JP3201450B2 - 弾性反転形キャップ - Google Patents

弾性反転形キャップ

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JP3201450B2
JP3201450B2 JP09800694A JP9800694A JP3201450B2 JP 3201450 B2 JP3201450 B2 JP 3201450B2 JP 09800694 A JP09800694 A JP 09800694A JP 9800694 A JP9800694 A JP 9800694A JP 3201450 B2 JP3201450 B2 JP 3201450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所謂三点ヒンジ付きの弾
性反転形キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
【発明が解決しようとする課題】三点ヒンジ付きの弾性
反転形キャップは広く用いられているが、該キャップは
キャップ本体と該キャップ本体上面を開閉する蓋部材と
を、各後部で三点ヒンジにより一体成形するから、該キ
ャップを所謂バージンシール付きキャップとすることが
困難である。
【0003】ところで上記三点ヒンジ付きキャップは、
実開平1-161455号公報が示すように、頂壁外周部から内
外二重筒状周壁を垂下して、その外周壁の後方上部と該
外周壁部分前方の内周壁部分との間上方の頂壁部分とを
切欠きして窓孔を穿設したキャップ本体と、上記窓孔下
方の内外両周壁部分間に下方板部を嵌合固着させて支持
板を起立し、該支持板後面と上記キャップ本体上面を閉
塞する蓋体後部とを三点ヒンジ機構により一体に連結し
た蓋部材との二部材で形成したキャップも知られてい
る。
【0004】本発明は、上記二部材で成形した三点ヒン
ジ付きキャップに着目し、そのキャップ本後部の窓孔下
方部分から破断用の薄板部を介して、かつ三点ヒンジ機
構の一部をなすL字状弾性板の後面に沿って邪魔板を起
立させ、該邪魔板を除去しない限りL字状弾性板の後方
搖動が、つまり蓋部材の開蓋が不能とすることで該キャ
ップにバージンシール機能を持たせたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】頂壁外周部から小間隙を
おいて内外二重周壁を垂下して、その外周壁の後方上部
と該外周壁部分前方の内周壁部分との間上方の頂壁部分
とを切欠きして窓孔5を穿設したキャップ本体1と、上
記窓孔下方の内外両周壁部分間に下方部分を嵌合固着さ
せて支持板17を起立し、該支持板後面と上記キャップ本
体上面を閉塞する蓋体後部とを三点ヒンジ機構20により
一体に連結した蓋部材15とで形成した弾性反転形キャッ
プにおいて、上記窓孔5下方の外周壁部分から、破断可
能な肉薄部7を介して邪魔板6を、上記三点ヒンジ機構
一部を形成するL字状弾性板24の垂直板部分24a 後面に
沿って起立した。
【0006】
【作用】図1の状態から蓋体周壁前部下端の指掛け32を
押上げると、蓋体19はキャップ本体1の外周壁後部に穿
設した窓孔5下方の内外両周壁部分間に下方板部16を嵌
合固着させて起立する支持板17上端の左右両側部と蓋体
周壁部分下端の左右両部とを連結する第1ヒンジ28,28
を中心として上後方へ回動しようとするが、キャップ本
体外周壁後部の窓孔5下方部分から起立する邪魔板6が
その回動を阻止するため開蓋できない。よって開蓋の際
は、上記邪魔板6を後下方へ引き、その下部外縁とキャ
ップ本体外周壁とを連結する薄板部7破断により除去す
ればよく、該除去により、既述公知例の場合と同様に開
蓋することが出来る。従って邪魔板6の有無で未開封で
あるか否かを確認することが出来る。
【0007】
【実施例】本発明に係る弾性反転形キャップは、それぞ
れ合成樹脂で一体成形したキャップ本体と蓋部材とから
なる。
【0008】キャップ本体1は、頂壁2外周部から小間
隙をおいて内外二重周壁を垂下し、その外周壁3の後方
上部と該周壁部分前方の内周壁4部分との間上方の頂壁
部分とを切欠きして窓孔5を穿設し、又その窓孔下方の
外周壁部分後面から邪魔板6を頂壁2よりも高く起立す
る。該邪魔板は破断により除去可能に形成したもので、
外周壁3との連結部としての左右両側部および下端の各
前縁を破断可能な肉薄部7で外周壁と連結する。邪魔板
上端部は左右両部を除く中間部を僅かに後上方へ弯曲さ
せて摘み部8に形成している。
