JP3404442B2 - 複合操作型電気部品 - Google Patents
複合操作型電気部品Info
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- JP3404442B2 JP3404442B2 JP21891995A JP21891995A JP3404442B2 JP 3404442 B2 JP3404442 B2 JP 3404442B2 JP 21891995 A JP21891995 A JP 21891995A JP 21891995 A JP21891995 A JP 21891995A JP 3404442 B2 JP3404442 B2 JP 3404442B2
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/06—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/26—Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラな
どに備えられ、回転操作と押圧操作という異なる2つの
操作によってそれぞれ電気信号を出力する複合操作型電
気部品に関する。
どに備えられ、回転操作と押圧操作という異なる2つの
操作によってそれぞれ電気信号を出力する複合操作型電
気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオカメラにおいては、回
転操作型電気部品である可変抵抗器と押圧操作型電気部
品である押圧スイッチとを互いに近接して別々に配設
し、可変抵抗器を回転操作して電気信号を出力すること
により、例えばビデオカメラの輝度を調整し、押圧スイ
ッチを押圧操作して他の電気信号を出力することによ
り、種々のモードを設定するようにしたものが知られて
いる。
転操作型電気部品である可変抵抗器と押圧操作型電気部
品である押圧スイッチとを互いに近接して別々に配設
し、可変抵抗器を回転操作して電気信号を出力すること
により、例えばビデオカメラの輝度を調整し、押圧スイ
ッチを押圧操作して他の電気信号を出力することによ
り、種々のモードを設定するようにしたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術にあっては、可変抵抗器と押圧スイッチとを
別々に配設してあるため、回転操作と押圧操作とを複合
操作する際に、これら可変抵抗器と押圧スイッチとの間
で手指などを移動させる必要があり、操作性が悪いとい
う問題があった。また、前記2つの電気部品を並設して
収納するため、収納スペースが嵩張るという問題もあっ
た。
た従来技術にあっては、可変抵抗器と押圧スイッチとを
別々に配設してあるため、回転操作と押圧操作とを複合
操作する際に、これら可変抵抗器と押圧スイッチとの間
で手指などを移動させる必要があり、操作性が悪いとい
う問題があった。また、前記2つの電気部品を並設して
収納するため、収納スペースが嵩張るという問題もあっ
た。
【0004】本発明は、かかる従来技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、複合操作時の操作性に優
れ、小型化に好適な複合操作型電気部品を提供すること
にある。
なされたもので、その目的は、複合操作時の操作性に優
れ、小型化に好適な複合操作型電気部品を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、導電パターンを
有する操作体と、この操作体を回転可能に保持するスラ
イド部材と、このスライド部材を前記操作体の回転中心
軸と直交する一方向へのみスライド可能に保持し、固定
接点と前記スライド部材のスライド方向に沿って延びる
スイッチパターンとを有する固定部材と、前記スライド
部材にスライド方向への復帰力を付与する戻しばねとを
備え、前記スライド部材に前記導電パターンおよび固定
接点に摺接する複数の第1の摺動子片と前記スイッチパ
ターンに摺接する第2の摺動子片とを設け、前記操作体
の回転操作時に前記第1の摺動子片が前記導電パターン
および前記固定接点とに摺接することにより第1の電気
信号を出力し、該操作体を前記スライド部材と一体的に
スライド方向へ押圧する押圧操作時に、前記第1の摺動
子片と前記固定接点との摺接を維持した状態で前記第2
の摺動子片が前記スイッチパターンと接触することによ
り第2の電気信号を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
に、本発明の請求項1に記載の発明は、導電パターンを
有する操作体と、この操作体を回転可能に保持するスラ
イド部材と、このスライド部材を前記操作体の回転中心
軸と直交する一方向へのみスライド可能に保持し、固定
接点と前記スライド部材のスライド方向に沿って延びる
スイッチパターンとを有する固定部材と、前記スライド
部材にスライド方向への復帰力を付与する戻しばねとを
備え、前記スライド部材に前記導電パターンおよび固定
接点に摺接する複数の第1の摺動子片と前記スイッチパ
ターンに摺接する第2の摺動子片とを設け、前記操作体
の回転操作時に前記第1の摺動子片が前記導電パターン
および前記固定接点とに摺接することにより第1の電気
信号を出力し、該操作体を前記スライド部材と一体的に
スライド方向へ押圧する押圧操作時に、前記第1の摺動
子片と前記固定接点との摺接を維持した状態で前記第2
の摺動子片が前記スイッチパターンと接触することによ
