JPH0333651Y2 - - Google Patents

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JPH0333651Y2
JPH0333651Y2 JP1985003402U JP340285U JPH0333651Y2 JP H0333651 Y2 JPH0333651 Y2 JP H0333651Y2 JP 1985003402 U JP1985003402 U JP 1985003402U JP 340285 U JP340285 U JP 340285U JP H0333651 Y2 JPH0333651 Y2 JP H0333651Y2
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cap
spout
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inclined surface
gate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体などを収容する容器口部の閉鎖装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ワンタツチで開蓋でき、そして、開蓋時
に蓋の忘失を防ぐようにしたキヤツプ着脱機構
は、実公昭50−8125号公報に記載されている。
前記公報に記載されたキヤツプ着脱機構は、第
8図に示すように、容器の本体口部31に、起立
壁34、及び、液体流通孔35を設けた部分を介
して、栓部36を立設し、この本体口部31に、
キヤツプ20を外嵌し、このキヤツプ20は、キ
ヤツプ20の頂壁39から垂下して設けた筒部4
1を、前記本体口部31に、上下摺動可能に嵌合
するとともに、前記頂壁39から垂下して設けた
筒壁24を、前記起立壁34に液密に摺接させ、
キヤツプ20に設けた流出口43を、前記栓部3
6で閉鎖するように形成してある。
そして、前記キヤツプ20の周壁40に設けた
窓状部には、上部屈曲部47と中央屈曲部48、
及び下部屈曲部49とで屈曲するように形成され
た屈伸脚部46を設け、この屈伸脚部46の下端
部を、容器の肩部に嵌着したものである。
そして、前記キヤツプ20の流出口43が、栓
部36によつて閉鎖された状態で、前記屈伸脚部
46が外方に屈曲して突出させたものである。
前記キヤツプ着脱機構は、キヤツプ20の周壁
40に設けた屈伸脚部46を押すことにより、屈
伸脚部46を直線状とし、キヤツプ20の頂壁3
9を押し上げ、栓部36から流出口43を離して
開口させるものである。
そして、前記キヤツプ20を押し下げることに
より、前記流出口43に前記栓部36を嵌合さ
せ、流出口43を閉鎖するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第8図に示されるキヤツプ着脱機構は、キ
ヤツプ20の屈伸脚部46を押すだだけでワンタ
ツチで、流出口43を開き、また、キヤツプ20
を下方に押すだけでワンタツチで流出口43を閉
塞でき、操作がきわめて簡単で便利である。
しかしながら、前記キヤツプ着脱機構は、屈伸
脚部46を強く押し過ぎると、屈伸脚部46がキ
ヤツプ20の周壁40より内方に凹入する虞があ
る。
そして、屈伸脚部46の凹入したキヤツプ20
を押し下げると、屈伸脚部46が凹入した状態
で、流出口43が閉鎖され、次に、流出口43を
開口させるには、屈伸脚部46を押圧したので
は、キヤツプ20の頂壁39を押し上げることが
できず、キヤツプ20を把持して上方に引き上げ
なければならない。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、簡単に開閉操作のできる容器口部の閉鎖装置
を、確実に開閉操作のできる閉鎖装置とすること
を技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、容器本体1に、注出口8を設けた注
出筒部5を設け、この注出筒部5に、キヤツプ2
0を外嵌し、このキヤツプ20に設けた栓15
で、前記注出口8を閉鎖し、そして、このキヤツ
プ20は、弾力性のある材料で形成するととも
に、キヤツプ20の筒状に形成された側部下面の
