JP2574040B2 - 燃料給油部構造 - Google Patents

燃料給油部構造

Info

Publication number
JP2574040B2
JP2574040B2 JP1292187A JP29218789A JP2574040B2 JP 2574040 B2 JP2574040 B2 JP 2574040B2 JP 1292187 A JP1292187 A JP 1292187A JP 29218789 A JP29218789 A JP 29218789A JP 2574040 B2 JP2574040 B2 JP 2574040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
lock
base
fuel supply
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1292187A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03153420A (ja
Inventor
浩昭 松尾
正夫 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1292187A priority Critical patent/JP2574040B2/ja
Publication of JPH03153420A publication Critical patent/JPH03153420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574040B2 publication Critical patent/JP2574040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は燃料給油部構造に関する。
<従来の技術> 従来の燃料給油部構造としては、例えば第4図及び第
5図に示すようなものが知られている(実開昭59−7641
9号公報参照)。
この燃料給油部構造は、車体外面からフィラーベース
1を所定の深さで凹設し、該フィラーベースの略平坦な
底面部1bにフィラーチューブ2の給油口3を形成すると
共に、フィラーベース1の開口部4をフィラーリッド5
で覆うようにしてなるもので、このフィラーリッド5の
開・閉鎖用としてロック機構6が設けられている。
そして、ロック機構6は、フィラーベース1の側面1s
に取付けたロック本体7及びフィラーリッド5の裏面に
取付けたロック受体8よりなり、ロック本体7が有する
ロック爪9にロック受体8が係止することによりフィラ
ーリッド5の閉鎖が行われ、フィラーリッド5を開くに
は遠隔操作手段10にてロック爪9を後退させ、ロック爪
9に対するロック受体8の係止を解除させるようにして
なるものである。
尚、図中11は給油口キャップ、12はフィラーベース1
にフィラーリッド5を取付けているヒンジ、そして13は
フィラーリッド5を「開」方向に付勢するバネである。
<発明が解決しようとする課題> しかし、この従来の燃料給油部構造には、そのロック
機構6の関係から以下のような短所がある。
すなわち、ロック本体7がフィラーベース1の側面1s
に取付けられているので、その分、フィラーベース1に
は十分な深さDが必要となり、フィラーベース1がそれ
だけ車体内側に出っ張ることになって、車室スペースや
荷室スペースを狭くしてしまう。
また、ロック本体7がフィラーベース1の側面1sに取
付けられている関係から、ロック爪9とロック受体8と
の係止部がフィラーベース1の側面1sに近い位置に来る
ことになり、フィラーリッド5とフィラーベース1との
僅かな隙間から、例えば針金のようなものを差し込んで
ロック解除される余地があり、これに対する防盗対策を
講ずる必要があり、コストアップを招いてしまう。
<課題を解決するための手段> 従来の燃料給油部構造にみられる上記のような課題を
解決するために、この発明による燃料給油部構造では、
フィラーベースが、キャップの厚みよりも若干大なる程
度に浅く形成されており、ロック機構が、フィラーベー
スの底面部に取付けられ且つ該底面部に対して垂直な軸
を中心に回動自在なロック爪を有するロック本体と、フ
ィラーリッドの裏面に取付けられ且つ前記ロック爪に対
して係合自在なロック受体と、から成ることを要旨とし
ている。
<作用> この燃料給油部構造では、ロック本体をフィラーベー
スの底面部に取付けると共に、ロック爪を底面部に対し
て垂直な軸を中心に回動自在な構造にしたため、フィラ
ーベースの深さをキャップの厚みよりも若干大なる程度
の浅いものにすることができる。従って、それだけ車室
スペースや荷室スペースを広く取れることになる。ま
た、ロック爪とロック受体との係止部をフィラーベース
の側面より離した位置に持って来ることが簡単にできる
ので、針金などを差し込んでのロック解除に対する防盗
対策も簡単なもので済ませることができる。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、以下の説明では前述したと従来例と共通する部
