JP2707084B2 - 蓋体付きのキャップ状部材 - Google Patents

蓋体付きのキャップ状部材

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JP2707084B2 JP62190818A JP19081887A JP2707084B2 JP 2707084 B2 JP2707084 B2 JP 2707084B2 JP 62190818 A JP62190818 A JP 62190818A JP 19081887 A JP19081887 A JP 19081887A JP 2707084 B2 JP2707084 B2 JP 2707084B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、口部開閉のための蓋体付きのキャップない
しは容器としてのキャップ状部材に係る。 「従来の技術」 例えば実開昭53−28004号のキャップが知られてい
る。該キャップは、キャップ本体周壁の一部を左右両部
において屈折部を有する平面円弧状の板ばね部に形成す
ると共に、該板ばね部の中間部上縁と上記屈折部の非板
ばね部側の側部上縁とを、これ等三部分に対応する補助
カップ周壁下縁の三部分へヒンジ部を形成させて連結さ
せたものである。 「発明が解決しようとする課題」 上記キャップは、補助キャップ開蓋によって板ばね部
がキャップ本体周壁内へ弾性反転するから、その板ばね
部反転用の空間を周壁内に形成することが必要となり、
よってその板ばね部を有するキャップ本体周壁をそのま
ま容器体の口頚部に嵌合することは出来ず、従って、上
記板ばね部付きの周壁は外周壁とし、該外周壁とは別に
容器体口頚部へ嵌合させる内周壁を形成する必要があっ
た。 本発明のキャップ状部材は上記板ばね部をキャップ本
体周壁の一部で形成するのではなく、補助カップの周壁
一部、ないしはそれ等両周壁とは別に形成することで上
記欠点を除去するものである。 「課題を解決するための手段」 口部付き頂壁の周縁から円筒状周壁を垂下する本体部
材1と、上記口部を開閉する蓋体9とを、各後部で本体
部材に対する蓋体9の回動が可能に連結してこれ等本体
部材と蓋体とを合成樹脂材により一体成形させた蓋体付
きのキャップ状部材において、上記本体部材の後方上部
に弾性弯曲板6の左右方向中間部を、該弾性弯曲板の左
右両部が蓋体を閉じたとき、本体部材周壁の後部外面の
曲面と沿うように連結板5を介して連結すると共に、該
弾性弯曲板の上端面に肉薄の弧状ヒンジ部8を介して上
記蓋体9を、上記口部開閉のために本体部材に対して蓋
体をヒンジ部を中心として回動させる際、上記弾性弯曲
板が弾性反転可能に、連結させた。 「作用」 第7図は本体部材1と蓋体9との連結部を蓋体開放状
態で示す平面図、第8図はその側面図、第9図は図8図
IX−IX線を矢次方向にみた断面図であるが、該蓋体開放
状態から本体部材に対し蓋体9を押上げ閉塞させようと
すると、該蓋体は本体部材後面から突出する連結板5に
付設された弾性弯曲板6の左右方向中間部の上端のヒン
ジ部分8aを中心として回動する。ところで弾性弯曲板6
は第7図が示すように弯曲しており、かつその上端面に
肉薄のヒンジ部8を介して蓋体9が連結するため、その
弾性弯曲板の左右両端とヒンジ部8を介して接続する蓋
体部分9a,9aはこれ等両部分を結ぶ9a−9a線と、上記弾
性弯曲板6の左右方向中間部上端のヒンジ部分8aとの間
の距離を半径とする円弧上を移動しようとする。従って
これ等の蓋体部分9a,9aとヒンジ部を介して接続する弾
性弯曲板6の左右両端部分は、弾性に抗して引きあげら
れることとなり、弾性弯曲板6の垂直上方を死点として
該死点を超えた後、弾性弯曲板の復元力により蓋体9は
閉塞する。蓋体開放の際も同様である。 「実施例」 まず第1図から第3図が示す実施例について説明する
と、1は本体部材である。該部材は、頂壁2周縁から円
筒状の周壁3を垂設し、かつその頂壁中央部に収納物流
出用ないし注出用の口部4を有する。該部材はその周壁
内面に螺条等を有して容器体口部へ螺合するためのキャ
ップ本体でもよく、又その周壁下面を底壁で閉塞する容
器としてもよい。 上記頂壁上面の後部には連結板5が付設させてあり、
又該連結板後面には弾性弯曲板6が、その左右両部を本
体部材周壁の後部外面の曲面に沿って第2図、第3図の
ように突出させてある。該弾性弯曲板は第3図が二点鎖
線で示すように、又第1図が示すようにその左右両部を
後方側へ弾性反転させることが可能であり、又その左右
両部には、上記弾性反転の途中で上方へ対し弾性に抗し
て引きあげ可能とする。該弾性変形を容易とするために
