JPH052460Y2 - - Google Patents

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JPH052460Y2
JPH052460Y2 JP1985047497U JP4749785U JPH052460Y2 JP H052460 Y2 JPH052460 Y2 JP H052460Y2 JP 1985047497 U JP1985047497 U JP 1985047497U JP 4749785 U JP4749785 U JP 4749785U JP H052460 Y2 JPH052460 Y2 JP H052460Y2
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plate
top wall
undulating
flat plate
cap
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JP1985047497U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、容器体嵌合用のキヤツプ本体と、該本
体の頂壁に穿設した注出孔等を開閉させるため
に、キヤツプ本体頂壁上面に取付けた蓋板とから
なるキヤツプに係る。
「従来の技術」 例えば特公昭47−7910号発明のキヤツプは、容
器体嵌合用のキヤツプ本体と該キヤツプ本体頂壁
に取付けた蓋板とで形成されている。
そのキヤツプ本体はその頂壁中央部に取付孔
を、該取付孔前方の頂壁部分に振出孔を、それぞ
れ穿設して形成され、又蓋板は上記取付孔内へ嵌
着させた取付軸上端からキヤツプ本体頂壁の上面
に沿つて前方へ弾性板を突出し、かつ該弾性板前
端へ、肉薄ヒンジを介して上記振出孔を開閉する
起伏板後縁の中間を連結し、更に該起伏板後縁の
左右両側から同長の脚片を後方へ突出して形成し
ている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のキヤツプは、肉薄ヒンジを中心とす
る回動により起伏板がその脚片後端を頂壁上面へ
接したまま弾性反転して振出孔を開閉する。
ところで起伏板前部の押上げは、弾性板の弾性
に抗して行うこととなるため、脚片の長さに比し
て肉薄ヒンジから起伏板前端までの長さが大であ
る程、起伏板前部の押上げは容易となるが、上記
従来例では取付軸前方に弾性板を、該弾性板の更
に前方に起伏板を設けるため、キヤツプ本体頂壁
の前後方向長さに比して上記起伏板の長さが極め
て短くなることとなり、よつてキヤツプが小形化
してその頂壁の長さが短くなると、起伏板の長さ
は更に短くなることとなり、よつてその起伏板前
部の押上げが困難となる欠点があつた。
本案は取付軸からの弾性板突出方向を従来と逆
にすることで上記欠点を除去できるよう設けたも
のである。
「課題を解決するための手段」 容器体嵌合用の周壁12を頂壁3外周から垂下
すると共に、該頂壁中央部に取付孔5を、かつ頂
壁前部に注出孔4を、それぞれ穿設したキヤツプ
本体1と、上記頂壁3上面を覆合して注出孔4を
閉塞する平板中央部の下面から、取付軸10を垂
下して該取付軸を取付孔5に嵌着させた蓋板2と
からなり、上記取付軸の前面から左右両側面の上
方平板部分を通つて平板後方へU字状の打抜き線
を穿設し、該打抜き線後部間の平板部分を下面に
空所11を有する肉薄部とすると共に、打抜き線
後端間に肉薄ヒンジ8を設けて、上記打抜き線と
肉薄ヒンジ8とが囲む平板部分を弾性板部9に、
かつ該弾性板部を除く残余の平板部分を起伏板部
とし、更に肉薄ヒンジ8からキヤツプ本体の頂壁
3上面までよりも起伏板部後端2aまでの距離を
大となし、上記キヤツプ本体1に対する起伏板部
前部の押上げにより、上記肉薄ヒンジ8を中心に
起伏板部が回動可能に形成した。
「作用」 第1図および第3図が示す蓋板閉塞状態から、
指掛け凹部14上方の起伏板前部を押上げする
と、該起伏板は肉薄ヒンジ8を介して弾性板9後
端と連結され、かつ弾性板はその前端から垂下す
る取付軸をキヤツプ本体頂壁3に嵌着するため、
肉薄ヒンジ8を中心に回動することとなり、する
と起伏板前部の上昇に従つて起伏板後端はキヤツ
プ本体頂壁3の上面へ圧接しながら前進し、又肉
薄ヒンジ8部分は起伏板後端の前進に従つて弾性
板9の弾性に抗して押上げられることとなり、起
