JPH0338129Y2 - - Google Patents

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JPH0338129Y2
JPH0338129Y2 JP1983167268U JP16726883U JPH0338129Y2 JP H0338129 Y2 JPH0338129 Y2 JP H0338129Y2 JP 1983167268 U JP1983167268 U JP 1983167268U JP 16726883 U JP16726883 U JP 16726883U JP H0338129 Y2 JPH0338129 Y2 JP H0338129Y2
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JP
Japan
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spout
cover
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spouting
lid
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JP1983167268U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、注出容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題〕 従来、びんの口部に注出栓を装着した注出容器
では、通常、その注出栓を閉ざす口栓と、注出栓
全体を被うキヤツプとが着脱自在に装備されてい
る。
しかし、この場合、二度の着脱操作を要して不
便であり、時には、外した口栓やキヤツプを紛失
したり、着け忘れたりすることもある。
本案は、斯る従来の問題点を解決しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」 本案は、びん1の口部1に注出栓2を嵌着し、
該注出栓には前方へと開口する逆L字状の注出筒
26を突設し、また、びん1の頚部にその注出栓
2を内包するカバー3を嵌着し、該カバーには上
記注出筒26に対応して前面乃至上面に大きく開
口する開口部34を形成し、該開口部にその開口
形状に適合する蓋体4を配してその中間部をカバ
ー3に対し上下回動自在に枢着すると共に、該蓋
体の内面適所に上記注出栓2の注出口21と嵌合
する口栓43を設けたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、びん1内に適宜液体等を収
容して使用するが、注出に当たつては、蓋体4の
後端部を内方へ押圧すれば、該後端部がカバー3
内に没入して、蓋体4が開回動し、同時に口栓4
3が注出筒26の注出口21から外れ、該注出口
がカバー3の開口部34内で露出する。そこで、
全体を傾倒させれば、内容物が注出口21から流
出する。
次に、全体を正立させて、蓋体4の前端部を押
し戻し、閉蓋させれば、口栓43が注出口21に
嵌つて、再び元の状態に戻る。
「実施例」 以下、図示の実施例について説明する。
図において、1は、びん、2は、該びんの口部1
1に装着した注出栓、3は、びんの頚部12に装
着して注出栓2を包囲したカバー、4は、該カバ
ーに枢着した蓋体であり、これらは適宜合成樹脂
から成る。
びん1は、奥行を横幅の約5分の3程度に扁平
に形成し、胴部13よりも頚部12を、頚部12
よりも口部11を、段々にやや小さく形成し、口
部11の外縁と頚部12の下部外周とにそれぞれ
係合突条14,15を周設している。
注出栓2は、頂壁22の周縁部から周壁23を
垂設して、該周壁を上記口部11の外周へ嵌合さ
せると共に、該周壁の内縁に係合突条24を周設
して、該係合突条をその口部の係合突条14へ係
合させ、また、周壁23の内側で頂壁下面から嵌
合筒25を垂設して、該嵌合筒を上記口部11の
内周へ嵌合させ、更に、頂壁上面から嵌合筒25
に連通させて逆L字状の注出筒26を突設し、該
注出筒の先端従つて注出口21を前方へ向けてお
り、周壁23の外面を上記頚部12の外面と面一
に連ねている。
カバー3は、びん1の上記頚部12以上に対応
させて、注出栓2を包囲するキヤツプ状に構成
し、周壁31の下端部をその頚部12へ嵌着し、
該周壁下端部には、内周に凹溝32を周設して、
該凹溝を頚部の係合突条14へ係合させ、周壁外
面を上記胴部13外面へ面一に連ねている。ま
た、頂壁33を側面形状半円形に形成し、周壁3
1の前面中央部乃至頂壁33の中央部材に大きく
開口する窓による開口部34を設け、周壁31前
面で開口部34の下縁に連ねて凹部35を設け、
頂壁33の内側中央部で開口部34を横切る横軸
36を設けている。
蓋体4は、上記開口部34に対応させ、外面が
カバー3の外面に面一に連なり、且つ、下端が上
記凹部35へ入り込む屈曲板41に形成し、上部
内面に横方向にボス42を設けて、該ボスを上記
横軸36へ回転自在に嵌合させ、全部内面に上記
注出口21に対応する短筒状の口栓43を設け
て、該口栓をその注出口21外縁へ着脱自在に嵌
合させている。
なお、ボス42と横軸36との嵌合を蓋体4に
自由動を生じないよう幾分固めにしてもよい。
「考案の効果」 本案によれば、蓋体4の後端部を内方へ押圧す
れば、該後端部がカバー3内に没入して、蓋体4
が開回動し、同時に口栓43が注出筒26の注出
口21から外れて、注出口26が開き、逆に、そ
の蓋体4の前端部を押し戻せば、元の閉蓋状態に
戻つて、口栓43が再び注出口21に嵌るので、
キヤツプや口栓の取り付け、取り外しが不要であ
り、蓋体4の後端部と前端部とのワンプツシユで
注出口21を極めて容易に開閉でき、従来の不都
合を除去することができる。また、注出栓2、注
出口21がカバー3及び蓋体4で被覆されるか
ら、注出栓2、注出口21に塵埃が付着すること
もなければ、手や外部のものが触れて汚れること
もなく、極めて衛生的であり、普段は、注出口2
1が水密に閉塞されて、転倒等による洩れを生ず
ることもなく、しかも、外観が美麗となつて、卓
上用等に好都合となり、簡潔な構成にできて、安
価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、正面図、第
2図は、截断側面図である。 1……びん、2……注出栓、3……カバー、4
……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. びん1の口部11に注出栓2を嵌着し、該注出
    栓には前方へと開口する逆L字状の注出筒26を
    突設し、また、びん1の頚部にその注出栓2を内
    包するカバー3を嵌着し、該カバーには上記注出
    筒26に対応して前面乃至上面に大きく開口する
    開口部34を形成し、該開口部にその開口形状に
    適合する蓋体4を配してその中間部をカバー3に
    対し上下回動自在に枢着すると共に、該蓋体の内
    面適所に上記注出栓2の注出口21と嵌合する口
    栓43を設けたことを特徴とする注出容器。
JP16726883U 1983-10-27 1983-10-27 注出容器 Granted JPS6075241U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16726883U JPS6075241U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 注出容器

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JP16726883U JPS6075241U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 注出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075241U JPS6075241U (ja) 1985-05-27
JPH0338129Y2 true JPH0338129Y2 (ja) 1991-08-12

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ID=30365987

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JP16726883U Granted JPS6075241U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 注出容器

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JP (1) JPS6075241U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313721U (ja) * 1976-07-16 1978-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313721U (ja) * 1976-07-16 1978-02-04

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Publication number Publication date
JPS6075241U (ja) 1985-05-27

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