JPS5814196Y2 - 自動車用ロツク装置のガタ規制機構 - Google Patents

自動車用ロツク装置のガタ規制機構

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JPS5814196Y2
JPS5814196Y2 JP1981083413U JP8341381U JPS5814196Y2 JP S5814196 Y2 JPS5814196 Y2 JP S5814196Y2 JP 1981083413 U JP1981083413 U JP 1981083413U JP 8341381 U JP8341381 U JP 8341381U JP S5814196 Y2 JPS5814196 Y2 JP S5814196Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
base
slide
slide shaft
side walls
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Application number
JP1981083413U
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English (en)
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JPS571252U (ja
Inventor
悟 後工田
勝久 平山
Original Assignee
有信精器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ベースとカバーによって形成されるハウジン
グ内に、ストライカ−と係合してドアを閉扉状態に保持
するキャッチ機構と、くさび作用によりキャッチ機構の
保合部のガタを規制するガタ規制機構とを収容した自動
車用ロック装置におけるガタ規制機構の構造に関するも
のである。
従来、自動車用ロック装置のガタ規制機構としては第6
図に示すようなものが知られている。
すなわち、スライドシャフト25のつば部25 aをス
ライドスプリング26によってカバーの側壁27に押圧
して抜は止めとしたものであり、組付作業は次のような
手順で行なわれる。
まずスライドブロック28とスライドスプリング26を
スライドシャフト25に嵌挿し、スライドブロック28
とスライドシャフト25のつば部25 aとをはさんで
スライドスプリング26の反発力に抗してスライドシャ
フト25を充分に押し出す。
次いで全体を傾けながらスライドシャフトの先端25
bを側壁27と対向する他方の壁側29に設けた長穴2
9 aに挿入し、先端25 bをスライドシャフトのつ
ば部25 a側の他端25 Cが側壁27に設けた穴2
7 Hに挿入可能な位置になるまで差し込み、ここで両
者のセンター合わせを行なうとスプリング力によりスラ
イドシャフト25が逆もどりし、つば部25 aが側壁
27に圧着されて組付作業が完了するのである。
このように、組付作業の際にはスライドスプリング26
をかなり圧縮した状態にまではさむため、従来のもので
は組立に特殊な工具を必要とし、また動作と手順が複雑
で組立の自動化が困難であるという問題点があり、コス
ト低減と生産性向上を阻害する一つの要因となっていた
本考案は、このような従来のガタ規制機構における問題
点を解決し、特殊な工具を必要とせず手作業で簡単に組
付作業を行なうことができ、また動作と手順が簡単で組
立の自動化も容易に行なうことのできる自動車用ロック
装置のガタ規制機構を提供したものである。
以下、本考案の実施例を図面にもとづき、まずロック装
置の全体について説明する。
第1図は、バックドアロック装置1か゛ドアパネル2に
、ストライカ−3が車体側パネル4にそれぞれ取付けら
れた場合の閉罪状態を示す。
バックドアロック装置1は、キーシリンダーロッド19
を介して開扉操作を行なうキーシリンダー5に連結され
ており、また運転席から開扉操作を行なう電磁式オープ
ナ−装置(図示せず)にはロッドホルダー17からロッ
ドで連結される。
なお第1図は取付関係の一例を示すもので、操作性ある
いはデザイン上からキーシリンダーが車体側に取付けら
れ、またオープナ−装置もワイヤ一式になり車体側に取
付けられて操作系統が車体側に来れば、前記取付関係は
逆になり、バックドアロック装置1が車体側パネル4に
、ストライカ−3がドアパネル2にそれぞれ取付けられ
ることも多く見られ、この場合でも本考案の構成のまま
容易に実施可能である。
第2図は第1図を矢印方向から見た図、第3図は構成の
詳細を示す分解斜視図、第4図、第5図は要部の断面図
である。
図において、バックドアロック装置1はベース7とカバ
ー8で形成されるハウジング6を有し、ハウジング6内
には、ベース7に円筒状のプレスパーリング7 a 、
7 bを突設形成して、このプレスパーリング7 a
、7 bの外径部にストライカ−3と係合してその動き
に沿って回動するフォーク9、閉扉状態を保持または解
放するためフォーク9と係脱するクローレバー10をそ
れぞれ嵌挿して収容しており、さらに第5図に示す力゛
タ規制手段を構成するスライドブロック11゜圧縮スプ
リング12、スライドシャフト13が収容されている。
ハウジング6の固定は、ベース7に突設されたプレスパ
ーリング7a 、 7bの内径部7C,7dに雌わしを
形成し、これにカバー8を貫通して来たスクリュウ14
,15を締め込むことによって行なわれる。
ハウジング6の外には、一端をフォーク9に、他端をク
ローレバー10にそれぞれ引掛けてフォーク9とクロー
レバー10にリターン力を付勢する引張りスプリング1
6、そしてクローレバー10に取付けられて運転席から
開扉操作を行なうオープナ−装置に連結されるロッドホ
ルダー17、単性からの開扉操作を行なうキーシリンダ
ー5に連結されるロッドホルダー18、キーシリンダー
ロッド19等が配設されている。
ドアロック装置1は次のようにして組立てられる。
まず、スライドブロック11に挿入した圧縮スプリング
12の端部12 aをカバー8の側壁8aに当て、スラ
イドブロック11を押圧して圧縮スプリング12をたわ
ませながらカバー8の両側壁Ba。
8bの間に嵌め込み挟着したのち、スライドシャフト1
3の端部13aを前記側壁8bの穴8Cから挿入してス
ライドブロック11.圧縮スプリング12、前記側壁8
aの穴8bを貫通し、スライドシャフト13のつば部1
3bが前記穴8Cに当って止まるまで挿入することによ
って、ガタ規制機構がカバー8に組み込まれ、第5図の
カバーアッセンブリー20が構成される。
なおのちにカバーアッセンブリー20がベース7に組み
込まれてハウジング6を形成した時には、第5図に示す
ように、カバー8の側壁8bとベース7の側壁7eでス
ライドシャフト13のつば部13bと端部13 Cをは
