JPH0430135Y2 - - Google Patents

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JPH0430135Y2
JPH0430135Y2 JP1985001181U JP118185U JPH0430135Y2 JP H0430135 Y2 JPH0430135 Y2 JP H0430135Y2 JP 1985001181 U JP1985001181 U JP 1985001181U JP 118185 U JP118185 U JP 118185U JP H0430135 Y2 JPH0430135 Y2 JP H0430135Y2
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cap
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gate
inclined surface
spouting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体・粉末などを収容する容器の口部
閉鎖装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ワンタツチで開蓋でき、そして、開蓋時
に蓋の忘失を防ぐようにしたキヤツプは実開昭57
−13452号公報に示されるようなものが知られて
いる。
前記キヤツプは第8図に示すように、キヤツプ
本体31に上蓋33をヒンジ35で連結し、上蓋
33の突出栓34で注口32を閉鎖するようにし
たもので、開蓋はキヤツプ本体31と、キヤツプ
本体31が螺着された容器首部(図示しない)を
掌で握りながら親指で上蓋33の先端を押し上げ
て開口させることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記のようなキヤツプでは、片手でワンタツチ
で開蓋できるといつても、掌で容器首部を握りな
がら親指で上蓋33を押し上げるので操作が簡単
でなかつた。
本考案は前記のような欠点を除き、片手で簡単
に操作できると共に、固く嵌合されたキヤツプで
も、確実に開放できる容器口部の閉鎖装置とする
ことを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、容器本体1に設けた注出筒部5にキ
ヤツプ20を嵌合し、該キヤツプ20は弾力性の
ある材料で形成するとともに、キヤツプ20の下
面側部を注出筒部5の肩に当接させて設け、か
つ、該キヤツプ20下面側部と、注出筒部5の肩
とのいずれか一方を傾斜面21に形成し、いずれ
か他方を突状部9に形成し、傾斜面21は下方に
広がるように傾斜させて形成して、キヤツプ20
の両側の押圧によりキヤツプ20が押し上げられ
るように形成し、さらに、キヤツプ20の前後側
に門型脚23を設け、該門型脚23は容器本体1
に対して、門型脚23の中心線方向に摺動自在に
嵌挿するとともに回動自在に軸着した。
〔作用〕
本考案は、キヤツプ20の外側を両側(第1
図,第4図の左右両側)から押圧すると、キヤツ
プ20は傾斜面21と突状部9間に発生した力に
よつて直接押し上げられ、門型脚23も上昇し、
固く嵌合した注出筒部5とキヤツプ20でも、確
実に嵌合が外れる。次に門型脚23を回動させる
と注出口8は解放される。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
ものであり、容器本体1には注出筒2が設けら
れ、該注出筒2には嵌着用の突条3が設けられて
いる。
そして、前記注出筒2に嵌着される注出筒部5
には嵌着用の凹溝11と内筒10が設けられると
ともに、注出口筒7が設けられて注出口8が形成
されている。
さらに、注出筒部5の肩には後記する傾斜面2
1の当接する突状部9が形成され、下部のスカー
ト6の前後には突部12が設けてある。
なお、図は注出筒2と注出筒部5を別体に形成
し嵌着するように形成してあるが、一体に形成し
てもよい。この場合突部12を容器本体1と一体
に設けるか、又は別体として形成し容器本体1に
取り付ける。
栓15には嵌着用の突起16と外筒17が設け
られるとともに、凹状溝18が設けられ、キヤツ
プ20の突出部22は嵌合し、止着されるように
なつている。そして、この閉鎖装置は栓15を取
り除き、注出口筒7に被嵌される外筒17のみを
有する蓋としてもよい。
キヤツプ20は弾力性のある合成樹脂などの材
料で形成され、その下面側部には前記突状部9に
当接する傾斜面21が設けられ、該傾斜面21は
注出筒部5の中心線に対して下方に広がるように
傾斜しており、キヤツプ20の両側の押圧により
キヤツプ20が押し上げられるように形成してあ
る。
そして、この傾斜面21はキヤツプ20の下面
側部の両側に対設するのが好適であるが、栓15
などの嵌合部が短い場合は、片側だけとすること
もでき、また、傾斜面21に当接する突状部9の
部分を斜面に形成することもできる。
また、キヤツプ20の前後側には下方に延びる
門型脚23が一体に設けられ、該門型脚23には
前記突部12が嵌入する門型脚側長孔25が設け
られ、折り曲部24は薄肉に形成し、弾力性を持
たせ組み立てやすくしている。
第4図ないし第6図は他の実施例を示すもの
で、先の実施例と同様の部分は同じ符号を用い説
明を省略した。
