JP2005243546A - 多段操作型スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの操作部材の操作で切り換えできる接点の切換数が3よりも多い構造を得る。
【解決手段】絶縁性のベース11の表面と平行な左右方向の回転操作並びに押し込み操作が可能な状態で該ベース11上に取り付けられた操作部材15と、該操作部材15を常時基準位置に復元するように付勢している捩りコイルバネ21と、該操作部材15の左又は右方向の回転操作により作動する第1及び第2のスイッチSW1,SW2と、該操作部材15を所定量押し込み操作したところで作動する第3のスイッチSW3、及び、更に操作部材15を押し込み操作したところで作動する第4のスイッチSW4とを設け、1つの操作部材15を左又は右方向に回転操作させると第1又は第2のスイッチSW1,SW2が操作され、押し込み操作すると第3のスイッチSW3と第4のスイッチSW4が段階的に操作されるようにして、1つの操作部材15で4つの接点を切換できるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、多段操作型スイッチ装置に関するものであり、特に、1つの操作部材で異なる4つのスイッチの切り換え操作が可能な多段操作型スイッチ装置に関するものである。
一般に、ビデオカメラやデジタルカメラ,オーディオCDプレイヤー,携帯電話機等の電子機器に於ける入力部品として使用される多段操作型スイッチ装置は、所定の処理を行うために複数のスイッチを円滑に連続して作動させることが要求される。
そこで、1つの操作部材を左方向に回転操作すると第1のスイッチが操作され、右方向に回転操作すると第2のスイッチが操作されるというように、1つの操作部材の回転操作で異なる2つのスイッチ操作を可能したスイッチ装置(特許文献1参照)や、1つの操作部材を右方向に回転操作すると第1のスイッチが操作され、左方向に回転操作すると第2のスイッチが操作され、押し込み操作すると第3のスイッチが操作されるというように、1つの操作部材で異なる3つのスイッチ操作を可能にしたスイッチ装置(特許文献2参照)も知られている。
特開平9−63420号公報 特開2001−143577号公報
上述したように、特許文献1のスイッチ装置では1つの操作部材の操作で異なる2つのスイッチの接点切り換えが可能で、特許文献2のスイッチ装置では1つの操作部材で異なる3つの接点切り換えが可能になっている。しかしながら、近年の多機能化された情報機器に於ける入力部品として使用するには、2つ,3つの切換数では少ない。又、接点の切換数が少ない多段操作型スイッチ装置を入力部品とした場合では、多種の操作を行うことは不可能で、多種の操作を行うには複数個のスイッチ装置を使用する必要が生じて来る。しかし、例えば携帯用情報機器に複数のスイッチ装置を使用した場合には、機器が大型になるという問題があった。
そこで、1つの操作部材による操作で切り換えることのできる接点の切換数を3以上よりも多くし、1つの操作部材で多種の操作を可能にする構造を得るために解決すべき技術課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、絶縁性のベースと、該ベースに対して左右方向の回転と押し込み操作が可能な状態で該ベース上に設けられた操作部材と、該操作部材が該操作部材の押し込み方向に対しての基準位置と左右の回転方向に対しての中立位置とに自動復元するための付勢力を該操作部材に対して常に付与している付勢部材と、該操作部材の左右方向の回転により切り換え操作される第1及び第2のスイッチと、該操作部材の押し込みにより順次切り換え操作される第3及び第4のスイッチ、とを備えたことを特徴とする多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、操作部材を左又は右の方向に回転させると第1又は第2のスイッチが操作され、操作部材を押し込み操作すると先ず第3のスイッチが操作され、続いて第4のスイッチが操作される。即ち、従来の多段操作型スイッチ装置は1つの操作部材で操作できる接点の切換数が3つであったのに対して、本発明の多段操作型スイッチ装置では、
4つの切換数を持つことができる。又、操作部材の操作が終了すると、操作部材は付勢部材の付勢力により、自動的に中立位置並びに基準位置に戻る。
請求項2記載の発明は、上記操作部材を左方向に所定量回転させると上記第1のスイッチが切り換えられ、更に同一方向に所定量回転させると前記第1のスイッチに加えて上記第2のスイッチが切り換えられる構成にした請求項1記載の多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、操作部材を左方向に回転操作すると、第1のスイッチの切り換えに続いて第2のスイッチを切り換えることができる。又、操作部材を右方向に回転操作すると、第2のスイッチの切り換えに続いて第1のスイッチを切り換えることができる。