さみ込んで抜は止めされる構造となっており、傾斜面1
1 aがストライカ−3に当接してガタ規制作用を行な
つ。
次にベース7から突き出た円筒状のプレスパーリング7
a 、7 bにそれぞれフォーク9の穴9a、クロー
レバー10の穴10 aを嵌挿し、フォーク9とクロー
レバー10を回動自在に枢支する。
しかるのち、カバー8の凸部例えば脚部8e、8fと、
凹部例えば嵌合穴8gをそれぞれ対応するベース7の凹
部例えば嵌合穴7 f 、7 gと、凸部例えば脚部7
hにセットして前記カバーアッセンブリー20をベース
7に嵌め込む。
次いでベース7の円筒状のプレスパーリング7a 、7
bの内径部7c 、7 dに、それぞれスプリングワッ
シャ21.22を挿入したスクリュウ14,15をハウ
ジング6の外よりカバー8を貫通して締め込むことによ
り、ベース7とカバー8を一体に固定しハウジング6を
形成する。
スプリングワッシャ21.22は振動などによるスクリ
ュウ14.15のゆるみを防止するために使用するもの
で、組み付は作業性をよくするにはスクリュウ14.1
5と一体となったものを使用するのが効果的である。
さらにハウジング組付完了のうち、一端をフォーク9の
穴9bに他端をクローレバー10の穴10bに引掛けて
引張りスプリング16を組み付け、クローレバー10の
穴10 Cにはロッドホルダー17を嵌め込み、クロー
レバー10の穴10dにはロッドホルダー18を嵌め込
み、キーシリンダーロッド19を組み込んでバックドア
ロック装置の組立か゛完了する。
なお、ベース7には第3図に示すように高さの低い突部
7 l 、7 m、7 nを押し出し形成し、フォーク
9とクローレバー10がこれらの突部の上に位置するこ
とによってベース7の上面と微小間隙を保つようにして
あり、プレスパーリング7a、7bの外径部の基部に生
ずるR部にフォーク9の穴9aおよびクローレバー10
の穴10 aが圧接されて円滑な回動が阻害されること
のないようにしである。
以上の実施例はバックドアのロック装置に関するもので
あるが、本考案はバックドア用のものに限られるもので
はなく、サイドドアやエンジンフード、トランクリッド
、テールゲージ等のロック装置へも適用できることはも
ちろんである。
上述のように、本考案は、スライドブロックとスライド
ブロック付勢用のスライドスプリングを、カバーもしく
はベースの両側壁間に配設して両側壁間を貫通するスラ
イドシャフトによって支持するとともに、スライドシャ
フトの一端に形成したつば部を前記側壁の外側において
ベースおよびカバーの側壁で挟持することによりスライ
ドシャフトの抜は止めを行なうようにしたものであり、
組付作業の際にスプリングを強く圧縮する必要はなく、
はとんど無負荷の状態で組立てることができて手に大き
な力がかからないので、特殊な工具は不要で手作業が簡
単に行なえ、また組立の動作と手順が簡単であるため組
立の自動化も容易となるなどの利点があり、コスト低減
と生産性向上に大きな効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における取付状態を示す側面
図、第2図は同上の矢印方向から見た平面図、第3図は
同上の分解斜視図、第4図は同上の要部の詳細を示す断
面図、第5図は同上のガタ規制機構の詳細を示す断面図
、第6図は従来例のガタ規制機構の詳細を示す断面図で
ある。 3はストライカ−16はハウジング、7はベース、7e
は側壁、8はカバー、8 a 、8 bは側壁、8 C
,8dは穴、11はスライドブロック、11aは傾斜面
、12はスプリング、13はスライドシャフト、13b
はっは部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースとカバーによって形成されるハウジング内に、ス
    トライカ−と係合してドアを閉扉状態に保持するキャッ
    チ機構と、くさび作用によりキャッチ機構の保合部のガ
    タを規制するガタ規制機構とを収容した自動車用ロック
    装置において、上記係合部に当接しガタ規制方向に対し
    て所定の傾斜面を有するスライドブロックと、このスラ
    イドブロックをスライド方向に付勢するスライドスプリ
    ングとを、互いに対向するように形成されたカバーもし
    くはベースの両側壁間に配設して両側壁間を貫通するス
    ライドシャフトによって支持するとともに、スライドシ
    ャフトの一端に形成したつば部を前記側壁の外側におい
    てベースおよびカバーの側壁で挟持することによりスラ
    イドシャフトの抜は止めをしてなる自動車用ロック装置
    のガタ規制機構。
JP1981083413U 1981-06-05 1981-06-05 自動車用ロツク装置のガタ規制機構 Expired JPS5814196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981083413U JPS5814196Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 自動車用ロツク装置のガタ規制機構

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JP1981083413U JPS5814196Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 自動車用ロツク装置のガタ規制機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS571252U JPS571252U (ja) 1982-01-06
JPS5814196Y2 true JPS5814196Y2 (ja) 1983-03-19

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ID=29445737

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JP1981083413U Expired JPS5814196Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 自動車用ロツク装置のガタ規制機構

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JPH0737106Y2 (ja) * 1989-06-09 1995-08-23 タバイエスペック株式会社 冷凍回路における膨張装置

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JPS571252U (ja) 1982-01-06

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