JPH0340759Y2 - - Google Patents

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JPH0340759Y2
JPH0340759Y2 JP1983190947U JP19094783U JPH0340759Y2 JP H0340759 Y2 JPH0340759 Y2 JP H0340759Y2 JP 1983190947 U JP1983190947 U JP 1983190947U JP 19094783 U JP19094783 U JP 19094783U JP H0340759 Y2 JPH0340759 Y2 JP H0340759Y2
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JP
Japan
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lid
spout
top wall
lid body
cap
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JP1983190947U
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JPS6099249U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、注出キヤツプに係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、容器体の口部に装着して使用する注出キ
ヤツプに、注出口を開閉する蓋体を枢着若しくは
ヒンジ結合して装備させ、また、注出の便宜及び
閉口の確保のため、これらに弾性片を作用させて
蓋体の開・閉位置を保持させるようにしたものが
ある。
しかし、従来のものでは、構造が複雑となつ
て、コスト高となり、また、ヒンジ機構等が表出
して、外観を損う欠点がある。
本案は、斯る従来の問題点を解決しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」 本案は、キヤツプ本体1の頂壁11の適所に注
出口12を設けると共に、頂壁11後縁に起立片
15を突設し、その頂壁11の上に板体21から
成る蓋体2を配し、該蓋体の下面適所に上記注出
口12と着脱自在に嵌合する口栓23を設け、蓋
体の下面後部に後方へ向う弾性変形可能なL字状
アーム24,24を垂設して、該アームにて上記
頂壁11の後部に枢着し、更に、その蓋体の回動
に機械的抵抗を得るよう蓋体後端部下面を上記起
立片15の上面に当接させたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、キヤツプ本体1を容器体の
口部に装着して使用するが、普段は、蓋体2を閉
態勢において口栓23で注出口12を閉塞してお
き、注出の際は、蓋体2を回動させて口栓23を
注出口12から離脱させ、注出に供する。
而して、蓋体2は、L字状アーム24,24の
有する適度な弾性と後部の起立片15への当接と
により、回動に適度な機械的抵抗が与えられ、
開・閉位置を保持する。
「実施例」 以下、図示の実施例について説明する。
図において、1は、キヤツプ本体、2は、該キ
ヤツプ本体に枢着した蓋体であり、これらは適宜
合成樹脂により成形して成る。
キヤツプ本体1は、平面形状方形に形成し、頂
壁11の前部に、口縁がわずかに膨隆する注出口
12を形成し、頂壁11外面の後部に、後辺に沿
う長方形の凹部13を形成し、該凹部内の左右両
内側面に、一対の軸受穴14,14を形成し、頂
壁11外面の後辺乃至両側後部に、上方へわずか
に突出する起立片15を設け、頂壁11外面の前
辺乃至両側辺前部に、蓋体受けの段部16を形成
し、頂壁11内面に、注出口12を囲成させて嵌
合小筒17を垂設し、頂壁11周縁から垂下する
周壁18の内周下縁に、係合突条19を周設して
いる。
蓋体2は、平面形状をキヤツプ本体1に対応す
る方形に形成し、方形の板体21の前辺乃至両側
辺前部から、上記段部16に着座する垂壁22を
垂設し、板体21下面の前部から、上記注出口1
2に着脱自在に嵌合する口栓23を垂設し、板体
21下面の後部左右に、後方へ突出し且つ上記凹
部13へ可動に挿入の左右一対のそして曲げの弾
性変形可能なL字状アーム24,24を垂設し、
該アーム先端部外側面に、左右一対の片持ちの軸
25,25を突設し、該軸を上記軸受穴14,1
4へ回動自在に嵌合させて、これを以て蓋体2を
キヤツプ本体1に枢着し、板体21後部を上記起
立片15の上端へ当接している。また、蓋体2に
は、適度な弾性を具備させている。
如上の構成であり、キヤツプ本体1の嵌合小筒
17と、周壁18を、容器体の口部の内外へ嵌合
させて使用するが、注出に当たつては、蓋体2を
上昇回動させれば、口栓23がキヤツプ本体1の
注出口12から抜け、注出口12が開口する。ま
た、この蓋体2を閉じるときは、蓋体2を逆動さ
せればよく、これにより元の閉蓋態勢に戻る。
而して、蓋体2の回動には、板体21の後部が
キヤツプ本体1の起立片15の端面乃至角部に対
して滑動し、これに板体21後部及びL字状アー
ム24,24の弾性が作用して、その滑動接触面
に機械的抵抗が生ずるので、蓋体2は、開・閉位
置を保持する。
「考案の効果」 本案によれば、従来のように別個に弾性片等を
用いることなく蓋体2の開・閉位置を保持でき、
構造を簡単にでき、従つて、製作も容易にでき、
安価に提供できる。そして、このように蓋体2を
開位置に保持できるので、全体を傾けて注出口1
2から注出を得るときにも蓋体2が倒れ込んで注
出が阻害されることはなく、また、蓋体2を閉位
置に保持できるので、注出口12の閉口を的確に
維持できて、内容物の蒸発、塵埃や雑菌の侵入、
転倒等による不意の内容物の流出等を確実に防止
でき、更に、従来のようにヒンジ機構等が表出す
ることはなく、外観を美麗にできる。よつて、一
般家庭等において身近にて使用する簡易な注出キ
ヤツプとして頗る好都合である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、斜視図、第
2図は、縦断側面図、第3図は分解斜視図であ
る。 1……キヤツプ本体、2……蓋体、12……注
出口、15……起立片、23……口栓、24……
L字状アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ本体1の頂壁11の適所に注出口12
    を設けると共に、頂壁11後縁に起立片15を突
    設し、その頂壁11の上に板体21から成る蓋体
    2を配し、該蓋体の下面適所に上記注出口12と
    着脱自在に嵌合する口栓23を設け、蓋体の下面
    後部に後方へ向かう弾性変形可能なL字状アーム
    24,24を垂設して、該アームにて上記頂壁1
    1の後部に枢着し、更に、その蓋体の回動に機械
    的抵抗を得るよう蓋体後端部下面を上記起立片1
    5の上面に当接させたことを特徴とする注出キヤ
    ツプ。
JP19094783U 1983-12-09 1983-12-09 注出キヤツプ Granted JPS6099249U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19094783U JPS6099249U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 注出キヤツプ

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JP19094783U JPS6099249U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 注出キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6099249U JPS6099249U (ja) 1985-07-06
JPH0340759Y2 true JPH0340759Y2 (ja) 1991-08-27

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ID=30411307

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JP19094783U Granted JPS6099249U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 注出キヤツプ

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JP (1) JPS6099249U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755197U (ja) * 1980-09-17 1982-03-31
JPS5847754U (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 アイシン・ワ−ナ−株式会社 焼入れ範囲測定用治具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755197U (ja) * 1980-09-17 1982-03-31
JPS5847754U (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 アイシン・ワ−ナ−株式会社 焼入れ範囲測定用治具

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JPS6099249U (ja) 1985-07-06

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