JPH0331226Y2 - - Google Patents

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JPH0331226Y2
JPH0331226Y2 JP16532985U JP16532985U JPH0331226Y2 JP H0331226 Y2 JPH0331226 Y2 JP H0331226Y2 JP 16532985 U JP16532985 U JP 16532985U JP 16532985 U JP16532985 U JP 16532985U JP H0331226 Y2 JPH0331226 Y2 JP H0331226Y2
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container
saucer
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spout
nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧液を収容した容器を受皿側に備
えたコンパクトに関する。
〔従来の技術〕
化粧液を収容した容器を受皿側に備えたコンパ
クトとして、従来、実開昭58−125511号公報に記
載されたものがある。これは第3図に示すよう
に、コンパクトの受皿2上に固形化粧料の収容部
41を形成するとともに、受皿2内に容器24
(第3図には図示しない)を収容し、この容器2
4の口部を受皿の一側縁から突出させて、内容物
の取出部42を設け、さらに口部を覆うように受
皿2の一側にキヤツプ43を取り付けられるよう
にしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造のものでは、容器24
から化粧液を注出するに際し、キヤツプ43を外
して取出部42を操作しなければならず、注出操
作が面倒である。また、キヤツプ43を取り付け
るため、コンパクトとしてのデザインがしにく
く、形の整つたコンパクトとすることができない
問題がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、受皿側に容器を収容したコンパクトにおい
て、容器からの液体注出操作を容易にするととも
に、デザイン上のまとまりをつけることのできる
構造とすることを技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿2にヒンジ5で蓋体4を回動開閉自在に連結
し、受皿2と蓋体4とに蓋体4を閉鎖状態に係止
する係止部7,12を設けたコンパクトにおい
て、次のような技術的手段をとつた。
すなわち、前記受皿2側に容器収容部21を設
けるとともに、この容器収容部21に可撓性のあ
る容器24を、その口部が受皿2の一側縁に臨む
ように収容する。ここで、容器収容部21は受皿
2側に設ければよいのであり、従つて、受皿2に
直接容器収容部21を形成してもよいし、また、
容器収容部21として受皿2とは別に皿状の器や
枠状の器を形成して、これを受皿2の上に載置し
得るように形成してもよい。また、これを載置す
るのではなく、受皿2の上側もしくは下側として
前記ヒンジ5で受皿2及び蓋体4に連結し、いわ
ば2重の受皿2を設けたように形成してもよい。
そして、前記容器24の口部には注出栓31を
取り付ける。この注出栓31には受皿2の側方に
向かつて突出するようばね38で付勢されたノズ
ル36を設けてあり、かつ、このノズル36が突
出した時ノズル36により形成されている注出口
37を開き、ノズル36が押し込まれた時この注
出口37を閉じる弁34を設けてある。この注出
栓31はノズル36の進退により注出口37が開
閉されるものであればどのようなものでもよい。
さらに、前記蓋体4側の前記注出栓31に対応
した部分には、蓋体4の閉鎖時に注出栓31の前
面に立ち塞がる押圧板11を設ける。そして、こ
の押圧板11の内面側に蓋体4の閉鎖時にノズル
36先端に当接してノズル36を押し込むテーパ
ー面14を形成してコンパクトとする。
〔作用〕
蓋体4を閉じている時、注出栓31のノズル3
6は押圧板11のテーパー面14によつて押し込
まれ、押圧板11により押圧されたままの状態に
保持され、よつて、弁34により注出口37が閉
じる。蓋体4を開くと押圧板11によるノズル3
6の押し込みが解除されるので、ノズル36はば
ね38により突出し注出口37が開いて注出が可
能となる。そこで、可撓性のある容器24を押す
と注出口37から化粧液が注出される。なお、容
器24内に収容されるべき液体は粘性の高い乳液
等で、側方に向いた注出口37からひとりでに注
出されることのないものである必要がある。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
円形のスポンジ1を収容すべき受皿2の一端
に、内面に鏡3を有する蓋体4の一端がヒンジ5
で連結されている。そして、受皿2の他端には係
止凹部6が形成されているとともに、その中に受
皿2側の係止部として係止突起7が突設されてい
る。また、蓋体4のヒンジ5側一端部は蓋体4を
閉じた時、受皿2との間に一定の間隔を形成する
ためのアーム8が形成され、このアーム8の先端
が前記ヒンジ5で受皿2に連結されており、さら
に、蓋体4の他端には前記受皿2側に延出した押
圧板11が設けられている。この押圧板11の先
端には前記係止突起7に係合するフツク12が蓋
体4側の係止部として形成されているとともに、
押圧板11の内面に押圧台座部13が形成され押
圧台座部13にはテーパー面14が形成されてい
る。
そして、受皿2上に容器収容部としての容器皿
