JPS607442Y2 - クリック付可変抵抗器 - Google Patents

クリック付可変抵抗器

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JPS607442Y2
JPS607442Y2 JP1499180U JP1499180U JPS607442Y2 JP S607442 Y2 JPS607442 Y2 JP S607442Y2 JP 1499180 U JP1499180 U JP 1499180U JP 1499180 U JP1499180 U JP 1499180U JP S607442 Y2 JPS607442 Y2 JP S607442Y2
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JP
Japan
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click
cover
operating shaft
resistor
brush
Prior art date
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Expired
Application number
JP1499180U
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English (en)
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JPS56117508U (ja
Inventor
正 西本
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1499180U priority Critical patent/JPS607442Y2/ja
Publication of JPS56117508U publication Critical patent/JPS56117508U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転形可変抵抗器におけるクリック点移動機
構に関するもので、構造簡単にしてクリック点を容易に
移動させることができるクリック付可変抵抗器を提供せ
んとするものである。
従来、回転形可変抵抗器におけるクリック機構は、操作
軸に備えられたクリックバネの先端ダボ部が、該クリッ
クバネと対向するカバー面またはカバーにかしめたクリ
ック板に設けられたクリック孔に落込むことにより、ク
リック節度を得る構成がほとんどであった。
しか腰これらの構成ではクリック点の移動、すなわち、
クリック角度の変更操作はできなく、一定のクリック角
度しか得られないという欠点を有していた。
このようなことから、簡単な構成でもってクリック角度
を任意方向に自由に変えられるクリック機構が近年、要
望されるようになってきた。
本考案はこのような点に鑑みて創案されたものであり、
以下その一実施例について図面とともに説明する。
まず、図において、1は断面コ字状をした金属製のカバ
ーであり、このカバー1の底面部の一部には切起しによ
り内方に突出する係合突起2が任意数設けられており、
底面部の中央には軸挿通孔3が形成されている。
4は上記カバー1の底部内面に配置された合成樹脂材料
よりなるリング状の駆動板で、この駆動板4の中心には
上記軸挿通孔3よりも大きい中心孔が形成されている。
上記駆動板4のカバー1の底面部と対向する対向面5に
は上記係合突起2と係合可能な係合凹部6が等間隔に複
数個形成されており、またその対向面5の内周縁端部に
はカバー1の底面部上を摺動する摺動突出部7が一体に
設けられている。
さらに、この駆動板4の対向面5と反対側の上面部は後
述するクリックバネの先端ダボ部が摺動する摺動面8と
なっており、その摺動面8の一部にはクリック孔9が形
成されており、かつ駆動板4の内周部は摺動面8側の上
半分が後述する操作軸の平面カット部と嵌合されるよう
に形状の凹穴10となっている。
11は上記カバー1の軸挿通孔3に小径段部12が回動
可能に挿入されている合成樹脂製の操作軸であり、上記
駆動板4の中心孔はこの操作軸11の大径段部13より
も若干大きい径を有している。
上記操作軸11のカバー1内には刷子取付部14が一体
に設けられており、この刷子取付部14の上面部には刷
子15が固着されている。
また、刷子取付部14の下面側には上記カバー1の回転
止突起部16と係合することにより操作軸11の回動範
囲を規制する回転止突出部17が一体に設けられており
、かつ刷子取付部14の下面側で上記大径段部13の上
部には上記駆動板4の凹穴10と嵌合可能な平面カット
部18が一体に設けられている。
さらに、刷子取付部14の下面側に形成された係止孔1
9に係止爪部20を係止させてクリックバネ21が取付
けられており、このクリックバネ21の先端ダボ部22
が上記駆動板4のクリック孔9に落込んだ時にクリック
節度が得られる。
そして、上記平面カット部18はこのクリック位置で操
作軸11をプル操作した時に上記凹穴10と嵌合するよ
うな位置関係で設けられており、このクリック位置で操
作軸11をプル操作した時には大径段部底面13aがカ
バー1の底面と接することとなり、かつ通常はクリック
バネ21の弾性力でもって操作軸11が押し上げられて
いるため上記平面カット部18は凹穴10の部分よりも
上方に位置している。
23は上記カバー1の上面開口部に取付は足24を折り
曲げることにより取付けられた取付板であり、この取付
板23の下面側には馬蹄形の抵抗体25と接触子26が
端27をかしめることにより装着されており、上記刷子
15は操作軸11を回転させることにより抵抗体25上
を接触摺動するとともに接触子26が該刷子15と常時
後している。
上記取付板23の中心孔28に上記刷子取付部14の上
面側に一体に設けられた先端突出部29が挿入されてお
り、また取付板23の上面側にはカバー1の取付は足2
4が折り曲げることにより取付金具30が取付けられ、
この取付金具30には端子27の突出方向と同方向に突
出する取付は足31が一体に設けられている。
つきに、その動作について説明する。
まず、通常の状態においてはクリックバネ21の押圧力
