JPH0324776Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0324776Y2 JPH0324776Y2 JP1984102371U JP10237184U JPH0324776Y2 JP H0324776 Y2 JPH0324776 Y2 JP H0324776Y2 JP 1984102371 U JP1984102371 U JP 1984102371U JP 10237184 U JP10237184 U JP 10237184U JP H0324776 Y2 JPH0324776 Y2 JP H0324776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch lever
- striker
- lock base
- lock
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のボンネツトフードその他の開
閉体のロツク機構に関するものである。
閉体のロツク機構に関するものである。
従来のロツク機構では、ストライカーを係合す
るラツチレバーが基板に旋回可能に軸支されてい
るため、ラツチレバーを旋回させるための場所が
必要であつた。そこで実開昭50−100215号の如く
ラツチレバーをスライド板で構成するロツク装置
が考案されたが、ストライカーをロツクするスラ
イド板に、ストライカーが進出する透孔を開口し
た構造を備えていた。このためストライカーの進
入だけで往復動するスライド板が大型化し、慣性
抵抗並びに摺動抵抗が大きいため作動上の障害と
なり、広く採用されるには到らない問題があつ
た。接触抵抗を減らすには潤滑を行なえば良い
が、そのための油脂がまた抵抗となりかつ塵埃が
付着する原因となる。
るラツチレバーが基板に旋回可能に軸支されてい
るため、ラツチレバーを旋回させるための場所が
必要であつた。そこで実開昭50−100215号の如く
ラツチレバーをスライド板で構成するロツク装置
が考案されたが、ストライカーをロツクするスラ
イド板に、ストライカーが進出する透孔を開口し
た構造を備えていた。このためストライカーの進
入だけで往復動するスライド板が大型化し、慣性
抵抗並びに摺動抵抗が大きいため作動上の障害と
なり、広く採用されるには到らない問題があつ
た。接触抵抗を減らすには潤滑を行なえば良い
が、そのための油脂がまた抵抗となりかつ塵埃が
付着する原因となる。
本考案は前記の点に鑑みなされたものでその目
的は部品構成が簡単で点数も少なく、ラツチレバ
ーの軽快な動きにより作動が確実で故障の虞れも
ない自動車用開閉体のロツク機構を提供すること
にある。
的は部品構成が簡単で点数も少なく、ラツチレバ
ーの軽快な動きにより作動が確実で故障の虞れも
ない自動車用開閉体のロツク機構を提供すること
にある。
前記目的は、ロツクベース1の板面に沿つて直
線的に往復動し、ロツクベースの孔1eに進入し
たストライカー3に係合する方向へばね付勢され
たラツチレバー2を備えたロツク機構に於て、前
記ラツチレバー2はストライカーに係合する係合
縁部2cが内隅部に当る位置に設けられた平面略
L字型部分を有し、かつその係合縁部2cがスト
ライカー3へ当接しまたそこから離間する方向へ
ラツチレバーを所定範囲移動させるために少なく
とも2箇所平行に形成された長孔2aを有してお
り、他方ロツクベース1には前記の長孔2aに挿
通され、ラツチレバーを可動軸支するための枢軸
7,7′を軸止めする取付孔12が少なくとも2
箇所に設けられ、それら取付孔12はロツクベー
スの板面より突出した端部を有していて該端部に
てラツチレバー2と接触するように構成されてい
るという構成により達せられる。
線的に往復動し、ロツクベースの孔1eに進入し
たストライカー3に係合する方向へばね付勢され
たラツチレバー2を備えたロツク機構に於て、前
記ラツチレバー2はストライカーに係合する係合
縁部2cが内隅部に当る位置に設けられた平面略
L字型部分を有し、かつその係合縁部2cがスト
ライカー3へ当接しまたそこから離間する方向へ
ラツチレバーを所定範囲移動させるために少なく
とも2箇所平行に形成された長孔2aを有してお
り、他方ロツクベース1には前記の長孔2aに挿
通され、ラツチレバーを可動軸支するための枢軸
7,7′を軸止めする取付孔12が少なくとも2
箇所に設けられ、それら取付孔12はロツクベー
スの板面より突出した端部を有していて該端部に
てラツチレバー2と接触するように構成されてい
るという構成により達せられる。
以下本考案を詳細に説明すると、図示の実施例
はボンネツトフードのロツク機構に関し、各図中
1は前後に垂下縁1a,1bを有する横長のロツ
クベース、2は垂下縁1a,1b間に位置し左右
方向へ摺動可能な略L字型の部分を有するラツチ
レバーで、該ラツチレバー2は左右に夫々平行な
長孔2a,2bを有し、これらに対応したロツク
ベース1の孔1c,1dに固着する枢軸7,7′
により左右へ摺動自在に軸支されている。3は自
動車用開閉体Rであるボンネツトフードに取付け
たロツク機構のストライカー、4はストライカー
3が入るガイド筒で、前記略L字型の内隅部にあ
たる箇所のロツクベース1に設けた孔1eに嵌合
した小径部4aとロツクベース1上に位置する皿
状の大径部4bとから成り、一側にラツチレバー
2の係合縁部2cが係入する切欠部5を形成して
ある。6は引張りばねでその一端は係合縁部2c
の係合方向のロツクベース1の端部1fに係止さ
れ、他端はラツチレバー2を折曲げ形成して設け
た係止杆部2eに係止されている。而して、8は
ラツチレバー2を軸支した一方の枢軸7に回動可
