JP3229131B2 - 容器用キャップ - Google Patents

容器用キャップ

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JP3229131B2 JP20425494A JP20425494A JP3229131B2 JP 3229131 B2 JP3229131 B2 JP 3229131B2 JP 20425494 A JP20425494 A JP 20425494A JP 20425494 A JP20425494 A JP 20425494A JP 3229131 B2 JP3229131 B2 JP 3229131B2
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由起夫 尾島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調味料、医薬品、化粧
品等の容器の開口に取り付けるキャップに関し、特にワ
ンタッチで開くことのできるキャップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】調味料、医薬品、化粧品等の容器の開口
に、合成樹脂製のキャップが取り付けられることがあ
る。このようなキャップとして、注出口が頂壁に開口し
た主キャップと、この注出口を閉じる副キャップとから
なるものが知られている。
【0003】例えば実開平1−66355号公報には、
キャップ基台(主キャップ)に蓋体(副キャップ)を反
転ヒンジを介して蝶着すると共に、蓋体を押し上げるテ
ーパ部と反転ヒンジの裏面に当接する突起とを備えた板
材をキャップ基台の上面にスライド自在に設け、板材を
スライドさせることでワンタッチで蓋体が開くようにし
たものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この形式のキャップ
は、片手操作で簡単に副キャップを開くことができる反
面、別部材で構成されたスライド自在な板材を用意しな
ければならないため、製造工数や組立工数が多くなるう
え、部品管理も繁雑化する。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
片手操作で簡単に開くことができ、しかも部品点数の増
大を招くことなく構成し得る容器用キャップを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、容器の開口に取り付けられる主キャップ
(2)と、該主キャップの頂壁(3)に反転ヒンジ
(9)を介して蝶着される副キャップ(6)と、一方へ
摺動させることで前記副キャップを押し上げると共に前
記反転ヒンジの内面を押して前記副キャップを開蓋させ
るべく前記頂壁上面に摺動自在に設けられるスライド部
(15)とを有する容器用キャップであって前記主キ
ャップの側壁(11)下部にヒンジ部(12)を介して
押圧部材(13)を連結し且つ該押圧部材の遊端にヒン
ジ部(14)を介して前記スライド部材を連結し、前記
押圧部材を押すことで前記一方への摺動方向押圧力を前
記スライド部材に与えるようにすると共に、前記押圧部
材と前記スライド部材とが前記頂壁と平行な平面上に展
開した状態で成型されるものとしたことを特徴とする容
器用キャップを提供することによって達成される。
【0007】
【作用】このような構成によれば、主キャップと副キャ
ップと押圧部材とスライド部材とを合成樹脂材にて一体
成形することができる。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0009】図1〜図3は、本発明に基づき構成された
容器用キャップを示している。このキャップ1は、各図
に示すように展開した状態で射出成形されており、容器
本体の開口部(図示せず)に嵌着される概ね有底円筒形
をなす主キャップ2と、主キャップ2の頂壁3に設けら
れた注出口4を閉じる栓5が設けられた副キャップ6と
からなり、例えばポリプロピレン樹脂などのような弾性
に富む合成樹脂材で一体成形されている。
【0010】主キャップ2と副キャップ6とは、撓曲自
在なヒンジ部7及びL字形のばね片8からなる反転ヒン
ジ9を介して互いに連結されている。これにより、ある
開角度を境にして閉方向と開方向とに副キャップ6に作
用する弾発付勢力が反転するようになっている。
【0011】主キャップ2には、プッシユオープナ10
が一体成形されている。このプッシュオープナ10は、
主キャップ2の側壁11の下部にヒンジ部12を介して
連結された押圧部13と、押圧部13の遊端にヒンジ部
14を介して連結されたスライド部15とからなってい
る。スライド部15には、その中央に注出口4を挿通す
る長孔16が開設され、その上面に於ける長孔16の両
脇に、テーパ面17を備える突部18が突設され、その
最遊端に突片19が突設されている。
【0012】副キャップ6の内面には、前記したよう
に、主キャップ2の注出口4に突入し得る栓5が突設さ
れると共に、スライド部15の突部18のテーパ面17
と係合し得る三角形の突起20が突設されている。
【0013】スライド部15の両側面には、外向きに爪
21が突設されており、主キャップ2の頂壁3に形成さ
れたスライド部受容溝22の両内側面に設けられたスリ
ット23に対し、この爪21を係合させ得るようになっ
ている。
【0014】次に本実施例の使用要領について説明す
る。先ず展開状態にある押圧部13をヒンジ部12から
折り曲げて主キャップ2の側壁11に添わせる。次いで
スライド部15をヒンジ部14から折り曲げて主キャッ
プ2の頂壁3に添わせる。ここでスライド部15の側面
に設けられた爪21を、主キャップ2の頂壁3のスライ
ド部受容溝22内側面に設けられたスリット23に押し
込むことにより、スライド部15の浮き上がりが防止さ