り第2の電気信号を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項2に記載の発明は、導電パターンを有する操作
体と、この操作体を回転可能に保持するスライド部材
と、このスライド部材を前記操作体の回転中心軸と直交
する一方向へのみスライド可能に保持し、固定接点を有
する固定部材と、前記スライド部材にスライド方向への
復帰力を付与すると共に、前記操作体の回転時にクリッ
ク感を付与する戻しばねと、前記操作体を前記スライド
部材のスライド方向へ押圧操作することによって作動す
るスイッチング素子とを備え、前記スライド部材に前記
導電パターンおよび固定接点に摺接する複数の摺動子片
を設け、前記操作体の回転操作時に、前記摺動子片が前
記導電パターンと摺接することにより第1の電気信号を
出力するとともに、前記戻しばねの付勢によりクリック
感を生起し、該操作体を前記スライド部材と一体的にス
ライド方向へ押圧する押圧操作時に、前記スイッチング
素子の作動により第2の電気信号を出力するようにした
ことを特徴とするものである。
の請求項2に記載の発明は、導電パターンを有する操作
体と、この操作体を回転可能に保持するスライド部材
と、このスライド部材を前記操作体の回転中心軸と直交
する一方向へのみスライド可能に保持し、固定接点を有
する固定部材と、前記スライド部材にスライド方向への
復帰力を付与すると共に、前記操作体の回転時にクリッ
ク感を付与する戻しばねと、前記操作体を前記スライド
部材のスライド方向へ押圧操作することによって作動す
るスイッチング素子とを備え、前記スライド部材に前記
導電パターンおよび固定接点に摺接する複数の摺動子片
を設け、前記操作体の回転操作時に、前記摺動子片が前
記導電パターンと摺接することにより第1の電気信号を
出力するとともに、前記戻しばねの付勢によりクリック
感を生起し、該操作体を前記スライド部材と一体的にス
ライド方向へ押圧する押圧操作時に、前記スイッチング
素子の作動により第2の電気信号を出力するようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、操作
体の回転操作時に、スライド部材に設けられた第1の摺
動子片が操作体に設けられた導電パターンおよび固定部
材に設けられた固定接点とに摺接することにより第1の
電気信号を出力するとともに、操作体をスライド部材と
一体的にスライド方向へ押圧する押圧操作時に、スライ
ド部材に設けられた第1の摺動子片と固定部材に設けら
れた固定接点との摺接を維持した状態で、スライド部材
に設けられた第2の摺動子片が固定部材に設けられたス
イッチパターンに接触して第2の電気信号を出力する。
したがって、1つの操作体の回転操作と押圧操作とによ
り、異なる2種類の電気信号が出力されるため、これら
複合操作時の操作性を向上できると共に、小型化を図る
ことができる。
体の回転操作時に、スライド部材に設けられた第1の摺
動子片が操作体に設けられた導電パターンおよび固定部
材に設けられた固定接点とに摺接することにより第1の
電気信号を出力するとともに、操作体をスライド部材と
一体的にスライド方向へ押圧する押圧操作時に、スライ
ド部材に設けられた第1の摺動子片と固定部材に設けら
れた固定接点との摺接を維持した状態で、スライド部材
に設けられた第2の摺動子片が固定部材に設けられたス
イッチパターンに接触して第2の電気信号を出力する。
したがって、1つの操作体の回転操作と押圧操作とによ
り、異なる2種類の電気信号が出力されるため、これら
複合操作時の操作性を向上できると共に、小型化を図る
ことができる。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、操作体の回転操作時に、スライド部材に設けられ
た摺動子片が操作体に設けられた導電パターンと摺接す
ることにより第1の電気信号を出力するとともに、戻し
ばねの付勢によりクリック感を生起し、操作体をスライ
ド部材と一体的にスライド方向へ押圧する押圧操作時
に、操作体によってスイッチング素子が作動することに
より第2の電気信号を出力する。したがって、この場合
も、1つの操作体の回転操作と押圧操作とにより2種類
の電気信号が出されるため、これら複合操作時の操作性
を向上できると共に、小型化を図ることができる。しか
も、操作体の操作時にクリック感(いわゆる節度感)が
得られるため、この点からも操作性を向上できる。
れば、操作体の回転操作時に、スライド部材に設けられ
た摺動子片が操作体に設けられた導電パターンと摺接す
ることにより第1の電気信号を出力するとともに、戻し
ばねの付勢によりクリック感を生起し、操作体をスライ
ド部材と一体的にスライド方向へ押圧する押圧操作時
に、操作体によってスイッチング素子が作動することに
より第2の電気信号を出力する。したがって、この場合
も、1つの操作体の回転操作と押圧操作とにより2種類
の電気信号が出されるため、これら複合操作時の操作性
を向上できると共に、小型化を図ることができる。しか
も、操作体の操作時にクリック感(いわゆる節度感)が
得られるため、この点からも操作性を向上できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係る複合操作型電気部
品の断面図、図2は該複合操作型電気部品をスライド操
作した状態を示す断面図、図3は該複合操作型電気部品
の平面図、図4は該複合操作型電気部品の側面図、図5
は該複合操作型電気部品の裏面図、図6は該複合操作型
電気部品の透視図、図7は図6の複合操作型電気部品の
A−A線に沿う断面図、図8は該複合操作型電気部品か
ら操作体およびコード板を取り外した状態の平面図、図
