JP2009224127A - 複合操作型入力装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 本発明の目的は所定位置以外の位置からの押下操作を防止できる複合操作型入力装置を提供する。
【構成】 所定位置から揺動可能であると共に所定位置から第1、第2の押下移動可能にボディ100に保持される操作レバー200と、操作レバー200の下方に配置され且つ操作レバー200の押下移動に応じてヘッド部512が移動する押下部材500と、押下部材500のヘッド部512に押下されることにより、第1、第2の段階のスイッチがオンになる押下スイッチ600を具備する。ボディ100の円弧壁部160(当接部)には凹部162が設けられ、操作レバー200が所定位置以外の位置から第2の押下移動すると、操作レバー200の突起部240が円弧壁部160に当接し、操作レバ−200が所定位置から第1、第2の押下移動すると、突起部240が円弧壁部160の凹部162に挿入される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作レバーが、所定位置から相対する2方向に揺動操作可能であると共に、押下操作可能である複合操作型入力装置に関する。
この種の複合操作型入力装置は、操作レバーの所定位置から左右方向への揺動操作又は下方向への押下操作に伴って、当該操作レバーに取り付けられた可動接点部が移動し、ボディの内壁面に設けられた4つの固定接点部のうちの2つの固定接点部に選択的に接触することにより、揺動操作又は押下操作を示す信号を各々出力するようになっている。
この複合操作型入力装置は、揺動操作時に、操作レバーの両側に設けられた凸状の肩部がボディの開口部の両側の縁部に当接することにより、揺動時の押下操作を防止する誤操作防止手段を有している(特許文献1参照)。
実開昭59−98534号公報
ところが、前記誤操作防止手段は、前記肩部がボディの前記縁部に当接することにより、操作レバーの押下操作を防止する構成であることから、操作レバーがボディの開口部の縁部近傍まで傾動操作されていない状態(即ち、操作レバーが前記所定位置近傍に位置している状態)においては、前記肩部が前記縁部に当接せず、操作レバーの押下操作を防止することができないという本質的な欠点を有している。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、所定位置以外の位置からの押下操作を好適に防止できる複合操作型入力装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の複合操作型入力装置は、ボディ内に配設されており且つ断面視略円弧状の第1の可動接点部を有する押下スイッチと、押下スイッチの第1の可動接点部の頂部上に設置される基部及びボディ外に突出しており且つ前記頂部を支点として相対する2つの揺動方向に揺動可能であると共に、その揺動軌道上の少なくとも一つの所定位置から押下スイッチに向けて押下操作可能な操作部を有する操作レバーと、ボディ内に設けられており且つ操作レバーの揺動に応じて信号を出力する移動検出手段とを備えており、ボディは操作レバー対向部に設けられた略円弧状の当接部を有しており、操作レバーは前記揺動方向と略直交する方向に向けて突設され且つ前記当接部の上方に配置される突起部を有しており、ボディの当接部には、前記所定位置に対応した部分に少なくとも一つの凹部が押下スイッチに向けて設けられており、操作レバーが前記所定位置以外の位置から押下移動すると、前記突起部が前記当接部に当接し、操作レバーが前記所定位置から押下移動すると、前記突起部が前記当接部の凹部に挿入され、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部を押下するようになっている。
このような第1の複合操作型入力装置による場合、操作レバーの突起部がボディの当接部に当接することにより、操作レバーの揺動軌道上の所定位置以外の位置から押下移動を防止することができる。従って、揺動軌道上の所定位置以外の位置からの誤押下操作入力を防止することができる。
しかも、操作レバーの基部が押下スイッチの第1の可動接点部の頂部を支点として揺動自在にされており、操作レバーが揺動軌道上の所定位置から押下移動すると、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部を押下する構成となっている。このため、従来例のごとく操作レバーの押下移動を検出する固定接点部をボディ内に配設し直すことなく、前記凹部の位置を変えるだけで前記所定位置を揺動軌道上の様々な位置に設定することができるので、様々な電子機器の入力装置として使用可能な汎用性の高い装置を得ることができる。
また、複数の前記凹部を前記当接部に設けるだけで、揺動軌道上の複数の所定位置から押下操作可能な構成とすることができることから、この点でも様々な電子機器の入力装置として使用可能な汎用性の高い装置を得ることができる。しかも、揺動軌道上の複数の所定位置から押下操作可能な構成としたとしても、当該押下操作を一つの押下スイッチにより検知することができる。よって、複数の所定位置からの押下移動に各々対応した複数の固定接点部をボディに形成することによる装置の内部構成の複雑化を防止することができる。
前記第1の複合操作型入力装置は、押下スイッチの代わりに操作レバーの基部が設置される押下部材を更に備えている場合、操作レバーは押下スイッチではなく押下部材に向けて押下移動可能になっており、押下部材は操作レバーの押下移動に応じて基部に押下されることにより、押下移動方向及び揺動方向と略直交する方向に移動するようになっており、押下スイッチは、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることが好ましい。
このような第1の複合操作型入力装置による場合、操作レバーの基部が押下部材上に設置され、押下スイッチが、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることから、押下部材が操作レバーの基部に押下されると、前記押下部材が前記移動方向に移動し、第1の可動接点部の頂部を押下する。このように押下部材を介して押下スイッチを押下するようにしたことにより、装置の厚み寸法の増大を抑制するために押下スイッチ及び押下部材を操作レバーの押下移動側に前記移動方向に並べて配置したとしても、操作レバーの押下移動により前記押下スイッチを好適に押下することができる。また、操作レバーの基部を押下部材により安定的に支持することができる。
押下スイッチは、前記ボディに設けられる第1、第2、第3の固定接点部と、第1の固定接点部に接触する前記第1の可動接点部と、この第1の可動接点部とボディとの間に第2の固定接点部に接触するように配置される断面視略円弧状の部材であって、第1の可動接点部の頂部と第3の固定接点部の間に位置する頂部を有する第2の可動接点部とを有する構成とすることができる。この場合、操作レバーは、前記基部が第1の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第1の押下移動及び前記基部が第1、第2の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第2の押下移動可能になっている。操作レバーの第1の押下移動により第1の可動接点部の頂部が押下されると、第1の可動接点部が弾性変形してその頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、操作レバーの第2の押下移動により第1、第2の可動接点部の頂部が押下されると、第1、第2の可動接点部が弾性変形して当該第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触するようになっている。
このように操作レバーの第1の押下移動により、第1の可動接点部の頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、前記第1の押下移動を示す信号が出力される一方、操作レバーの第2の押下移動により、第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触し、前記第2の押下移動を示す信号が出力されるようになっていることから、押下スイッチが可動接点部を一つだけ有する場合と比べて、操作入力のバリエーションの数を増加させることができる。従って、第1の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
