JPS6128357Y2 - - Google Patents

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JPS6128357Y2
JPS6128357Y2 JP1979145656U JP14565679U JPS6128357Y2 JP S6128357 Y2 JPS6128357 Y2 JP S6128357Y2 JP 1979145656 U JP1979145656 U JP 1979145656U JP 14565679 U JP14565679 U JP 14565679U JP S6128357 Y2 JPS6128357 Y2 JP S6128357Y2
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JP
Japan
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operating member
pivot portion
operating
pivot
protrusion
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JP1979145656U
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JPS5662636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、摘子部と軸支部とを有する操作部材
と、この操作部材を保持するために取付基体側に
設けられた保持部とからなり、この保持部が前記
操作部材の前記軸支部を回動可能に支持する枢着
部を具備しており、しかも前記操作部材を前記保
持部において複数の回動位置で保持する為の節度
機構が設けられている操作装置に関し、特にスラ
イドスイツチ等を操作するために用いて好適なも
のである。
近年、ラジオ受信機、ラジオ付きカセツト式テ
ープレコーダ等の構成が複雑になるにしたがつ
て、スイツチ類の数も多くなつてきた。これらの
スイツチ類は主としてデザイン面の要求から、ラ
ジオ受信機のキヤビネツト部に配された操作装置
を介して操作されることが多い。例えば、ラジオ
受信機のバンド切換えスイツチ、電源スイツチ等
には、回転方式のつまみでスライドスイツチを切
換えるような構造が採用されている。ところで従
来は一般につまみ等の支点に金属ピンを使用し、
これをキヤビネツト等に挿通して、Eリング、リ
ベツト、プツシユナツト等にて係止していた。ま
たつまみを複数の位置で保持するための節度機構
に、スプリング、スチールボール等を使用してい
た。このため従来は構造が複雑であり、部品点数
が非常に多くなつて、著しくコスト高についてい
た。更につまみ等の操作部材を着脱する操作が非
常に面倒で、多くの組立て工数を要していた。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、以下、図面を参照して本考案の一実施例
を説明する。
第1図は本実施例による操作部材1を、キヤビ
ネツト2に一体に設けられた保持部3との接合面
側から見た正面図、第2図は保持部3に設けられ
た板状体12の正面図、第3図は操作装置の縦断
面図である。操作部材1は、キヤビネツト2と同
じく、ポリアセタール等の合成樹脂から一体に成
形されており、摘子部4と軸支部5とを夫々具備
している。摘子部4と軸支部5の回転軸9を中心
とする円弧面に構成されており、操作つまみ6が
突出して一体に形成されている。この操作つまみ
6は、キヤビネツト2に設けられた開口7を通じ
てキヤビネツト2の外部に露出するようになつて
おり、この操作つまみ6を指等で操作することに
よつて、操作部材1を回転軸9を中心として、第
1図で矢印A方向に回動させるようになつてい
る。
一方、軸支部5は操作部材1に一体に成形され
た弾性片8から成つており、その先端部に係合用
突起9が設けられている。この突起9が操作部材
1の回転支軸を構成している。この弾性片8の係
合用突起9を、保持部3にキヤビネツト2と一体
的に設けられた枢着部10の係止用凸部11に図
示の如く係止させることによつて、操作部材1の
抜けを防止するとともに、操作部材1の軸支部5
を回動可能に支持している。
保持部3には、第2図に示すように、操作部材
1を保持するための板状体12がキヤビネツト2
と一体的に設けられている。板状体12の先端の
縁部は、回転軸9を中心とした円弧に形成されて
おり、その中央部に突起13が外側に突起して設
けられている。一方、操作部材1には係合部14
が突出して設けられている。この係合部14の両
側部は断両L字状の突出部15に構成されてお
り、この断面L字状の突出部15が上記板状体1
2の円弧状縁部に係合し、且つ操作部材1に設け
られた突出部22が板状体12に当接することに
よつて、操作部材1の第3図で左右方向の移動が
規制される。突出部15は操作部材1の回動に伴
い、板状体12円弧状縁部に沿つて移動するよう
になつている。また係合部14の中央部は、上記
円弧状縁部の中央に設けられた突起13に対応す
る凹部16となつており、この凹部の両側内面1
7,18が上記突起13と選択的に当接すること
によつて、操作部材1の回動が規制されるように
なつている。
操作部材1には開口19が設けられており、こ
の開口19に、例えばスライドスイツチ20の操
作子21が嵌合するようになつている。操作部材
1を第1図矢印A方向に回動させると、開口19
はほぼ水平方向に移動し、従つてスライドスイツ
チ20の操作子21を水平方向に摺動させること
になる。これによつてスイツチ20の開閉動作が
行なわれる。
操作部材1に設けられた別の開口23内には、
一対の弾性片24,25がその基端を操作部材1
に一体に連結されて設けられており、これらの弾
性片24,25の自由端である先端部には夫々係
合用凸部26,27が設けられている。一方、保
持部3の板状体12の表面には3つの突起部2
8,29,30が設けられており、これらにより
上記弾性片24,25の係合用凸部26,27を
係止するための2つの係止用凹部31,32が形
成されている。係合用凸部26,27は、弾性片
24,25の弾性によつて中央の突起部29を乗
り越え、上記係止用凹部31又は32に選択的に
係止されるようになつている。即ち、本実施例に
おいては、一対の弾性片24,25の係合用凸部
26,27は、操作部材1の中心線Bに揃えて配
されており、これらが同時に板状体12の係止用
凹部31又は32に係止されることにより、操作
部材1はスライドスイツチ20の開閉に対応した
2つの回動位置で保持されるようになつている。