分には同一符号を付すに止め重複する説明は適宜省略し
ている。
この燃料給油構造のロック機構20におけるロック本体
21は、第1図〜第3図に示すように、給油口3が形成さ
れるフィラーベース22の略平坦な底面部22bに取付けら
れるもので、矢示Xの如く回動するロック爪23を備えて
いる。
具体的には、ロック本体21は、ベース部材24に底面部
22bと垂直な回動軸25を貫通させ、この回動軸25の先端
に該回動軸25を中心にして回動自在なロック爪23を取付
ける一方で、回動軸25の基端側に回動アーム26を取付
け、更にこの回動アーム26を遠隔操作手段27の先端に接
続してなる。
また、ベース部材24には取付部28が形成されており、
この取付部28に隣接させて当接部29が形成されると共
に、取付部28の左右両側側面には嵌合溝30が各々形成さ
れている。
遠隔操作手段27は、運転席の近辺に配される操作レバ
ー32に一端が接続され他端が回動アーム26に接続された
ワイヤ33をチューブ34で被覆してなるもので、回動アー
ム26の近辺においてチューブ34はベース部材24より延設
された支持アーム35の支持凹部36により支持され、回動
アーム26にワイヤ33の操作力が正確に伝わり易いように
されている。
そして、ロック本体21は、フィラーベース22の底面部
22bに形成された取付孔37に取付けられるもので、ベー
ス部材24の取付部28を当接部29がフィラーベース22の裏
面に当たる状態まで取付孔37に差し込んだ状態で、リテ
ーナ38を嵌合溝30に摺動・嵌合させることによりフィラ
ーベース22に対し固定される。つまり、リテーナ38は、
門形状をしており、その門形の左右両内側に形成された
嵌合凸条39が取付部28の嵌合溝30に摺動・嵌合するよう
になっているもので、このリテーナ38とベース部材24の
当接部29とによりフィラーベース22の底面部22bを挟持
することによりロック本体21がフィラーベース22の底面
部22bに対し固定される。
また、ロック機構20におけるロック受体41は、先端側
に断面がV字状である曲折部42を形成し、この曲折部42
の先端側を傾斜面部46としてその先端がロック爪23に係
止する係止辺43とした長方形状の板状物で、その基端部
がフィラーリッド44の裏面にベース板45を介して固定さ
れており、曲折部42の傾斜面部46とロック本体21のロッ
ク爪23の先端部とが一部重なる関係になるように位置決
めされている。
尚、H1、H2は、それぞれフィラーベース22側、フィラ
ーリッド44側のヒンジであり、22rは、フィラーリッド4
4のヒンジH2側の端部のための逃げ凹部である。
この燃料給油部構造におけるフィラーリッド44の開・
閉鎖状態は以下の通りである。
フィラーリッド44の閉鎖状態においては、第3図に示
すように、ロック爪23の裏面23fにロック受体41がその
係止辺43を押接させる状態で係止している。
フィラーリッド44を開けるには、操作レバー32を操作
し、ワイヤ33を介して回動アーム26を、図示せぬバネの
付勢力に抗して、矢示Xの如く回動させる。すると、回
動軸25を介してロック爪23が同じく矢示Xの如く回動
し、ロック爪23に対するロック受体41の係止が解除さ
れ、「開」方向に付勢している図示せぬバネの付勢力に
よりフィラーリッド44が自然に開く。
フィラーリッド44を閉じるには、フィラーリッド44を
「閉」方向に押すだけでよい。つまり、フィラーリッド
44を「閉」方向に押してやると、前述のようにロック爪
23の先端部と一部重なる関係にあるロック受体41の傾斜
面部46がその弾力性によりロック爪23を押し退け第2図
X方向に回動させた後ロック爪23の裏側に入り係止辺43
が裏面23fに押接するようになり、フィラーリッド44が
閉鎖状態となる。
このような燃料給油部構造には以下のような長所があ
る。
ロック本体21がフィラーベース22の底面部22bに取付
けられているので、フィラーベース22の深さdとしては
給油口キャップ11の厚みをカバーできる程度の浅いもの
で済み、それだけ車室スペースや荷室スペースを広く取
れる。また、ロック爪23とロック受体41との係止部をフ
ィラーベース22の側面22sより離した位置にもってくる
ことが簡単にできるので、針金などを差し込んでのロッ
ク解除に対する防盗対策を、フィリーリッド44の上面の
フランジ44nや側面のフランジ44sという簡単な構造で達
成することができる。
<発明の効果> この発明に係る燃料給油部構造は、以上説明してきた
如く、遠隔操作手段にて回動自在とされたロック爪を有
するロック本体をフィラーベースの底面部に取付ける一
方で、ロック爪に対し係止自在であるロック受体をフィ
ラーリッドの裏面に取付けてなるロック機構を設けてい
るので、フィラーベースの深さが給油口キャップの厚み
をカバーする程度の浅いもので済み、それだけ車室スペ
ースや荷室スペースを広く取れるという効果があり。ま
た、ロック爪とロック受体との係止部をフィラーベース
の側面より離した位置に持って来ることが簡単にできる
ので、針金などを差し込んでのロック解除に対する防盗
対策も簡単なもので済み、コストアップを招かずに済む
