JPH0140921Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140921Y2 JPH0140921Y2 JP20250982U JP20250982U JPH0140921Y2 JP H0140921 Y2 JPH0140921 Y2 JP H0140921Y2 JP 20250982 U JP20250982 U JP 20250982U JP 20250982 U JP20250982 U JP 20250982U JP H0140921 Y2 JPH0140921 Y2 JP H0140921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- locking
- locking device
- lock
- hanging plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は施錠装置を後引戸背面に設けるととも
にその先端のロツク部材で前引戸の側端背面とを
係合させてなる庫体引戸の施錠装置において、後
引戸に引戸の表面に直交する方向へ荷重がかゝつ
ても施錠装置先端のロツク部材が前引戸の背面か
ら離脱しないようにした庫体引戸の施錠装置に関
する。
にその先端のロツク部材で前引戸の側端背面とを
係合させてなる庫体引戸の施錠装置において、後
引戸に引戸の表面に直交する方向へ荷重がかゝつ
ても施錠装置先端のロツク部材が前引戸の背面か
ら離脱しないようにした庫体引戸の施錠装置に関
する。
本出願人は実願昭57−9155号（実開昭58−
111765号で庫体の引戸装置を開示し、その中で施
錠装置先端にロツク部材を設け、ロツク部材先端
のフツクを前引戸の背面に設けた、ロツク掛け板
へ出没自在に係合させ、もつて前引戸と後引戸を
後引戸側に設けた施錠装置で施錠可能にしてなる
ものを開示したが、この考案においては後引戸を
その表面に直交する方向へ荷重をかけたときには
ロツク部材のフツクが前引戸の掛け板から外れる
ことがあつた。
111765号で庫体の引戸装置を開示し、その中で施
錠装置先端にロツク部材を設け、ロツク部材先端
のフツクを前引戸の背面に設けた、ロツク掛け板
へ出没自在に係合させ、もつて前引戸と後引戸を
後引戸側に設けた施錠装置で施錠可能にしてなる
ものを開示したが、この考案においては後引戸を
その表面に直交する方向へ荷重をかけたときには
ロツク部材のフツクが前引戸の掛け板から外れる
ことがあつた。
そこで本考案はこの前引戸からロツク部材が外
れることのない施錠装置を提供せんとして、本考
案を完成したものであつて、その要旨とするとこ
ろは、施錠装置先端のロツク部材を上下に回動可
能に設け、該ロツク部材先端に前引戸側に突出し
て設けたロツク片に係合凹部を設け、又前引戸背
面には該ロツク片の係合凹部と係合する為の掛け
板を設けることにより前記目的を達成した。
れることのない施錠装置を提供せんとして、本考
案を完成したものであつて、その要旨とするとこ
ろは、施錠装置先端のロツク部材を上下に回動可
能に設け、該ロツク部材先端に前引戸側に突出し
て設けたロツク片に係合凹部を設け、又前引戸背
面には該ロツク片の係合凹部と係合する為の掛け
板を設けることにより前記目的を達成した。
本考案の詳細を図示した実施例に基づき更に説
明すると、第１図は本考案の実施例を示す断面説
明図であり、第２図はその第１図の正面説明図を
示す。即ち第１図、第２図で示す如く後引戸１の
背面に施錠装置Ａが設けられ、その施錠装置Ａの
ロツク部材２は前引戸３の背面に形成した掛け板
４に係合可能にしている。ここに施錠装置Ａは一
端に錠前部５を有し、該錠前部５の作動で操作さ
れる操作杆６が前引戸３側に延長され操作杆６先
端と後引戸１の側端に枢着されたロツク部材２と
の間には連結杆７が互いに枢着され、錠前部５の
回動操作によつて操作杆６を介して連結杆７が後
引戸の巾方向に往復動するように設けられている
このロツク部材２は第２図で示す如く、例えば正
面視略Ｌ形の部材が設けられ該部材の折曲部分中
央に後引戸１から突設した軸杆８で枢着し、下部
には前記した連結杆７先端が枢着され、もつて連
結杆７を後引戸１の巾方向、即ち正面視左右方向
に移動さすことにより略Ｌ字形のロツク部材２が
軸杆８を中心にして回動即ち第２図のロツク部材
２左側端は上下に回動可能に設定している。そし
てこのロツク部材２先端には前引戸３側へ単なる
凹部又は第３，５図の如く前引戸側側面が上方拡
がり状に傾斜させてなる凹部からなる係合凹部９
を上端に形成したロツク片１０を延設している。
一方前引戸３の後引戸１側側端背面には前引戸表
面板１１との間に間隙を有し、しかもその下端縁
又は穿設した係合孔上端が上動するロツク片１０
の係合凹部９と係合する位置に設定した掛け板４
を設けている。この掛け板４は図例において表面
板１１の折曲片１２にその一端を嵌入して固定し
他方の折曲延長片１３は前引戸表面板１１の背面
に固定することにより取付けられている。
明すると、第１図は本考案の実施例を示す断面説
明図であり、第２図はその第１図の正面説明図を
