JP5531028B2 - 引き違い戸ロック装置 - Google Patents
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Description
例えば、3枚の引戸をロックする引き違い戸ロック装置は、最手前引戸と、中間引戸と、が連動するように設けられた差動開閉連動手段の動きを阻止することで、引戸をロック状態にしていた。
具体的には、最手前引戸に、シリンダー錠から成る錠前部材を背面側へ突出させて、錠前部材の施錠操作によって揺動する規制片を、差動開閉連動手段を構成する部材に当接させ、差動開閉連動手段の動きを阻止して、引戸をロック(施錠)していた(例えば、特許文献1参照)。
特に、差動開閉連動手段を備えた3枚の引戸の開閉をロックする場合は、錠前部材を差動開閉連動手段近傍に設けるため、差動開閉連動手段を構成する部材との干渉を避ける必要があり、構造が複雑になるといった問題もあった。
さらに、差動開閉連動手段を備えた3枚の引戸に対しては、有効開口寸法を広く確保することが可能であると共に、差動開閉連動手段との干渉を避け、簡素な構成で確実に施錠可能な引き違い戸ロック装置の提供を目的とする。
特に、差動開閉連動手段を備えた3枚の引戸においては、有効開口寸法を大きくできると共に、差動開閉連動手段との干渉を避け、簡素な構成で確実に施錠できる。
本発明に係る引き違い戸ロック装置は、図1乃至図6に示す第1の実施の形態に於て、前方開口状の箱型の筐体1の開口部に左右開閉自在に設けられた3枚の引戸20,20,20,を開操作不可能にロックするものである。
そして、最奥引戸20Aと中間引戸20Bと最手前引戸20Cが差動開閉連動手段8にて連動・連結されている。
ロックバー6は、連結部材5の昇降によって下端部5bが昇降し、シーソー作動により先端部6bが下端部5b(基端部6a)と反対の上下方向に揺動する。
ロックバー6の先端部6bは、最奥引戸20Aの中間引戸20B側の側面22(最奥引戸20Aの他方の側面22)よりも他方に突出して設けている。さらに、先端部6bは、この先端突出部を前方(中間引戸20Bの最奥引戸20A側の側縁部26)へ向かって平面視L字状に折り曲げ形成されている。
図3に於て、切欠部7は、下位置状態の先端部6bの上方位置に形成されている。
図4に於て、切欠部7は、上位置状態の先端部6bが差し込まれた係止状態で、最奥引戸20Aが開く方向に(中間引戸20B側へ)移動するのを、先端部6bに当接して阻止すると共に、中間引戸20Bが開く方向に(最奥引戸20A側へ)移動するのを先端部6bに当接して阻止する鉛直状ストッパ縁部(鉛直面状のストッパ面)71を有している。
錠前部材3の開錠状態は、図5(a)に示すように、突出子31が上位置に配設され連結切欠部51を介して、連結部材5を上昇状態(上位置)に維持するように構成されている。
錠前部材3の施錠状態は、図5(b)に示すように、突出子31が下位置に移動することで、連結部材5も降下し、連結部材5が降下状態(下位置)に維持されるように構成されている。
図2及び図3に示すように、錠前部材3の開錠状態では、連結部材5が上昇状態で保持され、ロックバー6の基端部6aが連結部材5によって持ち上げられて上位置となり、水平軸心L1廻りのシーソー作動により先端部6bが下位置となる。
ロックバー6の先端部6bは、切欠部7から離脱状態であり、最奥引戸20A及び中間引戸20Bの開方向の移動がロックバー6とストッパ縁部71との接触によって規制されず、最奥引戸20A又は最手前引戸20Cの引き操作によって開口が可能な開口自由状態となる。
しかし、図6(b)に示すように、第1の実施の形態は、最奥引戸20Aに錠前部材3を設けているため、他の引戸20(20B,20C)に錠前部材3の後方突出部位が干渉せず、従来例の全開状態の有効開口寸法J1と比較して広い有効開口寸法D1が得られる。
最奥引戸20A及び中間引戸20Bの開方向の移動が阻止されることで、差動開閉連動手段8により最手前引戸20Cの開方向の移動も阻止され、3枚の引戸20,20,20(20A,20B,20C)の開方向の移動が不可能な(閉状態が保持された)ロック状態となる。
図7及び図8に於て、筐体1の開口部に設けられる2枚の引戸20,20をロックするためのものである。
2枚の引戸20,20は、奥位置に配設される奥側引戸20Xと、手前位置に配設される手前側引戸20Yと、から成る。
ロックバー6の先端部6bは、奥側引戸20Xの他方側の側面92よりも他方に突出して設け、さらに、この先端突出部を前方(手前側引戸20Yの一方側の側縁部96)へ向かって折り曲げている。