請求項3記載の発明は、上記ベース上に、上記操作部材の押し込み操作と一体に前記ベース上をスライド移動して上記第3のスイッチの切り換えを操作するスライド部材と、該スライド部材上に回転可能に取り付けられて前記操作部材と一体に左又は右方向に回転し、該回転方向に応じて上記第1又は第2のスイッチの切り換えを操作する回転板とを設けると共に、前記操作部材に該操作部材のスライド方向と直交する方向に移動可能なスイッチ押圧部を設け、且つ、前記操作部材のスライド移動に伴って前記スイッチ押圧部をスライド方向と直交する方向に押圧移動させて、該スイッチ押圧部により前記第4のスイッチの切り換えを操作するための押圧部材をカバー側に設けて成る請求項1又は2記載の多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、操作部材を押し込み操作するとスライド部材が操作部材と一体にスライド移動し、該スライド部材を介して第3のスイッチが切り換え操作される。更に操作部材を押し込み操作すると、該押し込み操作に伴ってスライド部材のスイッチ押圧部が押圧部材によりスライド方向と直交する方向に押され、その押されたスイッチ押圧部の移動により第4のスイッチの切り換え操作が行われる。又、操作部材を左又は右方向に回転させると、回転板が操作部材と同じ左又は右方向に回転し、該回転板の回転方向に応じて第1又は第2のスイッチの切り換え操作が行われる。
請求項4記載の発明は、上記第4のスイッチは、上記ベースの底面に形成された電極パターンと、該電極パターンの電極形成位置と対向して配設されているドーム状をした弾性変形可能な接点部材とで成り、前記接点部材を前記スライド部材のスライド方向と直交する方向に移動された上記スイッチ押圧部によりドーム状頭部が押圧されると、該頭部が前記電極形成位置から離間しているオフ状態の位置から前記電極形成位置と接触したオン状態の位置に自己復帰可能に潰されるように構成して成る請求項3記載の多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、操作部材が押し込み操作されて該操作部材のスイッチ押圧部が押圧部材によりスライド方向と直交する方向に押されて移動し、該スイッチ押圧部が接点部材のドーム状頭部を押し、該頭部がオフ状態の位置からオン状態の位置に弾性変形を伴って潰され、第4のスイッチの切り換え操作が行われる。又、第4のスイッチは、操作部材のスイッチ押圧部による押圧力が無くなると、そのドーム状頭部は自己弾性復帰力でオン状
態の位置からオフ状態の位置へ復帰する。
請求項5記載の発明は、上記ベースは上面が開口され底面及び側面が閉じられた収納部を有し、該収納部内に上記スライド部材と上記回転板と上記操作部材と上記付勢部材をそれぞれ収納し、前記ベースの外部から前記操作部材の左右方向の回転並びに押し込み操作を行う操作部を除いて、前記ベースの上面をカバーで覆って閉じて成る請求項3又は4記載の多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、上面がカバーで覆われるベースに、底面と側面が閉じられた収納部を形成し、該収納部内にスライド部材と回転板と操作部材と付勢部材とを配置している。従って、収納部の底面及び側面は閉じられ、該底面及び側面にはフラックスの侵入を許す隙間を設けていないので、該多段操作型スイッチ装置をリフローはんだ付けする際に、ベースの下面にリフローはんだが触れても、該リフローはんだのフラックスが収納部内に侵入することはない。更に、押圧部材とカバーを一部品として取り扱うことができる。
請求項6記載の発明は、上記ベースの相対向する両側面に係止爪を設けていると共に、上記カバー取付時に前記ベースを挟むようにして前記ベースの前記両側面に沿って摺動し、前記係止爪に対応する位置で該係止爪と相互に係合して抜け止めされる係合孔をそれぞれ有する係止片を上記カバーの左右両側縁に設けた請求項5記載の多段操作型スイッチ装置を提供する。
この構成によれば、カバーにおける係止片をベースの両側面に沿って摺動させて行くと、係止片の係合孔がベースの係止爪と対応した位置で、係合孔と係止爪が相互に係合され、該係合によりカバーをベースに抜け止めした状態にして簡単に取り付けることができる。
本発明の請求項1記載の多段操作型スイッチ装置は、1つの操作部材の操作で4つの接点を切り換えることができる。従って、1つの操作部材で多種の操作を行うことが可能となり、使用するスイッチ装置の数を減らして機器の小型化並びにコストの低減に寄与する。
