JPH0752044Y2 - 弾性反転形キャップ - Google Patents

弾性反転形キャップ

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JPH0752044Y2
JPH0752044Y2 JP10634889U JP10634889U JPH0752044Y2 JP H0752044 Y2 JPH0752044 Y2 JP H0752044Y2 JP 10634889 U JP10634889 U JP 10634889U JP 10634889 U JP10634889 U JP 10634889U JP H0752044 Y2 JPH0752044 Y2 JP H0752044Y2
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engaging
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fitted
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博 水島
修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、注出栓を有して容器口部に装着される3点ヒ
ンジ形の弾性反転形キャップに関する。
「従来の技術」 この種キャップは極く周知であり、頂壁に注出孔を開孔
したキャップ体上面部に、前記注出孔を開閉栓する棒栓
を持つ天蓋を後部側の3点肉薄ヒンジで一体的に結合配
置し、この天蓋の後部側中間帯を逆L形の弾性反転板に
切離形成し、天蓋の支持ヒンジと弾性反転板の支点ヒン
ジの位置をずらし、これにより天蓋と弾性反転板の共用
の回動ヒンジが画く2態の回動軌跡が交叉する2つの安
定点を設け、天蓋の開閉状態をこれら安定点に位置させ
るようにしたものであり、一部材で形成でき、ワンタッ
チで注出孔が開閉栓できる便利さから各種容器に用いら
れている。
「考案が解決しようとする課題」 この種弾性反転形キャップは、注出栓が簡単に開栓した
りしては困るので、閉栓状態で棒栓は突条を介して注出
孔周縁に係合するようにしてあり、そして液洩れが生じ
ないように棒栓と注出孔は密に接触させてあり、閉栓状
態はかなり固い。ところで、天蓋従って棒栓は後端の支
点ヒンジを中心として回動して開閉栓されるので、開栓
時棒栓の脱栓操作が重く、開蓋、開栓しにくいのが実情
である。
本考案は、注出栓の閉栓状態での離脱防止の係合及び、
液洩れ防止の密なる接触を損なうことなく、開蓋、開栓
操作が楽にできる構造とした弾性反転形キャップを得る
にある。
「課題を解決するための手段」 本考案の弾性反転形キャップは、容器口頸部に外嵌装着
する筒部3上端周縁から上外方に立上がる椀条の基部4
を有し、この基部4上面にこの上面を塞ぐように、中央
部に円形孔5を開孔し、かつ前部下面から下端外面に係
合突条6を設けた棒栓7を垂設し、3点肉薄ヒンジで片
開き可能に一体に設けた天蓋8を配設した本体部1と、
前部側に前記係合突条6に係合する係合部9を周縁部に
形成した注出孔10を開孔し、かつ中央部に前記円形孔5
に下側から嵌合して外部に露呈する円形押込み部11を突
出形成し、周縁部を介し前記基部4に内嵌固定された軟
弾材からなる頂壁部材2とで構成してる。
「作用」 上記において、常時は第1図のように天蓋8は閉蓋さ
れ、この閉蓋状態において棒栓7は注出孔10に密に挿栓
して注出孔10を閉栓しており、この閉栓により容器体12
は閉封状態にある。なお、この閉栓状態で係合突条6と
係合部9は係合しており、棒栓7は注出孔10から離脱す
ることがなく、天蓋8は簡単に開蓋することはない。
つぎに、内容物注出に際し開栓、開蓋するには、第2図
のように、例えば親指を天蓋8のつまみ19に掛け、また
人指し指を頂壁部材2の円形押込み部11に当て、この押
込み部11を下方に押込む。すると、この押込みにより注
出孔10部分が下方に変形下降して棒栓7から離脱し棒栓
7との係合が外れるので、この後つまみ19を介し天蓋8
を上方に押上げることで天蓋8は容易に開蓋する。
「実施例」 以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案の弾
性反転形キャップは、注出孔10を形成する頂壁部材2を
独立部材として軟弾材で形成し、この頂壁部材2を、棒
栓7を垂下した天蓋8を一体に設けた本体部1に外部か
ら押込み可能に内嵌装着し、その押込みで注出孔10部を
下方に変形させて棒栓7から離脱させ、開蓋、開栓する
ことを特徴としている。
本体部1は、容器体12の口頸部13外面に螺合装着する取
付け用の筒部3上端周縁から、上外方に弯曲拡開して立
上がる椀条の基部4を有し、この基部4上面にこの上面
を塞ぐように、下面から下端外面に係合突条6を設けた
棒栓7を垂下した天蓋8を、3点の肉薄ヒンジ14a,14b,
14cと逆L形の弾性反転板15により片開き可能に一体的
に設けて配設している。また基部4の内面中腹部から内
部周壁16を立設し、基部4の上部内面には係合突条17を
突設している。18は口頸部13に内嵌する垂環、19はつま
みを示す。
頂壁部材2は軟弾性の合成樹脂材からなり、前部側に前
記係合突条6に係合する係合部9を端部周縁に形成した
注出孔10を開通し、かつ中央部に前記円形孔5に下側か
ら嵌合して押込み可能に外部に露出する円形押込み部11
を突出形成し、また周縁から内外2重形の取付け周壁2
0,21を垂設し、この2重周壁20,21で前記内部周壁16を
挟着し、かつ外部周壁21外面に設けた係合突条22を前記
係合突条17に係合させて基部4に内嵌固定してある。
従って、頂壁部材2の円形押込み部11を指先で下方に押
込めば、この押込みにより注出孔10部が下方に変形下降
して棒栓7から離脱し開栓状態となるので、天蓋8は容
易に開蓋することができる。
「考案の効果」 以上記載したように、本考案では注出孔10を形成する頂
壁部材2を独立部材として軟弾材で形成し、この頂壁部
材2を、棒栓7を垂下した天蓋8を一体に形成したキャ
ップの本体部1に外部から押込み可能に内嵌装着し、こ
の頂壁部材2を押込むことで注出孔10部を下方に変形下
降させて棒栓7から離脱させるようにしたので、閉栓状
態での離脱防止の係合及び液洩れ防止の密なる接触を損
なうことなく、容易に開蓋、開栓できる弾性反転形キャ
ップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aとbは本考案弾性反転形キャップの一実施例の
上面図と縦断面図、第2図は同実施例の開栓操作を示す
外面斜視図である。 1……本体部、2……頂壁部材 5……円形孔、7……棒栓、10……注出孔 11……円形押込み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口頸部に外嵌装着する筒部3上端周縁
    から上外方に立上がる椀状の基部4を有し、この基部4
    上面にこの上面を塞ぐように、中央部に円形孔5を開孔
    し、かつ前部下面から下端外面に係合突条6を設けた棒
    栓7を垂設し、3点肉薄ヒンジで片開き可能に一体に設
    けた天蓋8を配設した本体部1と、前部側に前記係合突
    条6に係合する係合部9を周縁部に形成した注出孔10を
    開孔し、かつ中央部に前記円形孔5に下側から嵌合して
    外部に露呈する円形押込み部11を突出形成し、周縁部を
    介し前記基部4に内嵌固定された軟弾材からなる頂壁部
    材2とからなる弾性反転形キャップ。
JP10634889U 1989-09-11 1989-09-11 弾性反転形キャップ Expired - Fee Related JPH0752044Y2 (ja)

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