JPS6346285Y2 - - Google Patents

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JPS6346285Y2
JPS6346285Y2 JP1984088258U JP8825884U JPS6346285Y2 JP S6346285 Y2 JPS6346285 Y2 JP S6346285Y2 JP 1984088258 U JP1984088258 U JP 1984088258U JP 8825884 U JP8825884 U JP 8825884U JP S6346285 Y2 JPS6346285 Y2 JP S6346285Y2
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JP
Japan
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flange
device body
cylinder
cylinder lock
lock
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JP1984088258U
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JPS613763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、乗用車及びトラツクなどの自動
車、オートバイ、耕うん機及び刈り取り機などの
農業用機械に装備させるステアリングロツク装置
に関する。
「従来の技術」 広く知られているように、自動車などに装備さ
れているステアリングロツク装置はシリンダー錠
を備え、この開錠にしたがつてロツクが解除する
構成となつている。
ところで、ステアリングロツク装置は盗難防止
の目的をもつものであるから、シリンダー錠が簡
単に取り外れる構成ではその目的が失なわれるた
め、シリンダー錠の取り付け手段には様々な構成
のものがある。
第10図及び第11図はそのような取り付け手
段の従来例を示したものである。
第10図は、いわゆる共明けタイプと呼ばれる
取り付け手段で、ステアリングロツク装置の装置
ボデー1と、シリンダーアウター2とに共通した
小径孔を設け、この小径孔に固定用ピン3を打ち
込んで固着させる構成である。なお、参照符号4
はシリンダーである。
第11図は、いわゆるワンタツチタイプと呼ば
れる取り付け手段で、シリンダーアウター2には
スプリング力によつて突出勢力が与えられた突出
ピン5が埋設されており、この突出ピン5が装置
ボデー1の小径孔1aに突入して固着される。
この取り付け手段は、突出ピン5の先端をシリ
ンダーアウター2の周囲面まで押し込んだとき、
突出ピン5の後端部が突入する小径孔4aがシリ
ンダー4に設けられており、シリンダー錠が装置
ボデー1に嵌装される際に突出ピン5が一旦没入
するようになつている。すなわち、突出ピン5が
装置ボデー1に形成された傾斜面1bにしたがつ
て没入し、小径孔1aに達したとき一挙に突出す
る。なお、上記の取り付け手段では突出ピン5を
押し込むことによつてシリンダー錠が簡単に取り
外れるから、これを防ぐために、小径孔4aが突
出ピン5に対向するシリンダー4の回動位置をキ
ーの差し入れ位置(LOCK位置)以外の位置、例
えば、アクセサリー給電位置(ACC位置)に定
め、キーがACC位置以外の位置に回動され、ま
た、キーがシリンダー錠より引き抜かれている場
合には上記小径孔4aが突出ピン5の対向位置か
らずれるように構成されている。
「考案が解決しようとする問題点」 上記した共明けタイプでは、装置ボデー1とシ
リンダーアウター2とに正確に位置合わせした小
径孔を設け、取り付けに際しては、シリンダー錠
を装置ボデー1に嵌装させ、小径孔の位置合わせ
を行つた状態で固定用ピン3を打ち込まなければ
ならないから、作業能率の点から必しも好ましい
手段ではない。
また、上記したワンタツチタイプは、シリンダ
ーアウター2より突出自在となした突出ピン5が
必要となり、また、装置ボデー1とシリンダー4
には突出ピン5を突入させるための小径孔1a,
4aを設けなければならないので、構造が複雑と
なり、作業能率の向上が期待できない。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記した問題点を解決することを目的
としたもので、シリンダー錠、ステアリングロツ
ク及びスタータスイツチを備えたステアリングロ
ツク装置において、上記シリンダー錠のアウター
に形成したフランジを、かしめ手段により装置ボ
デーの一側に固着させてなるシリンダー錠取付構
造を提案する。
このように構成すれば、シリンダー錠がかしめ
止めするだけで装置ボデーに確実に固着され、取
り付けのための部品点数並びに作業能率の面で非
常に有利となる。
「実施例」 次に、本考案の実施例について図面に沿つて説
明する。
第1図はシリンダー錠が本考案の第1実施例に
よつて取り付けられたステアリングロツク装置の
横断面図、第2図は当該装置の正面図である。
これらの図面において、10は装置ボデー、1
1はシリンダーアウター、12はシリンダー、1
3はロツク用カム、14はスライダー、15はス
タータスイツチ、16はステアリングロツク装置
を取り付けるためのブラケツトである。
図示する如く、装置ボデー10の正面側には正
面から見て円形の肉厚部10aが形成され、ま
た、この肉厚部に沿つた段形部10bが設けられ
ている。
上記シリンダーアウター11はその頭部にフラ
ンジ11aが設けられており、シリンダーアウタ
ー11を装置ボデー10に嵌装させることによ
り、上記フランジ11aが装置ボデー10の段形
部10bに嵌合するようになつている。
段形部10bに嵌合したフランジ11aは、肉
厚部10aにかしめ手段を施すことにより固着さ
れ、これより、シリンダー錠が装置ボデー10に
取り付けられる。
なお、かしめ部の先端は、第3図に示すよう
に、フランジ11aの前面11bでテーパー状に
なつており、引つ掛り部分がない為ドライバー等
の工具を使用してかしめ部をこじあけたりするこ
とができないようになつている。
また、第4図のように、フランジ11aに段部
11cを設けて、この段部11cの側壁11dに
かしめ部の先端が近接もしくは当接するようにし
たり、第5図のようにフランジ11aの根元付近
11eにかしめ部の先端が接近もしくは当接する
