JPH082123Y2 - 蓋付きキャップ - Google Patents

蓋付きキャップ

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JPH082123Y2
JPH082123Y2 JP14467689U JP14467689U JPH082123Y2 JP H082123 Y2 JPH082123 Y2 JP H082123Y2 JP 14467689 U JP14467689 U JP 14467689U JP 14467689 U JP14467689 U JP 14467689U JP H082123 Y2 JPH082123 Y2 JP H082123Y2
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JP
Japan
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notch
lid
outward flange
axis
elastic
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JP14467689U
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JPH0384761U (ja
Inventor
早川  茂
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は容器体口頸部に嵌合させる蓋付きキャップに
係る。
「従来の技術」 従来の蓋付きキャップとして、例えば実開昭63−1208
63号公報の考案が知られており、これは容器体口頸部外
面に嵌合させる周壁上端面を閉塞する頂壁に注出孔を穿
設したキャップ本体と、その注出孔を下面で閉塞する蓋
体とを、それ等両後縁部に設けたいわゆる三点ヒンジを
介して弾性反転可能に一体設している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の蓋付きキャップでは、一体設されるキャッ
プ本体と蓋体との両後縁部で形成されるヒンジの弾性反
転を可能とする為、部材の材質が限定されてその為に高
価となり、又、構造の複雑化で制作が難しいという課題
を有する。
そこで本考案は、キャップ本体と蓋体とを別部材で設
けると共に、キャップ本体後部に枢着される蓋体後部の
弾性変形により該蓋体の弾性反転を可能に設けて、両部
材材質の適宜選択による安価な製作を可能とし、かつ構
造の単純化による製作の容易化を可能とした。
「課題を解決するための手段」 容器体口頸部に嵌合させる周壁2上面を閉塞する頂壁
3に注出孔4を穿設すると共に、その頂壁3後半部を肉
厚の外向きフランジ状部5としてその後面左右方向の中
間に該外向きフランジ状部を左右に分断する切欠き6を
穿設したキャップ本体1と、上記注出孔4を閉塞してキ
ャップ本体1上面を閉塞する頂板9の後部から、上記切
欠き後部を通って垂下する縦板14下端から切欠き下部を
通って前方へ突出する横板15前端部の左右両側を切欠き
6の左右両側面前部に枢着した弾性蓋体8とからなり、
上記枢着部の軸線から該軸線上方の頂板9下面までの最
短距離を、軸線から切欠き6を挟んで対向する、左右両
外向きフランジ状部部分の上面後端縁5aまでの最短距離
よりも短かく、かつ軸線から切欠き6を挟んで対向する
左右両外向きフランジ状部部分の最後面までの最短距離
と同等ないし長くして、主として上記縦板14および横板
15の弾性変形により上記枢着部を中心として弾性蓋体8
の開閉が自在に形成した。
「作用」 第2図が示す閉蓋状態から蓋体前部を押上げると、キ
ャップ本体の切欠き6を挟んで対向する、左右両外向き
フランジ状部部分の上面後端縁5a,5aへ、縦板14上端左
右の頂板9下面両部分が圧接することで、第4図が示す
ようにその弾性蓋体後部が次第に弾性変形し、死点を越
えると同時に弾性復元により自動的に回動して開蓋状態
となる。次に該開蓋状態から蓋体前部を前下方へ押下げ
ると、開蓋時と同様に弾性蓋体後部が弾性変形した後、
死点を越えることで自動的に閉蓋し、該閉蓋状態が維持
される。
「実施例」 本考案はキャップ本体と弾性蓋体とからなる。
キャップ本体1は、容器体口頸部外面に嵌合させる周
壁2上面を閉塞する頂壁3に、注出孔4を穿設してい
る。該注出孔4は振出孔であってもよい。頂壁3は、外
周を外向きフランジ状に設けてその後半部を肉厚の外向
きフランジ状部5とし、その後面左右方向の中間に該外
向きフランジ状部を左右に分断する切欠き6を穿設し
て、該切欠き6の左右両側面の前方下部にそれぞれ軸受
け部7,7を付設している。
弾性蓋体8は、頂壁3上面を覆う頂板9の下面から注
出孔4を閉塞させて栓体10を垂下させると共に、頂板9
の前半外周部から、頂壁3前半外周部の上面に設けた凹
部11内へ下端を嵌合させて円弧状壁12を垂下し、かつ頂
板の後半下面部を頂壁3後半上面部へ載置させて、キャ
ップ1上面を閉塞している。尚、上記円弧状壁12前面に
弾性蓋体8引上げ用摘み13を付設するとよい。又、上記
弾性蓋体8は、切欠き6上方に位置した頂板9後端部か
らその切欠き後部を通して縦板14を垂下し、かつ該縦板
下端前面から切欠き下部を通して横板15を前方へ突出
し、該横板前端部の左右両面から突出したピン16,16を
軸受け部7,7に容易にり離脱しないよう枢着している。
上記構成とした蓋付きキャップは、左右両ピン16,16
の軸線から該軸線上方の頂板9下面までの最短距離をそ
の軸線から切欠き6を挟んで対向する、左右両外向きフ
ランジ状部部分の上面後端縁5aまでの最短距離よりも短
かく、かつ軸線から切欠きを挟んで対向する左右外向き
フランジ状部部分の最後面までの最短距離と同等ないし
長く形成している。該構成により、弾性蓋体8は、主と
してその後部の縦板14と横板15とを弾性変形させて横板
先端左右の両ピン16,16を中心として回動可能であり、
キャップ本体1上面を開閉自在に閉塞する。
「考案の効果」 本考案は上記構成としたので、別部材で形成されるキ
ャップ本体1と弾性蓋体8との材質の適宜選択により安
価に製作出来、更に、キャップ本体後部に枢着された弾
性蓋体後部の弾性変形により該弾性蓋体の弾性反転が可
能とした構造としたので、弾性反転ヒンジを形成する必
要がなく、又その構造が単純である為製作が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキャップ本体と弾性蓋体の分解斜視
図、第2図はその組立て斜視図、第3図はその縦断側面
図、第4図はその作用を示す縦断側面図である。 1…キャップ本体、5…外向きフランジ状部 6…切欠き、8…弾性蓋体 14…縦板、15…横板 16…ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体口頸部に嵌合させる周壁2上面を閉
    塞する頂壁3に注出孔4を穿設すると共に、その頂壁3
    後半部を肉厚の外向きフランジ状部5としてその後面左
    右方向の中間に該外向きフランジ状部を左右に分断する
    切欠き6を穿設したキャップ本体1と、上記注出孔4を
    閉塞してキャップ本体1上面を閉塞する頂板9の後部か
    ら、上記切欠き後部を通って垂下する縦板14下端から切
    欠き下部を通って前方へ突出する横板15前端部の左右両
    側を切欠き6の左右両側面前部に枢着した弾性蓋体8と
    からなり、上記枢着部の軸線から該軸線上方の頂板9下
    面までの最短距離を、軸線から切欠き6を挟んで対向す
    る、左右両外向きフランジ状部部分の上面後端縁5aまで
    の最短距離よりも短かく、かつ軸線から切欠き6を挟ん
    で対向する左右両外向きフランジ状部部分の最後面まで
    の最短距離と同等ないし長くして、主として上記縦板14
    および横板15の弾性変形により上記枢着部を中心として
    弾性蓋体8の開閉が自在に形成したことを特徴とする蓋
    付きキャップ。
JP14467689U 1989-12-15 1989-12-15 蓋付きキャップ Expired - Fee Related JPH082123Y2 (ja)

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JPH0384761U JPH0384761U (ja) 1991-08-28
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