JPH0752042Y2 - 注出キャップ - Google Patents
注出キャップInfo
- Publication number
- JPH0752042Y2 JPH0752042Y2 JP9082889U JP9082889U JPH0752042Y2 JP H0752042 Y2 JPH0752042 Y2 JP H0752042Y2 JP 9082889 U JP9082889 U JP 9082889U JP 9082889 U JP9082889 U JP 9082889U JP H0752042 Y2 JPH0752042 Y2 JP H0752042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- spout
- elastic piece
- closing
- top wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、注出キャップに係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、頂壁に注出口を有する注出キャップ本体の上に、
その注出口を閉口する蓋体を重ね、該蓋体を弾性反転型
ヒンジを介して注出キャップ本体に機械的に連係させた
ものがある。
その注出口を閉口する蓋体を重ね、該蓋体を弾性反転型
ヒンジを介して注出キャップ本体に機械的に連係させた
ものがある。
しかし、従来のものでは、構造が煩雑であったり、合成
樹脂成形の金型が複雑なものとなってコスト高となった
り、ヒンジやばね片が表出して見映が悪くなったりする
など、種々欠点があった。
樹脂成形の金型が複雑なものとなってコスト高となった
り、ヒンジやばね片が表出して見映が悪くなったりする
など、種々欠点があった。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするものであ
り、併せて、使用した弾性片の弾性劣化に伴う不都合を
も排除しようとするものである。
り、併せて、使用した弾性片の弾性劣化に伴う不都合を
も排除しようとするものである。
「課題を解決するための手段」 本案は、頂壁11の適所に注出口12を有する注出キャップ
本体１の上に、その注出口12を閉口する蓋体２を重ね、
上記頂壁11の上面の後半部に後方へ逆Ｌ字状に突出する
弾性片13を設け、該弾性片の先端に横軸14を設けて上記
蓋体２の後部を枢着させるとともに、該弾性片の曲げの
弾力でその蓋体２を閉蓋方向に付勢し、また、上記頂壁
11の上面の後端部に開蓋・閉蓋の伴い蓋体後面21を圧接
摺動させる受座15を形成し、その蓋体後面21を圧接摺動
範囲の中間部にて上記横軸14からの距離が大となるよう
設定し、更に、上記弾性片13の脇にて蓋体２の内面から
閉蓋に伴い上記受座15の下縁に係合させるフック24,24
を垂設したことを特徴とする。
本体１の上に、その注出口12を閉口する蓋体２を重ね、
上記頂壁11の上面の後半部に後方へ逆Ｌ字状に突出する
弾性片13を設け、該弾性片の先端に横軸14を設けて上記
蓋体２の後部を枢着させるとともに、該弾性片の曲げの
弾力でその蓋体２を閉蓋方向に付勢し、また、上記頂壁
11の上面の後端部に開蓋・閉蓋の伴い蓋体後面21を圧接
摺動させる受座15を形成し、その蓋体後面21を圧接摺動
範囲の中間部にて上記横軸14からの距離が大となるよう
設定し、更に、上記弾性片13の脇にて蓋体２の内面から
閉蓋に伴い上記受座15の下縁に係合させるフック24,24
を垂設したことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、蓋体２は、横軸14を中心に回動
開閉させることができ、この回動の際、蓋体後面21が弾
性片13の弾力により受座15に圧接されながら該受座上を
摺動し、その圧接摺動範囲の中間部が受座上に位置した
ところで、弾性片13の弾性が強くなり、該中間部が受座
15を越えると弾性反転を生じて、蓋体２は、逆方向に付
勢される。したがって、蓋体２は、閉又は開状態に保持
させることができる。
開閉させることができ、この回動の際、蓋体後面21が弾
性片13の弾力により受座15に圧接されながら該受座上を
摺動し、その圧接摺動範囲の中間部が受座上に位置した
ところで、弾性片13の弾性が強くなり、該中間部が受座
15を越えると弾性反転を生じて、蓋体２は、逆方向に付
勢される。したがって、蓋体２は、閉又は開状態に保持
させることができる。
また、フック24,24は、閉蓋時に受座15に係合し、弾性
片13に伴う蓋体２の浮き上がりを阻止する。
片13に伴う蓋体２の浮き上がりを阻止する。
「実施例」 図面は、本案の実施例を示している。
図において、１は、頂壁11の適所に注出口12を有する注
出キャップ本体、２は、該注出キャップ本体の上に重
ね、開閉自在に枢着した蓋体であり、これらは適宜合成
樹脂から成る。
出キャップ本体、２は、該注出キャップ本体の上に重
ね、開閉自在に枢着した蓋体であり、これらは適宜合成
樹脂から成る。
注出キャップ本体１は、頂壁11の下面に同心にて内外二
重の周壁16,17を一体に垂設し、内周壁16の内面に螺条1
8を設け、頂壁11の内周壁16内の前部に注出口12を設
け、頂壁11上面の内周壁16後部の位置から後方へ逆Ｌ字
状に弾性片13を突設し、該弾性片の先端に横軸14を設
け、また、頂壁11上面の後端部に蓋体後面21を圧設摺動
させる受座15を形成している。
重の周壁16,17を一体に垂設し、内周壁16の内面に螺条1
8を設け、頂壁11の内周壁16内の前部に注出口12を設
け、頂壁11上面の内周壁16後部の位置から後方へ逆Ｌ字
状に弾性片13を突設し、該弾性片の先端に横軸14を設