9は該複合操作型電気部品に備えられるスライド部材の
平面図、図10は該スライド部材の側面図、図11は該
複合操作型電気部品に備えられる固定部材の平面図、図
12は該固定部材の側面図、図13は該複合操作型電気
部品に備えられるコード板の製造途中の状態を示す説明
図、図14は該コード板の断面図、図15は該複合操作
型電気部品に備えられる操作体の断面図、図16は該複
合操作型電気部品に備えられるスペーサの断面図、図1
7は該スペーサの側面図である。
る。図1は本発明の第1実施例に係る複合操作型電気部
品の断面図、図2は該複合操作型電気部品をスライド操
作した状態を示す断面図、図3は該複合操作型電気部品
の平面図、図4は該複合操作型電気部品の側面図、図5
は該複合操作型電気部品の裏面図、図6は該複合操作型
電気部品の透視図、図7は図6の複合操作型電気部品の
A−A線に沿う断面図、図8は該複合操作型電気部品か
ら操作体およびコード板を取り外した状態の平面図、図
9は該複合操作型電気部品に備えられるスライド部材の
平面図、図10は該スライド部材の側面図、図11は該
複合操作型電気部品に備えられる固定部材の平面図、図
12は該固定部材の側面図、図13は該複合操作型電気
部品に備えられるコード板の製造途中の状態を示す説明
図、図14は該コード板の断面図、図15は該複合操作
型電気部品に備えられる操作体の断面図、図16は該複
合操作型電気部品に備えられるスペーサの断面図、図1
7は該スペーサの側面図である。
【0010】本実施例の複合操作型電気部品は、図1に
示すように、操作体1と、この操作体1を回転可能に保
持するスライド部材2と、これら操作体1およびスライ
ド部材2間に介設され、下面側に導電パターン3が一体
成形されたコード板4と、スライド部材2をスライド可
能に保持する固定部材5と、これら操作体1とコード板
4、スライド部材2および固定部材5を貫通する支軸6
と、スライド部材2に復帰力を付与すると共に、操作体
1の回転操作時にクリック(節度)感を付与する戻しば
ね7と、から主として構成されている。
示すように、操作体1と、この操作体1を回転可能に保
持するスライド部材2と、これら操作体1およびスライ
ド部材2間に介設され、下面側に導電パターン3が一体
成形されたコード板4と、スライド部材2をスライド可
能に保持する固定部材5と、これら操作体1とコード板
4、スライド部材2および固定部材5を貫通する支軸6
と、スライド部材2に復帰力を付与すると共に、操作体
1の回転操作時にクリック(節度)感を付与する戻しば
ね7と、から主として構成されている。
【0011】図15に示すように、前記操作体1は上部
に開口8を有する円筒形状に形成されており、該操作体
1の中央部には支軸6を挿通するための挿通孔9が設け
られている。
に開口8を有する円筒形状に形成されており、該操作体
1の中央部には支軸6を挿通するための挿通孔9が設け
られている。
【0012】図6に示すように、前記コード板4の周縁
には凹凸部、例えば係合溝4aが等間隔に複数形成され
ており、前述したように、該コード板4の下面側には導
電パターン3が一体成形されている。また、図14に示
すように、コード板4の中央部には支軸6を挿通するた
めの挿通孔12が設けられ、この挿通孔12周辺の突部
11aを操作体1にスプライン結合させることにより、
コード板4を操作体1に対して固定するようになってい
る。なお、このようなコード板4は、図13に示すよう
に、導電性を有する1枚の金属板10と樹脂11とを一
体成形した後、該金属板10のくびれ部10aを切断す
ることによって製造することができる。
には凹凸部、例えば係合溝4aが等間隔に複数形成され
ており、前述したように、該コード板4の下面側には導
電パターン3が一体成形されている。また、図14に示
すように、コード板4の中央部には支軸6を挿通するた
めの挿通孔12が設けられ、この挿通孔12周辺の突部
11aを操作体1にスプライン結合させることにより、
コード板4を操作体1に対して固定するようになってい
る。なお、このようなコード板4は、図13に示すよう
に、導電性を有する1枚の金属板10と樹脂11とを一
体成形した後、該金属板10のくびれ部10aを切断す
ることによって製造することができる。
【0013】図8〜図10に示すように、前記スライド
部材2には、略円環状の環状部13と、この環状部13
の真中を横切る連結部14とが一体的に形成されてお
り、環状部13の一部には開口2aが形成されている。
該連結部14には支軸6を挿通するための挿通孔15が
設けられ、連結部14からスライド方向の前方(図8,
図9の右方向)に向かって下向きの摺動子片16a〜1
6dが突出し、連結部14からスライド方向の後方(図
8,図9の左方向)に向かって上向きの摺動子片17a
〜17dが突出している。このようなスライド部材2
は、図9に示すように、導電性を有する1枚の金属板1
8と樹脂18aとを一体成形した後、該金属板18のく
びれ部18bを切断することにより、中央寄りの摺動子
片16d,17dから側部のA相用摺動子片16a,1
7aを切り離し、他の中央寄りの摺動子片16c,17
cから側部のB相用摺動子片16b,17bを切り離し
て製造される。また、前記環状部13の右側(スライド
方向側)の中央部には、前記戻しばね7の一端と当接し
てその脱落を防止するための突起13aが設けられてい
る。
部材2には、略円環状の環状部13と、この環状部13
の真中を横切る連結部14とが一体的に形成されてお
り、環状部13の一部には開口2aが形成されている。
該連結部14には支軸6を挿通するための挿通孔15が
設けられ、連結部14からスライド方向の前方(図8,