前記突起部と前記当接部との間の距離は、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部に当接せず、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部に当接する距離とすることができる。
この場合、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する一方、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部に当接するため、当該第2の押下移動操作が阻止される。換言すると、操作レバーの揺動時に、第2の押下移動操作をすることができないものの、第1の押下移動操作が可能になっていることから、操作入力のバリエーションの数を更に増加させることができる。従って、第1の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
操作レバーが少なくとも2つの所定位置から押下操作可能である場合、ボディの当接部には前記所定位置に各々対応する部分に少なくとも2つの前記凹部が設けられている。一方の前記凹部の深さは、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に当接せず、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に当接する深さとすることができる。他方の前記凹部の深さは、操作レバーが他方の前記所定位置から第1、第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に各々当接しない深さとすることができる。
この場合、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部の一方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する。また、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部の一方の凹部に挿入され、当該凹部の底部に当接するため、当該第2の押下移動が阻止される。他方、操作レバーが他方の前記所定位置から第1の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部の他方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する。また、操作レバーが他方の前記所定位置から第2の押下移動操作されると、前記突起部が前記当接部の他方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1、第2の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第3の固定接点部に接触する。即ち、操作レバーの揺動軌道上の一方の所定位置から第2の押下移動操作をすることができないものの、第1の押下移動操作が可能になっており、操作レバーの揺動軌道上の他方の所定位置から第1、第2の押下移動操作が可能になっているため、操作入力のバリエーションの数を更に増加させることができる。従って、第1の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
本発明の第2の複合操作型入力装置は、ボディ内に配設されており且つ断面視略円弧状の第1の可動接点部を有する押下スイッチと、押下スイッチの第1の可動接点部の頂部上に設置される基部及びボディ外に突出しており且つ前記頂部を支点として相対する2つの揺動方向に揺動可能であると共に、その揺動軌道上の少なくとも一つの所定位置から押下スイッチに向けて押下操作可能な操作部とを有する操作レバーと、ボディ内に設けられており且つ操作レバーの揺動に応じて信号を出力する移動検出手段とを備えており、ボディは操作レバー対向部に当該操作レバーに向けて突設された略円弧状の突脈である当接部を有しており、操作レバーはボディ対向部に設けられ且つ前記当接部が挿入される切欠き部を有しており、ボディの当接部には、前記所定位置に対応した部分に少なくとも一つの凹部が押下スイッチに向けて設けられており、操作レバーが前記所定位置以外の位置から押下移動すると、前記切欠き部の上縁部が前記当接部に当接し、操作レバーが前記所定位置から押下移動すると、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部に挿入され、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部を押下するようになっている。
このような第2の複合操作型入力装置による場合、操作レバーの切欠き部の上縁部がボディの当接部に当接することにより、操作レバーの揺動軌道上の所定位置以外の位置から押下移動を防止することができる。よって、揺動軌道上の所定位置以外の位置から誤押下操作入力を防止することができる。
しかも、操作レバーの基部が押下スイッチの第1の可動接点部の頂部を支点として揺動自在にされており、操作レバーが揺動軌道上の所定位置から押下移動すると、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部が押下する構成となっている。このため、従来例のごとく操作レバーの押下移動を検出する固定接点部をボディ内に配設し直すことなく、前記凹部の位置を変えるだけで、前記所定位置を揺動軌道上の様々な位置に設定することができるので、様々な電子機器の入力装置として使用可能な汎用性の高い装置を得ることができる。
また、複数の前記凹部を前記当接部に設けるだけで、揺動軌道上の複数の所定位置から押下操作可能な構成とすることができることから、この点でも様々な電子機器の入力装置として使用可能な汎用性の高い装置を得ることができる。しかも、揺動軌道上の複数の所定位置から押下操作可能な構成としたとしても、当該押下操作を一つの押下スイッチにより検知することができる。よって、複数の所定位置からの押下移動に各々対応した複数の固定接点部をボディに形成することによる装置の内部構成の複雑化を防止することができる。
前記第2の複合操作型入力装置は、押下スイッチの代わりに操作レバーの基部が設置される押下部材を更に備えた構成とすることができる。操作レバーは押下スイッチではなく押下部材に向けて押下移動可能になっており、 押下部材は操作レバーの押下移動に応じて基部に押下されることにより、押下移動方向及び揺動方向と略直交する方向に移動するようになっており、押下スイッチは、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることが好ましい。
このような第2の複合操作型入力装置による場合、操作レバーの基部が押下部材上に設置され、押下スイッチが、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることから、押下部材が操作レバーの基部に押下されると、前記押下部材が前記移動方向に移動し、第1の可動接点部の頂部を押下する。このように押下部材を介して押下スイッチを押下するようにしたことにより、装置の厚み寸法の増大を抑制するために押下スイッチ及び押下部材を操作レバーの押下移動側に前記移動方向に並べて配置したとしても、操作レバーの押下移動により前記押下スイッチを好適に押下することができる。また、操作レバーの基部が押下部材により安定的に支持される。
押下スイッチは、前記ボディに設けられる第1、第2、第3の固定接点部と、第1の固定接点部に接触する前記第1の可動接点部と、第1の可動接点部とボディとの間に第2の固定接点部に接触するように配置される断面視略円弧状の部材であって、第1の可動接点部の頂部と第3の固定接点部の間に位置する頂部を有する第2の可動接点部とを有する構成とすることができる。この場合、操作レバーは、前記基部が第1の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第1の押下移動可能であると共に、前記基部が第1、第2の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第2の押下移動可能になっている。操作レバーの第1の押下移動により第1の可動接点部の頂部が押下されると、第1の可動接点部が弾性変形してその頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、操作レバーの第2の押下移動により第1、第2の可動接点部の頂部が押下されると、第1、第2の可動接点部が弾性変形して当該第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触するようになっている。
