JPH0528211Y2 - - Google Patents

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JPH0528211Y2
JPH0528211Y2 JP1986190710U JP19071086U JPH0528211Y2 JP H0528211 Y2 JPH0528211 Y2 JP H0528211Y2 JP 1986190710 U JP1986190710 U JP 1986190710U JP 19071086 U JP19071086 U JP 19071086U JP H0528211 Y2 JPH0528211 Y2 JP H0528211Y2
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JP
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lid plate
elastic piece
lid
plate
top wall
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JP1986190710U
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JPS6394146U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、蓋付きの注出キヤツプに係る。
「従来の技術」 びんの口部に装着して使用する合成樹脂製の注
出キヤツプに、弾性反転する蓋板を備えたものが
ある。
この種の注出キヤツプは、弾性反転型ヒンジを
介して蓋板が一体に連設されており、通常は、こ
れらが一体成形されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、この場合、弾性反転型ヒンジが外部へ
と大きく突出し、美観を損ねる欠点があり、ま
た、ヒンジ部において、蓋板に切込みが入ること
から、この切込みを通じて塵埃等が侵入する欠点
がある。
本考案は、かかる従来の欠点を除去しようとす
るものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、キヤツプ本体
1の頂壁11に前方へと片寄せて注出筒12を突
設し、該注出筒の背面中途部から後方へ弾性片1
3を突設し、前記頂壁11の上に上記注出筒12
及び弾性片13を含め頂壁全体を覆いその注出筒
12を開閉自在に閉口する蓋板2を配し、該蓋板
の外周面を縦断面円弧にてキヤツプ本体1の外周
面よりわずかに突出させ、該蓋板を内部で上記弾
性片13の端部に枢着して、開蓋蓋板の後部がそ
の弾性片13に抗して前記頂壁11上面に圧接さ
れるよう機械的に連係させるとともに、蓋板2で
の枢着点を蓋板2の上下の中間点で、かつ、上面
又は下面からの距離よりも後面からの距離がやや
長くなる箇所に位置させ、前記キヤツプ本体1と
前記蓋板2との前部相互間に適宜閉蓋係止手段を
講じたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、ヒンジ部が蓋板2に内
包されることになり、該蓋板を開けば、弾性片1
3がその弾性に抗して彎曲されるされるために、
この弾性片の弾力が蓋板の後部に作用して、該蓋
板の後部がキヤツプ本体1の頂壁11の上面後部
に圧接され、該上面後部にて滑動する。また、こ
の際、その弾性片13の弾力は、その蓋板の後部
の形状に従い、蓋板における枢着点から接触点ま
での距離が最も長くなる(後面から枢着点までの
距離が最も長い)起立状態で最大となり、その起
立状態を境に開蓋又は閉蓋態勢への弾性反転し、
その開蓋又は閉蓋態勢を維持することとなる。
更に、キヤツプ本体1の外周面よりわずかに突
出させて縦断面円弧に形成した蓋板2の外周面
は、その蓋板2の開閉に際して、頂壁11上面で
の滑動をスムーズにするとともに、蓋板へ指を掛
け易くして、開閉操作を容易にする。
また、閉蓋係止手段は、その閉蓋状態を確保
し、内容物の漏れを防止する。
「実施例」 図面は、本考案の実施例であり、図において、
Aは、本考案に係る蓋付きの注出キヤツプ、B
は、該注出キヤツプを螺合したびんである。
蓋付きの注出キヤツプAは、合成樹脂製であ
り、キヤツプ本体1の頂部11に前方へと片寄せ
て注出筒12を突設し、該注出筒の後面に後方へ
と水平に突出する弾性片13を一体に突設し、該
弾性片は、前記頂壁11の領域内に止め、端部両
側に一対の突子14,14を突設している。ま
た、その注出筒1の裾部の前面を前記頂壁11の
前縁近傍まで膨出させて、該裾部の前面に係合凹
部15を形成している。
前記頂壁11の上に、上記注出筒12及び弾性
片13を含め頂壁全体を覆う蓋板2を配してお
り、該蓋板の外周面をキヤツプ本体1の外周面よ
りやや大きくかつ縦断面円弧に形成している。
蓋板2には、内周面において、後部に左右一対
の膨出部21,21を設け、該膨出部にそれぞれ
嵌合凹部22,22を形成して、該嵌合凹部を上
記突子14,14に回動自在に嵌合させ、これに