示す。即ち第１図、第２図で示す如く後引戸１の
背面に施錠装置Ａが設けられ、その施錠装置Ａの
ロツク部材２は前引戸３の背面に形成した掛け板
４に係合可能にしている。ここに施錠装置Ａは一
端に錠前部５を有し、該錠前部５の作動で操作さ
れる操作杆６が前引戸３側に延長され操作杆６先
端と後引戸１の側端に枢着されたロツク部材２と
の間には連結杆７が互いに枢着され、錠前部５の
回動操作によつて操作杆６を介して連結杆７が後
引戸の巾方向に往復動するように設けられている
このロツク部材２は第２図で示す如く、例えば正
面視略Ｌ形の部材が設けられ該部材の折曲部分中
央に後引戸１から突設した軸杆８で枢着し、下部
には前記した連結杆７先端が枢着され、もつて連
結杆７を後引戸１の巾方向、即ち正面視左右方向
に移動さすことにより略Ｌ字形のロツク部材２が
軸杆８を中心にして回動即ち第２図のロツク部材
２左側端は上下に回動可能に設定している。そし
てこのロツク部材２先端には前引戸３側へ単なる
凹部又は第３，５図の如く前引戸側側面が上方拡
がり状に傾斜させてなる凹部からなる係合凹部９
を上端に形成したロツク片１０を延設している。
一方前引戸３の後引戸１側側端背面には前引戸表
面板１１との間に間隙を有し、しかもその下端縁
又は穿設した係合孔上端が上動するロツク片１０
の係合凹部９と係合する位置に設定した掛け板４
を設けている。この掛け板４は図例において表面
板１１の折曲片１２にその一端を嵌入して固定し
他方の折曲延長片１３は前引戸表面板１１の背面
に固定することにより取付けられている。
尚、この掛け板４におけるロツク片１０との係
合部分において第３図並びに第４図で示すように
その係合縁４′を上方へ向けて傾斜させ、ロツク
片１０の係合凹部９底端と接する状態に設定して
おくとロツク片１０と掛け板４との係合時に掛け
板４、即ち前引戸を閉止方向へ、後引戸をも閉止
方向へ付勢して両引戸をより完全に閉止するもの
である。
合部分において第３図並びに第４図で示すように
その係合縁４′を上方へ向けて傾斜させ、ロツク
片１０の係合凹部９底端と接する状態に設定して
おくとロツク片１０と掛け板４との係合時に掛け
板４、即ち前引戸を閉止方向へ、後引戸をも閉止
方向へ付勢して両引戸をより完全に閉止するもの
である。
以上の如きロツク部材２、掛け板４がそれぞれ
引戸の背面に取付けられている関係上、ロツク片
１０が後引戸１を貫通すると同時に上下動可能な
範囲で開設部分１４が形成されておらなければな
らず又、掛け板４も上下に長尺のものを利用して
いるときにはロツク片１０の上下動が可能でかつ
その上端に係合しうる係合孔が設けられていなけ
ればならない。図例のものは、掛け板４下端にロ
ツク片１０を係合させるような実施例を示す。
引戸の背面に取付けられている関係上、ロツク片
１０が後引戸１を貫通すると同時に上下動可能な
範囲で開設部分１４が形成されておらなければな
らず又、掛け板４も上下に長尺のものを利用して
いるときにはロツク片１０の上下動が可能でかつ
その上端に係合しうる係合孔が設けられていなけ
ればならない。図例のものは、掛け板４下端にロ
ツク片１０を係合させるような実施例を示す。
以上の如く本考案に係る庫体引戸の施錠装置
は、庫体の後引戸に施錠装置を取付け該装置にお
けるロツク部材を前引戸の背面に係合させてなる
庫体引戸の施錠装置において、施錠装置先端のロ
ツク部材を後引戸に枢着してロツク部材の前引戸
側先端を上下に回動可能にし、且つ該ロツク部材
の先端に前引戸側へ係合凹部を上端に形成したロ
ツク片を延設するとともに前引戸の後引戸側側端
背面であつて前引戸表面板との間に間隙を有し、
しかも下端縁を上動するロツク片の係合凹部と係
合する位置に設定した掛け板を設けていることに
より、ロツク部材を上下に回動させることでその
係合凹部は掛け板下端に係合・離脱しロツク部材
を前引戸側と係合即ち施錠又はそれの解除を可能
としている。従つて、本施錠装置のロツク片は上
下動し、しかも上動した状態でその係合凹部が前
引戸側の掛け板下端に係合するところから、後引
戸の表面に直交する方向に荷重がかかつてもロツ
ク部材は前引戸側から開放されることなく、むし
ろ前引戸を後引戸側へ引張りこの荷重に抗するこ
とができその施錠を完全にするばかりでなく後引
戸に本施錠装置を設けたことの意味合いを更に達
成するものである。
は、庫体の後引戸に施錠装置を取付け該装置にお
けるロツク部材を前引戸の背面に係合させてなる
庫体引戸の施錠装置において、施錠装置先端のロ
ツク部材を後引戸に枢着してロツク部材の前引戸
側先端を上下に回動可能にし、且つ該ロツク部材
の先端に前引戸側へ係合凹部を上端に形成したロ
ツク片を延設するとともに前引戸の後引戸側側端
背面であつて前引戸表面板との間に間隙を有し、
しかも下端縁を上動するロツク片の係合凹部と係
合する位置に設定した掛け板を設けていることに
より、ロツク部材を上下に回動させることでその
係合凹部は掛け板下端に係合・離脱しロツク部材
を前引戸側と係合即ち施錠又はそれの解除を可能
としている。従つて、本施錠装置のロツク片は上
下動し、しかも上動した状態でその係合凹部が前
