JPH0451172Y2 - - Google Patents

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JPH0451172Y2
JPH0451172Y2 JP4281186U JP4281186U JPH0451172Y2 JP H0451172 Y2 JPH0451172 Y2 JP H0451172Y2 JP 4281186 U JP4281186 U JP 4281186U JP 4281186 U JP4281186 U JP 4281186U JP H0451172 Y2 JPH0451172 Y2 JP H0451172Y2
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JP4281186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤツプ構造に係り、特にスクイズ
ボトルに取り付けて用いる形式のものに関する。
〔従来の技術〕
シヤンプー容器等のスクイズボトルに取り付け
て用いられるキヤツプとしては実開昭56−141159
号公報に記載されているものが知られている。
これは第7図及び第8図に示すように、キヤツ
プ本体10に3点ヒンジ11を介して蓋体12を
一体成形したものであり、キヤツプ本体10の天
板13には注出孔14を有する凸部15が形成さ
れており、一方、蓋体12側にはこの注出孔14
に嵌入する栓凸起16が突設されている。
開蓋に際しては、蓋体12の側面、とりわけ3
点ヒンジ11に対向する部位16に爪をかけ、こ
れを引き上げるようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが前記したものにおいては、蓋体12と
キヤツプ本体10の合わせ面あたりに爪をかけて
引き上げなければならないため、こじ開けるよう
な操作が必要となり、開蓋が困難であるという問
題がある。
本考案は前記した点に鑑みてなされたものであ
り、極めて容易に開くことができるようにしたキ
ヤツプ構造とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、この技術的課題を解決するために、
容器4に取り付けられるべきキヤツプ本体1に、
ヒンジ部2を介して蓋体3が開閉自在に一体成形
されていると共に、キヤツプ本体1に形成された
閉塞板1aに注出管1bが立設され、一方、蓋体
3の裏面側には前記注出管の孔部1cに嵌入する
栓体3aが形成されているキヤツプ構造において
以下のような技術的手段をとつた。
ヒンジ部2に対向する前記キヤツプ本体側壁面
には、この側壁面5にスリツト6を設けることに
より板バネ部7が形成されていると共にその先端
面7aに押しぼたん7bが形成されている。この
スリツトはキヤツプ本体1の高さ方向に沿つて形
成してもよいがその側壁面5の円周方向に沿つて
形成してもよい。
さらに板バネ部7における前記押しぼたん7b
の裏面側には先端に至るにしたがつて幅狭となる
くさび部7cが突設され、このくさび部7cは、
前記注出管1bの基部に設けた被押圧部1eと栓
体3aの基部に設けた被押圧部3bとの間に挿入
されて、その夫々に当接すると共に少なくとも被
押圧部3bと当接する面がテーパー面7dとして
形成されている。
また、これら被押圧部のうち少なくとも被押圧
部3b側には前記テーパー面7dに対応する斜面
3cを形成してキヤツプ構造とした。
〔作用〕
閉蓋時には蓋体3の栓体3aが注出管1bの孔
部1cに嵌入し、容器4は密閉状態にある。
押釦7bを押すと、板バネ部7の弾発力に抗し
てくさび部7cが前進し、テーパー面7d,7d
は被押圧部3bを上方に押し上げ開蓋せしめられ
る。押釦7bから指を離すと押釦7bは元位置に
復帰して閉蓋可能な状態になる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第6図に基づいて
説明する。
(第1実施例) キヤツプ本体1にはヒンジ部2を介して蓋体3
が開閉自在に一体成形されている。
キヤツプ本体1には容器4の口部を覆う閉塞板
1aが形成されていると共に、この閉塞板1aに
は注出管1bが立設され、この注出管1bを介し
て容器4内部が外部に連通するようになつてい
る。
一方、蓋体3の裏面側には前記注出管1bの孔
部1cに嵌入する栓体3aが形成されており、こ
れらの構成は従来のものと同様である。
前記ヒンジ部2に対向する前記キヤツプ本体1
の側壁面5にはキヤツプ本体1の高さ方向に沿つ
てスリツト6,6が形成され、これにより板バネ
部7が形成されている。
この板バネ部7の先端面7aには押釦7bが形