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る燃料給油部構造の概略分解斜
視図、 第2図は、フィラーベースの底に取付けたロック本体の
概略側面図、 第3図は、第2図中の矢示III方向からみたロック本体
の概略平面図、 第4図は、従来の燃料給油部構造を備えた自動車の部分
側面図、そして 第5図は、第4図中の矢示V−V線に沿う概略断面図で
ある。 3……給油口 4……開口部 20……ロック機構 21……ロック本体 22……フィラーベース 22b……底面部 23……ロック爪 27……遠隔操作手段 41……ロック受体 44……フィラーリッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体外面から所定の深さで凹設されたフィ
    ラーベースの略平坦な底面部に、キャップにて塞がれる
    給油口を形成し、且つ該フィラーベースの開口部にロッ
    ク機構にて開閉自在とされるフィラーリッドを取付けた
    燃料給油部構造において、 前記フィラーベースが、キャップの厚みよりも若干大な
    る程度に浅く形成されており、 前記ロック機構が、フィラーベースの底面部に取付けら
    れ且つ該底面部に対して垂直な軸を中心に回動自在なロ
    ック爪を有するロック本体と、フィラーリッドの裏面に
    取付けられ且つ前記ロック爪に対して係合自在なロック
    受体と、から成ることを特徴とする燃料給油部構造。
JP1292187A 1989-11-13 1989-11-13 燃料給油部構造 Expired - Lifetime JP2574040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1292187A JP2574040B2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 燃料給油部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1292187A JP2574040B2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 燃料給油部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03153420A JPH03153420A (ja) 1991-07-01
JP2574040B2 true JP2574040B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=17778682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1292187A Expired - Lifetime JP2574040B2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 燃料給油部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574040B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411861Y2 (ja) * 1985-01-21 1992-03-24
JPH01129456U (ja) * 1988-02-26 1989-09-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03153420A (ja) 1991-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4643470A (en) Locking device of opening and closing members for vehicles
JP3143600B2 (ja) 車両の車内鍵忘れ防止装置
JP2574040B2 (ja) 燃料給油部構造
JPS6149471B2 (ja)
JPH0230343Y2 (ja)
JPH06524Y2 (ja) ロック装置の消音装置
JPH063106Y2 (ja) 車両用合成樹脂製リッドの開閉機構
JPH01129456U (ja)
JPS6138310B2 (ja)
JPS5930140Y2 (ja) 自動車用ロツク装置
JPH0336678Y2 (ja)
JPS6013970Y2 (ja) シリンダ錠の回転蓋
JPS60450Y2 (ja) 自動車のドア開放操作装置
JPH0346252Y2 (ja)
JP2594988Y2 (ja) 自動車用フューエルリッド開閉装置
JPH0515010Y2 (ja)
JPS5836753Y2 (ja) 自動車のドア開放操作装置
JPH048204Y2 (ja)
JPH0345504Y2 (ja)
JPS6146026Y2 (ja)
JP2001173283A (ja) オープナー
JPS5814196Y2 (ja) 自動車用ロツク装置のガタ規制機構
JPH0456535U (ja)
JPH043913Y2 (ja)
JPS5943330B2 (ja) フユ−エルリツドの解放防止装置