図9の右方向)に向かって下向きの摺動子片16a〜1
6dが突出し、連結部14からスライド方向の後方(図
8,図9の左方向)に向かって上向きの摺動子片17a
〜17dが突出している。このようなスライド部材2
は、図9に示すように、導電性を有する1枚の金属板1
8と樹脂18aとを一体成形した後、該金属板18のく
びれ部18bを切断することにより、中央寄りの摺動子
片16d,17dから側部のA相用摺動子片16a,1
7aを切り離し、他の中央寄りの摺動子片16c,17
cから側部のB相用摺動子片16b,17bを切り離し
て製造される。また、前記環状部13の右側(スライド
方向側)の中央部には、前記戻しばね7の一端と当接し
てその脱落を防止するための突起13aが設けられてい
る。
【0014】図11,図12に示すように、前記固定部
材5には、スライド部材2のスライド方向に沿って形成
された固定接点19a,19b,19cおよびスイッチ
パターン19dと、これら固定接点19a〜19cおよ
びスイッチパターン19dにそれぞれ電気的に接続され
た外部端子21a〜21dとが一体成形されている。な
お、固定接点19cはコモン用であり、他の固定接点1
9a,19bはそれぞれA相用,B相用である。また、
固定部材5の中央部には支軸6を挿通するための長孔2
2が設けられ、上面の両側部にはスライド部材2をスラ
イド方向に案内する一対の壁部23,24が立設されて
いる。さらに、図5に示すように、固定部材5の下面側
には支軸6の下端の鍔部6aを受け入れる楕円状の凹部
25が設けられている。
材5には、スライド部材2のスライド方向に沿って形成
された固定接点19a,19b,19cおよびスイッチ
パターン19dと、これら固定接点19a〜19cおよ
びスイッチパターン19dにそれぞれ電気的に接続され
た外部端子21a〜21dとが一体成形されている。な
お、固定接点19cはコモン用であり、他の固定接点1
9a,19bはそれぞれA相用,B相用である。また、
固定部材5の中央部には支軸6を挿通するための長孔2
2が設けられ、上面の両側部にはスライド部材2をスラ
イド方向に案内する一対の壁部23,24が立設されて
いる。さらに、図5に示すように、固定部材5の下面側
には支軸6の下端の鍔部6aを受け入れる楕円状の凹部
25が設けられている。
【0015】図6に示すように、前記スライド部材2の
開口2a内には金属製の球体26が移動可能に収容され
るとともに、開口2aの外側にはスペーサ27が配置さ
れている。図16,図17に示すように、このスペーサ
27は球体26が当接する当接面28と、この当接面2
8より突出する突起29と、前記戻しばね7の一端を受
け入れる溝30とを有している。該戻しばね7は2つの
腕部が中央で捩じられた略L字形に形成されており、一
方の腕部は操作体1のスライド方向に沿って配置され、
スペーサ27の溝30に挿入されている。したがって、
戻しばね7の一方の腕部はスペーサ27を介して球体2
6をコード板4の周縁方向に押圧し、後述するように操
作体1の回転操作時に、球体26がコード板4の係合溝
4aと係脱することによりクリック感が生起される。ま
た、戻しばね7の他方の腕部は操作体1のスライド方向
とほぼ直交するように配置され、スライド部材2の突起
13aと係止している。したがって、戻しばね7の他方
の腕部は、操作体1のスライド操作時にスライド部材2
に対して復帰力を付与し、その際、球体26がスペーサ
27の当接面28から突起29を乗り越えることによ
り、操作体1のスライド操作時にもクリック感が生起さ
れる。
開口2a内には金属製の球体26が移動可能に収容され
るとともに、開口2aの外側にはスペーサ27が配置さ
れている。図16,図17に示すように、このスペーサ
27は球体26が当接する当接面28と、この当接面2
8より突出する突起29と、前記戻しばね7の一端を受
け入れる溝30とを有している。該戻しばね7は2つの
腕部が中央で捩じられた略L字形に形成されており、一
方の腕部は操作体1のスライド方向に沿って配置され、
スペーサ27の溝30に挿入されている。したがって、
戻しばね7の一方の腕部はスペーサ27を介して球体2
6をコード板4の周縁方向に押圧し、後述するように操
作体1の回転操作時に、球体26がコード板4の係合溝
4aと係脱することによりクリック感が生起される。ま
た、戻しばね7の他方の腕部は操作体1のスライド方向
とほぼ直交するように配置され、スライド部材2の突起
13aと係止している。したがって、戻しばね7の他方
の腕部は、操作体1のスライド操作時にスライド部材2
に対して復帰力を付与し、その際、球体26がスペーサ
27の当接面28から突起29を乗り越えることによ
り、操作体1のスライド操作時にもクリック感が生起さ
れる。
【0016】この実施例にあっては、上向きの摺動子片
17a〜17dと下向きの摺動子片16a〜16dのう
ち、摺動子片17aと摺動子片16a、摺動子片17b
と摺動子片16b、および摺動子片17c,17dと摺
動子片16c,16dとがそれぞれスライド部材2の内
部で電気的に接続されている。また、上向きの摺動子片
17a,17bは導電パターン3の軌跡上に位置してお
り、残りの摺動子片17c,17dはコード板4の金属
板10と常時接触している。さらに、下向きの摺動子片
16a〜16cはそれぞれ固定接点19a〜19cに常
時接触しているが、残りの摺動子片16dは固定接点1
9dと接離可能に対向している。
17a〜17dと下向きの摺動子片16a〜16dのう
ち、摺動子片17aと摺動子片16a、摺動子片17b
と摺動子片16b、および摺動子片17c,17dと摺