成されており、さらに板バネ部7における前記押
釦7bの裏面には先端に至るに従つて幅狭となる
テーパー面7d,7dを有するくさび部7cが突
設されている。
このくさび部7cは、前記注出管1bの基部に
設けた被押圧部1eと栓体3aの基部に設けた被
押圧部3bとの間に挿入されて、その夫々に当接
するようになつており、これら被押圧部1e,3
bには前記くさび部7cのテーパー面7d,7d
に密接するよう傾斜させた斜面1d,3cが夫々
形成されている。
以下、動作例を第3図及び第4図により説明す
る。
まず、第3図に示す閉蓋時には蓋体3の栓体3
aが注出管1aの孔部1cに嵌入し、容器4は密
閉された状態にある。ここで、押釦7bを押す
と、板バネ部7の弾発力に抗してくさび部7cが
前進し、前記テーパー面7d,7dは斜面1d,
3cに強く当接する。
これにより被押圧部3bは上方へ押し上げられ
開蓋する。続いて押釦7bから指を離すと押釦7
bは板バネ部7の弾発力で元位置に復帰し、閉蓋
可能な状態となる。
(第2実施例) 第5図は第2実施例を示し、スリツト6を側壁
面5の円周方向に沿つて設けたものである。これ
は、キヤツプ本体1の高さ方向には場所をとらな
いため、キヤツプ全体の高さを低く抑えることが
できるという利点がある。
(第3実施例) 第6図は第3実施例を示し、被押圧部1eとく
さび部7cとの接触面が水平となるように構成
し、テーパー面7dは被押圧部3bだけを押し上
げるようにしたものである。
〔考案の効果〕 本考案によれば、キヤツプ側面に設けられた釦
を押すだけで開蓋することができるため、従来の
もののように指でこじ開ける必要はなく、操作性
を大巾に向上させることができる。また、釦はキ
ヤツプと一体成形されているため、部品点数が増
加するおそれはなく、安価に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第
1図は開蓋状態を示す斜視図、第2図は閉蓋状態
を示す斜視図、第3図は閉蓋状態を示す断面図、
第4図は開蓋動作を示す断面図、第5図は他の実
施例を示す斜視図、第6図は他の実施例を示す断
面図、第7図および第8図は従来のキヤツプ構造
を示す断面図である。 1……キヤツプ本体、2……ヒンジ部、3……
蓋体、4……容器、5……側壁面、6……スリツ
ト、7……板バネ部、1a……閉蓋板、1b……
注出管、1c……孔部、1e……被押圧部、3a
……栓体、3b……被押圧部、3c……斜面、7
a……先端面、7b……押釦、7c……くさび
部、7d……テーパー面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器4に取付けられるべきキヤツプ本体1に、
    ヒンジ部2を介して蓋体3が開閉自在に一体成形
    されていると共に、キヤツプ本体1に形成された
    閉塞板1aに注出管1bが立設され、一方、蓋体
    3の裏面側には前記注出管1bの孔部1cに嵌入
    する栓体3aが形成されているキヤツプ構造にお
    いて、 ヒンジ部2に対向する前記キヤツプ本体側壁面
    には、この側壁面5にスリツト6を設けることに
    より板バネ部7が形成されていると共にその先端
    面7aに押しぼたん7bが形成されており、さら
    に板バネ部7における前記押しぼたん7bの裏面
    側には先端に至るにしたがつて幅狭となるくさび
    部7cが突設され、このくさび部7cは、前記注
    出管1bの基部に設けた被押圧部1eと栓体3a
    の基部に設けた被押圧部3bとの間に挿入され
    て、その夫々に当接すると共に少なくとも被押圧
    部3bと当接する面がテーパー面7dとして形成
    され、また、これら被押圧部のうち少なくとも被
    押圧部3b側には前記テーパー面7dに対応する
    斜面3cが形成されていることを特徴とするキヤ
    ツプ構造。
JP4281186U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0451172Y2 (ja)

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JPS62159353U JPS62159353U (ja) 1987-10-09
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JP3946341B2 (ja) * 1998-03-20 2007-07-18 吉田プラ工業株式会社 化粧料容器

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