このように操作レバーの第1の押下移動により第1の可動接点部の頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、前記第1の押下移動を示す信号が出力される一方、操作レバーの第2の押下移動により、第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触し、前記第2の押下移動を示す信号が出力されるようになっていることから、押下スイッチが可動接点部を一つだけ有する場合と比べて、操作入力のバリエーションの数を増加させることができる。従って、第2の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
前記切欠き部の上縁部と前記当接部との間の距離は、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動するときに、前記上縁部が前記当接部に当接せず、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動するときに、前記上縁部が前記当接部に当接する距離とすることができる。
この場合、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する一方、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部に当接するため、当該第2の押下移動操作が阻止される。換言すると、操作レバーの揺動時に、第2の押下移動操作をすることができないものの、第1の押下移動操作が可能になっているため、操作入力のバリエーションの数を更に増加させることができる。従って、第1の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
前記第2の複合操作型入力装置が、操作レバーが少なくとも2つの所定位置から押下操作可能な構成である場合、ボディの当接部には前記所定位置に各々対応する部分に少なくとも2つの前記凹部が設けられており、一方の前記凹部の深さは、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に当接せず、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に当接する深さとなっており、他方の前記凹部の深さは、操作レバーが他方の前記所定位置から第1、第2の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に各々当接しない深さとなっている。
この場合、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部の一方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する。また、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部の一方の凹部に挿入され、当該凹部の底部に当接するため、当該第2の押下移動が阻止される。他方、操作レバーが他方の前記所定位置から第1の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部の他方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第2の可動接点部の頂部に接触する。また、操作レバーが他方の前記所定位置から第2の押下移動操作されると、前記上縁部が前記当接部の他方の凹部に挿入されるものの、当該凹部の底部に当接しないため、操作レバーの基部又は押下部材により第1、第2の可動接点部の頂部が押下され、当該頂部が第3の固定接点部に接触する。即ち、操作レバーの揺動軌道上の一方の所定位置から第2の押下移動操作をすることができないものの、第1の押下移動操作が可能になっており、操作レバーの揺動軌道上の他方の所定位置から第1、第2の押下移動操作が可能になっているため、操作入力のバリエーションの数を更に増加させることができる。従って、第2の複合操作型入力装置の汎用性を向上させる上でメリットがある。
前記操作レバーの基部及び押下部材のうち少なくともいずれか一方に、前記操作レバーの押下により、前記押下部材を前記押下スイッチに向けて移動させる傾斜面が設けられていることが好ましい。この場合、前記傾斜面により、前記押下部材を前記操作レバーの押下に応じて容易に前記押下スイッチに向けて移動させることができる。
前記押下部材が弾性変形可能である場合、前記操作レバーの押下から前記第1の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっていることが好ましい。この場合、押下部材及び第1の可動接点部により押下操作された操作レバーを所定位置に復帰させることができるので、装置の内部構成の簡単化を図る上でメリットがある。
或いは、前記押下部材が弾性変形可能である場合、前記操作レバーの直接又は押下部材を介しての押下から前記第1の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっており、前記操作レバーの直接又は押下部材を介しての押下から前記第1、第2の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1、第2の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっていることが好ましい。この場合、押下部材及び第1、第2の可動接点部により押下操作された操作レバーを所定位置に復帰させることができるので、装置の内部構成の簡単化を図る上でメリットがある。
以下、本発明の実施の形態に係る複合操作型入力装置について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る複合操作型入力装置について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る複合操作型入力装置を示す概略図であって、(a)がカバーを取り外した状態の正面図、(b)が背面図、(c)が側面図、図2は同装置の正面上方から見た分解斜視図、図3は同装置の背面上方から見た分解斜視図、図4は同装置の押下スイッチの固定接点部及び移動検出手段の接点の露出部分を示すボディの模式図、図5は同装置のカバーを取り外した状態を示す概略図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す正面図及び背面図、(b)が操作レバーが第1の押下移動した状態を示す正面図及び背面図、(c)が操作レバーが第1の押下移動した状態を示す正面図及び背面図、図6は(a)が同装置の操作レバーが傾動した状態を示すカバーを取り外した状態の概略的正面図及び背面図、(b)が同装置の操作レバーが傾動状態から第1の押下移動した状態を示すカバーを取り外した状態の概略的正面図及び背面図、図7は同装置の操作レバーの基部、押下部材本体及び押下スイッチを示す模式的断面図であって、(a)が押下スイッチの押下前の状態を示す図、(b)が押下スイッチの第1段階の押下状態を示す図、(c)が押下スイッチの第2段階の押下状態を示す図である。
図1乃至図4に示す複合操作型入力装置は、ボディ100と、所定位置から相対する2つの揺動方向に向けて揺動可能且つ所定位置から下方向に向けて2段階の第1、第2の押下移動可能にボディ100に保持される操作レバー200と、この操作レバー200が上下動自在に取り付けられ且つ操作レバー200と共に揺動する略円弧状のロータ300と、操作レバー200の揺動に応じて信号を出力する移動検出手段400と、操作レバー200の下方に配置され且つ操作レバー200の押下移動に応じてヘッド部512が移動する押下部材500と、押下部材500のヘッド部512により押下されることにより、第1、第2の段階のスイッチが各々オンになる押下スイッチ600と、揺動した操作レバー200を所定位置に復帰させる原点復帰機構としての一対のコイルスプリング700と、ボディ100に取り付けられるフレームグランド800とを具備している。以下、各部を詳しく説明する。
ボディ100は、図1、図2、図3及び図4に示すように、樹脂製の射出成形品である。このボディ100は、頂部が丸くなった略五角形の板状のベース部110と、このベース部110の内面の下側縁部に立設された底壁部120と、ベース部110の内面の中央部に設けられたスイッチ収容部130と、ベース部110の内面の両側部に設けられた一対のスプリング収容部140と、ベース部110の内面の両傾斜縁部上に各々立設された2つの傾斜壁部150と、ベース部110の内面の上側縁部上に立設された円弧壁部160(当接部)と、ロータ300を操作レバー200と同方向に揺動可能にガイドするガイド部170とを有している。