動子片16c,16dとがそれぞれスライド部材2の内
部で電気的に接続されている。また、上向きの摺動子片
17a,17bは導電パターン3の軌跡上に位置してお
り、残りの摺動子片17c,17dはコード板4の金属
板10と常時接触している。さらに、下向きの摺動子片
16a〜16cはそれぞれ固定接点19a〜19cに常
時接触しているが、残りの摺動子片16dは固定接点1
9dと接離可能に対向している。
【0017】この状態で操作体1を正・逆いずれかの回
転操作すると、操作体1に連動してコード板4も回転
し、摺動子片17a,17bが導電パターン3と周期的
に接離するため、A相用外部端子21aとコモン用外部
端子21c間およびB相用外部端子21bとコモン用外
部端子21c間からそれぞれ第1の電気信号が出力され
る。その際、戻しばね7の弾性力がスペーサ27を介し
て球体26に付与されており、球体26がコード板4の
周縁の係合溝4aと係脱しながら転動するため、操作体
1を回転する度にクリック感が生起される。
転操作すると、操作体1に連動してコード板4も回転
し、摺動子片17a,17bが導電パターン3と周期的
に接離するため、A相用外部端子21aとコモン用外部
端子21c間およびB相用外部端子21bとコモン用外
部端子21c間からそれぞれ第1の電気信号が出力され
る。その際、戻しばね7の弾性力がスペーサ27を介し
て球体26に付与されており、球体26がコード板4の
周縁の係合溝4aと係脱しながら転動するため、操作体
1を回転する度にクリック感が生起される。
【0018】また、操作体1を図1に示す状態から右方
向へ押圧操作すると、固定部材5に対して操作体1とコ
ード板4、スライド部材2および支軸6が一体的に移動
し、該支軸6の鍔部6aが固定部材5の下面側の凹部2
5内を摺動する。その際、下向きの摺動子片16a〜1
6cは固定接点19a〜19c上をそれぞれ摺動するた
め、摺動子片17aとA相用外部端子21aとの電気的
接続、摺動子片17bとB相用外部端子21bとの電気
的接続、および摺動子片17c,17dとコモン用外部
端子21cとの電気的接続はそれぞれ維持される。そし
て、操作体1を図2に示す移動端部まで押圧操作する
と、残りの下向き摺動子片16dがスイッチパターン1
9dに接触し、コモン用外部端子21cとスイッチ用外
部端子21dとが導通するため、該外部端子21dから
第2の電気信号が出力される。その際、固定部材5側に
設けられたスペーサ27に対してスライド部材2とコー
ド板4が相対移動するため、球体26がスペーサ27の
突起29を乗り越えることによりクリック感が生起され
る。なお、図2に示す状態で操作体1を手放すと、戻し
ばね7の付勢力により操作体1、コード板4、スライド
部材2および支軸6が図1に示す当初の位置に押し戻さ
れる。
向へ押圧操作すると、固定部材5に対して操作体1とコ
ード板4、スライド部材2および支軸6が一体的に移動
し、該支軸6の鍔部6aが固定部材5の下面側の凹部2
5内を摺動する。その際、下向きの摺動子片16a〜1
6cは固定接点19a〜19c上をそれぞれ摺動するた
め、摺動子片17aとA相用外部端子21aとの電気的
接続、摺動子片17bとB相用外部端子21bとの電気
的接続、および摺動子片17c,17dとコモン用外部
端子21cとの電気的接続はそれぞれ維持される。そし
て、操作体1を図2に示す移動端部まで押圧操作する
と、残りの下向き摺動子片16dがスイッチパターン1
9dに接触し、コモン用外部端子21cとスイッチ用外
部端子21dとが導通するため、該外部端子21dから
第2の電気信号が出力される。その際、固定部材5側に
設けられたスペーサ27に対してスライド部材2とコー
ド板4が相対移動するため、球体26がスペーサ27の
突起29を乗り越えることによりクリック感が生起され
る。なお、図2に示す状態で操作体1を手放すと、戻し
ばね7の付勢力により操作体1、コード板4、スライド
部材2および支軸6が図1に示す当初の位置に押し戻さ
れる。
【0019】このように構成された上記第1実施例にあ
っては、1つの操作体1を回転または押圧操作すること
により、それぞれ異なる電気信号が出力されると共に、
該操作体1の回転および押圧操作時にそれぞれクリック
感が得られるため、複合操作時の操作性を向上させるこ
とができる。また、上記のように1つの操作体1で複合
操作を行なえるため、小型化を図ることができる。
っては、1つの操作体1を回転または押圧操作すること
により、それぞれ異なる電気信号が出力されると共に、
該操作体1の回転および押圧操作時にそれぞれクリック
感が得られるため、複合操作時の操作性を向上させるこ
とができる。また、上記のように1つの操作体1で複合
操作を行なえるため、小型化を図ることができる。
【0020】また、上記第1実施例にあっては、スライ
ド部材2の右側(移動方向側)の中央部に戻しばね7が
当接する突起13aが設けられ、一定の位置が戻しばね
7の作用点となるため、操作感触が良好となり、スライ
ド部材2の復帰動作を円滑に行なうことができる。さら
に、金属製の球体26を用いると共に、該球体26を押
圧するスペーサ27が戻しばね7に取付けられ、該球体
26が転動する係合溝4aを樹脂で成形したため、前記
球体26の転動時に良好な感触が得られ、かつ耐久性に
優れ寿命を伸ばすことができる。さらにまた、操作体1
の回転操作と押圧操作時のクリック機構を共通化し、該
クリック機構をコード板4の側部に設けたため、小型化
および薄型を図ることができる。
ド部材2の右側(移動方向側)の中央部に戻しばね7が
当接する突起13aが設けられ、一定の位置が戻しばね
7の作用点となるため、操作感触が良好となり、スライ
ド部材2の復帰動作を円滑に行なうことができる。さら
に、金属製の球体26を用いると共に、該球体26を押
圧するスペーサ27が戻しばね7に取付けられ、該球体
26が転動する係合溝4aを樹脂で成形したため、前記
球体26の転動時に良好な感触が得られ、かつ耐久性に
優れ寿命を伸ばすことができる。さらにまた、操作体1
の回転操作と押圧操作時のクリック機構を共通化し、該
クリック機構をコード板4の側部に設けたため、小型化
および薄型を図ることができる。
【0021】なお、上記第1実施例では、スペーサ27
を介して球体26を弾性付勢するものについて説明した
が、該スペーサ27を用いる代わりに戻しばね7の一端
に突部を折り曲げ形成し、この突部で球体26を直接押
圧するようにしてもよい。また、金属製の球体26の代
わりに樹脂製の球体や他の摺接体を用い、これらをコー
ド板4の周縁の係合溝4aに弾性付勢させてクリック感
を得るようにしてもよい。
を介して球体26を弾性付勢するものについて説明した
が、該スペーサ27を用いる代わりに戻しばね7の一端
に突部を折り曲げ形成し、この突部で球体26を直接押
圧するようにしてもよい。また、金属製の球体26の代
わりに樹脂製の球体や他の摺接体を用い、これらをコー
ド板4の周縁の係合溝4aに弾性付勢させてクリック感
を得るようにしてもよい。
【0022】図18は本発明の第2実施例に係る複合操
作型電気部品の断面図、図19は図18の複合操作型電
気部品の透視図、図20は図18の複合操作型電気部品
から操作体およびコード板を取り外した状態の平面図で
ある。
作型電気部品の断面図、図19は図18の複合操作型電
気部品の透視図、図20は図18の複合操作型電気部品
から操作体およびコード板を取り外した状態の平面図で
ある。
【0023】この第2実施例においては、操作体31に
下向きの開口31aが形成されており、該開口31a内
にスライド部材32が配置されている。また、開口31
a内には操作体31と一体的に回転するコード板33が
配置されており、これらスライド部材32とコード板3
3との間に回転時のクリック感を付与する板ばね34が
介設されている。前記スライド部材32の周縁には凹部
32aが形成されており、戻しばね35の突部35aが
この凹部32aと係脱することにより、押圧操作時のク
リック感を生起するようになっている。さらに、スライ
ド部材32には、上向き摺動子片36a,36dと他の
上向き摺動子片36b,36cとが互いに点対象位置に
設けられるとともに、下向き摺動子片37a,37dと
他の下向き摺動子片37b,37cも互いに点対象位置
に設けられている。なお、上記以外の構成に関しては前
述した第1実施例と基本的に同様である。
下向きの開口31aが形成されており、該開口31a内
にスライド部材32が配置されている。また、開口31
a内には操作体31と一体的に回転するコード板33が
配置されており、これらスライド部材32とコード板3
3との間に回転時のクリック感を付与する板ばね34が
介設されている。前記スライド部材32の周縁には凹部
32aが形成されており、戻しばね35の突部35aが
この凹部32aと係脱することにより、押圧操作時のク
リック感を生起するようになっている。さらに、スライ
ド部材32には、上向き摺動子片36a,36dと他の
上向き摺動子片36b,36cとが互いに点対象位置に
設けられるとともに、下向き摺動子片37a,37dと
他の下向き摺動子片37b,37cも互いに点対象位置
に設けられている。なお、上記以外の構成に関しては前
述した第1実施例と基本的に同様である。
【0024】このように構成された第2実施例にあって
も、1つの操作体31を回転または押圧操作することに
より、それぞれ異なる電気信号が出力されるため、操作
性を向できると共に、小型化を図ることができる。ま
た、該操作体31の操作時にクリック感を得られるた
め、この点からも操作性を向上させることができる。
も、1つの操作体31を回転または押圧操作することに
より、それぞれ異なる電気信号が出力されるため、操作
性を向できると共に、小型化を図ることができる。ま
た、該操作体31の操作時にクリック感を得られるた
め、この点からも操作性を向上させることができる。
【0025】図21は本発明の第3実施例に係る複合操
作型電気部品の断面図、図22は図21の複合操作型電
気部品の透視図、図23は図21の複合操作型電気部品
から操作体およびコード板を取り外した状態の平面図で
ある。
作型電気部品の断面図、図22は図21の複合操作型電
気部品の透視図、図23は図21の複合操作型電気部品
から操作体およびコード板を取り外した状態の平面図で
ある。
【0026】この第3実施例においては、操作体38に
形成された下向きの開口38a内にスライド部材39と
コード板40が配置され、これらスライド部材39とコ
ード板40との間に回転時のクリック感を付与する板ば
ね41が介設されている。前記スライド部材39の周縁
には凹部39aが形成されており、戻しばね42の突部
42aがこの凹部39aと係脱することにより、押圧操
作時のクリック感を生起するようになっている。また、
スライド部材39には、下向きのA相用摺動子片43
a、B相用摺動子片43b、他の摺動子片43c,43
dがそれぞれ2本ずつ並設されており、他の構成に関し
ては前述した第1実施例と基本的に同様である。
形成された下向きの開口38a内にスライド部材39と
コード板40が配置され、これらスライド部材39とコ
ード板40との間に回転時のクリック感を付与する板ば
ね41が介設されている。前記スライド部材39の周縁
には凹部39aが形成されており、戻しばね42の突部
42aがこの凹部39aと係脱することにより、押圧操
作時のクリック感を生起するようになっている。また、
スライド部材39には、下向きのA相用摺動子片43
a、B相用摺動子片43b、他の摺動子片43c,43
dがそれぞれ2本ずつ並設されており、他の構成に関し
ては前述した第1実施例と基本的に同様である。
【0027】このように構成された第3実施例にあって
も、1つの操作体38を回転または押圧操作することに
より、それぞれ異なる電気信号が出力されるため、操作
性を向できると共に、小型化を図ることができる。ま
た、該操作体38の操作時にクリック感を得られるた
め、この点からも操作性を向上させることができる。
も、1つの操作体38を回転または押圧操作することに
より、それぞれ異なる電気信号が出力されるため、操作
性を向できると共に、小型化を図ることができる。ま
た、該操作体38の操作時にクリック感を得られるた
め、この点からも操作性を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの操作体を回転または押圧操作することにより、そ
れぞれ異なる電気信号を出力することができるため、小
型で操作性に優れた複合操作型電気部品を提供すること
ができる。また、操作体の回転および押圧操作時にそれ
ぞれクリック感が得られるため、この点からも操作性を
向上させることができる。
1つの操作体を回転または押圧操作することにより、そ
れぞれ異なる電気信号を出力することができるため、小
型で操作性に優れた複合操作型電気部品を提供すること
ができる。また、操作体の回転および押圧操作時にそれ
ぞれクリック感が得られるため、この点からも操作性を
向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る複合操作型電気部品
の断面図である。
の断面図である。
【図2】該複合操作型電気部品をスライド操作した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】該複合操作型電気部品の平面図である。
【図4】該複合操作型電気部品の側面図である。
【図5】該複合操作型電気部品を裏面図である。
【図6】該複合操作型電気部品の透視図である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】該複合操作型電気部品から操作体およびコード
板を取り外した状態の平面図である。
板を取り外した状態の平面図である。
【図9】該複合操作型電気部品に備えられるスライド部
材の平面図である。
材の平面図である。
【図10】該スライド部材の側面図である。
【図11】該複合操作型電気部品に備えられる固定部材
の平面図である。
の平面図である。
【図12】該固定部材の側面図である。
【図13】該複合操作型電気部品に備えられるコード板
の製造途中の状態を示す説明図である。
の製造途中の状態を示す説明図である。
【図14】該コード板の断面図である。
【図15】該複合操作型電気部品に備えられる操作体の
断面図である。
断面図である。
【図16】該複合操作型電気部品に備えられるスペーサ
の断面図である。
の断面図である。
【図17】該スペーサの側面図である。
【図18】本発明の第2実施例に係る複合操作型電気部
品の断面図である。
品の断面図である。
【図19】図18の複合操作型電気部品の透視図であ
る。
る。
【図20】図18の複合操作型電気部品から操作体およ
びコード板を取り外した状態の平面図である。
びコード板を取り外した状態の平面図である。
【図21】本発明の第3実施例に係る複合操作型電気部
品の断面図である。
品の断面図である。
【図22】図21の複合操作型電気部品の透視図であ
る。
る。
【図23】図21の複合操作型電気部品から操作体およ
びコード板を取り外した状態の平面図である。
びコード板を取り外した状態の平面図である。
1 操作体
2 スライド部材
2a 開口
3 導電パターン
4 コード板
4a 係合溝(凹凸部)
5 固定部材
6 支軸
7 戻しばね
16a〜16c 摺動子片(第1の摺動子片) 16d 摺動子片(第2の摺動子片)
17a〜17d 摺動子片(第1の摺動子片)
19a〜19c 固定接点
19d スイッチパターン
21a〜21d 外部端子
26 球体
27 スペーサ
31 操作体
32 スライド部材
33 コード板
34 板ばね
35 戻しばね
35a 突部
36a〜36d 摺動子片(第1の摺動子片)
37a〜37c 摺動子片(第1の摺動子片) 37d 摺動子片(第2の摺動子片)
38 操作体
39 スライド部材
40 コード板
41 板ばね
42 戻しばね
42a 突部
43a〜43c 摺動子片(第1の摺動子片) 43d 摺動子片(第2の摺動子片)
Claims (6)
- 【請求項1】 導電パターンを有する操作体と、この操
作体を回転可能に保持するスライド部材と、このスライ
ド部材を前記操作体の回転中心軸と直交する一方向への
みスライド可能に保持し、固定接点と前記スライド部材
のスライド方向に沿って延びるスイッチパターンとを有
する固定部材と、前記スライド部材にスライド方向への
復帰力を付与する戻しばねとを備え、前記スライド部材
に前記導電パターンおよび固定接点に摺接する複数の第
1の摺動子片と前記スイッチパターンに摺接する第2の
摺動子片とを設け、前記操作体の回転操作時に前記第1
の摺動子片が前記導電パターンおよび前記固定接点とに
摺接することにより第1の電気信号を出力し、該操作体
を前記スライド部材と一体的にスライド方向へ押圧する
押圧操作時に、前記第1の摺動子片と前記固定接点との