21が載置されるようになつており、この容器皿
21は上面を開放した有底のもので、受皿2上に
載置した時にヒンジ5に対応する部分の周壁に蓋
体4のアーム8を格納する切欠部22が形成され
ているとともに、係止突起7に対応する周壁部分
は平板状になつており、その中央部に容器24の
口部を嵌合すべき挿入溝23が形成されている。
この容器皿21内に可撓性を有する容器24が
嵌合され、その際、容器24の口部が挿入溝23
内に収まり、受皿2の端縁に臨むようになつてい
る。そして、この容器24口部に注出栓31が螺
着されている。
この注出栓31は容器24口部内に嵌合する筒
体32を有しており、この筒体32は容器24内
側端部に導出口33を有するとともに、この端部
側から容器24の出口側に向かつて柱状弁34が
設けられている。さらに、筒体32内に基端が挿
入され、この基端に筒体32内壁面に水密に摺接
する環状ピストン35を有し、先端が筒体32外
に突出して、受皿2の側方に向かうノズル36が
進退自在に設けられている。そして、このノズル
36は注出口37を形成しているもので、筒体3
2内に設けたばね38で筒体32外へと突出する
方向に付勢され、このばね38の付勢力に抗して
筒体32内に押し込まれた時、その基端が柱状弁
34に当接して注出口37を閉じるようになつて
いる。
そして、蓋体4を閉じた時、容器皿21は受皿
2と蓋体4とに挟持される。その際、押圧板11
が注出栓31の前に立ち塞がり、ノズル36は押
圧板11のテーパー面14により筒体32内側へ
と押し込まれ、押圧台座部13により押し込まれ
た状態に保持されるので、注出口37は柱状弁3
4と押圧台座部13とにより閉じられる。
係止突起7とフツク12との係合を解いて蓋体
4を開くと、ノズル36はばね38で突出され注
出口37が開くので、容器皿21を受皿2上から
外し、受皿2内からスポンジ1を取り外し、容器
24を押すことによりこのスポンジ1上に容器2
4内からの乳液等を注出して使用する。
なお、容器皿21は受皿2上に載置するだけで
なく、ヒンジ5で受皿2及び蓋体4に連結するよ
うにしてもよい。そして、このように受皿2と容
器皿21と蓋体4とをヒンジ5で連結した場合、
容器皿21を受皿2の下側にしてもよい。この場
合受皿2側の係止部は容器皿21に設ける。
また、容器収容部としては容器皿21でなくと
もよく、この容器皿21から底を省略して枠状に
したものでもよく、要は容器24を保持し得れば
よい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓋体4の開閉操作に連動して
容器24の注出口37の開閉がされるので、蓋体
4を開いた後改めて注出口37の開閉操作をしな
くてもすみ、操作が極めて容易である。
また、容器24を収容した際の形状として、そ
の注出栓31部分がコンパクト外部に突出したり
せず、デザイン上まとまりのある形状にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその分解斜視図、第3図は従来例を示す斜
視図である。 2……受皿、4……蓋体、5……ヒンジ、7…
…受皿側の係止部たる係止突起、12……蓋体側
の係止部たるフツク、21……容器収容部として
の容器皿、24……容器、31……注出栓、34
……弁、36……ノズル、37……注出口、38
……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿2にヒンジ5で蓋体4を回動開閉自在に連
    結し、受皿2と蓋体4とに蓋体4を閉鎖状態に係
    止する係止部7,12を設けたコンパクトにおい
    て、 前記受皿2側に容器収容部21を設けるととも
    に、この容器収容部21に可撓性のある容器24
    を、その口部が受皿2の一側縁に臨むように収容
    し、さらに、この容器24の口部には注出栓31
    を取り付け、この注出栓31には受皿2の側方に
    向かつて突出するようばね38で付勢されたノズ
    ル36を設けるとともに、このノズル36が突出
    した時ノズル36により形成されている注出口3
    7を開き、ノズル36が押し込まれた時この注出
    口37を閉じる弁34を設け、 前記蓋体4側の前記注出栓31に対応した部分
    に、蓋体4の閉鎖時に注出栓31の前面に立ち塞
    がる押圧板11を設けるとともに、この押圧板1
    1の内面側に蓋体4の閉鎖時にノズル36先端に
    当接してノズル36を押し込むテーパー面14を
    形成したことを特徴とするコンパクト。
JP16532985U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0331226Y2 (ja)

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JP16532985U JPH0331226Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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JP16532985U JPH0331226Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS6273819U JPS6273819U (ja) 1987-05-12
JPH0331226Y2 true JPH0331226Y2 (ja) 1991-07-02

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