底壁部120は、図1乃至図3に示すように、中央部の下側部分に凹部121が設けられている。この凹部121には、フレームグランド800の下側係止片840を係止する凸字状の係止凸部121aが設けられている。
各スプリング収容部140は、底壁部120の外側端部と略直交するように連設された略直方体の角柱部141と、この角柱部141の中央部に設けられ、コイルスプリング700を収容する収容凹部142とを有している。
角柱部141は、外側の壁部がボディ100の側壁部となっている。この角柱部141の外側の壁部にはフレームグランド800の側方係止片830が嵌まり込む係止凹部141aが設けられている。
収容凹部142の上端部中央には開口142aが設けられている。また、収容凹部142の内底面の上端部中央には開口142aに通じる略円弧状のガイド溝142bが設けられている。ガイド溝142bは、ロータ300の腕部330が移動自在に挿入されるようになっている。
傾斜壁部150の外面には、図1乃至図3に示すように、フレームグランド800の上側係止片820を係止する係止凸部151が設けられている。
ベース部110の外面は電子機器の基板に実装される実装面となっている。このベース部110の外面の両傾斜壁部150の裏側部分には、図1(b)及び図3に示すように、フレームグランド800の上側係止片820の接続片部を収容するための2つの上側収容凹部111が設けられている。この上側収容凹部111には、フレームグランド800の上側係止片820の接続片部を前記基板に接続するための半田が流し込まれる。
また、ベース部110の外面のスプリング収容部140の裏側部分には、2つの係止凹部141aと各々連通し、フレームグランド800の側方係止片830の接続片部を収容する2つの側方収容凹部112が設けられている。この側方収容凹部112には、フレームグランド800の側方係止片830の接続片部を前記基板に接続するための半田が流し込まれる。
また、ベース部110の外面の上側収容凹部111と側方収容凹部112との間には、移動検出手段400の接点部412、413の他端部をベース部110の外面に各々導出させるための2つの第1の側方導出凹部113が設けられている。この第1の側方導出凹部113には、接点部412、413の他端部を前記基板に接続するための半田が流し込まれる。
また、ベース部110の外面の側方収容凹部112の下側部には、移動検出手段400の接点部411及び押下スイッチ600の第3の固定接点部630の他端部をベース部110の外面に各々導出させるための2つの第2の側方導出凹部114が設けられている。この第2の側方導出凹部114には、接点部411及び第3の固定接点部630の他端部を前記基板に接続するための半田が流し込まれる。
更に、ベース部110の外面の下端部には、押下スイッチ600の第1、第2の固定接点部611、612、620の他端部をベース部110の外面に各々導出させるための6つの下側導出凹部115が設けられている。この下側導出凹部115には、第1、第2の固定接点部611、612、620の他端部を前記基板に接続するための半田が流し込まれる。
円弧壁部160は、図1乃至図3に示すように、その中央部の内面に設けられており且つ上下に開放された略円弧状のガイド凹部161と、このガイド凹部161の内底面に設けられ且つ上方に開放された凹部162とを有する。
ガイド凹部161は操作レバー200の軸部210の上端部が揺動自在に嵌まり込む。また、ガイド凹部161の両縁部が操作レバー200の軸部210の揺動範囲を規制している。
凹部162はガイド凹部161に通じる穴であって、操作レバー200の突起部240が挿入可能になっている。この凹部162に突起部240が挿入されることにより、操作レバー200が所定位置から下方に向けて第1、第2の押下移動可能となっている。
ガイド部170は、図2及び図4に示すように、傾斜壁部150及び円弧壁部160の内側面に設けられる略半円弧状のガイド面171と、ベース部110の内面上のスイッチ収容部130の上方位置に設けられており且つガイド面171との間でロータ300を揺動自在にガイドする略半円柱状のガイド凸部172を有する。
スイッチ収容部130は、図2及び図4に示すように、底壁部120、スプリング収容部140の角柱部141及びガイド凸部172により区画される略矩形状の収容部本体131と、収容部本体131の底部の上側の両角部に各々設けられた突起状の2つの第1の支持部132と、前記底部の下側の両角部に各々設けられた突起状の2つの第2の支持部133と、第1、第2の支持部132の間に各々設けられた凹状の2つの第3の支持部134と、スイッチ収容部130の中心部に設けられる略円形の凹部である接点載置部135とを有している。
各第1、第2の支持部132、133の面上には第1の可動接点部640の第1の脚部642を支持する凹部が設けられている。
各第3の支持部134は第2の可動接点部650の第2の脚部652を支持するようになっている。
操作レバー200は、図1乃至図3に示すように、長板状の軸部210と、この軸部210の上端部に設けられた略円弧状の操作アーム220(操作部)と、軸部210の下端部に設けられたホームベース状の板状体である基部230と、軸部210の上端部の裏面に外側(即ち、揺動方向と略直交する方向)に向けて突設された突起部240とを有している。
軸部210の下端部はロータ300の嵌合凹部310に上下動自在に嵌まり込む。軸部210の上端部はボディ100のガイド凹部161に通され、ボディ100外に突出する。軸部210はガイド凹部161の両縁部によって、その揺動範囲が規制される。
基部230は軸部210よりも幅広であって、その上側の両肩部がロータ300の嵌合凹部310の両縁部の下端部に当接する。これにより、操作レバー200の上方への抜けを防止している。
基部230の下端部には、図7に示すように、押下部材500のヘッド部512が嵌まり込む凹部が設けられている。このように前記凹部にヘッド部512が嵌まり込むことにより、操作レバー200がヘッド部512を支点として所定位置から上記揺動方向に揺動自在に支持される。
前記凹部の内底面は押下部材500のヘッド部512の移動方向及び上方に向けて漸次増大する傾斜面231となっている。この傾斜面231が操作レバー200の押下移動に応じて押下部材500のヘッド部512の湾曲面512aを押下することにより、当該押下部材500の軸支部511が傾斜し、ヘッド部512が押下スイッチ600に向けて移動する。この移動によりヘッド部512が押下スイッチ600を押下する。
詳しくは後述するが、ヘッド部512が押下スイッチ600の第1の可動接点部640の頂部を押下するための操作レバー200の押下移動が第1の押下移動となり、ヘッド部512が押下スイッチ600の第1、第2の可動接点部640、650の頂部を押下するための操作レバー200の押下移動が第2の押下移動となる。
軸部210及び基部230の正面には2つの凸部211、232が各々設けられている。この凸部211、232がフレームグランド800のベース板810に当接する。
突起部240は操作レバー200の第2の押下移動に応じて円弧壁部160の凹部162に挿入される。また、操作レバー200が揺動した状態(即ち、所定位置以外の揺動軌道上に位置した状態)における突起部240と円弧壁部160の凹部162の両縁部との間の距離X1は、図6(a)に示すように、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、突起部240が前記両縁部に当接せず、操作レバー200が前記揺動軌道上から第2の押下移動するときに、突起部240が前記両縁部に当接する距離に設定されている。なお、基部230の下端部が押下部材500のヘッド部512に所定位置で支持された状態において、図6(a)に示す突起部240の位置が当該突起部240の押下移動する前の位置(以下、初期位置と称する。)である。
ロータ300は、図1(a)に示すように、ボディ100のガイド面171とガイド凸部172との間で揺動自在にガイドされる略円弧状の樹脂製の射出成型品である。このロータ300の正面の中央部には、図2に示すように、操作レバー200の軸部210が上下方向に移動自在に嵌まり込む嵌合凹部310が設けられている。この嵌合凹部310の両縁部が操作レバー200の軸部210に押下されることにより、ロータ300が操作レバー200の揺動に伴って揺動する。
また、嵌合凹部310の両側面の中央部が各々窪んでいる。これにより、上下動する軸部210との摩擦の低減を図っている。