少なくとも一側を、注出筒部5の肩に当接させて
設け、少なくとも前記側部下面と肩とのいずれか
一方を傾斜面9,9A,9Bに形成し、いずれか
他方を当接部21,21A,21Bに形成し、傾
斜面9は、注出筒部5の中心線に対して下方に広
がるように傾斜させ、さらに、キヤツプ20の前
後側に、下方に延びる門型脚22を設け、該門型
脚22の下端部は容器本体1に対して回動自在と
なるように軸着し、かつ、該門型脚22は弾力性
のある材料で形成され、直線状に復元しようとす
る力を保有させて容器口部の閉鎖装置とした。
〔作用〕
本考案は、キヤツプ20の外側を(第1図、第
4図、第7図の左右両側)押圧すると、当接部2
1Aが内側に移動し、キヤツプ20は、傾斜面9
と当接部21のカム作用により押し上げられる。
そして、注出筒部5とキヤツプ20との嵌合が
外れると、門型脚22は直線状に戻ろうとする復
元力により半円形に近い形状に成ろうとするの
で、キヤツプ20は若干上方に移動し、その位置
を保持する。次に、門型脚22を回動させキヤツ
プ20を容器本体1の側方に移動させ、注出口8
より内容物を注出する。
そして、門型脚22を回動させ、キヤツプ20
を注出筒部5の上方に位置させ、キヤツプ20を
押し下げると、注出筒部5の注出口8に、キヤツ
プ20の栓15が嵌合し、注出口8は閉鎖され
る。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案の一実施例の容器
口部の閉鎖装置を示すものである。
この実施例は、容器本体1に、注出筒2が設け
られているとともに両側に凹所4が設けられ、前
記注出筒2には嵌着用の突条3が設けられてい
る。そして、前記注出筒2に嵌着される注出筒部
5には、嵌着用の凹溝11と内筒10が設けられ
るとともに、注出口筒7が設けられて注出口8が
形成されている。
さらに、注出筒部5の肩には、後記する当接部
21Aの当接する傾斜面9Aが形成され、該傾斜
面9Aは、注出筒部5の中心線に対して下方に広
がるように傾斜されている。また、下部のスカー
ト6の前後には孔13が設けてある。
なお、図は注出筒2と注出筒部5を別体に形成
し嵌着するように形成してあるが、一体に形成し
てもよい。そして、このように形成する場合は、
当然のこととして、容器本体1に後記する門型脚
22を軸着する機構を設ける必要がある。
さらに、前記注出筒部5に嵌合されるキヤツプ
20は、弾力性のある合成樹脂などの材料で形成
され、嵌着用の突起16を有する栓15が一体に
設けられている。また、キヤツプ20の側部下面
には前記傾斜面9Aに当接する当接部21Aが形
成されている。
そして、前記傾斜面9Aと当接部21Aは、キ
ヤツプ20の側部下面の両側に対設するのが好適
であるが、栓15などの嵌合部が短い場合は、片
側だけとすることもでき、また、傾斜面9Aに当
接する当接部21Aの部分を斜面に形成すること
もできる。
また、キヤツプ20の前後側には下方に延びる
門型脚22となる部材が弾力性のある材料で直線
状に形成されており(第3図)、この部材を肩の
部分25で門型に屈曲し、下端部の突出片23を
前記孔13に挿入し回動自在に軸着する。従つ
て、該門型脚22は直線状に戻ろうとする復元力
を保有している。また、該突出片23は、割り溝
24で孔13に弾性的に嵌入できるようになつて
いる。
そして、キヤツプ20の外側を両側(第1図、
第4図、第7図の左右両側)から指で挾み押圧す
ると、キヤツプ20は、変形して当接部21Aが
内側に移動し、側部は、傾斜面9Aと当接部21
Aのカム作用により上方に押し上げられ、キヤツ
プ20の栓15は、注出口8から離脱し、キヤツ
プ20と注出筒部5との嵌合が外れる。そうする
と、門型脚22は、直線状に戻ろうとする復元力
により半円形に近い形状になろうとし、キヤツプ
20は若干上方に移動する。そして、キヤツプ2
0は、門型脚22を回動することにより、横方向
に移動する。
第4図ないし第6図は他の実施例を示すもの
で、凹所4を大きく形成している。そして、門型
脚22を前の実施例のものより若干長く形成し、
かつ、肩の部分25を若干薄肉に形成した。
従つて、キヤツプ20を注出筒部5から外した
場合、前の実施例のものよりキヤツプ20が注出
筒部5より離れた上方に位置するようになる。