【0009】図示例でキャップ本体頂壁2中央部はテー
パ状に隆起し、その上端部を下内方へ折返し開口して注
出孔9としているが、必しもこのようにする必要はな
く、公知のものでよい。尚、容器体口頸部10外面へは上
記内周壁4を嵌合可能として内周壁下端部内面に周設し
た係合突条11を口頸部外面へ周設した係合突条12下面へ
抜出し不能に嵌合させ、又口頸部内面へ嵌合させるシー
ル筒13を頂壁2下面から垂設している。
【0010】蓋部材15は、既述窓孔5下方の内外両周壁
部分間へ下方板部16を嵌合固着させて起立する支持板17
後面と、キャップ本体上面を閉塞する周壁18付きの蓋体
19とを公知の三点ヒンジ機構20により一体に連結したも
ので、支持板17は逆凸字形状とし、その下半は肉厚に、
かつその下端内面に係合突条21を付設してキャップ本体
内周壁4の後部下方に設けた下向き段部22へ抜出し不能
に係合させ、又下部後面に付設した突部23が窓孔下端上
縁へ係合して落ち込み不能に設けている。尚24は三点ヒ
ンジ機構主要部としてのL字状弾性板でその下端と支持
板17の下部後面から後方突出する突部23先端とを下方肉
薄ヒンジ25を介して、又蓋体頂壁26後部の中央寄り部分
とを上方肉薄ヒンジ27を介してそれぞれ連結し、又その
L字状弾性板両側において、支持板の上端両側と蓋体周
壁18の後部下端とを中間肉薄ヒンジ28,28で連結してい
る。通常行われているように、そのL字状弾性板24の垂
直板部分24a 上部および水平板部24b は、蓋体の周壁18
および頂壁26への切離し線29,29穿設により形成してい
る。既述邪魔板6上端の高さは垂直板部分24a 上端とほ
ぼ等しく設ければよい。蓋体頂壁26の中央部からは既述
注出孔内へ嵌合させた栓30を垂下し、又該栓を囲んでシ
ール筒31を垂下し、該シール筒下端面を注出孔9外周部
の上面ヘ圧接している。又周壁前部下端には指掛け32を
付設している。
【0011】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、周壁を
内外二重周壁として、その外周壁後方上部に窓孔5を穿
設したキャップ本体1と、上記窓孔内へ嵌合してその下
方板部を固着できるよう設けた支持板17を有し、該支持
板後部と上記キャップ本体上面を閉塞する蓋体後部とを
三点ヒンジ機構20で連結した蓋部材15とからなる弾性反
転形キャップにおいて、上記窓孔5下方の外周壁部分か
ら、破断可能な肉薄部7を介して邪魔板6を、三点ヒン
ジ機構一部を形成するL字状弾性板24の垂直板部分24a
後面に沿って起立したから、その邪魔板6を除去しない
限り開蓋できないこととなり、よってその邪魔板の有無
を見るだけで該キャップが未開封か否かを容易に知るこ
とが出来る。又その構造も、キャップ本体外周壁の後部
から肉薄部7を介して上記邪魔板6を起立するだけでよ
いから簡易であり、廉価に製作することを得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明キャップを容器体口頸部外面へ嵌合さ
せた状態で示す縦断面図である。
【図2】 図1II−II線を矢印方向へみた横断面図であ
る。
【図3】 図1キャップの平面図である。
【図4】 図1キャップの分解斜視図である。
【符号の説明】
1…キャップ本体 6…邪魔板 15…蓋部材 17…支持板 19…蓋体 20…三点ヒンジ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/08 B65D 47/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂壁外周部から小間隙をおいて内外二重
    周壁を垂下して、その外周壁の後方上部と該外周壁部分
    前方の内周壁部分との間上方の頂壁部分とを切欠きして
    窓孔5を穿設したキャップ本体1と、上記窓孔下方の内
    外両周壁部分間に下方部分を嵌合固着させて支持板17を
    起立し、該支持板後面と上記キャップ本体上面を閉塞す
    る蓋体後部とを三点ヒンジ機構20により一体に連結した
    蓋部材15とで形成した弾性反転形キャップにおいて、上
    記窓孔5下方の外周壁部分から、破断可能な肉薄部7を
    介して邪魔板6を、上記三点ヒンジ機構一部を形成する
    L字状弾性板24の垂直板部分24a 後面に沿って起立した
    ことを特徴とする弾性反転形キャップ。
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