ロータ300の裏面には、図3に示すように、移動検出手段400のブラシ420が取り付けられる取付凹部320が設けられている。
また、ロータ300の両端部には略円弧状に湾曲した一対の腕部330が設けられている。この腕部330はスプリング収容部140の開口142aに挿入され、収容凹部142内のコイルスプリング700に各々当接する。これにより、ロータ300がガイド部170の中心位置で保持されると共に、操作レバー200が略垂直に起立した状態で保持される。このように略垂直に起立され且つ押下部材500に支持された状態が操作レバー200の上記所定位置に位置した状態となる。
また、腕部330はロータ300の揺動に応じて収容凹部142のガイド溝142bに沿って当該収容凹部142内に入り込み、スプリングスプリング700を圧縮させる。これにより、復帰方向への力が付与される。
移動検出手段400は、図2及び図4に示すように、ボディ100のベース部110に埋設される接点部411、412、413と、この接点部411、412、413に選択的に接触するブラシ420とを有している。
接点部411の一端部はベース部110の内面のガイド面171とガイド凸部172との間の中央部から露出する。接点部411の他端部は、図1(b)に示すように、ベース部110の一方の第2の側方導出凹部114から当該ベース部110の外面に露出する。
接点部412、413の一端部はベース部110の内面のガイド面171とガイド凸部172との間の接点部411の両側から露出する。接点部412、413の他端部は、図1(b)に示すように、ベース部110の第1の側方導出凹部113から当該ベース部110の外面に露出する。
ブラシ420は、略円弧状の導電板であって、ロータ300の取付凹部320に取り付けられる本体部421と、この本体部421の両端部に各々連続する2つの接触アーム422とを有している。
各接触アーム422の先端部はベース部110に向けて折り曲げられている。この先端部がロータ300の揺動に伴ってベース部110のガイド面171とガイド凸部172との間の面上を摺動し、接点部411、412、413の一端部に選択的に接触する。これにより、移動検出手段400が操作レバー200の揺動を示す信号を上記電子機器に向けて出力する。
押下スイッチ600は、図2乃至図4に示すように、ボディ100のベース部110に埋設された第1の固定接点部611、612、第2の固定接点部620及び第3の固定接点部630と、第1の固定接点部611、612に接触する第1の可動接点部640と、第2の固定接点部620に接触し且つボディ100のスイッチ収容部130と第1の可動接点部640との間に配置される第2の可動接点部650とを有している。
第2の固定接点部620の一端部は二股に分かれており、スイッチ収容部130の2つの第3の支持部134の凹部の底面上に各々露出する。第2の固定接点部620の他端部は、ベース部110の下側導出凹部115から下方に突出し、底壁部120の凹部121の底面に沿って略L字状に折り曲げられている。
第1の固定接点部611の一端部は一方の第1の支持部132の凹部の底面上に露出する。第1の固定接点部611の他端部はベース部110の下側導出凹部115から下方に突出し、底壁部120の下面に沿って略L字状に折り曲げられている。
第1の固定接点部612の一端部は他方の第2の支持部133の凹部の底面上に露出する。第1の固定接点部612の他端部はベース部110の下側導出凹部115から下方に突出し、底壁部120の下面に沿って略L字状に折り曲げられている。
第3の固定接点部630の一端部は接点載置部135の中心部から露出する。第3の固定接点部630の他端部はベース部110の第2の側方導出凹部114から側方に突出し、角柱部141の外壁に沿って略L字状に折り曲げられている。
第2の可動接点部650は、弾性変形可能な略ドーム状(即ち、断面視略円弧状)の第2の接点部本体651と、この第2の接点部本体651の外周縁部に90°間隔で設けられた2つの第2の脚部652とを有している。この2つの第2の脚部652がスイッチ収容部130の2つの第3の支持部134に嵌まり込む。この状態で、第2の接点部本体651がスイッチ収容部130の第3の支持部134上にセットされ、第2の固定接点部620の二股状の一端部に接触する。これと共に、第2の接点部本体651の頂部が第3の固定接点部630の上方に配置される。
また、第2の脚部652は両端部が上方に向けて折り曲げられている。この両端部の高さ寸法が2つの第3の支持部134の深さ寸法と略同じになっている。
第1の可動接点部640は、図2及び図3に示すように、弾性変形可能な略ドーム状(即ち、断面視略円弧状)の第1の接点部本体641と、この第1の接点部本体641の外周縁部に略90°間隔で設けられた4つの第1の脚部642とを有している。
この4つの第1の脚部642がスイッチ収容部130の2つの第1、第2の支持部132、133の凹部に嵌まり込む。これにより、4つの第1の脚部642のうちの2つの第1の脚部642が第1の固定接点部611、612の一端部に各々接触し、第1の可動接点部640が第2の可動接点部650に被さるように配置されると共に、当該第1の接点部本体641の頂部が第2の接点部本体651の頂部の上方に配置される。
第1の脚部642は弾性変形可能になっている。第1の脚部642は先端部が上方に向けて湾曲している。前記先端部の高さ寸法が第1、第2の支持部132、133の凹部の深さ寸法と略同じとなっている。
第1の接点部本体641は、4つの第1の脚部642がスイッチ収容部130の2つの第1、第2の支持部132、133に支持された状態で、図7に示すように、当該第1の接点部本体641の頂部が押下部材500の移動方向の反対方向に向けて押下部材500のヘッド部512に対向配置される。
従って、操作レバー200の第1の押下移動により第1の接点部本体641の頂部が押下部材500のヘッド部512に押下されると、図7(b)に示すように、4つの第1の脚部642及び第1の接点部本体641が弾性変形し、第1の接点部本体641の頂部が第2の接点部本体651の頂部に接触する。このようにして操作レバー200の第1の押下移動に応じて押下スイッチ600の第1段階のスイッチがオンとなる。
操作レバー200の第2の押下移動により第1、第2の接点部本体641、651の頂部が押下部材500のヘッド部512に押下されると、図7(c)に示すように、4つの第1の脚部642、第1の接点部本体641及び第2の接点部本体651が弾性変形し、第1の接点部本体641の頂部が第2の接点部本体651を介して第3の固定接点部630の一端部に接触する。このようにして操作レバー200の第2の押下移動に応じて押下スイッチ600の第2段階のスイッチがオンとなる。
押下部材500は、図2、図3及び図7に示すように、押下部材本体510と、この押下部材本体510が内部に設けられる枠体520とを有する樹脂製の成形品である。
枠体520は収容部本体131の内壁の形状に対応した略矩形状であって、収容部本体131に嵌合する。この嵌合状態で、枠体520の両端部が収容部本体131の底部の第1、第2の支持部132、133、134上に載置される。これにより、前記両端部と第1、第2の支持部132、133、134との間で第1の可動接点部640の第1の脚部642の先端部及び第2の可動接点部650の第2の脚部652の両端部が挟持され、第1、第2の可動接点部640、650の浮き上がりを防止している。
枠体520の上端部が棒状になっている。これにより、押下部本体510のヘッド部512上に操作レバー200の基部230が設置可能になっている。
押下部材本体510は、枠体520の下端部に設けられた板状の軸支部511と、この軸支部511の先端部に設けられたヘッド部512とを有している。
ヘッド部512は、枠体520がスイッチ収容部130に嵌合した状態で、当該スイッチ収容部130内の押下スイッチ600の第1の可動接点部640の頂部に対向する凸状の押下部512aと、この押下部512aの反対側に設けられており且つ下方に向けて漸次増大する半円弧状の湾曲形状となっている支持部512bとを有している。
支持部512b上には操作レバー200の基部230が載置される。この基部230の傾斜面231に支持部512bが押下されることにより、ヘッド部512が押下スイッチ600に向けて移動し、当該押下スイッチ600の第1の接点部本体641又は第1、第2の接点部本体641、651の頂部を押下する。
軸支部511は、弾性変形可能な部位であって、ヘッド部512の支持部512bが基部230の傾斜面231に押下されることにより、略垂直な状態から押下スイッチ600に向けて傾斜するようになっている。この傾斜によりヘッド部512が押下スイッチ600に向けて移動する。