本発明の請求項2記載の多段操作型スイッチ装置は、操作部材を左方向に回転操作すると、第1のスイッチの切り換えに続いて第2のスイッチを切り換えることができ、又、操作部材を右方向に回転操作すると、第2のスイッチの切り換えに続いて第1のスイッチを切り換えることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、更に切り換え態様が付加され、多機能化に寄与する。
本発明の請求項3記載の多段操作型スイッチ装置は、操作部材の押し込み操作で第3及び第4のスイッチが順に操作され、更に操作部材を左又は右方向に回転操作させると回転板が操作部材と同じ左又は右方向に回転されて、該回転方向に応じて第1又は第2のスイ
ッチを切り換え操作するので、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、操作部材に於ける回転及び押し込みの各操作を、スライド部材又は回転板を介して、第1,第2,第3,第4の各スイッチに対して確実に伝えることができ、切り換え操作の信頼性の向上に寄与する。
本発明の請求項4記載の多段操作型スイッチ装置は、第4のスイッチの接点部材のドーム状頭部に操作部材の一部が押し付けられると、該ドーム状頭部が弾性変形して自己復帰可能に潰されてオフ状態の位置からオン状態の位置に切り換えられ、反対に操作部材の一部による押圧を取り除くとオン状態の位置からオフ状態の位置に自己復帰して切り換えられるので、請求項3記載の発明の効果に加えて、第4のスイッチの確実な切換操作が行え、信頼性が向上する。
本発明の請求項5記載の多段操作型スイッチ装置は、ベースの収納部を形成している底面及び側面には、フラックス等の侵入を許す隙間が設けられていないので、請求項3又は4記載の発明の効果に加えて、リフローはんだ付け法を用いたはんだ実装を行っても、リフローはんだのフラックスが内部に侵入するということが無く、リフローはんだ付けに適した多段操作型スイッチ装置が得られる。又、押圧部材とカバーを一部品として扱うことができるので、上記効果に加え、部品の管理が簡単になり、又、コストの低減にも寄与する。
本発明の請求項6記載の多段操作型スイッチ装置は、カバー側の係止片をベースの両側面に沿って摺動させて行くと、該係止片の係合孔とベースの係止爪が相互に係合され、該係合によりカバーをベースに抜け止めした状態にして簡単に取り付けることができるので、請求項3,4又は5記載の発明の効果に加え、組立作業が簡略化でき、コストの低減に寄与する。
1つの操作部材の操作で切り換えできる接点の切換数が3よりも多い構造を得るという目的を達成するために、操作部材を左又は右の方向に回転させると第1又は第2のスイッチが操作され、操作部材を押し込み操作すると先ず第3のスイッチが操作され、続いて第4のスイッチが操作されるようにして、1つの操作部材で4つの接点を切換できるようにした。
図1乃至図5は本発明に係る多段操作型スイッチ装置の一実施例を示す。図1はその多段操作型スイッチ装置の外観斜視図、図2は多段操作型スイッチ装置の上面図、図3は図2のA−A線矢視拡大断面図、図4はその多段操作型スイッチ装置の分解斜視図、図5はその多段操作型スイッチ装置のカバーを取り外して内部構造を示す平面図である。
図1乃至図5に於いて、多段操作型スイッチ装置10は、ベース11とカバー12とスライド部材13と回転板14と操作部材15と捩りコイルバネ21等で構成されている。又、1つの操作部材15を操作するだけで、次の(1)〜(3)に述べる4つのスイッチSW1,SW2,SW3,SW4の切り換えと、これらスイッチSW1,SW,SW3,SW4の組み合わせによる6通りの切り換えが可能になる。
(1) 操作部材15を中立位置から左方向に所定の角度(例えば10度)回転させると、回転板14とスライド部材13との間に設けられた第1のスイッチSW1の出力を得る外部端子18aと共通外部端子18bが電気的にオフからオンに切り換え操作される。又
、操作部材15を更に左方向に所定角度(例えば10度)回転させると、既に切り換え操作されている第1のスイッチSW1のオンに加えて、回転板14とスライド部材13との間に設けられた第2のスイッチSW2の出力を得る外部端子18eと共通外部端子18bとの間が電気的にオフからオンに切り換え操作される。尚、操作部材15を中立位置に戻すと、その復帰過程に於いて、第2のスイッチSW2、第1のスイッチSW1の順にオンからオフに切り換え操作される。
(2) 操作部材15を中立位置から右方向に回転させると、回転板14とスライド部材13との間に設けられた第2のスイッチSW2の出力を得る外部端子18eと共通外部端子18bが電気的にオフからオンに切り換え操作される。又、操作部材15を更に右方向に10度回転させると、既に切り換え操作されている第2のスイッチSW2のオンに加えて、回転板14とスライド部材13との間に設けられた第1のスイッチSW1の出力を得る外部端子18aと共通外部端子18bとの間が電気的にオフからオンに切り換え操作される。尚、操作部材15を中立位置に戻すと、その復帰過程に於いて、第1のスイッチSW1、第2のスイッチSW2の順にオンからオフに切り換え操作される。