より、上記弾性片13の弾力を蓋板2へと作用さ
せ、その嵌合凹部22,22は、蓋板2の上下の
中間点で、かつ、上面又は下面からの距離よりも
後面からの距離が長い箇所に位置させている。
更に、蓋板2には、内面の適所に上記注出筒1
2の先端に嵌まる栓部23を突設し、前部内縁に
上記係合凹部15と係合する係合凸部24を設け
ており、これが閉蓋係止手段を構成している。
「考案の効果」 本考案によれば、ヒンジ部が蓋板2に内包され
ているので、ヒンジ部が外部に露出せず、また、
蓋板2に切込みがはいらないから、美観を損なわ
ず、切込みを通じて塵埃が侵入することもない。
而して、前方へと片寄せた注出筒12の背面中
途部から後方へ弾性片13を突設し、蓋板2を内
部で上記弾性片13の端部に枢着して、開蓋蓋板
の後部がその弾性片13に抗して前記頂壁11上
面に圧接されるよう機械的に連係させるともに、
蓋板2での枢着点を蓋板2の上下の中間点で、か
つ、上面又は下面からの距離よりも後面からの距
離がやや長くなる箇所に位置させて、弾性片13
の弾力を蓋板における枢着点から接触点までの距
離が最も長くなる起立状態で最大となるようにし
ているので、蓋体2は、その起立状態を境に開蓋
又は閉蓋態勢へと適切に弾性反転させることがで
き、したがつて、その開蓋又は閉蓋態勢を適確に
維持させることができる。
更に、その蓋板2の外周面を、キヤツプ本体1
の外周面よりわずかに突出させ、かつ、縦断面円
弧に形成しているので、その蓋板2の開閉に際し
て、頂壁11上面ではスムーズに滑動をさせるこ
とができ、しかも、蓋板へは指を掛け易く、その
開閉操作を極めて容易なものとすることができ
る。
その上、閉蓋係止手段を有するので、その閉蓋
状態を確保でき、不意の内容物の漏れを適確に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例で、第1図は、斜視
図、第2図は、截断側面図、第3図は、分解斜視
図である。 A……びん、B……蓋付きの注出キヤツプ、1
……キヤツプ本体、2……蓋板、11……頂壁、
12……注出筒、13……弾性片、14……突
子、21……膨出部、22……嵌合凹部、23…
…栓部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ本体1の頂壁11に前方へと片寄せて
    注出筒12を突設し、該注出筒の背面中途部から
    後方へ弾性片13を突設し、前記頂壁11の上に
    上記注出筒12及び弾性片13を含め頂壁全体を
    覆いその注出筒12を開閉自在に閉口する蓋板2
    を配し、該蓋板の外周面を縦断面円弧にてキヤツ
    プ本体1の外周面よりわずかに突出させ、該蓋板
    を内部で上記弾性片13の端部に枢着して、開蓋
    蓋板の後部がその弾性片13に抗して前記頂壁1
    1上面に圧接されるよう機械的に連係させるとと
    もに、蓋板2での枢着点を蓋板2の上下の中間点
    で、かつ、上面又は下面からの距離よりも後面か
    らの距離がやや長くなる箇所に位置させ、前記キ
    ヤツプ本体1と前記蓋板2との前部相互間に適宜
    閉蓋係止手段を講じたことを特徴とする蓋板付き
    の注出キヤツプ。
JP1986190710U 1986-12-10 1986-12-10 Expired - Lifetime JPH0528211Y2 (ja)

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JP1986190710U JPH0528211Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JP1986190710U JPH0528211Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JPS6394146U JPS6394146U (ja) 1988-06-17
JPH0528211Y2 true JPH0528211Y2 (ja) 1993-07-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340350B2 (ja) * 1980-09-10 1988-08-10 Nippon Electric Glass Co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454127Y2 (ja) * 1986-08-29 1992-12-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6340350B2 (ja) * 1980-09-10 1988-08-10 Nippon Electric Glass Co

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JPS6394146U (ja) 1988-06-17

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