グランドフレーム800は金属板で構成されている。このグランドフレーム800は、図3に示すように、頂部が丸くなった略五角形の板状のベース板810と、このベース板810の頂部の両側部に各々設けられた2つの上側係止片820と、ベース板810の両端部に設けられた2つの側方係止片830と、ベース板810の下端部中央に設けられた下側係止片840とを有している。
各上側係止片820は、ボディ100の傾斜壁部150の外面に沿う矩形状の板体と、この板体の先端に設けられ且つ当該板体に対して略直角に折り曲げられた銀杏の葉状の接続片部とを有する。前記板体の中央部には係止凸部151を係止するための係止孔が設けられている。前記接続片部はベース部110の上側収容凹部111に収容されるようになっている。即ち、前記板体の係止孔に係止凸部151が嵌まり込み、前記接続片部がベース部110の上側収容凹部111に収容されることにより、上側係止片820がボディ100に係止される。
各側方係止片830は、ボディ100の係止凹部141aに嵌まり込む略矩形状の板体と、この板体の先端に設けられ且つ当該板体に対して略直角に折り曲げられた銀杏の葉状の接続片部とを有している。前記接続片部はベース部110の側方収容凹部112に収容されるようになっている。即ち、前記板体が係止凹部141aに嵌まり込み、前記接続片部がベース部110の側方収容凹部112に収容されることにより、側方係止片830がボディ100に係止される。
下側係止片840は、ボディ100の凹部121に収容される略三角形状の板体であって、その中央部に係止凸部121aを係止するための係止孔が設けられている。即ち、前記係止孔に係止凸部121aが嵌まり込むことにより、下側係止片840がボディ100の凹部121の底面に係止される。
ベース板810は、各係止片がボディ100に係止された状態で、当該ボディ100内の操作レバー200の4つの凸部211、232、ロータ300の凸部及び押下部材500の枠体520に各々当接する。これにより、ベース板810が、操作レバー200、ロータ300、移動検出手段400のブラシ420、押下部材500及び押下スイッチ600をボディ100との間で保持する。
上側、側方係止片820、830の接続片部及び下側係止片840の先端部は、図示しない電子機器の上記基板のアースパターンに半田接続可能になっている。このため、操作レバー200に帯電する静電気を、ベース部110及び上側係止片820で受け、上側係止片820及び側方係止片830を通じて前記アースパターンに流すようになっている。
以下、このような構成の複合操作型入力装置の組み立て手順について説明する。まず、押下スイッチ600の第2の可動接点部650の2つの第2の脚部652をスイッチ収容部130の2つの第3の支持部134に各々位置合わせをしつつ挿入する。すると、第2の脚部652が第2の固定接点部620の二股状の一端部に各々接触する。これと共に、第2の可動接点部650の第2の接点部本体651がスイッチ収容部130の接点載置部135上にセットされる。
その後、押下スイッチ600の第1の可動接点部640の4つの第1の脚部642をスイッチ収容部130の2つの第1、第2の支持部132、133の凹部に各々位置合わせをしつつ挿入する。すると、2つの第1の脚部642が第1の固定接点部611、612の一端部に各々接触する。これにより、第1の接点部本体641が第2の接点部本体651に被せられ、第1、第2の接点部本体641、651の頂部が第3の固定接点部630の上方に上下に間隔を空けて配置される。
その後、押下部材500の枠体520をスイッチ収容部130の収容部本体131に嵌合させる。すると、押下部材500のヘッド部512が押下スイッチ600の第1の可動接点部640の頂部に当接する。これと共に、枠体520の両端部が、第1、第2、第3の支持部132、133、134上に載置される。これにより、第1の可動接点部640の第1の脚部642の先端部及び第2の可動接点部650の第1の脚部642の両端部が枠体520の両端部と第1、第2、第3の支持部132、133、134との間で挟持される。
その一方で、コイルスプリング700をスプリング収容部140の収容凹部142に圧縮状態で収容させる。
その後、ブラシ420が取り付けられたロータ300をボディ100のガイド部170に位置合わせをしつつ挿入する。すると、ブラシ420がボディ100のベース部110の内面に当接する。
その後、操作レバー200の軸部210をロータ300の嵌合凹部310に位置合わせをしつつ挿入する。これと共に、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512に当接させる。
その後、フレームグランド800の上側係止片820をボディ100の係止凸部151に各々係止させると共に、当該上側係止片820の接続片部をボディ100の上側収容凹部111に各々収容させる。フレームグランド800の側方係止片830をボディ100の係止凹部141aに嵌め込むと共に、当該側方係止片830の接続片部をボディ100の側方収容凹部112に各々収容させる。フレームグランド800の側係止片840をボディ100の凹部121に収容させ且つ係止凸部121aを係止させる。
これにより、フレームグランド800がボディ100に取り付けられる。このとき、フレームグランド800のベース板810が操作レバー200の凸部211、232及びロータ300の凸部に当接し、ベース板810とボディ100との間で操作レバー200、ロータ300、移動検出手段400のブラシ420、押下部材500及び押下スイッチ600の第1、第2の可動接点部640、650が保持される。
その後、ボディ100の外面を電子機器の上記基板上に載置する。そして、移動検出手段400の接点部411、412、413の他端部を電子機器の実装用基板の電極パターンに、押下スイッチ600の第1の固定接点部611、612、第2の固定接点部620及び第3の固定接点部630の他端部を前記基板の別の電極パターンに各々半田接続する。
これと共に、フレームグランド800の上側、側方係止片820、830の接続片部及び下側係止片840の先端部を前記基板のアースパターンに各々半田接続する。
以下、このようにして組み立てられた複合操作型入力装置の使用方法及び各部の動作について説明する。
操作レバー200が、図5(b)に示すように、所定位置から下方に第1の押下操作されると、操作レバー200の突起部240が上記初期位置から円弧壁部160の凹部162に近接すると共に、図7(b)に示すように、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下する。すると、押下部材500の軸支部511が弾性変形すると共に、ヘッド部512が押下スイッチ600に向けて移動する。そして、ヘッド部512が押下スイッチ600の第1の可動接点部640の第1の接点本体641の頂部を押下する。
すると、4つの第1の脚部642及び第1の接点部本体641が弾性変形し、第1の接点部本体641の頂部が第2の接点部本体651の頂部に接触する。これにより、第1の固定接点部611、612、第2の固定接点部620及び第1、第2の可動接点部640、650が導通して押下スイッチ600の第1段階のスイッチがオンとなり、その信号が電子機器に出力される。
その後、操作レバー200が開放されると、第1の接点本体641、4つの第1の脚部642及び軸支部511が復元する。この復元力により、ヘッド部512が押下スイッチ600から離れる方向に向けて移動し、操作レバー200の傾斜面231を所定位置に向けて押し上げる。これにより、操作レバー200が所定位置に復帰する。このとき、突起部240が円弧壁部160の凹部162から離れ、前記初期位置に復帰する。
操作レバー200が、図5(c)に示すように、所定位置から下方に第2の押下操作されると、操作レバー200の突起部240が前記初期位置から円弧壁部160の凹部162に入り込むと共に、図7(c)に示すように、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下する。すると、押下部材500の軸支部511が弾性変形すると共に、ヘッド部512が押下スイッチ600に向けて移動する。
すると、ヘッド部512が、第1の接点部本体641及び第2の接点部本体651の頂部を押下する。これにより、4つの第1の脚部642、第1の接点部本体641及び第2の接点部本体651が弾性変形し、第1の接点部本体641の頂部が第2の接点部本体651を介して第3の固定接点部630の一端部に接触する。これにより、第1の固定接点部611、612、第2の固定接点部620、第3の固定接点部630及び第1、第2の可動接点部640、650が導通して押下スイッチ600の第2段階のスイッチがオンとなり、その信号が電子機器に出力される。