(3) 操作部材15を基準位置から内部に押し込み操作すると、操作部材15と回転板14及びスライド部材13が共にスライド移動されて、スライド部材13とベース11との間に設けられた第3のスイッチSW3の出力を得る外部端子18dと共通外部端子18bが電気的にオフからオンに切り換え操作される。又、操作部材15を更に内側に押し込み操作すると、操作部材15のスイッチ押圧部15fがアーム部15eと共にベース11の底面壁11a側に押され、該スイッチ押圧部15eが第4のスイッチSW4の接点を切り換え操作し、該第4のスイッチSW4の出力を得る外部端子18cと共通外部端子部18bが電気的にオンからオフに切り換え操作される。即ち、第3のスイッチSW3のオンに加えて、第4のスイッチSW4もオンになる。尚、操作部材15を基準位置に戻すと、その復帰過程に於いて、第4のスイッチSW4、第3のスイッチSW3の順にオンからオフに切り換え操作される。
以下、細部構造を詳細に説明する。
前記ベース11は、例えば樹脂材で形成されており、底面壁11aと、該底面壁11aから上方に向かって略直角に突設されている側面壁11bとを一体に有し、内部に上面が開口している収納部16を設けた構造に成っている。尚、側面壁11bは側面を連続して囲った状態で設けられている。従って、収納部16は上面を除いて底面及び側面が、底面壁11aと側面壁11bとで完全に囲まれて閉じられ、下面側から収納部16内へのフラックス等の侵入を阻止できる構造になっている。
又、ベース11の側面壁11bの外面には、側面壁11bから外側へ略直角に突出している係止爪17が左右に2個づつ、合計4個設けられている。各係止爪17,17…の上面側には、上側へ進むに従い底面壁11aと近づく方向に下がる傾斜面17aが形成されている。
更に、ベース11の底面壁11aの内面で、且つ、スライド部材13のスライド方向(図5中に示す矢印D−U方向)の押し込み端(D方向端)となる位置には、スライド部材13のスライド方向に沿って細長く延ばされた状態で、前記外部端子18a,18c,18d,18e、及び、前記共通外部端子18bを有する電極パターンが設けられている。
又、ベース11の収納部16内には、底面壁11aの略中央に位置して、前後方向に延びるガイド溝11cが設けられ、該ガイド溝11cの後方、即ち、スライド部材13の押し込み端側には第4のスイッチSW4が設けられている。該第4のスイッチSW4は、ベース11の底面壁11aに形成された電極パターン51a(図4参照)と、該電極パターン51aの電極形成位置と対向して配設されているドーム状の弾性変形可能な接点部材51bとで成る。
尚、接点部材51bは、通常、ドーム状の頭部が上方に突出されて電極パターン51aから電気的に離れたオフ状態の位置に保持されていて、頭部が押下されると弾性変形を伴い自己復帰可能に潰れてオフ状態の位置から電極パターン51aに電気的に接触するオン状態の位置に切り換えられ、押下力が取り除かれるとオフ状態の位置まで弾性自己復帰するように構成されている。又、電極パターン51aは共通外部端子18b及び外部端子18cと電気的に接続されている。従って、接点部材51bの頭部がオフ状態の位置に配置されている時には第4のスイッチSW4の出力を得る外部端子18cと共通外部端子部18bとの間が電気的にオフで、接点部材51bの頭部が潰されてオン状態の位置に切り換え操作されると、外部端子18cと共通外部端子部18bとの間が電気的にオンに切り換えられる。
前記カバー12は、金属薄板材、例えばSUS材をプレス成形して作られ、表面にはNiメッキを施してある。該カバー12は、ベース11の上面を覆うことができる大きさをした本体部12aを備える。又、ベース11の各係止爪17,17…と対応した位置には、各々係合孔22を有する弾性変形可能な弾性係止片12b,12b…が、本体部12aから下側に向かって略直角に折り曲げられた状態で形成されている。更に、ベース11の略中央部分には、概略U字状をしたスリット52を設けて舌状の板バネとして作られている押圧部材12cが、操作部材15のスライド方向に沿って一体に形成されている。その押圧部材12cは、先端部が操作部材15の押し込み端側に向かい、且つ、先端側になるに従って徐々にベース11の底面壁11aと近づく状態で傾斜している。
