第5図に示す弾性反転キャップは、覆蓋30の
回動時に覆蓋30の後端部35が頂板2の上面に当接するよ
うになっているため、回動時において弾性支持板24が大
きく上方に押し上げられ、覆蓋30の反転の繰り返しによ
って、弾性支持板24が疲労して弾性を長く保持すること
が困難であり、また、キャップ本体1の頂板2の上面に
設けられた弾性支持板24を、覆蓋30の下面に設けた軸着
部材32に嵌入する組立作業も面倒で時間を要した。ま
た、キャップ本体1と弾性支持板24とを一体成形してい
るが、これは材料選定をする上で制約となった。例え
ば、キャップ本体1の剛性を高めようとすると、弾性支
持板24の弾性が乏しくなる。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、弾性支持
板24が長く弾性を保持し、そして、材料選択の自由度が
大きく、製造が容易で、組立作業も容易な弾性反転キャ
ップとすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、キャップ本体1の頂板2に注出孔3を設ける
と共に、頂板2の後端外周縁部に周縁が斜面5に形成さ
れた凹所4を設け、また、キャップ本体1の上面には、
上面に前記注出孔3を挿通させる開口21を設けた支持体
20を嵌着し、支持体20には、前記頂板2に設けた凹所4
の上方に突出する弾性支持板24を設け、この弾性支持板
24に、覆蓋30の後端外周縁部の下面に設けた軸着部材32
を軸着して、覆蓋30を回動可能に設けると共に、回動さ
れる覆蓋30の後端部35は、前記凹所4の表面に弾性支持
板24で圧接されて回動し凹所4内に入るように形成し、
さらに、覆蓋30の下面には、前記注出孔3を閉鎖する栓
34を設けて弾性反転キャップとした。
〔作用〕
本考案は、第2図に示す閉蓋状態では、覆蓋30の栓34が
注出孔3を閉塞すると共に、覆蓋30は弾性支持板24によ
り、頂板2側に引き付けられてがた付くことなく固定さ
れる。
覆蓋30の前端部を押しあげると、覆蓋30は軸着部材32の
軸着部を中心にして回動し、覆蓋30の後端部35は、凹所
4の斜面5に摺接しながら回動し、凹所4内に入り、覆
蓋30は反転して後端部35がデッドポイントを越え、弾性
支持板24に引き付けられて開蓋位置に保持される。
そして、この開蓋位置では、覆蓋30の後端部35が凹所4
内に入っているので、弾性支持板24を大きく上方に押し
上げられない。
閉蓋のため覆蓋30を閉蓋方向に回動し、後端部35がデッ
ドポイントを越えると、覆蓋30は後端部35を支点とし
て、その少し前方の軸着部材32の軸着部を、弾性支持板
24によって頂板2側に引き付けられ、覆蓋30は閉蓋方向
に回動される。
本考案の注出キャップでは、弾性支持板24が設けられた
支持体30を、キャップ本体1あるいは支持体20とは別部
材としたので、各部材の材料選択の自由度が広がる。ま
た、キャップ本体1に凹所4を設け、凹所4の上方に位
置する弾性支持板24を支持体30に設けたので、各部材を
金型を用いて製造する場合において型抜きがし易くな
る。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例の弾性反転キャッ
プを示すものであり、外筒10を備えたキャップ本体1の
頂板2には、注出孔3が設けてあり、また、頂板2の下
面には、ねじ12を設けた内筒11が垂下して設けてある。
そして、頂板2の後端外周縁部には、周縁が斜面5に形
成された凹所4が設けてある。また、キャップ本体1の
肩部には、前記凹所4側を残して、切欠き段部6が形成
してあり、さらに、段部7が設けてある。
また、キャップ本体1の上面には、上面に開口21を設け
た支持体20が、開口21に注出孔3を挿通させて、支持体
20の垂下部22を前記切欠き段部6に嵌し、垂下部22の段
部23を切欠き段部6側の段部7に係合して嵌着してあ
る。
支持体20には、前記頂板2に設けた凹所4の上方に突出
する弾性支持板24を突設して設け、この弾性支持板24に
は、外側端より横方向に軸25,25が突設してある。
この弾性支持板24の軸25,25を、覆蓋30の後端外周縁部
の下面に設けた軸着部材32の横向きのU字状切欠軸受孔
33に嵌入して軸着し、覆蓋30を回動可能に設けてあり、
さらに、このU字状切欠軸受孔33は入口側が狭く形成し
てあって、U字状切欠軸受孔33に嵌入した軸25が脱出し
ないように形成してある。
また、回動される覆蓋30の後端部35は、回動により、前
記凹所4の斜面5の表面に摺接しながら回動し、凹所4
内に入るように、弾性支持板24で下方に引き付けられ圧
接するように形成してあり、覆蓋30の下面には、前記注
出孔3を閉鎖する栓34が突設してある。
〔考案の効果〕
本考案は、覆蓋30を開き反転させた場合に、覆蓋30の後
端部35が頂板2の凹所4内に入るように形成してあるの
で、覆蓋30の反転時に弾性支持板24を大きく上方に押し
上げない。したがって、下方に向けて付勢された弾性支
持板24の付勢力を消滅させるように上方へ大きく変形さ
れないので、弾性支持板24は下方への付勢力を長く保持
でき、閉蓋された覆蓋30ががた付くようなことがない。
また、弾性支持板24をキャップ本体1から分離した状態
で覆蓋30と組み立てられるので組立作業が容易になっ
た。
また、弾性支持板24が設けられた支持体30を、キャップ
本体1あるいは支持体20とは別部材としたので、各部材
の材料選択の自由度が広がる。さらに、キャップ本体1
に凹所4を設け、凹所4の上方に位置する弾性支持板24
を支持体30に設けたので、各部材を金型を用いて製造す
る場合において型抜きがし易くなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図はその
断面図、第3図はその平面図、第4図は従来例の分解斜
視図、第5図はその断面図である。 1……キャップ本体、2……頂板、 3……注出孔、4……凹所、 5……斜面、20……支持体、 21……開口、24……弾性支持板、 30……覆蓋、32……軸着部材、 34……栓、35……後端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−97653(JP,U) 実開 昭63−40350(JP,U) 実開 昭63−94146(JP,U) 実開 昭63−40349(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャップ本体1の頂板2に注出孔3を設け
    ると共に、頂板2の後端外周縁部に周縁が斜面5に形成
    された凹所4を設け、また、キャップ本体1の上面に
    は、上面に前記注出孔3を挿通させる開口21を設けた支
    持体20を嵌着し、支持体20には、前記頂板2に設けた凹
    所4の上方に突出する弾性支持板24を設け、この弾性支
    持板24に、覆蓋30の後端外周縁部の下面に設けた軸着部
    材32を軸着して、覆蓋30を回動可能に設けると共に、回
    動される覆蓋30の後端部35は、前記凹所4の表面に弾性
    支持板24で圧接されて回動し凹所4内に入るように形成
    し、さらに、覆蓋30の下面には、前記注出孔3を閉鎖す
    る栓34を設けた弾性反転キャップ。
JP11317388U 1988-08-29 1988-08-29 弾性反転キャップ Expired - Lifetime JPH0640120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11317388U JPH0640120Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 弾性反転キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11317388U JPH0640120Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 弾性反転キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234458U JPH0234458U (ja) 1990-03-05
JPH0640120Y2 true JPH0640120Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31352778

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JP11317388U Expired - Lifetime JPH0640120Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 弾性反転キャップ

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JP5151330B2 (ja) * 2007-09-07 2013-02-27 凸版印刷株式会社 容器

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JPH0234458U (ja) 1990-03-05

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