は第7図、第9図が示すように、連結板両側の弾性弯曲
板前面部分に溝7,7を設けて該部分を薄肉化するとよ
い。 上記弾性弯曲板6の上端面には肉薄で弧状のヒンジ部
8を介して蓋体9を、既述本体部材頂壁の口部4開閉の
ために本体部材に対して蓋体9をヒンジ部8を中心とし
て回動させる際、上記弾性弯曲板が弾性反転可能に連結
させる。図示例では蓋体周壁10の後部が切欠いてあり、
かつ該切欠き部分11の蓋体頂壁12の後部下面をヒンジ部
8を介して弾性弯曲板6の上面に連結させており、その
弾性弯曲板が上記切欠き部分内へ蓋体閉塞時において嵌
合するよう設けている。尚蓋体頂壁の裏面からは口部4
内に嵌合させる栓13を垂設している。 第4図から第6図が示す実施例は、上記切欠き部分に
代る凹部15を本体部材1の後部上端に設け、又その凹部
の左右方向中間に既述連結板5を付設し、該連結板後面
に弾性弯曲板6を付設している。又該弾性弯曲板上面
に、蓋体周壁10の後方下端から後方へ突出する突部16の
下端後縁を、肉薄弧状のヒンジ部8を介して接続させて
いる。 第7図から第9図が示す第3実施例は、既述第2実施
例とほぼ同様であるが、連結板5を第2実施例の場合よ
りも上下方向に長く、かつ本体部材1後方へ長く突出さ
せており、このようにすることで本体部材と蓋体とを合
成樹脂材で一体成形することが容易としている。又既述
のように連結板両側の弾性弯曲板部分には溝7,7を設け
て、その左右両側部分が上方へ弾性変形することを容易
としている。 「発明の効果」 本発明は既述従来例のように弾性弯曲板6を本体部材
1の周壁3の一部で形成しないから、その従来例のよう
に弾性弯曲板、即ち上記従来例が云う板ばね部を弾性反
転させるための空間を、周壁3内に形成させなくてもよ
く、よって周壁3を直接容器体口頚部外面へ嵌合させる
周壁として利用することができる。又このように周壁を
従来のように二重周壁とすることを要しないから、キャ
ップ状部材を小形化することも出来る。 その他既述従来例の場合と同様に蓋体9閉塞に際し、
本体部材1に対して蓋体を確実に弾性反転させることが
出来、従って又蓋体開放状態において本体部材に対して
蓋体がガタつくことがなく、又蓋体開閉の際に弧状の弾
性弯曲板がその弯曲方向を変えることでその弾性弯曲板
上面に肉薄ヒンジを介して連結された蓋体9が本体部材
に対して開閉するよう設けたから、本体部材に対して蓋
体の開放角度が大となって本体部材内収納物の注出ない
し流出の際に蓋体が邪魔となるおそれも全くない。
【図面の簡単な説明】 第1図から第3図は第1実施例を示すもので、第1図は
蓋体開放状態での本発明キャップ状部材の斜視図、第2
図は蓋体閉塞状態での斜視図、第3図はその横断面図、
第4図から第6図は第2実施例を示すもので、第4図は
蓋体開放状態での斜視図、第5図は一部を切欠いて示す
蓋体開放状態での斜視図、第6図は蓋体閉塞状態での斜
視図、第7図から第9図は第3実施例を示すもので、第
7図は蓋体開放状態での要部拡大平面図、第8図は第7
図要部の側面図、第9図は第8図IX−IX線を矢示方向へ
みた断面図である。 1……本体部材、9……蓋体 6……弾性弯曲板、8……ヒンジ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.口部付き頂壁の周縁から円筒状周壁を垂下する本体
    部材1と、上記口部を開閉する蓋体9とを、各後部で本
    体部材に対する蓋体9の回動が可能に連結してこれ等本
    体部材と蓋体とを合成樹脂材により一体成形させた蓋体
    付きのキャップ状部材において、上記本体部材の後方上
    部に弾性弯曲板6の左右方向中間部を、該弾性弯曲板の
    左右両部が蓋体を閉じたとき、本体部材周壁の後部外面
    の曲面と沿うように連結板5を介して連結すると共に、
    該弾性弯曲板の上端面に肉薄の弧状ヒンジ部8を介して
    上記蓋体9を、上記口部開閉のために本体部材に対して
    蓋体をヒンジ部を中心として回動させる際、上記弾性弯
    曲板が弾性反転可能に、連結させたことを特徴とする蓋
    体付きのキャップ状部材。
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JPS5734137Y2 (ja) * 1976-08-13 1982-07-28
JPS601091Y2 (ja) * 1980-06-05 1985-01-12 株式会社吉野工業所 弾性二段反転ヒンジ付きキヤツプ

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