前記スライド部材13は、樹脂材で略円環状の環状部13aと該環状部13aを横切る連結部13bとを一体に有し、中心には上下に貫通している丸孔36が設けられている。該スライド部材13は、連結部13bの左右側壁をべース11の内面に当接させた状態で収納部16内に配置され、ベース11の側面壁11bの内面による案内で摺動部材15のスライド方向と同じ方向(図5中の矢印U−D方向)にスライド可能になっている。又、スライド部材13には、弾性を有する片持ち式の金属薄板材で成る第1の摺動子片32a,32b,32c,32dが連結部13bからスライド方向の前方(図5中の矢印D方向)に向かって斜め下向きの状態で設けられていると共に、連結部13aからスライド方向の後方(図5中の矢印U方向)斜め上向きの状態で、弾性を有する片持ち式の金属薄板材で成る第2の摺動子片34a,34b,34c,34dが設けられている。
前記回転板14は、樹脂材で円板状に作られている。図6は、その回転板14の底面図である。図6から明かなように、回転板14には、操作部材15を逃がすための切欠部39が前後方向に向かって形成されていると共に、下面側にはスライド部材13の孔36に回動可能に係合される軸部14aが突設されている。又、回転板14の下面には、スライド部材13上の第2摺動子34a〜34dと切り換え接触される電極パターン41が設けられている。一方、回転板14の上面側には、スライド部材13のスライド方向と直交する方向に延びる左右一対の溝部40,40が形成されている。
前記操作部材15は、樹脂材で成形されており、収納部16内に配置される基部15aと、ベース11から外側に突出して配置される操作部15bとを一体に有している。基部15aの中間部15cには、回転板14の軸受溝部40,40に嵌合される軸部15d,15dが一体に形成されている。又、中間部15cの前側の部分の位置には、基部15aを左右に横切る溝44が形成されている。更に、基部15aの押し込み端側には、中間部15cから押し込み端側に進むに従って徐々に底面壁11a側に近づくように傾斜して設けられているアーム部15eと、該アーム部15eの先端部分から真っ直ぐ下側に向かっ
て延出したスイッチ押圧部15fとが設けられている。
捩りコイルバネ21は、バネ性を有する細長い金属製の棒材で作られたトーションバネで、巻回部21aと、該巻回部21aの両端から外側に向かってベース11の底面と平行に延ばされている一対の腕部21b,21bとを有し、操作部材15の溝44内に落とし込んだ状態で取り付け可能になっている。
図7は、多段操作型スイッチ装置10の組立手順の一例を示す図である。次に、図7を用いて、その組立の手順(1)〜(6)を説明する。
(1)先ず、外部端子18a〜18e及び電極パターンと第4のスイッチSW4を設けたベース11を用意する[図7(a)参照]。
(2)該ベース11の収納部16内にスライド部材13を配置する。ここでは、環状部13aがスライド方向の後方(図5中の矢印U方向)側で、連結部13bがスライド方向の前方(図5中の矢印D方向)側となるようにする[図7(b)参照]。
(3)回転板14の電極パターン41を下側に向け、且つ、孔36に軸部14aを挿入させて、回転板14をスライド部材13上に配置する[図7(c)参照]。
(4)溝44を上側に向けて操作部材15を回転板14の上に臨ませ、更に軸部15dを溝40に係合させて操作部材15を回転板14上に配置する。この状態では、操作部材15の基部15aがベース11内に配置され、操作部15bがベース11の外側に配置される[図7(d)参照]。
(5)捩りコイルバネ21を操作部材15上に臨ませ、該操作部材15の溝44内に巻回部21aを配置すると共に、両腕部21b,21bをベース11の両側内面に係合させて取り付ける。この捩りコイルバネ21の取り付けで、スライド部材13には、回転板14を介してスライド方向の後方(図5中の矢印U方向)に移動するバネ力が常に付与される。これにより、スライド部材13及び回転板14は、通常はスライド方向の後方、すなわち基準位置に配置された状態になる。これと同時に、左右方向に一体に回転する回転板14と操作部材15は、回転板14の段部45と捩りコイルバネ21の腕部21b,21bとの係合によりバランスされて中立位置に保持され、操作部材15が垂直にスライド方向に延ばされた状態で保持されている。又、スライド部材13が基準位置に配置されているとき、スライド部材13の第1の摺動子片32a,32c,32dはベース11側の固定接点エレメント18b,18d,18eとそれぞれ接触した状態で対応し、第1の摺動子片32bはベース11側の固定接点エレメント18cと離れた状態で対応している[同じく、図7(d)参照]。