け、また、頂壁11上面の後端部に蓋体後面21を圧設摺動
させる受座15を形成している。
蓋体２は、内面にて、中間やや前部に上記注出口12に嵌
合する栓部22を設け、後部左右に上記横軸14を枢着させ
るボス部23,23を設けて、枢着と同時に、上記弾性片13
の弾力で容器頂壁11へと圧接させるようにしている。ま
た、蓋体後面21を縦断面放物線状に突出させて、開蓋、
閉蓋に伴い上記受座15に圧接摺動させるようにし、その
圧接摺動範囲の中間部にて上記横軸14からの距離が大と
なるようにし、更に、上記弾性片13の両脇にて蓋体２の
内面から閉蓋に伴い上記受座15の下縁に係合させるフッ
ク24,24を垂設している。
合する栓部22を設け、後部左右に上記横軸14を枢着させ
るボス部23,23を設けて、枢着と同時に、上記弾性片13
の弾力で容器頂壁11へと圧接させるようにしている。ま
た、蓋体後面21を縦断面放物線状に突出させて、開蓋、
閉蓋に伴い上記受座15に圧接摺動させるようにし、その
圧接摺動範囲の中間部にて上記横軸14からの距離が大と
なるようにし、更に、上記弾性片13の両脇にて蓋体２の
内面から閉蓋に伴い上記受座15の下縁に係合させるフッ
ク24,24を垂設している。
「考案の効果」 本案によれば、蓋体２を弾性反転可能に枢着でき、ま
た、上述の構成であるから、構造を簡潔にでき、容易に
製作でき、合成樹脂成形するにも金型が簡単なものです
み、コストダウンできる。
た、上述の構成であるから、構造を簡潔にでき、容易に
製作でき、合成樹脂成形するにも金型が簡単なものです
み、コストダウンできる。
しかも、閉じた蓋体２の外側にヒンジやばね片が表出せ
ず、外観を美麗にでき、商品価値を向上できる。
ず、外観を美麗にでき、商品価値を向上できる。
更に、閉蓋時に、蓋体２のフック24,24が注出キャップ
本体１の受座15に係合するので、弾性片13に弾性劣化を
生じても、蓋体２が浮き上がることはなく、液洩れを生
じない。
本体１の受座15に係合するので、弾性片13に弾性劣化を
生じても、蓋体２が浮き上がることはなく、液洩れを生
じない。
図面は、本案の実施例で、第１図、第２図は、閉蓋状態
と開蓋状態の縦断側面図、第３図は、第１図の要部拡大
図、第４図は、要部の拡大斜視図である。 １……注出キャップ本体、１……蓋体 11……頂壁、12……注出口 13……弾性片、14……横軸 15……受座、16……内周壁 17……外周壁、18……螺条 21……蓋体後面、22……栓部 23……ボス部、24……フック
と開蓋状態の縦断側面図、第３図は、第１図の要部拡大
図、第４図は、要部の拡大斜視図である。 １……注出キャップ本体、１……蓋体 11……頂壁、12……注出口 13……弾性片、14……横軸 15……受座、16……内周壁 17……外周壁、18……螺条 21……蓋体後面、22……栓部 23……ボス部、24……フック
Claims (1)
- 【請求項１】頂壁11の適所に注出口12を有する注出キャ
ップ本体１の上に、その注出口12を閉口する蓋体２を重
ね、上記頂壁11の上面の後半部に後方へ逆Ｌ字状に突出
する弾性片13を設け、該弾性片の先端に横軸14を設けて
上記蓋体２の後部を枢着させるとともに、該弾性片の曲
げの弾力でその蓋体２を閉蓋方向に付勢し、また、上記
頂壁11の上面の後端部に開蓋・閉蓋に伴い蓋体後面21を
圧接摺動させる受座15を形成し、その蓋体後面21を圧接
摺動範囲の中間部にて上記横軸14からの距離が大となる
よう設定し、更に、上記弾性片13の脇にて蓋体２の内面
から閉蓋に伴い上記受座15の下縁に係合させるフック2
4,24を垂設したことを特徴とする注出キャップ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082889U JPH0752042Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082889U JPH0752042Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 注出キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0329464U JPH0329464U (ja) | 1991-03-25 |
| JPH0752042Y2 true JPH0752042Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31640339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9082889U Expired - Fee Related JPH0752042Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 注出キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752042Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315712A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Shirouma Science Co Ltd | ワンタッチ開閉キャップ装置 |
-
1989
- 1989-08-01 JP JP9082889U patent/JPH0752042Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0329464U (ja) | 1991-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |