JPH0516356Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0516356Y2 JPH0516356Y2 JP1984079929U JP7992984U JPH0516356Y2 JP H0516356 Y2 JPH0516356 Y2 JP H0516356Y2 JP 1984079929 U JP1984079929 U JP 1984079929U JP 7992984 U JP7992984 U JP 7992984U JP H0516356 Y2 JPH0516356 Y2 JP H0516356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot shaft
- coil spring
- torsion coil
- outside handle
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のドアアウトサイドハンドル
に関するものである。
に関するものである。
自動車のドアを開閉操作するハンドルの１つ
に、アウトサイドハンドルがある。第３図は、こ
のアウトサイドハンドルの一従来例を示してい
て、この図は自動車の室内側から見たものとなつ
ている。
に、アウトサイドハンドルがある。第３図は、こ
のアウトサイドハンドルの一従来例を示してい
て、この図は自動車の室内側から見たものとなつ
ている。
図において、アウトサイドハンドル１の腕部
２，３には枢支軸４が横架されていて、この枢支
軸４には一端がベース基板５に、他端がアウトサ
イドハンドル１に係止されるねじりコイルばね６
が装着されていて、このねじりコイルばね６の弾
力により、アウトサイドハンドル１は閉鎖態位に
保持されている。この態勢で、車外から、アウト
サイドハンドル１を枢支軸４を支点にしてねじり
コイルばね６の弾力に抗して回動操作すると、ド
アのロツク状態が解除されるようになつている。
なお、このアウトサイドハンドル１はドアの把手
としての機能も併せ有している。
２，３には枢支軸４が横架されていて、この枢支
軸４には一端がベース基板５に、他端がアウトサ
イドハンドル１に係止されるねじりコイルばね６
が装着されていて、このねじりコイルばね６の弾
力により、アウトサイドハンドル１は閉鎖態位に
保持されている。この態勢で、車外から、アウト
サイドハンドル１を枢支軸４を支点にしてねじり
コイルばね６の弾力に抗して回動操作すると、ド
アのロツク状態が解除されるようになつている。
なお、このアウトサイドハンドル１はドアの把手
としての機能も併せ有している。
第３図に示す従来のアウトサイドハンドルにお
いては、枢支軸４の抜け防止手段として、一方の
腕部２の側面にプレート７を当て、リベツト８に
てかしめる方法が採用されていたが、この手段に
よるものでは、プレートやリベツト等の部品を必
要とし、部品点数が多くなると共に、重量やかし
めのための工数が増加する欠点があつた。
いては、枢支軸４の抜け防止手段として、一方の
腕部２の側面にプレート７を当て、リベツト８に
てかしめる方法が採用されていたが、この手段に
よるものでは、プレートやリベツト等の部品を必
要とし、部品点数が多くなると共に、重量やかし
めのための工数が増加する欠点があつた。
本考案の目的は、叙上の従来欠点を除去したド
アアウトサイドハンドルを提供することにある。
アアウトサイドハンドルを提供することにある。
第１図において、アウトサイドハンドル１１の
本体には、この回動支点となる枢支軸１４の両端
を取付ける一対の腕部１２，１３が形成されてい
る。この腕部のうち、一方の腕部１２には枢支軸
１４の一端が嵌入する貫通孔１２ａが、他方の腕
部１３には枢支軸１４の他端を受け止める有底で
ある嵌入孔１３ａがそれぞれ穿たれている。
本体には、この回動支点となる枢支軸１４の両端
を取付ける一対の腕部１２，１３が形成されてい
る。この腕部のうち、一方の腕部１２には枢支軸
１４の一端が嵌入する貫通孔１２ａが、他方の腕
部１３には枢支軸１４の他端を受け止める有底で
ある嵌入孔１３ａがそれぞれ穿たれている。
枢支軸１４にはアウトサイドハンドル１１を閉
鎖位置に付勢するためのねじりコイルばね１６が
装着されている。ねじりコイルばね１６の一端１
６ａは車体側の不動状態に保持されるベース基板
１５に、他端１６ｂはアウトサイドハンドル１１
に形成した切欠き１７にそれぞれ係止されてい
る。枢支軸１４には、これと一体的に突起１４ａ
が形成されていて、この突起１４ａは、ねじりコ
イルばね１６が図の位置に装着されたとき、この
端面に接するばね座１８と相隣り合う部位に設け
られている。
鎖位置に付勢するためのねじりコイルばね１６が
装着されている。ねじりコイルばね１６の一端１
６ａは車体側の不動状態に保持されるベース基板
１５に、他端１６ｂはアウトサイドハンドル１１
に形成した切欠き１７にそれぞれ係止されてい
る。枢支軸１４には、これと一体的に突起１４ａ
が形成されていて、この突起１４ａは、ねじりコ
イルばね１６が図の位置に装着されたとき、この
端面に接するばね座１８と相隣り合う部位に設け
られている。
この構成によれば、ねじりコイルばね１６の他
端１６ｂの切欠き１７に対する係合と、枢支軸１
４に形成された突起１４ａへのばね座１８の当接
とにより、枢支軸１４の左方への抜けが防止され
る。これと同時に、枢支軸１４の右方への抜け
は、同軸１４の右端か一種の目くら孔を成す嵌入
孔１３ａに係合することで防止される。
端１６ｂの切欠き１７に対する係合と、枢支軸１
４に形成された突起１４ａへのばね座１８の当接
とにより、枢支軸１４の左方への抜けが防止され
る。これと同時に、枢支軸１４の右方への抜け
は、同軸１４の右端か一種の目くら孔を成す嵌入
孔１３ａに係合することで防止される。
なお、この例においては、ばね座１８を省略
し、ねじりコイルばね１６の端面を突起１４ａに
直接、係合させるようにしてもよい。
し、ねじりコイルばね１６の端面を突起１４ａに
直接、係合させるようにしてもよい。
ところで、この実施例において、枢支軸１４を
装着するには、先ず、枢支軸１４にねじりコイル
ばね１６やばね座１８を取付けた上、枢支軸１４
の左端を貫通孔１２ａに挿通せしめ、かつ、枢支
軸１４の右端を腕部１５ａの孔と、腕部１３の前
記嵌入孔１３ａとに嵌め込む。次いで、ねじりコ
イルばね１６の一端および他端を図の位置に係止
させることにより、同軸１４はこの軸方向への抜
けが防止され得る態勢となる。