れる(図4参照)。この状態で、主キャップ2を容器本
体の開口に予め嵌着する。
【0015】反転ヒンジ9を中心にして副キャップ6を
回動し、主キャップ2の注出口4に副キャップ6内面の
栓5の先端を突入させる。栓5の先端部には、僅かに拡
径するくびれが形成されており、材料自体の弾性で注出
口4に緊密に嵌合して閉蓋状態が保持されるようになっ
ている(図5)。またこの時、反転ヒンジ9は副キャッ
プ6を閉じる向きに弾発力を発揮している。
【0016】押圧部13を押すと、スライド部15が摺
動してスライド部15の突部18のテーパ面17が副キ
ャップ6内面の突起20に当接し、副キャップ6を押し
上げる。これにより注出口4と栓5との係合が外れる。
この状態では、反転ヒンジ9はまだ副キャップ6を閉じ
る向きに付勢している。
【0017】更に押圧部13を押すと、スライド部15
の最遊端の突片19が反転ヒンジ9の内面を押し、副キ
ャップ6を開かせる。副キャップ6が完全に開いた位置
では、反転ヒンジ9は開蓋状態を保持する向きの弾発力
を発揮するので、副キャップ6が開いたままとなる(図
6)。そして押圧部13を押すことを止めると、スライ
ド部15と押圧部13とは各ヒンジ部12・14の復元
力で元位置に自動復帰する。
【0018】副キャップ6を閉じるには、副キャップ6
を指先で押して回動させ、主キャップ2の注出口4に栓
5の先端を嵌着させれば良い。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によれば、合成樹脂材
にて一体成形することができ、しかもワンタッチで開蓋
操作が行えるので、部品点数の増大を招くことなくこの
種のキャップの取扱い性を向上するうえに多大な効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャップの成形状態の上面図。
【図2】本発明によるキャップの成形状態の底面図。
【図3】本発明によるキャップの成形状態の縦断面図。
【図4】本発明によるキャップの組立状態の斜視図。
【図5】本発明によるキャップの副キャップを閉じた状
態の縦断面図。
【図6】本発明によるキャップの副キャップを開いた状
態の縦断面図。
【符号の説明】
1 キャップ 2 主キャップ 3 頂壁 4 注出口 5 栓 6 副キャップ 7 ヒンジ部 8 ばね片 9 反転ヒンジ 10 プッシュオープナ 11 側壁 12 ヒンジ部 13 押圧部 14 ヒンジ部 15 スライド部 16 長孔 17 テーパ面 18 突部 19 突片 20 突起 21 爪 22 スライド部受容溝 23 スリット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の開口に取り付けられる主キャップ
    と、該主キャップの頂壁に反転ヒンジを介して蝶着され
    る副キャップと、一方へ摺動させることで前記副キャッ
    プを押し上げると共に前記反転ヒンジの内面を押して前
    記副キャップを開蓋させるべく前記頂壁上面に摺動自在
    に設けられるスライド部材とを有する容器用キャップで
    あって、 前記主キャップの側壁下部にヒンジ部を介して押圧部材
    を連結し且つ該押圧部材の遊端にヒンジ部を介して前記
    スライド部材を連結し、前記押圧部材を押すことで前記
    一方への摺動方向押圧力を前記スライド部材に与えるよ
    うにすると共に、前記押圧部材と前記スライド部材とが
    前記頂壁と平行な平面上に展開した状態で成型されるも
    のとしたことを特徴とする容器用キャップ。
JP20425494A 1994-08-05 1994-08-05 容器用キャップ Expired - Fee Related JP3229131B2 (ja)

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ES95630087T ES2123935T3 (es) 1994-08-05 1995-07-27 Cierre para recipiente que incluye un primer capuchon y un segundo capuchon unidos por una charnela.
EP95630087A EP0699591B1 (en) 1994-08-05 1995-07-27 Container cap including a primary cap and a secondary cap joined by a hinge
AT95630087T ATE172422T1 (de) 1994-08-05 1995-07-27 Behälterverschluss mit durch ein scharnier verbundener erster und zweiter kappe
EP97202574A EP0819615A1 (en) 1994-08-05 1995-07-27 Container cap including a primary cap and a secondary cap joined by a hinge
DE69505474T DE69505474T2 (de) 1994-08-05 1995-07-27 Behälterverschluss mit durch ein Scharnier verbundener erster und zweiter Kappe
TW084109457A TW276239B (ja) 1994-08-05 1995-09-11

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JP4534703B2 (ja) * 2004-10-08 2010-09-01 凸版印刷株式会社 ワンプッシュオープンヒンジキャップ
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