節度機構(クリツク機構)としては、一方の弾性
片24又は25を用いるだけでも間に合うが、本
実施例のように一対の弾性片24,25を互いに
対向するように延出して用いると、回動方向によ
るクリツク力の差が少なくなる。もちろん、スラ
イドスイツチ20の種類によつては、3つ以上の
係止用凹部を設けることもできる。
次に、第4図を参照して、操作部材1の着脱動
作を説明する。
操作部材1を保持部3に嵌着するには、操作部
材1を単に真上から押し込むだけで良い。そうす
ると、弾性片5が弾性変形するので、係合用突起
9が枢着部の係止用凸部11の上面に設けられた
斜面33に沿つて図中右方へ移動しながら下方へ
移動する。係合用突起9が係止用凸部11を越え
ると、弾性片5は弾性によつて元の状態に戻るの
で、係合用突起9が係止用凸部11の下面に係合
して、第3図に示すように操作部材1が係止され
る。係合用突起9は円筒状の突起であるため、操
作部材1はこの状態で第1図A方向に回動可能で
ある。この挿入動作の間中、操作部材1に設けら
れた突出部22が板状体12に当接して、この板
状体12によつて案内されるので、操作部材1を
板状体12に軽く押しつけながら挿入することに
よつて、真上からの挿入動作を容易にしている。
操作部材1を取り外すには、弾性片5を指等によ
つて第3図又は第4図で右方に押して、係合用突
起9と係合用凸部11との係合を外した状態のま
ま操作部材1を上方に引き抜けば良い。この操作
は片手でも行うことができる。
以上説明したように、本考案によれば、回動可
能に保持される操作部材の軸支部と、その軸支部
を支持するために取付基体側に設けられる枢着部
とのうちの少なくとも一方を弾性変形可能に構成
したので、操作部材の着脱操作が、例えば片手で
もできる等、極めて容易となり、組立ての工数を
削減できる。
また節度機構として、基端が操作部材に連結さ
れ他端を自由端とした板ばね状の弾性片を用い、
この弾性片の自由端に設けた係合部を保持部側の
複数の被係合部に選択的に係合させて係止するよ
うにしているので、その構造が簡単であり、動作
も滑らかになつて操作感が良くなる。更に、一対
の弾性片を用い、これらを操作部材の操作方向に
ほぼ沿つて互いに相対向する方向へ延出させて設
けているので、操作部材の操作方向によるクリツ
ク力の差を少なくすることができる。
更に、本考案による装置は、全体に構造が簡単
であり、部品点数が少なくてすむので、故障が少
なくまた製品のコストダウンが図れる。
なお上述した実施例においては、操作部材1の
軸支部5を弾性変形可能に構成したが、保持部3
の枢着部10を弾性変形可能に構成することもで
きる。更に、軸支部5と枢着部10との両方を弾
性変形可能とすることもできる。また弾性片8と
しては、別体の板ばね等を操作部材1に取り付け
ても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
であつて、第1図はこの実施例による操作部材を
保持部との接合面側から見た正面図、第2図は保
持部に設けられた板状体の正面図、第3図は操作
装置の縦断面図、第4図は操作部材を保持部に装
着する動作を説明するための第3図と同様の概略
縦断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……操作部
材、3……保持部、4……摘子部、5……軸支
部、8……弾性片、9……係合用突起、10……
枢着部、11……係止用凸部、24,25……弾
性部、26,27……係合用凸部、31,32…
…係合用凹部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摘子部と軸支部とを有する合成樹脂製の操作部
    材と、この操作部材を保持するために取付基体側
    に設けられ且つ前記操作部材の前記軸支部を回動
    可能に支持する枢着部を具備した保持部とからな
    り、前記操作部材の前記軸支部と前記保持部の前
    記枢着部とのうちの少なくとも一方を弾性変形可
    能に構成してその弾性により前記軸支部を前記枢
    着部に着脱可能に取り付けるように構成するとと
    もに、前記操作部材を前記保持部において複数の
    回動位置で保持するための節度機構を設け、この
    節度機構を、基端が前記操作部材に夫々連結され
    且つこの操作部材の操作方向にほぼ沿つて互いに
    相対向する方向へ延出した一対の板ばね状の弾性
    片と、これら各弾性片の自由端に設けられた係合
    部に係合すべく前記保持部に設けられた複数の被
    係合部とから構成したことを特徴とする操作装
    置。
JP1979145656U 1979-10-20 1979-10-20 Expired JPS6128357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979145656U JPS6128357Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979145656U JPS6128357Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5662636U JPS5662636U (ja) 1981-05-27
JPS6128357Y2 true JPS6128357Y2 (ja) 1986-08-22

Family

ID=29376826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979145656U Expired JPS6128357Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20

Country Status (1)

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JP (1) JPS6128357Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823148Y2 (ja) * 1976-09-30 1983-05-18 三洋電機株式会社 スイツチ切換用レバ−の取付装置
JPS6020261Y2 (ja) * 1978-02-22 1985-06-18 ソニー株式会社 回転切換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5662636U (ja) 1981-05-27

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