引戸側の掛け板下端に係合するところから、後引
戸の表面に直交する方向に荷重がかかつてもロツ
ク部材は前引戸側から開放されることなく、むし
ろ前引戸を後引戸側へ引張りこの荷重に抗するこ
とができその施錠を完全にするばかりでなく後引
戸に本施錠装置を設けたことの意味合いを更に達
成するものである。
加えて、ロツク片の係合凹部側面を上方拡がり
状の傾斜とすることで、ロツク片と掛け板が互い
に係合されると引き合い状態となり両引戸を第１
図矢印の如く密着させる方向へ付勢し施錠と閉戸
を完全にするばかりでなく、掛け板と係合部分の
接触縁を第４図の如く傾斜させておくとロツク片
の上動と同時に前引戸を閉止方向へ付勢するうえ
に後引戸も閉止方向へ付勢されて引戸の閉止がよ
り完全なものとなる。
状の傾斜とすることで、ロツク片と掛け板が互い
に係合されると引き合い状態となり両引戸を第１
図矢印の如く密着させる方向へ付勢し施錠と閉戸
を完全にするばかりでなく、掛け板と係合部分の
接触縁を第４図の如く傾斜させておくとロツク片
の上動と同時に前引戸を閉止方向へ付勢するうえ
に後引戸も閉止方向へ付勢されて引戸の閉止がよ
り完全なものとなる。
第１図は本考案を実施した平断面説明図、第２
図は第１図の内部から見た正面図、第３図はロツ
ク部材と掛け板とを分離した状態の斜視図、第４
図はロツク部材と掛け板の係合状態説明図、第５
図は第４図の右側面図である。 １……後引戸、２……ロツク部材、３……前引
戸、４……掛け板、５……錠前部、６……操作
杆、７……連結杆、８……軸杆、９……係合凹
部、１０……ロツク片、１１……前引戸表面板、
１２……折曲片、１３……折曲延長片、１４……
開設部分、１５……空間。
図は第１図の内部から見た正面図、第３図はロツ
ク部材と掛け板とを分離した状態の斜視図、第４
図はロツク部材と掛け板の係合状態説明図、第５
図は第４図の右側面図である。 １……後引戸、２……ロツク部材、３……前引
戸、４……掛け板、５……錠前部、６……操作
杆、７……連結杆、８……軸杆、９……係合凹
部、１０……ロツク片、１１……前引戸表面板、
１２……折曲片、１３……折曲延長片、１４……
開設部分、１５……空間。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 庫体の後引戸に施錠装置を取付け、該装置にお
けるロツク部材を前引戸の背面に係合させてなる
庫体引戸の施錠装置において： 施錠装置先端のロツク部材を後引戸に枢着して
ロツク部材の前引戸側先端を上下に回動可能にし
且つ該ロツク部材の先端に係合凹部を上端に形成
したロツク片を前引戸側へ延設するとともに前引
戸の後引戸側側端背面であつて前引戸表面板との
間に間隙を有し、ロツク片の係合凹部と係合しう
る掛け板を設け、もつてロツク部材の係合凹部を
掛け板に係合・離脱可能にしてなる庫体引戸の施
錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20250982U JPS59106973U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 庫体引戸の施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20250982U JPS59106973U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 庫体引戸の施錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59106973U JPS59106973U (ja) | 1984-07-18 |
| JPH0140921Y2 true JPH0140921Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30427979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20250982U Granted JPS59106973U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 庫体引戸の施錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59106973U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5531028B2 (ja) * | 2012-01-05 | 2014-06-25 | ダイシン工業株式会社 | 引き違い戸ロック装置 |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP20250982U patent/JPS59106973U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59106973U (ja) | 1984-07-18 |
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