その後、操作レバー200が開放されると、第1の接点本体641、第2の接点本体651、4つの第1の脚部642及び軸支部511が復元する。この復元力により、ヘッド部512が押下スイッチ600から離れる方向に向けて移動し、操作レバー200の傾斜面231を所定位置に向けて押し上げる。これにより、操作レバー200が所定位置に復帰する。このとき、突起部240が円弧壁部160の凹部162から上方に脱し、前記初期位置に復帰する。
操作レバー200が、図6(a)に示すように、所定位置から一方の揺動方向に向けて揺動操作されると、突起部240が前記初期位置から円弧壁部160の凹部162の一方の縁部の上方位置に移動すると共に、ロータ300がガイド部170にガイドされつつ、操作レバー200と共に前記一方の揺動方向に揺動する。
すると、ブラシ420の2つの接触アーム422が接点部411、412に各々接触し、その信号が電子機器に出力される。
このとき、ロータ300の一方の腕部330がボディ100のガイド溝142bに沿って収容凹部142内に入り込み、一方のスプリング700を押圧する。これにより、一方のスプリング700が圧縮される。
その後、操作レバー200が開放されると、一方のスプリング700の付勢力により、ロータ300の一方の腕部330が押圧される。これにより、操作レバー200及びロータ300が所定位置に復帰し、突起部240が初期位置に復帰する。
操作レバー200が所定位置から他方の揺動方向に向けて揺動操作されると、ブラシ420の2つの接触アーム422が接点部411、413に各々接触する以外、一方の揺動方向の揺動操作と同様に各部が動作する。従って、説明は省略する。
図6(b)に示すように、前記一方の揺動方向に揺動操作された揺動軌道上(即ち、所定位置以外の揺動軌道上の位置)から操作レバー200が第1の押下操作がされると、操作レバー200の突起部240が円弧壁部160の凹部162の一方の縁部に近接すると共に、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下する。すると、前述の所定位置から第1の押下操作されたときと同様に、押下部材500のヘッド部512が押下スイッチ600の第1の可動接点部640の第1の接点本体641の頂部を押下し、当該押下スイッチ600の第1段階のスイッチがオンとなり、その信号が電子機器に出力される。
その後、操作レバー200が開放されると、第1の接点本体641、4つの第1の脚部642及び軸支部511が復元する。この復元力により、ヘッド部512が押下スイッチ600から離れる方向に向けて移動し、操作レバー200の傾斜面231を上方に向けて押し上げる。これにより、突起部240が円弧壁部160の凹部162の一方の縁部から離れる。これと共に、一方のスプリング700の付勢力により、ロータ300の一方の腕部330が押圧される。これにより、操作レバー200及びロータ300が所定位置に復帰し、突起部240が初期位置に復帰する。
前記一方の揺動方向に揺動操作された揺動軌道上(即ち、所定位置以外の揺動軌道上の位置)から操作レバー200が第2の押下操作がされると、操作レバー200の突起部240が円弧壁部160の凹部162の一方の縁部に当接し、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動以上の移動(即ち、第2の押下移動)が阻止される。
前記他方の揺動方向に揺動操作された状態で、操作レバー200が第1、第2の押下操作された場合も、前述の通りであるので、説明は省略する。
このような複合操作型入力装置による場合、操作レバー200に突起部240が設けられ、ボディ100の円弧壁部160の略中心位置に突起部240が挿入可能な凹部162が設けられている。従って、操作レバー200が所定位置から第1の押下移動操作されると、突起部240が凹部162に近接するだけであるため、操作レバー200の第1の押下移動が許容される。また、操作レバー200が所定位置から第2の押下移動操作されると、突起部240が凹部162に挿入されるため、操作レバー200の第2の押下移動が許容される。一方、操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上の位置から押下操作されると、操作レバー200の第1の押下移動時には突起部240がボディ100の円弧壁部160の凹部162の両縁部に当接しないため、当該第1の押下移動が許容されるが、操作レバー200の第2の押下移動時には突起部240がボディ100の円弧壁部160の凹部162の両縁部に当接するため、当該第2の押下移動が阻止される。従って、操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上から第1の押下移動操作される際に、誤って第2の押下移動操作がされるのを防止することができる。
しかも、前記複合操作型入力装置は、操作レバー200が押下部材500を介して押下スイッチ600の第1、第2の可動接点部640、650の頂部を各々押下する構成であることから、ボディ100側の固定接点の数を増やすことなく、操作レバー200の揺動軌道上の任意の位置から第1の押下移動を検出することができ、前記固定接点の数の増加による内部構造の複雑化を防ぐことができる。また、操作レバー200の揺動軌道上の任意の位置から第1の押下移動入力が可能になっていることから、様々な電子機器に用いることができるので、本装置は汎用性の高い装置とすることができる。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る複合操作型入力装置について図面を参照しつつ説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係る複合操作型入力装置の模式的正面図、図9は同装置の操作レバーの切欠き部とボディの突脈との関係を示す模式的断面図であって、(a)が押下操作前の状態を示す図、(b)が第1の押下操作状態を示す図、(c)が第2の押下操作状態を示す図、図10は同装置のカバーを取り外した状態を示す概略的正面図であって、(a)が同装置の操作レバーが傾動した状態を示す図、(b)が同装置の操作レバーが傾動状態から第1の押下移動した状態を示す図である。
図8乃至図10に示す複合操作型入力装置は、ボディ100に凹部162の代わりに突脈163(当接部)が設けられている点及び操作レバー200に突起部240の代わりに切欠き部250が設けられている点で実施例1と相違している。以下、その相違点について詳しく説明し、重複する説明について省略する。
円弧壁部160のガイド凹部161の内底面(操作レバー対向部)には、凹部162に代えて操作レバー200の揺動軌道に対応した円弧状の突脈163が設けられている。この突脈163は操作レバー200に向けて凸となっており、切欠き部250に挿入される。突脈163の頂部には上下方向に貫通する凹部163aが設けられている。
軸部210の裏面には突起部240の代わりに、両側が開放された略矩形状の切欠き部250が設けられている。この切欠き部250の上縁部251の幅寸法(即ち、軸部210の幅寸法)が突脈163の凹部163aの幅寸法よりも若干小さくなっている。このため、上縁部251は突脈163の凹部163aに挿入可能になっている。
突脈163が切欠き部250に挿入され且つ操作レバー200が揺動した状態(即ち、所定位置以外の揺動軌道上に位置した状態)における上縁部251と突脈163との間の距離X2は、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、上縁部251が突脈163の凹部163aの両縁部に当接せず、操作レバー200が前記揺動軌道上から第2の押下移動するときに、上縁部251が突脈163の両縁部に当接する距離に設定されている。なお、基部230の下端部が押下部材500のヘッド部512に所定位置で支持された状態において、図9(a)に示す上縁部251の位置が当該上縁部251の押下移動する前の位置(以下、初期位置と称する。)である。
以下、このような構成の複合操作型入力装置の使用方法及び各部の動作について説明する。
操作レバー200が、図9(b)に示すように、所定位置から下方に第1の押下操作されると、操作レバー200の切欠き部250の上縁部251が前記初期位置から突脈163の凹部163aに近接する。これと共に、実施例1と同様に、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下し、押下スイッチ600の第1段階のスイッチがオンとなる。
その後、操作レバー200が開放されると、実施例1と同様に、操作レバー200が所定位置に復帰する。これにより、上縁部251が突脈163の凹部163aから離れ、初期位置に復帰する。