摺接を維持した状態で前記第2の摺動子片が前記スイッ
チパターンと接触することにより第2の電気信号を出力
するようにしたことを特徴とする複合操作型電気部品。 - 【請求項2】 導電パターンを有する操作体と、この操
作体を回転可能に保持するスライド部材と、このスライ
ド部材を前記操作体の回転中心軸と直交する一方向への
みスライド可能に保持し、固定接点を有する固定部材
と、前記スライド部材にスライド方向への復帰力を付与
すると共に、前記操作体の回転時にクリック感を付与す
る戻しばねと、前記操作体を前記スライド部材のスライ
ド方向へ押圧操作することによって作動するスイッチン
グ素子とを備え、前記スライド部材に前記導電パターン
および固定接点に摺接する複数の摺動子片を設け、前記
操作体の回転操作時に、前記摺動子片が前記導電パター
ンと摺接することにより第1の電気信号を出力するとと
もに、前記戻しばねの付勢によりクリック感を生起し、
該操作体を前記スライド部材と一体的にスライド方向へ
押圧する押圧操作時に、前記スイッチング素子の作動に
より第2の電気信号を出力するようにしたことを特徴と
する複合操作型電気部品。 - 【請求項3】 請求項2の記載において、前記スイッチ
ング素子が、前記固定部材に設けられたスイッチパター
ンと、前記スライド部材に設けられた摺動子片とで構成
され、これらスイッチパターンと摺動子片とが前記操作
体の押圧操作時に接離することを特徴とする複合操作型
電気部品。 - 【請求項4】 請求項2の記載において、前記戻しばね
は2つの腕部を中央で捩じった略L字形に形成され、該
戻しばねの一方の腕部を前記操作体のスライド方向に沿
って配置し、他方の腕部を前記操作体のスライド方向と
直交して配置したことを特徴とする複合操作型電気部
品。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの記載におい
て、前記操作体に前記導電パターンが一体成形されたコ
ード板を装着したことを特徴とする複合操作型電気部
品。 - 【請求項6】 請求項5の記載において、前記操作体と
前記コード板のいずれか一方の周縁に凹凸部を形成し、
前記スライド部材に該凹凸部に係脱する球体を移動可能
に保持し、前記戻しばねの一端に該球体を前記凹凸部に
対して押圧するスペーサを取付けたことを特徴とする複
合操作型電気部品。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21891995A JP3404442B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 複合操作型電気部品 |
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MYPI96003403A MY115040A (en) | 1995-08-28 | 1996-08-20 | Composite- action type electronic component |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21891995A JP3404442B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 複合操作型電気部品 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963421A JPH0963421A (ja) | 1997-03-07 |
JP3404442B2 true JP3404442B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=16727382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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KR (1) | KR100220332B1 (ja) |
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JP2000276979A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-06 | Alps Electric Co Ltd | 複合操作型電気部品 |
JP2000276980A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-06 | Alps Electric Co Ltd | 複合操作型電気部品 |
JP2000276978A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-06 | Alps Electric Co Ltd | 複合操作型電気部品 |
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-07-30 TW TW085109295A patent/TW316296B/zh active
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TW316296B (ja) | 1997-09-21 |
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JPH0963421A (ja) | 1997-03-07 |
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