伏板後端が肉薄ヒンジ8下方に位置したときを死
点として、その起伏板後端が前進すると弾性板9
が弾性復元することで起伏板後端は前方へ押出さ
れて第2図のように開蓋する。該開蓋状態から起
伏板前端を前方へ押すと上記死点を通過した後、
第1図のように弾性反転により閉蓋する。
「実施例」 本案キヤツプはキヤツプ本体1と蓋体2とで形
成する。
1はキヤツプ本体で頂壁3周縁から内面に螺溝
13を有する容器体螺合用の周壁12を垂設す
る。その頂壁3の中央部には取付孔5が、又その
前方には注出孔5が、それぞれ穿設してある。頂
壁の前部と周壁の前面上端部とを切欠きして指掛
け凹部14とするがよい。
2は蓋体で、上記頂壁3上面を覆合して注出孔
4を閉塞する平板下面から取付軸10を垂下し、
該取付軸を取付孔5内へ嵌着させる。取付軸下端
には係合突条15を周設してその抜出しを防止す
るとよい。上記平板は、打抜き線と肉薄ヒンジ8
とで囲成し、かつ後部下面に空所11を設けて後
部を肉薄部とした弾性板部と該弾性板部を除く残
余の平板部分が形成する起伏板部とに分ける。打
抜き線は取付軸10の前面から左右両側面上方の
平板部分を通つて平板後方へ穿設し、打抜き線後
部間の平板部分を下面に空所11を有する肉薄部
とする。肉薄ヒンジは打抜き線後端間を結んで設
ければよい。肉薄ヒンジ8から起伏板部後端2a
までの距離は、肉薄ヒンジからキヤツプ本体頂壁
上面までの距離よりも大とする。起伏板部下面に
は注出孔4密閉のための栓7を付設するとよい。
キヤツプ本体1および蓋板2は、それぞれ合成
樹脂材で一体成形する。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、取付軸から前方へ
弾性板を突出し、更に該弾性板前端から肉薄ヒン
ジを介して前方へ起伏板を突出する従来例に比べ
て起伏板回動中心としての肉薄ヒンジ8の位置を
蓋板2の後方へ設けることが出来、従つて肉薄ヒ
ンジ8から起伏板前端までの長さを大とすること
が出来るから、キヤツプが小形化しても、そのた
め起伏板の起伏が困難となるようなことがない。
又打抜き線の後部間の平板部分を下面に空所11
を有する肉薄部としたから、弾性板部9の弾性変
形が容易となると共に、開蓋時に起伏板の後部は
上記空所11内へ入つてキヤツプ本体の頂壁と弾
性板部の後部とで挟持され、よつて起伏板部を一
定の傾斜角度で保持させ、安定した開蓋状態とす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案キヤツプの縦断面図、第2図はそ
の蓋板開蓋状態で示す斜視図、第3図は蓋板閉塞
状態での斜視図である。 1……キヤツプ本体、2……蓋板、8……肉薄
ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体嵌合用の周壁12を頂壁3外周から垂下
    すると共に、該頂壁中央部に取付孔5を、かつ頂
    壁前部に注出孔4を、それぞれ穿設したキヤツプ
    本体1と、上記頂壁3上面を覆合して注出孔4を
    閉塞する平板中央部の下面から、取付軸10を垂
    下して該取付軸を取付孔5に嵌着させた蓋板2と
    からなり、上記取付軸10の前面から左右両側面
    の上方平板部分を通つて平板後方へU字状の打抜
    き線を穿設し、該打抜き線後部間の平板部分を下
    面に空所11を有する肉薄部とすると共に、打抜
    き線後端間に肉薄ヒンジ8を設けて、上記打抜き
    線と肉薄ヒンジ8とが囲む平板部分を弾性板部9
    に、かつ該弾性板部を除く残余の平板部分を起伏
    部板とし、更に肉薄ヒンジ8からキヤツプ本体の
    頂壁3上面までよりも起伏部板後端2aまでの距
    離を大となし、上記キヤツプ本体1に対する起伏
    板部前部の押上げにより、上記肉薄ヒンジ8を中
    心に起伏板部が回動可能に形成したことを特徴と
    するキヤツプ。
JP1985047497U 1985-03-29 1985-03-29 Expired - Lifetime JPH052460Y2 (ja)

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JPS61164152U JPS61164152U (ja) 1986-10-11
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