JPH0535080Y2 - - Google Patents

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JPH0535080Y2
JPH0535080Y2 JP10655486U JP10655486U JPH0535080Y2 JP H0535080 Y2 JPH0535080 Y2 JP H0535080Y2 JP 10655486 U JP10655486 U JP 10655486U JP 10655486 U JP10655486 U JP 10655486U JP H0535080 Y2 JPH0535080 Y2 JP H0535080Y2
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saucer
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closing lid
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器構造に係り、特に受皿に設けた開
閉蓋の係止構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、バターやマーガリンを収容する容器は
薄型の合成樹脂により形成したものが使用されて
おり、例えば、実開昭58−113686号公報に記載さ
れているものがある。
これは、第3図に示すように、受皿20に蓋体
21が冠着するようになつている。この蓋体21
の周囲には嵌合壁25が形成されているとともに
蓋体21の上面には折り曲げ部24が形成されて
おり、これによつて前記蓋体21を受皿20に固
定する固定側蓋22と開閉蓋23とに独立させ両
者間で屈曲自在としたものであつて、使用に際し
ては、開閉蓋23だけを開閉して内容物を取り出
すようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した従来のものにあつては、開閉
蓋23を開状態で支持する手段がないため、開閉
蓋を開状態にしても合成樹脂の弾力で除々に閉ま
つてしまい内容物を取り出す際の障害となつてい
た。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、開
閉蓋を開状態で支持することができて、内容物を
取り出しやすくした容器構造とすることを技術的
課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、嵌
合壁3を周設した蓋体2を受皿1の縁部4に冠着
し、この蓋体2に屈曲自在の折り曲げ部5を形成
するとともに、この蓋体2を受皿1に固定される
固定側蓋6と開閉蓋7とで構成した容器構造にお
いて、以下のような構成とした。
即ち、折り曲げ部5に近接した開閉蓋7の嵌合
壁3にロツク部8を設け、このロツク部8は嵌合
壁3を内側へ突出させて形成する。
そして、受皿1の縁部4には閉蓋時に前記ロツ
ク部8が嵌入される切り込み部10を形成する。
さらに、この切り込み部10の前縁11を、開
閉蓋7が直立した開蓋位置において、ロツク部8
の端部8aを当接して支持する当接面に形成して
容器構造とした。
〔作用〕
開閉蓋7の閉時には第2図に示すように、ロツ
ク部8が切り込み部10に嵌合し、開閉蓋7はロ
ツクされる。
一方、開閉蓋7の開時にはロツク部8が開閉蓋
7の回動に伴つて縁部4の外側面で押し広げら
れ、最大開蓋状態でロツク部8の端部8aが縁部
4の上面に当接して開閉蓋7は支持される。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
受皿1の縁部4には、嵌合壁3を周設した蓋体
2が冠着されている。
この蓋体2にはこれを4:6程度に区分けする
折り曲げ部5を形成されており、そして、この折
り曲げ部5の延長線上の付近の嵌合壁3にスリツ
ト3aを設け、蓋体2はこの折り曲げ部5により
屈曲自在となつている。このため蓋体2は、受皿
1に固定される固定側蓋6と開閉自在な開閉蓋7
とで構成され、これらは前記した従来のものと同
様である。
前記折り曲げ部5に近接した開閉蓋7の嵌合壁
3にはロツク部8が設けられており、このロツク
部8は嵌合壁3の側縁部9を蓋体2の内側へ凸と
なるよう湾曲することにより形成されている。
また、前記嵌合壁3には、受皿1の縁部4に係
合して蓋体2を受皿1に固定するための凹部14
が形成されている。
前記受皿1の縁部4には、開閉蓋7の閉蓋時に
前記ロツク部8が嵌入される切り込み部10が形
成され、この切り込み部10は縁部4の上面から
外側面にかけて略L字型に形成されている。
そして、この切り込み部10の前縁11は、開
閉蓋7が直立した開蓋位置において、ロツク部8
の端部8aが当接して支持する当接面となつてい
る。
前記開閉蓋7の閉時には第2図に示すように前
記ロツク部8が切り込み部10に嵌合し、開閉蓋
7はロツクされる。一方、開閉蓋7の開時にはロ
ツク部8が開閉蓋7の回動に伴つて縁部4の外側
面で押し広げられ、最大開蓋状態でロツク部8の
端部8aが縁部4の上面に当接して開閉蓋7は支
持される。
また、嵌合壁3のスリツト3aは折り曲げ部5
の延長線上より若干固定側蓋6に寄つて形成する
ことができる。
〔考案の効果〕
本発明によれば、開閉蓋を開状態で支持させて
おくことができるため内容物を取り出す間に開閉
蓋が閉じてしまうことがない。
また、開閉蓋の閉時においてもこれをロツクす
ることができるため密閉状態を保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は
従来の容器構造を示す分解斜視図である。 1……受皿、2……蓋体、3……嵌合壁、4…
…縁部、5……折り曲げ部、6……固定側蓋、7
……開閉蓋、8……ロツク部、9……側縁部、1
0……切り込み部、11……前縁、3a……スリ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 嵌合壁3を周設した蓋体2を受皿1の縁部4に
    冠着し、この蓋体2に屈曲自在の折り曲げ部5を
    形成するとともに、この折り曲げ部5の延長線上
    の付近の嵌合壁3にスリツト3aを設け、そし
    て、この蓋体2を受皿1に固定される固定側蓋6
    と開閉蓋7とで構成した容器構造において、 前記折り曲げ部5に近接した開閉蓋7の嵌合壁
    3にロツク部8を設け、このロツク部8は嵌合壁
    3を内側へ突出させて形成し、そして、受皿1の
    縁部4には閉蓋時に前記ロツク部8が嵌入される
    切り込み部10を形成し、さらに、この切り込み
    部10の前縁11を、開閉蓋7が直立した開蓋位
    置において、ロツク部8の端部8aを当接して支
    持する当接面に形成したことを特徴とする容器構
    造。
JP10655486U 1986-07-11 1986-07-11 Expired - Lifetime JPH0535080Y2 (ja)

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JP10655486U JPH0535080Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JP10655486U JPH0535080Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JPS6313856U JPS6313856U (ja) 1988-01-29
JPH0535080Y2 true JPH0535080Y2 (ja) 1993-09-06

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JP2556273Y2 (ja) * 1991-05-24 1997-12-03 株式会社吉野工業所 容 器

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JPS6313856U (ja) 1988-01-29

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