この実施例では、容器本体1の前後に切欠部4
を設け、注出筒部5のスカート6の前後にスカー
ト側長孔13を設け、門型脚23の内側に割り溝
27を設けた突出片26が設けられ、門型脚23
の突出片26がスカート側長孔13に弾性的に嵌
入できるようになつている。
第7図は別の実施例の門型脚23の容器本体1
への取り付け部分を示すものであり、容器本体1
又はスカート6に設けた突部12に保持体28を
回動自在に嵌着し、さらに、該保持体28の孔2
9に門型脚23を嵌挿し、突起30,30の間で
摺動できるようにしたものである。
そして、キヤツプ20と栓15とを一体に形成
し、傾斜面21を注出筒部5の肩に形成し、突状
部9をキヤツプ20の下面側部に形成してもよ
い。
なお、前記各実施例において、傾斜面21に当
接する突状部9を斜面に形成し、当接する部分の
両方の面を斜面とすることもできる。
そして、このキヤツプ20を取り外すには、キ
ヤツプ20の外側を両側(第1図,第4図に左右
両側)から指で挾み押圧すると、キヤツプ20は
変形し、側部は傾斜面21と突状部9により上方
に押し上げられ、キヤツプ20の栓15や外筒1
7も上方に押し上げられ、注出筒部5との嵌合が
外れるので門型脚23を回動させてキヤツプ20
を容器本体1の側方に移動させる。
〔考案の効果〕
本考案はキヤツプ20の両側を指で挾圧し、容
器とキヤツプの嵌合を外し門型脚23を回動させ
るだけで容器口部を解放できるので、容器を床や
テーブルなどに置いたまま片手で操作でき、便利
であり、キヤツプ20を紛失することもない。
そして、本考案は、キヤツプ20の下面側部
と、注出筒部5の肩とを当接させ、この当接させ
た部分に突状部9と傾斜面21を設けたものであ
る。
したがつて、キヤツプ20の両側を狭圧するこ
とによつて、突状部9と傾斜面21間に発生した
力は、介在物等によつて緩和されることなく、直
接キヤツプ20の下面側部に作用して、キヤツプ
20を押し上げる。
そして、キヤツプ20の両側を、急激に押圧し
た場合にも、突状部9と傾斜面21間に発生した
力は、キヤツプ20に直接作用して、注出筒部5
に固く嵌合したキヤツプ20を確実に取り外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半裁縦断正面
図、第2図はその半裁縦断側面図、第3図はその
一部を破砕した分解斜視図、第4図は他の実施例
の半裁縦断正面図、第5図はその半裁縦断側面
図、第6図はその一部を破砕した分解斜視図、第
7図は別の実施例の部分図、第8図は従来例を示
す図である。 1……容器本体、5……注出筒部、9……突状
部、20……キヤツプ、21……傾斜面、23…
…門型脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1に設けた注出筒部5にキヤツプ20
    を嵌合し、該キヤツプ20は弾力性のある材料で
    形成するとともに、キヤツプ20の下面両側部の
    少なくとも一方を注出筒部5の肩に当接させて設
    け、かつ、少なくとも前記当接しているキヤツプ
    20の下面側部と、注出筒部5の肩とのいずれか
    一方を傾斜面21に形成し、いずれか他方を突状
    部9に形成し、さらに、該傾斜面21は注出筒部
    5の中心線に対して下方に広がるように傾斜させ
    て形成して、キヤツプ20の両側の押圧によりキ
    ヤツプ20が押し上げられるように形成し、さら
    に、キヤツプ20の前後側に下方に延びる門型脚
    23を設け、該門型脚23は容器本体1に対し
    て、門型脚23の中心線方向に摺動自在に嵌挿す
    るとともに回動自在に軸着した容器口部の閉鎖装
    置。
JP1985001181U 1985-01-09 1985-01-09 Expired JPH0430135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985001181U JPH0430135Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985001181U JPH0430135Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS61117157U JPS61117157U (ja) 1986-07-24
JPH0430135Y2 true JPH0430135Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=30473693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985001181U Expired JPH0430135Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242594Y2 (ja) * 1984-12-19 1990-11-14

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Publication number Publication date
JPS61117157U (ja) 1986-07-24

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