切欠部7は、上位置状態のロックバー6の先端部6bが差し込まれた係止状態で、奥側引戸20Xが開く方向に移動するのを、先端部6bに当接して阻止すると共に、手前側引戸20Yが開く方向に移動するのを先端部6bに当接して阻止する鉛直状ストッパ縁部71を有している。
図9(a)に示す従来例は、手前側引戸20Y´に錠前部材3´を設けている。そのため、錠前部材3´の後方突出部位が奥側引戸20X´に干渉して引戸20´をそれ以上広く開くことはできなかった。
しかし、図9(b)に示すように、第2の実施の形態は、奥側引戸20Xに錠前部材3を設けているため、手前側引戸20Yに錠前部材3の後方突出部位が干渉せず、図9(a)に示した従来例の全開状態の有効開口寸法J2と比較して、第2の実施形態は広い有効開口寸法D2が得られる。
錠前部材3と連結部材5とロックバー6と切欠部7の構成は第1の実施形態と同様であり、同様の作用(動作)が得られる。
5 連結部材
5b 下端部
6 ロックバー
6a 基端部
6b 先端部
7 切欠部
8 差動開閉連動手段
20 引戸
20A 最奥引戸
20B 中間引戸
20C 最手前引戸
20X 奥側引戸
20Y 手前側引戸
26 側縁部
71 鉛直状ストッパ縁部
96 側縁部
L1 水平軸心
Claims (2)
- 左右開閉自在に設けられた3枚の引戸(20)(20)(20)を備え、最奥位置かつ左右一方側に配設される最奥引戸(20A)と中間引戸(20B)と最手前位置かつ左右他方側に配設される最手前引戸(20C)とが差動開閉連動手段(8)にて連結され、上記3枚の引戸(20)(20)(20)をロックする引き違い戸ロック装置に於て、
上記最奥引戸(20A)に設けられる錠前部材(3)と、上記最奥引戸(20A)に設けられ上記錠前部材(3)の施錠・開錠操作によって昇降する連結部材(5)と、上記最奥引戸(20A)に設けられ前後方向の水平軸心(L1)廻りに揺動自在に中間部が枢着されると共に上記連結部材(5)の下端部(5b)に基端部(6a)が連結され上記連結部材(5)の昇降に対応してシーソー作動して先端部(6b)が上下方向に揺動する帯板状のロックバー(6)と、を備え、
上記ロックバー(6)の先端部(6b)は、上記最奥引戸(20A)の左右他方側の側面(22)よりも左右他方側に配設され、上記中間引戸(20B)の左右一方側の側縁部(26)に向かって平面視L字状に折曲げ形成され、
さらに、上記ロックバー(6)の先端部(6b)が上記シーソー作動にて係脱自在な切欠部(7)を上記中間引戸(20B)の上記左右一方側の側縁部(26)に設け、
上記切欠部(7)は、上記ロックバー(6)の先端部(6b)が差し込まれた係止状態で、上記最奥引戸(20A)が上記中間引戸(20B)側へ移動するのを上記ロックバー(6)の先端部(6b)に当接して阻止すると共に上記中間引戸(20B)が上記最奥引戸(20A)側へ移動するのを上記ロックバー(6)の先端部(6b)に当接して阻止する鉛直状ストッパ縁部(71)を有していることを特徴とする引き違い戸ロック装置。 - 左右開閉自在に設けられた2枚の引戸(20)(20)を備え、奥位置かつ左右一方側に配設される奥側引戸(20X)と、手前位置かつ左右他方側に配設される手前側引戸(20Y)と、をロックする引き違い戸ロック装置に於て、
上記奥側引戸(20X)に設けられる錠前部材(3)と、該奥側引戸(20X)に設けられ上記錠前部材(3)の施錠・開錠操作によって昇降する連結部材(5)と、上記奥側引戸(20X)に設けられ前後方向の水平軸心(L1)廻りに揺動自在に中間部が枢着されると共に上記連結部材(5)の下端部(5b)に基端部(6a)が連結され上記連結部材(5)の昇降に対応してシーソー作動して先端部(6b)が上下方向に揺動する帯板状のロックバー(6)と、を備え、
上記ロックバー(6)の先端部(6b)は、上記奥側引戸(20X)の左右他方側の側面(92)よりも左右他方側に配設され、上記手前側引戸(20Y)の左右一方側の側縁部(96)に向かって平面視L字状に折曲げ形成され、
さらに、上記ロックバー(6)の先端部(6b)が上記シーソー作動にて係脱自在な切欠部(7)を手前側引戸(20Y)の上記左右一方側の側縁部(96)に設け、
上記切欠部(7)は、上記ロックバー(6)の先端部(6b)が差し込まれた係止状態で、上記奥側引戸(20X)が開く方向へ移動するのを上記ロックバー(6)の先端部(6b)に当接して阻止すると共に上記手前側引戸(20Y)が開く方向へ移動するのを上記ロックバー(6)の先端部(6b)に当接して阻止する鉛直状ストッパ縁部(71)を有していることを特徴とする引き違い戸ロック装置。
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