(6)回転板14の上からカバー12をベース11に取り付けて行く。このカバー12の取り付けでは、ベース11の係止爪17にカバー12の係止片12bを対応させ、該カバー12をベース11に向けて押し付けて行く。この押し付け操作で、各係止片12b,12b…は側面壁11bの外側に沿って移動する。その途中で、各係止片12b,12b…が係止爪17,17…と衝合する。しかし、係止爪17,17…には、係止片12b,12b…の先端と衝合する面を傾斜面17aで形成しているので、係止片12b,12b…が係止爪17,17…と衝合すると、各係止片12b,12b…は自身の弾性変形によって傾斜面17aに倣って外側に撓んで逃がされる。そして、係合孔22が係止爪17,17…を通過し終わると各係止片12b,12b…が弾性復帰されて、係合孔22と係止爪17が相互に係合され、この係合でカバー12のベース11からの脱落が防止され、これにより組立が完了する[図7(e)参照]。
又、このように組み立てられた多段操作型スイッチ装置10は、通常は、捩りコイルバネ21のバネ力で、操作部材15は左右中立の位置で、スライド部材13は操作部材15及び回転板14と共にスライド方向の後方、すなわち前記基準位置に移動されていて、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4は共にオフになっている。図1、図2、図3、及び図5はこの状態を示す。
次に、このように構成された多段操作型スイッチ装置10の動作を説明する。先ず、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2の動作を図5と図8及び図9を用いて説明する。尚、図8は該スイッチ装置10の要部構成を操作部材15を左側に回転させた状態で示す平面図、図9は該スイッチ装置10の要部構成を操作部材15を右側に回転させた状態で示す平面図である。
図5は、操作部材15が左右中立の位置で、且つ、スライド部材13が操作部材15と共に基準位置に配置されている状態を示している。この状態で、ユーザーが操作部材15の操作部15bを指で摘んで、図8に示すように左方向に回転させると、軸部15dと溝40とで互いに係合されている回転板14がその位置に於いて、操作部材15と共に同じ左方向に捩りコイルバネ21を弾性変形させながら回転する。この回転操作では、操作部材15が左方向に例えば10度傾いた状態まで回転されると、第2の摺動子片34aが電極パターン41に当接して共通摺動子片34bと共に閉回路を形成して第1のスイッチSW1がオンする。又、更に、例えば10度、合計20度傾いた状態まで回転を行うと、第2の摺動子片34dが電極パターン41に当接し、第1のスイッチSW1のオンに加えて第2のスイッチSW2もオンする。左方向への操作が終了したら、操作部材15を回転させていた外力を解くと、捩りコイルバネ21のバネ復帰力で操作部材15及び回転板14が中立位置まで自動的に戻され、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2は再び電気的にオフに成る。
次に、同じく図5に示す状態に於いて、ユーザーが操作部材15の操作部15bを図9に示すように右方向に回転させると、回転板14も操作部材15と共に同じ右方向に捩りコイルバネ21を弾性変形させながら回転する。この回転操作では、操作部材15が右方向に10度傾いた状態まで回転されると、第2の摺動子片34dが電極パターン41に当接して共通摺動子片34bと共に閉回路を形成して第2のスイッチSW2がオンする。又、更に例えば10度、合計20度傾いた状態まで回転されると、第2の摺動子片34aが電極パターン41に当接して第2のスイッチSW2のオンに加えて第1のスイッチSW1もオンする。右方向への操作が終了したら、操作部材15を回転させていた外力を解くと、捩りコイルバネ21のバネ復帰力で操作部材15及び回転板14が中立位置まで自動的に戻され、第2のスイッチSW2及び第1のスイッチSW1は再び電気的にオフに成る。
即ち、この操作部材15による左右方向の操作では、左方向の回転操作では操作部材15を10度傾けると第1のスイッチSW1だけをオン、更に10度傾けると第1のスイッチSW1に加えて第2のスイッチSW2もオンに成り、右方向の回転操作では操作部材15を10度傾けると第2のスイッチSW2だけをオン、更に10度傾けると第2のスイッチSW1に加えて第1のスイッチSW1もオンに成るように2段階に切り換えできる。従って、本実施例の構造では、例えばオーディオCDプレイヤーに適用した場合では、回転速度等を2段階に設定することができ、第1の電気回路で発生した電気信号を第1の回転速度信号とし、第2の電気回路で発生した電気信号を第1の回転速度の2倍以上の第2の回転速度信号とすることで回転速度の強弱信号を1つの回転操作で発生させることが可能になる。
次に、第3のスイッチSW3及び第4のスイッチSW4の動作を図5と図10乃至図1
2を用いて説明する。尚、図10乃至図12は図3と同じ図2のA−A線断面に相当する部分の断面図であるが、説明の都合上、一部の構成部品は省略している。そして、図10は図3及び図5と同様に、操作部材15が左右中立の位置で、且つ、スライド部材13が操作部材15と共に基準位置に配置されている状態を示している。即ち、スライド部材13が図10に示すように基準位置に配置されている状態では、第1の摺動子片32cは外部端子18dと離れていて、第3のスイッチSW3は電気的にオフに成っている。又、操作部材15のアーム部15eも接点部材51bから離れた位置にあり、第4のスイッチSW4も電気的にオフに成っている。