ようにしてかしめ部をこじあけたりすることがで
きないようにしてもよい。
第6図及び第7図は本考案の第2実施例を示
し、第6図はステアリングロツク装置の部分的な
横断面図、第7図は当該装置の部分的な正面図で
ある。この実施例では、装置ボデー10の正面側
にフランジ10cを設け、このフランジ10cに
対してシリンダーアウター11のフランジ11a
を対接させるようになしてある。
そして、対接したフランジ10cと11aはか
しめ手段を施したリング板17により挾持され
る。これより、シリンダー錠が装置ボデー10に
確実に取り付けられる。
第8図及び第9図はかしめる前の上記リング板
17を示したものである。
このリング板17はシリンダーアウター11の
頭部側より差し入れ、その鍔部17aを装置ボデ
ー10のフランジ10cに沿つて折り曲げるよう
にかしめる。
このとき鍔部17aの先端部17bはフランジ
10cの根元部分10dに接近もしくは当接して
おり、ドライバー等の工具を使用してかしめされ
た鍔部17aをこじあけたりすることができない
ようになつている。
なお、このリング板17の前面側にはキーの回
転位置を示すマーク(,,,)が施させ
ており第1実施例においては外観上好ましくない
かしめ部が運転者の目に触れるキー挿入口側に位
置することになるが、第2実施例においてはかし
め部はキー挿入口の反対側となるため外観をそこ
なうことがなく、その上、リング板17の表面に
マーク等を施すことにより、別にマーク等を施す
部材を必要とせずそれだけ部品点数を減少させる
こともできる。
一方、本考案を実施する場合には、上記した第
1実施例と第2実施例とを合わせて実施してもよ
い。例えば、第1図に示す肉厚部10aをフラン
ジ状部とし、先ず、このフランジ状部にかしめ手
段を施してフランジ11aを固着し、次に、上記
フランジ状部とシリンダーアウター11のフラン
ジ11aとをリング板17により挾持させる。こ
のように実施すれば、シリンダー錠の取り付けが
一段と強固となる。
「考案の効果」 上記した通り、本考案によれば、シリンダー錠
がかしめ手段を施すだけで取り付けられるので、
取り付けのための構成が非常に簡単となり、取り
付け作業の容易さと共に作業能率の向上が充分に
期待し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すステアリン
グロツク装置の横断面図、第2図は当該装置の正
面図、第3図乃至第5図は本考案の第1実施例の
各タイプの要部拡大図、第6図は本考案の第2実
施例を示すステアリングロツク装置の部分的な横
断面図、第7図は当該装置の部分的な正面図、第
8図はかしめる前のリング板の正面図、第9図は
第8図上のA−A線断面図、第10図及び第11
図は従来例を示すステアリングロツク装置の部分
的な横断面図である。 10……装置ボデー、10a……肉厚部、10
b……段形部、10c……フランジ、11……シ
リンダーアウター、11a……フランジ、12…
…シリンダー、17……リング板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダー錠、ステアリングロツク及びスタ
    ータスイツチを備えたステアリングロツク装置
    において、上記シリンダー錠のアウターに形成
    したフランジを、かしめ手段により装置ボデー
    の一側に固着させてなるシリンダー錠取付構
    造。 (2) 装置ボデーの一側をかしめて上記フランジを
    固着させてなる実用新案登録請求の範囲第(1)項
    に記載したシリンダー錠取付構造。 (3) 装置ボデーの一側に形成したフランジと、上
    記アウターのフランジとを対接させ、これらフ
    ランジを鍔付リングのかしめ手段によつて挾持
    させてなる実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
    載したシリンダー錠取付構造。
JP1984088258U 1984-06-15 1984-06-15 ステアリングロツク装置におけるシリンダ−錠取付構造 Granted JPS613763U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984088258U JPS613763U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 ステアリングロツク装置におけるシリンダ−錠取付構造

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JP1984088258U JPS613763U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 ステアリングロツク装置におけるシリンダ−錠取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613763U JPS613763U (ja) 1986-01-10
JPS6346285Y2 true JPS6346285Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=30641225

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JP1984088258U Granted JPS613763U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 ステアリングロツク装置におけるシリンダ−錠取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720290Y2 (ja) * 1988-10-17 1995-05-15 マツダ株式会社 自動車のステアリングロック取付構造
JP2544636Y2 (ja) * 1992-05-11 1997-08-20 エーアールシー株式会社 ストレッチフィルム包装装置
JP2561597Y2 (ja) * 1992-05-11 1998-01-28 エーアールシー株式会社 ストレッチフィルム包装器

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JPS613763U (ja) 1986-01-10

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