第7図は別の実施例であり、栓15をキヤツプ
20と別体で形成し外筒17を設け、凹状溝18
と突出部26で嵌着されるようになつており、ま
た、傾斜面9Bをキヤツプ20の側部下面に形成
し、該傾斜面9Bに当接する当接部21Bを注出
筒部5の肩に形成している。
なお、前記実施例において、傾斜面9A,9B
に当接する当接部21A,21Bを斜面に形成
し、当接する部分の両方の面を斜面とすることも
できる。
〔考案の効果〕
本考案は、注出筒部5に、キヤツプ20を嵌合
し、このキヤツプ20に設けた栓15で、注出口
8を閉鎖し、このキヤツプ20は、弾力性を有す
る材料で形成するとともに、キヤツプ20の筒状
に形成された側部下面を、注出筒部5の肩に当接
させて設け、かつ、前記側部下面と肩の、少なく
ともいずれか一方を、傾斜面9(9A,9B)に
形成したものである。
そして、キヤツプ20の前後側に、復元力を保
有する門型脚22を設けて、この門型脚22を容
器本体1に軸着しものである。
したがつて、キヤツプ20の側部を押圧するこ
とによる、前記傾斜面9のカム作用によつて、嵌
合が外れたキヤツプ20は、門型脚22によつ
て、さらに、上方に押し上げられ容器本体1の側
方に容易に移動できる状態となり、移動できるも
のである。
また、筒状に形成されたキヤツプ20の側部
は、側部の押圧を止めると、元の筒状に確実に復
元し、次の開蓋操作に支障がないものである。
そして、注出口8は、外側よりキヤツプ20の
栓15で閉鎖されるので、注出口8に塵など付着
しないものである。
さらに、注出筒部5の注出口8に、キヤツプ2
0の栓15を嵌入して閉鎖するので、注出筒部5
側に、栓の嵌入できない液体通過孔などが存在せ
ず、したがつて、液密に摺接する筒壁などが存在
せず、液漏れなども発生しないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断正面図、
第2図はその縦断側面図、第3図はその一部を破
砕した分解斜視図、第4図は他の実施例を示す縦
断正面図、第55図はその縦断側面図、第6図は
その一部を破砕した分解斜視図、第7図は別の実
施例を示す半裁縦断正面図、第8図は従来例を示
す図である。 1…容器本体、5…注出筒部、8…注出口、
9,9A,9B…傾斜面、15…栓、2…キヤツ
プ、21,21A,21B…当接部、22…門型
脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1に、注出口8を設けた注出筒部5を
    設け、この注出筒部5に、キヤツプ20を外嵌
    し、このキヤツプ20に設けた栓15で、前記注
    出口8を閉鎖し、そして、このキヤツプ20は、
    弾力性のある材料で形成するとともに、キヤツプ
    20の筒状に形成された側部下面の少なくとも一
    側を、注出筒部5の肩に当接させて設け、かつ、
    少なくとも前記当接している側部下面と肩のいず
    れか一方を傾斜面9に形成し、いずれか他方を当
    接部21に形成し、さらに、該傾斜面9は、注出
    筒部5の中心線に対して下方に広がるように傾斜
    させ、さらに、キヤツプ20の前後側に、下方に
    延びる門型脚22を設け、該門型脚22の下端部
    を容器本体1に対して回動自在となるように軸着
    し、かつ、該門型脚22は弾力性のある材料で形
    成され、直線状に復元しようとする力を保有して
    いるものである容器口部の閉鎖装置。
JP1985003402U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0333651Y2 (ja)

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4325599Y1 (ja) * 1965-10-18 1968-10-25
JPS508125U (ja) * 1973-05-22 1975-01-28

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JPS4325599Y1 (ja) * 1965-10-18 1968-10-25
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