能に取付けたロツク解除レバーであり、そのレバ
ー側面は前記ラツチレバー2に突設した係合部9
とし、ラツチレバー2をばね6の弾力に抗して摺
動させ得る。10はロツク解除レバー8の先端力
点部にワイヤーエンドの一端10aを取付けた解
除操作用のワイヤー、11はワイヤー10のガイ
ド部、12,12はロツクベース1に設けた取付
孔を示す。第1図,第3図に示すように、該取付
孔12,12はベース面より突出しており、その
突出した端面にラツチレバー2が接して摺動する
から、ラツチレバー2は軽量な上さらに摺動抵抗
が減少する。
はボンネツトフードのロツク機構に関し、各図中
1は前後に垂下縁1a,1bを有する横長のロツ
クベース、2は垂下縁1a,1b間に位置し左右
方向へ摺動可能な略L字型の部分を有するラツチ
レバーで、該ラツチレバー2は左右に夫々平行な
長孔2a,2bを有し、これらに対応したロツク
ベース1の孔1c,1dに固着する枢軸7,7′
により左右へ摺動自在に軸支されている。3は自
動車用開閉体Rであるボンネツトフードに取付け
たロツク機構のストライカー、4はストライカー
3が入るガイド筒で、前記略L字型の内隅部にあ
たる箇所のロツクベース1に設けた孔1eに嵌合
した小径部4aとロツクベース1上に位置する皿
状の大径部4bとから成り、一側にラツチレバー
2の係合縁部2cが係入する切欠部5を形成して
ある。6は引張りばねでその一端は係合縁部2c
の係合方向のロツクベース1の端部1fに係止さ
れ、他端はラツチレバー2を折曲げ形成して設け
た係止杆部2eに係止されている。而して、8は
ラツチレバー2を軸支した一方の枢軸7に回動可
能に取付けたロツク解除レバーであり、そのレバ
ー側面は前記ラツチレバー2に突設した係合部9
とし、ラツチレバー2をばね6の弾力に抗して摺
動させ得る。10はロツク解除レバー8の先端力
点部にワイヤーエンドの一端10aを取付けた解
除操作用のワイヤー、11はワイヤー10のガイ
ド部、12,12はロツクベース1に設けた取付
孔を示す。第1図,第3図に示すように、該取付
孔12,12はベース面より突出しており、その
突出した端面にラツチレバー2が接して摺動する
から、ラツチレバー2は軽量な上さらに摺動抵抗
が減少する。
上記に於いてボンネツトフード等の開閉体Rを
閉じる動作により、それに固定されたストライカ
ー3がガイド筒4内へ進入して、常時閉じ方向に
働いているラツチレバー2を押しのけ、次いでス
トライカー3の頸部3aが進入すると係合縁部2
cがそこへ係合してロツクが完了する。
閉じる動作により、それに固定されたストライカ
ー3がガイド筒4内へ進入して、常時閉じ方向に
働いているラツチレバー2を押しのけ、次いでス
トライカー3の頸部3aが進入すると係合縁部2
cがそこへ係合してロツクが完了する。
ロツクを解除するときは、操作ワイヤー10を
引くと枢軸7を支点、係合部9を作用点としてロ
ツク解除レバー8が回動するに伴ないラツチレバ
ー2もばね6の弾力に抗して摺動するので(第2
図鎖線)ストライカー3のロツクは解除され、開
閉体Rを開くことができる。
引くと枢軸7を支点、係合部9を作用点としてロ
ツク解除レバー8が回動するに伴ないラツチレバ
ー2もばね6の弾力に抗して摺動するので(第2
図鎖線)ストライカー3のロツクは解除され、開
閉体Rを開くことができる。
前記、ラツチレバー2は略L字型部分を有する
軽量な形状であり、かつ一対の枢軸7,7′でロ
ツクベース1に枢支されているためがたつかず、
軽快に作動する効果を奏する。また一方の枢軸7
に軸を共通にしてロツク解除レバー8を軸支した
ため部品点数も少なくて済み、軸支点を偏倚させ
ることによりロツク解除レバー8の長さを長くで
き操作力が軽減可能である。以上の如く本考案に
よれば、部品構成が簡単で点数も少なくて済み、
部品全体も軽量化されるから、ストライカー3の
進入によるラツチレバー2の動きが抵抗少なく軽
快に行なわれ、円滑かつ確実にロツクし、ロツク
したストライカー3の解除操作も容易であるから
確実な作動性が得られる効果がある。
軽量な形状であり、かつ一対の枢軸7,7′でロ
ツクベース1に枢支されているためがたつかず、
軽快に作動する効果を奏する。また一方の枢軸7
に軸を共通にしてロツク解除レバー8を軸支した
ため部品点数も少なくて済み、軸支点を偏倚させ
ることによりロツク解除レバー8の長さを長くで
き操作力が軽減可能である。以上の如く本考案に
よれば、部品構成が簡単で点数も少なくて済み、
部品全体も軽量化されるから、ストライカー3の
進入によるラツチレバー2の動きが抵抗少なく軽
快に行なわれ、円滑かつ確実にロツクし、ロツク
したストライカー3の解除操作も容易であるから
確実な作動性が得られる効果がある。
図面は本考案に係る自動車用開閉体のロツク機
構の一実施例を示すもので第1図は分解斜視図、
第2図は下面図、第3図は第2図A−A線断面図
である。 1……ロツクベース、1e……孔、2……ラツ
チレバー、2a……長孔、2c……係合縁部、3
……ストライカー、6……ばね、7,7′……枢
軸、12……取付孔。
構の一実施例を示すもので第1図は分解斜視図、
第2図は下面図、第3図は第2図A−A線断面図
である。 1……ロツクベース、1e……孔、2……ラツ
チレバー、2a……長孔、2c……係合縁部、3
……ストライカー、6……ばね、7,7′……枢
軸、12……取付孔。
Claims (1)
- ロツクベース1の板面に沿つて直線的に往復動
し、ロツクベースの孔1eに進入したストライカ
ー3に係合する方向へばね付勢されたラツチレバ
ー2を備えたロツク機構に於て、前記ラツチレバ