そして、図10に示す基準位置の状態に於いて、同じくユーザーが指で操作部材15をスライド方向の前方に押すと、操作部材15と回転板14とスライド部材13が一体に、捩りコイルバネ21の腕部21b,21bを弾性変形させながらスライド方向の前方にスライド移動される。このスライド移動でスイッチSW3を構成している第2の摺動子片32cが外部端子18dに接触し電気的にオンになり、これが第3のスイッチSW3のオン信号として外部端子18d及び共通外部端子18bを介して外部に取り出すことができる。図11は、このように第3のスイッチSW3がオンになったときの状態を示す。
更に操作部材15をスライド方向の前方に押すと、アーム部15eの傾斜背面がカバー12の押圧部材12cの傾斜内面に衝合する。又、更にスライド方向に押すと、スイッチ押圧部15fと押圧部材12cとの傾斜によってアーム部15eが弾性変形しながら下側に押し下げられ、この押し下げでスイッチ押圧部15fが接点部材51bの頭部を上側から弾性変形させて押し潰し、上記オフ状態の位置からオン状態の位置に切り換え、第4のスイッチSW4を電気的にオフからオンの状態に切り換える。図12は、このときの状態を示す。従って、この図12に示す状態では、第3のスイッチSW3及び第4のスイッチSW4が電気的にオンに成る。
又、操作部材15への押圧を解くと、それまで撓ませられていた捩りコイルバネ21のバネ力で、操作部材15と回転板14とスライド部材13が一体にスライド方向の後方、すなわち基準位置まで自動復帰される。この自動復帰に伴い、アーム部15eもスイッチ押圧部15fから離れて接点部材51bの頭部がオフ状態の位置に自動復帰し、第4のスイッチSW4が再び電気的にオフに切り換わるのに続いて、第2の摺動子片32cと外部端子18dとの間も離れ、第3のスイッチSW3も電気的にオフになる。
このように本実施例の多段操作型スイッチ装置10では、操作部材15を左方向に回転させると第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2の順に段階的に操作され、右方向に回転させると第2のスイッチSW2と第1のスイッチSW1の順に段階的に操作される。又、操作部材15を押し込み操作すると第3のスイッチSW3と第4のスイッチSW4が段階的に操作される。即ち、1つの操作部材15で4つの切換数を持つことができることになる。
従って、このように構成された多段操作型スイッチ装置10は、1つの操作部材15の操作で4つの接点を切り換えることができるので、1つの操作部材15の操作で多種の操作を行うことが可能になり、使用するスイッチ装置の数を減らして機器の小型化並びにコストの低減を図ることができる。又、各操作は2つのスイッチを段階的に切り換えるようにしているので、連続した操作を段階的に行う装置、例えばカメラでズーミングを行った後に続けてシャッタを切る等の操作を行う箇所に適用すると、更に効果が得られる。
又、第4のスイッチSW4の接点部材51bのドーム状頭部に操作部材15のスイッチ押圧部15fを押し付け、該ドーム状頭部を弾性変形させて自己復帰可能に潰し、オフ状態の位置(オフ)からオン状態の位置(オン)に切り換え、反対に操作部材15のスイッ
チ押圧部15fによる押圧を取り除くとオン状態の位置(オン)からオフ状態の位置(オフ)に自己復帰して切り換えられようにしているので、第4のスイッチSW4の確実な切換操作が行え、信頼性が向上する。
又、ベース11の収納部16を形成している底面及び側面にはフラックス等の侵入を許す隙間を設けていないので、リフローはんだ付け法を用いたはんだ実装を行っても、リフローはんだのフラックスが内部に侵入するということがない。従って、リフローはんだ付けに適した多段操作型スイッチ装置が得られるという利点がある。
更に、スイッチ押圧部15fをカバー12と一体に形成し、一部品として扱うことができるようにしているので、部品の管理が簡単で、又、コストの低減にも寄与する。
又、操作部材を常時基準位置に復元することができるようにしている付勢部材を、構造が単純で安価に作ることができる捩りコイルバネ21を用いているので、コストを下げて安価に提供することができる。