装着するには、先ず、枢支軸１４にねじりコイル
ばね１６やばね座１８を取付けた上、枢支軸１４
の左端を貫通孔１２ａに挿通せしめ、かつ、枢支
軸１４の右端を腕部１５ａの孔と、腕部１３の前
記嵌入孔１３ａとに嵌め込む。次いで、ねじりコ
イルばね１６の一端および他端を図の位置に係止
させることにより、同軸１４はこの軸方向への抜
けが防止され得る態勢となる。
このように、本考案のドアアウトサイドハンド
ルにおいては、第３図に示す従来例のようなプー
ト７やリベツト８等を不要のものとすることがで
き、部品点数の削減化、重量の軽減化、工数の削
減化等を達成することができる。
ルにおいては、第３図に示す従来例のようなプー
ト７やリベツト８等を不要のものとすることがで
き、部品点数の削減化、重量の軽減化、工数の削
減化等を達成することができる。
また、第１図において、ドアアウトサイドハン
ドル１１に設けられる切欠き１７は、ねじりコイ
ルばね１６の係止機能と、枢支軸１４の抜け防止
機能との両機能を達成するものとなつていて、構
成をさらに簡素化することに寄与している。な
お、第２図に示すように、ベース基板１５に対し
て符号１５ｂで示す部位に面取り部を形成するこ
とにより、危害防止に役立たせることができる。
ドル１１に設けられる切欠き１７は、ねじりコイ
ルばね１６の係止機能と、枢支軸１４の抜け防止
機能との両機能を達成するものとなつていて、構
成をさらに簡素化することに寄与している。な
お、第２図に示すように、ベース基板１５に対し
て符号１５ｂで示す部位に面取り部を形成するこ
とにより、危害防止に役立たせることができる。
以上、本考案によれば、部品点数、重量、組付
工数等を増加させることなく、枢支軸の抜け防止
を図り得るようにした、ドアアウトサイドハンド
ルを提供することができる。
工数等を増加させることなく、枢支軸の抜け防止
を図り得るようにした、ドアアウトサイドハンド
ルを提供することができる。
第１図は本考案実施例のドアアウトサイドハン
ドルの一部断面構成図、第２図は同上ドアアウト
サイドハンドルの側面図、第３図は従来のドアア
ウトサイドハンドルの一部断面構成図である。 １１……アウトサイドハンドル、１２，１３…
…腕部、１４……枢支軸、１４ａ……突起、１５
……ベース基板、１６……ねじりコイルばね、１
７……切欠き。
ドルの一部断面構成図、第２図は同上ドアアウト
サイドハンドルの側面図、第３図は従来のドアア
ウトサイドハンドルの一部断面構成図である。 １１……アウトサイドハンドル、１２，１３…
…腕部、１４……枢支軸、１４ａ……突起、１５
……ベース基板、１６……ねじりコイルばね、１
７……切欠き。
Claims (1)
- アウトサイドハンドル本体に、この回動支点と
なる枢支軸の両端を取付ける一対の腕部を形成
し、この両腕部の一方に枢支軸の一端が嵌入する
貫通孔を、腕部の他方に枢支軸の他端を受け止め
る有底である嵌入孔をそれぞれ設け、一方、アウ
トサイドハンドルを閉鎖位置に付勢するためのね
じりコイルばねを前記枢支軸に装着した上、この
枢支軸を前記両腕部および不動に設けられるベー
ス基板に装着し、かつ、前記ねじりコイルばねの
一端をベース基板に係止せしめたとき、このねじ
りコイルばねの他端を係止するための切欠きをア
ウトサイドハンドル本体の前記貫通孔側に形成す
ると共に、前記ねじりコイルばねの他端の前記切
欠きに対する係合と相まつて、前記ねじりコイル
ばね及び前記枢支軸を軸方向に不動に係止保持す
るための突起を、前記ねじりコイルばねの前記嵌
入孔側端面と当接する枢支軸部位に設けたことを
特徴とするドアアウトサイドハンドル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7992984U JPS60191646U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ドアアウトサイドハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7992984U JPS60191646U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ドアアウトサイドハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60191646U JPS60191646U (ja) | 1985-12-19 |
| JPH0516356Y2 true JPH0516356Y2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=30625298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7992984U Granted JPS60191646U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ドアアウトサイドハンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60191646U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623659Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1994-06-22 | 株式会社アルファ | 自動車用ドアハンドル装置 |
| JPH0643386Y2 (ja) * | 1989-03-30 | 1994-11-14 | 株式会社大井製作所 | 車両用インサイドハンドル装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59111255U (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-27 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアハンドル |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP7992984U patent/JPS60191646U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60191646U (ja) | 1985-12-19 |
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