により駆動板4の対向面5がカバー1の底面に接してお
り、かつカバー1に2個設けられた係合突起2に駆動板
4における係合凹部6の2つが係合している。
今、この状態で操作軸11を回転させるとクリックバネ
21の先端ダボ部22が駆動板4の摺動面8上を摺動し
、クリック孔9に先端ダボ部22が落込んだ時にクリッ
ク節度が得られる。
この時、駆動板4はクリックバネ21により押圧されて
係合突起2と係合凹部6が係合されているため、駆動板
4が回転することはない。
ここで、上記クリック位置において操作軸11をプル操
作すると、平面カット部18が駆動板4の非円形状の凹
穴10と係合するため、大径段部底面13aがカバー1
の底面に密着するまでプルすることができる。
このプルした状態で操作軸11を回転させると駆動板4
が共回りし、係合していた係合突起2と係合凹部6との
係合が外れ、駆動板4の係合凹部6は順次他の保合突起
2と係合し、外れるという動作を繰り返す。
そして、任意のクリック位置まで操作軸11を回転させ
て駆動板4を駆動させた時にプル操作を止めると、クリ
ックバネ21の押圧力により平面カット部18と凹穴1
0との係合が外れ、かつ係合突起2に任意箇所の係合凹
部6が係合されて駆動板4は固定されることになる。
この後、操作軸11を回転させると変更した位置でのク
リック節度(クリック点)が得られる。
このようにして操作軸11をプル操作しつつ回転させる
ことにより、任意の位置にクリック角度を変更設定でき
る。
また、訳知のように操作軸11を回転させることにより
、刷子15が抵抗体25上を接触摺動し、可変抵抗値を
取出すことができる。
上記の一実施例においては、操作軸11をプル操作する
ことにより任意の位置にクリック角度を設定できる場合
について説明した。
以上のように本考案のクリック付可変抵抗器は構成され
ているものであり、下記のような種々の特長を有する。
1 操作軸をプル操作しつつ回転させるという簡単な操
作により任意の位置にクリック角度(クリック点)が設
定できる。
また、クリック位置のみ操作軸をプルする構造のため、
軸ガタの少ない構造とすることができる。
2 構造が簡単で部品点数が少なく、かつ組立工数も少
ないため、低価格でもって量産することができる。
3 駆動板に成形品を採用することにより、クリック感
触、駆動感触のよい製品が得られる。
4 カバーに設けられた係合突起と駆動板の係合凹部と
の保合を利用してクリック角度を変更する構成のため、
操作感触の良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るクリック付可変抵抗器の一実施例
を示す一部を断面にて示す拡大側面図、第2図は同抵抗
器のプル時の一部を断面にて示す拡大側面図、第3図は
同側面図、第4図は同正面図、第5図a、 bは駆動板
の平面図および側面断面図、第6図は同分解斜視図であ
る。 1・・・・・・カバー、2・・・・・・係合突起、4・
・・・・・駆動板、5・・・・・・対向面、6・・・・
・・係合凹部、9・・・・・・クリック部(クリック孔
)、10・・・・・・係合手段部(非円形状の凹穴)、
11・・・・・・操作軸、14・・・・・・刷子取付部
、15・・・・・・刷子、18・・・・・・係合手段部
(平面カット部、21・・・・・・クリックバネ、22
・・・・・・先端ダボ部、23・・・・・・取付板、2
5・・・・・・抵抗体、26・・・・・・接触子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)カバー開口部を抵抗体および接触子を備えた取付
    板でもって閉じ、上記カバーおよび取付板に回転可能に
    貫通支持された操作軸と一体に該カバーと取付板間に位
    置する刷子取付部を設け、この刷子取付部に上記抵抗体
    と接触子とを電気的に橋絡する刷子を固着し、かつ上記
    刷子取付部に取付けられたクリックバネの先端ダボ部が
    落込むことによりクリック節度を得るクリック部を備え
    たリング状の駆動板を上記カバーの底面内部に配置し、
    上記カバーの底面に係合突起を設けるとともに上記駆動
    板の該カバー底面と対向する対向面にそれに対して保合
    可能な係合凹部を整数倍(ただし、1倍は除く)設け、
    さらに上記操作軸と駆動板にそれぞれクリック位置での
    み上記操作軸のプル操作により係合可能な保合手段部を
    設けてなるクリック付可変抵抗器。
  2. (2)保合手段部を操作軸に設けられた平面カット部と
    駆動板に設けられた非円形状の凹穴とで構成してなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のクリック付可変抵抗
    器。
JP1499180U 1980-02-07 1980-02-07 クリック付可変抵抗器 Expired JPS607442Y2 (ja)

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JP1499180U JPS607442Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 クリック付可変抵抗器

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JP1499180U JPS607442Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 クリック付可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS56117508U JPS56117508U (ja) 1981-09-08
JPS607442Y2 true JPS607442Y2 (ja) 1985-03-13

Family

ID=29611464

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JP1499180U Expired JPS607442Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 クリック付可変抵抗器

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