更に、又、カバー12側の係止片12bをベース11の両側面に沿って摺動させて行くと、該係止片12bの係合孔22とベース11の係止爪17が相互に係合され、該係合によりカバー12をベース11に抜け止めした状態にして簡単に取り付けることができるので、組立作業が簡略化できるという利点がある。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の実施例に係る多段操作型スイッチ装置の外観解斜視図。 本実施例装置の上面図。 図2のA−A線矢視拡大断面図。 本実施例装置の要部分解斜視図。 カバーを取り外して本実施例装置の内部構造を示す側面図。 本実施例装置に於ける回転板の底面図。 本実施例装置の組立手順の一例を説明するための組立工程図。 本実施例装置の操作部材が左方向に回転された後のスライド部材と回転板との位置関係を示す動作説明図。 本実施例装置の操作部材が幹方向に回転された後のスライド部材と回転板との位置関係を示す動作説明図。 第3のスイッチと第4のスイッチが共にオフ状態のときに於ける操作部材の位置を示す本実施例装置の断面図。 第3のスイッチがオンで第4のスイッチがオフ状態のときに於ける操作部材の位置を示す本実施例装置の断面図。 第3のスイッチと第4のスイッチが共にオン状態のときに於ける操作部材の位置を示す本実施例装置の断面図。
符号の説明
10 多段操作型スイッチ装置
11 ベース
11a 底面壁
11b 側面壁
12 カバー
12b 係止片
12c 押圧部材
13 スライド部材
14 回転板
15 操作部材
15a 基部
15b 操作部
15e アーム部
15f スイッチ押圧部
16 収納部
17 係止爪
17a 傾斜面
18a 外部端子(第1のスイッチSW1用)
18b 共通外部端子
18c 外部端子(第4のスイッチSW4用)
18d 外部端子(第3のスイッチSW3用)
18e 外部端子(第2のスイッチSW2用)
21 捩りコイルバネ
22 係合孔
32a,32b,32c,32d 第1の摺動子片
34a,34b,34c,34d 第2の摺動子片
41 電極パターン
51a 電極パターン
51b 接点部材

Claims (6)

  1. 絶縁性のベースと、
    該ベースに対して左右方向の回転と押し込み操作が可能な状態で該ベース上に設けられた操作部材と、
    該操作部材が該操作部材の押し込み方向に対しての基準位置と左右の回転方向に対しての中立位置とに自動復元するための付勢力を該操作部材に対して常に付与している付勢部材と、
    該操作部材の左右方向の回転により切り換え操作される第1及び第2のスイッチと、
    該操作部材の押し込みにより順次切り換え操作される第3及び第4のスイッチ、
    とを備えたことを特徴とする多段操作型スイッチ装置。
  2. 上記操作部材を左方向に所定量回転させると上記第1のスイッチが切り換えられ、更に同一方向に所定量回転させると前記第1のスイッチに加えて上記第2のスイッチが切り換えられる構成にした請求項1記載の多段操作型スイッチ装置。
  3. 上記ベース上に、上記操作部材と一体に前記ベース上をスライド移動して上記第3のスイッチの切り換えを操作するスライド部材と、前記操作部材と一体に左又は右方向に回転し、該回転方向に応じて上記第1又は第2のスイッチの切り換えを操作する回転板とを設けると共に、前記操作部材に該操作部材のスライド方向と直交する方向に移動可能なスイッチ押圧部を設け、且つ、前記操作部材のスライド移動に伴って前記スイッチ押圧部をスライド方向と直交する方向に押圧移動させて、該スイッチ押圧部により前記第4のスイッチの切り換えを操作するための押圧部材をカバー側に設けて成る請求項1又は2記載の多段操作型スイッチ装置。
  4. 上記第4のスイッチは、上記ベースの底面に形成された電極パターンと、該電極パターンの電極形成位置と対向して配設されているドーム状をした弾性変形可能な接点部材とで成り、前記接点部材を前記スライド部材のスライド方向と直交する方向に移動された上記スイッチ押圧部によりドーム状頭部が押圧されると、該頭部が前記電極形成位置から離間しているオフ状態の位置から前記電極形成位置と接触したオン状態の位置に自己復帰可能に潰されるように構成して成る請求項3記載の多段操作型スイッチ装置。
  5. 上記ベースは上面が開口され底面及び側面が閉じられた収納部を有し、該収納部内に上記スライド部材と上記回転板と上記操作部材と上記付勢部材をそれぞれ収納し、前記ベースの外部から前記操作部材の左右方向の回転並びに押し込み操作を行う操作部を除いて、前記ベースの上面をカバーで覆って閉じて成る請求項3又は4記載の多段操作型スイッチ装置。
  6. 上記ベースの相対向する両側面に係止爪を設けていると共に、上記カバー取付時に前記ベースを挟むようにして前記ベースの前記両側面に沿って摺動し、前記係止爪に対応する位置で該係止爪と相互に係合して抜け止めされる係合孔をそれぞれ有する係止片を上記カバーの左右両側縁に設けた請求項3,4又は5記載の多段操作型スイッチ装置。
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