ー2はストライカーに係合する係合縁部2cが内
隅部に当る位置に設けられた平面略L字型部分を
有し、かつその係合縁部2cがストライカーへ当
接しまたそこから離間する方向へラツチレバーを
所定範囲移動させるために少なくとも2箇所平行
に形成された長孔2aを有しており、他方ロツク
ベース1には前記の長孔2aに挿通され、ラツチ
レバーを可動軸支するための枢軸7,7′を軸止
めする取付孔12が少なくとも2箇所に設けら
れ、それら取付孔12はロツクベースの板面より
突出した端部を有していて該端部にてラツチレバ
ー2と接触するように構成されていることを特徴
とする自動車用開閉体のロツク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984102371U JPS6120758U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 自動車用開閉体のロツク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984102371U JPS6120758U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 自動車用開閉体のロツク機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120758U JPS6120758U (ja) | 1986-02-06 |
JPH0324776Y2 true JPH0324776Y2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=30661770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984102371U Granted JPS6120758U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 自動車用開閉体のロツク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120758U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952066B2 (ja) * | 1981-12-30 | 1984-12-18 | 豊田合成株式会社 | ゴムホ−ス |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535691Y2 (ja) * | 1974-01-22 | 1978-02-14 | ||
JPS5952066U (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-05 | 富士重工業株式会社 | 燃料タンク構造 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP1984102371U patent/JPS6120758U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952066B2 (ja) * | 1981-12-30 | 1984-12-18 | 豊田合成株式会社 | ゴムホ−ス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6120758U (ja) | 1986-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7337499B2 (en) | Knuckle arm | |
US20050093306A1 (en) | Exterior door handle with minimum surface intrusion | |
US4818003A (en) | Door handle device for a door of an automotive vehicle | |
KR970026334A (ko) | 시트용 조정 가능 힌지 장착부 | |
JPH0324776Y2 (ja) | ||
USH358H (en) | Latch mechanism | |
JP3250008B2 (ja) | パチンコ機用施錠装置 | |
JP2530293Y2 (ja) | グラブコンパートメントドアの開閉機構 | |
US4166645A (en) | Door latching apparatus for a vehicle door | |
JPH0562749U (ja) | スプリングの取付構造 | |
JPH0432150Y2 (ja) | ||
JPH0626706Y2 (ja) | 自動車の小物入れロック構造 | |
JPH0335020Y2 (ja) | ||
JPH0723489Y2 (ja) | 自動車用インサイドドアハンドル | |
JPH0336679Y2 (ja) | ||
JPH0220391Y2 (ja) | ||
US2305887A (en) | Door lock | |
JPH0455169Y2 (ja) | ||
JPH0243172Y2 (ja) | ||
JPH0248598Y2 (ja) | ||
JPH07293080A (ja) | ロック装置 | |
JPS603237Y2 (ja) | 自動車用ドアのインサイドハンドル装置 | |
JP2515410Y2 (ja) | リッドロック装置 | |
JPH0529751B2 (ja) | ||
JP3250009B2 (ja) | パチンコ機用施錠装置 |