操作レバー200が、図9(c)に示すように、所定位置から下方に第2の押下操作されると、操作レバー200の切欠き部250の上縁部251が突脈163の凹部163aに挿入される。これと共に、実施例1と同様に、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下し、押下スイッチ600の第2段階のスイッチがオンとなる。
その後、操作レバー200が開放されると、実施例1と同様に、操作レバー200が所定位置に復帰する。このとき、上縁部251が突脈163の凹部163aから脱し、前記初期位置に復帰する。
操作レバー200が、図10(a)に示すように、所定位置から一方の揺動方向に向けて揺動操作されると、操作レバー200の上縁部251が前記初期位置から突脈163の凹部163aの一方の縁部の上方位置に移動する。これと共に、実施例1と同様に、ロータ300が前記一方の揺動方向に揺動し、ブラシ420の2つの接触アーム422が接点部411、412に各々接触する。
このとき、ロータ300の一方の腕部330がボディ100のガイド溝142bに沿って収容凹部142内に入り込み、一方のスプリング700を押圧する。これにより、一方のスプリング700が圧縮される。
その後、操作レバー200が開放されると、一方のスプリング700の付勢力により、ロータ300の一方の腕部330が押圧される。これにより、操作レバー200及びロータ300が所定位置に復帰し、上縁部251が前記初期位置に復帰する。
操作レバー200が所定位置から他方の揺動方向に向けて揺動操作されると、ブラシ420の2つの接触アーム422が接点部411、413に各々接触する以外、一方の揺動方向の揺動操作と同様に各部が動作する。従って、説明は省略する。
図10(b)に示すように、前記一方の揺動方向に揺動操作された揺動軌道上(即ち、所定位置以外の位置)から操作レバー200が第1の押下操作がされると、操作レバー200の切欠き部250の上縁部251が突脈163の凹部163aの一方の縁部に近接する。これと共に、実施例1と同様に、操作レバー200の傾斜面231が押下部材500のヘッド部512を押下し、当該押下スイッチ600の第1段階のスイッチがオンとなる。
その後、操作レバー200が開放されると、実施例1と同様に、第1の接点本体641、4つの第1の脚部642及び軸支部511の復元力により、操作レバー200が押し上げられる。このとき、操作レバー200の切欠き部250の上縁部251が突脈163の凹部163aの一方の縁部から離れる。これと共に、実施例1と同様に、一方のスプリング700の付勢力により、操作レバー200及びロータ300が所定位置に復帰し、当該操作レバー200の上縁部251も前記初期位置に復帰する。
前記一方の揺動方向に揺動操作された揺動軌道上(即ち、所定位置以外の揺動軌道上の位置)から操作レバー200が第2の押下操作がされると、操作レバー200の切欠き部250の上縁部251が突脈163の凹部163aの一方の縁部に当接し、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動以上の移動(即ち、第2の押下移動)が阻止される。
前記他方の揺動方向に揺動操作された状態で、操作レバー200が第1、第2の押下操作された場合も、前述の通りであるので、説明は省略する。
このような複合操作型入力装置による場合、操作レバー200に切欠き部250が設けられ、ボディ100の円弧壁部160の突脈163の頂部に切欠き部250の上縁部251が挿入可能な凹部163aが設けられている。従って、操作レバー200が所定位置から第1の押下移動操作されると、上縁部251が突脈163の凹部163aに近接するだけであるため、操作レバー200の第1の押下移動が許容される。また、操作レバー200が所定位置から第2の押下移動操作されると、上縁部251が突脈163の凹部163aに挿入されるため、操作レバー200の第2の押下移動が許容される。一方、操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上の位置から押下操作されると、操作レバー200の第1の押下移動時には上縁部251がボディ100の円弧壁部160の凹部163aの両縁部に当接しないため、当該第1の押下移動が許容されるが、操作レバー200の第2の押下移動時には上縁部251がボディ100の円弧壁部160の凹部163aの両縁部に当接するため、当該第2の押下移動が阻止される。従って、操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上から第1の押下移動操作される際に、誤って第2の押下移動操作がされるのを防止することができる。
しかも、前記複合操作型入力装置は、操作レバー200が押下部材500を介して押下スイッチ600の第1、第2の可動接点部640、650の頂部を各々押下する構成であることから、ボディ100側の固定接点の数を増やすことなく、操作レバー200の揺動軌道上の任意の位置から第1の押下移動を検出することができ、前記固定接点の数の増加による内部構造の複雑化を防ぐことができる。また、操作レバー200の揺動軌道上の任意の位置から第1の押下移動入力が可能になっていることから、様々な電子機器に用いることができる。即ち、本装置は汎用性の高い装置とすることができる。
なお、上述した複合操作型入力装置については、特許請求の範囲の趣旨に適う限り任意に設計変更することが可能である。以下、設計変更例について述べる。図11は実施例1の複合操作型入力装置の設計変更例を示す概略図であって、(a)が背面図、(b)が操作レバーの背面図、(C)がボディの正面図、図12は同装置の別の設計変更例を示す概略図であって、(a)が背面図、(b)が操作レバーの背面図、(C)がボディの正面図、図13は実施例2の複合操作型入力装置の操作レバーとボディの突脈との関係を示す模式的正面図だって、(a)が突脈の複数の凹部が同一形状である例を示す図、(b)が突脈の複数の凹部うち一部の凹部が異なる形状である例を示す図、図14は実施例1及び2の複合操作型入力装置の操作レバーの原点復帰機構の設計変更例を示す概略的正面図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す図、(b)が操作レバーが揺動した状態を示す図、図15は実施例1及び2の複合操作型入力装置の操作レバーの原点復帰機構の別の設計変更例を示す模式図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す図、(b)が操作レバーが揺動した状態を示す図である。
上記複合操作型入力装置は、操作レバー200が略垂直に起立した位置が所定位置であるとしたが、当該所定位置は操作レバー200の揺動軌道上の任意の位置に設定可能である。この場合、ボディの凹部の位置を変えるだけで、操作レバーの揺動軌道上の所定位置の変更に対応することが可能である。例えば、操作レバーが斜め45°に傾斜した位置を所定位置とし、当該所定位置から押下部材500のヘッド部512に向けて押下操作可能とする場合、円弧壁部160における凹部162又は凹部163aの位置を前記所定位置に対応する位置に変えるだけで、前記所定位置の変更に対応可能である。よって、本装置は汎用性が高く、様々な電子機器に用いることが可能である。
また、本装置は、操作レバーの揺動軌道上に複数の所定位置を設けることができる。例えば、図11に示すように、円弧壁部160に5つの凹部162を設けるようにすれば、操作レバー200がその揺動軌道上の5つの所定位置から押下部材500ヘッド部512に向けて第1、第2の押下移動し、押下スイッチ600の第1段階、第2段階のスイッチをオンさせる構成とすることができる。また、図13(a)に示すように、円弧壁部160の突脈163に5つの凹部163aを設けるようにしても、操作レバー200がその揺動軌道上の5つの所定位置から押下部材500ヘッド部512に向けて第1、第2の押下移動し、押下スイッチ600の第1段階、第2段階のスイッチをオンさせる構成とすることができる。この場合、操作レバーの揺動軌道上の複数の所定位置から第1、第2の押下操作入力が可能になるので、複雑な押下操作入力が可能になる。従って、本装置の汎用性が向上する。
前記凹部は、操作レバー200の第1、第2の押下移動を許容するものであると説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、操作レバー200の揺動軌道上に5つの所定位置に対応する5つの凹部162のうち2つの凹部162の深さを操作レバー200の第1の押下移動のみを許容する深さとすることができる。同様に図13(b)に示すように、操作レバー200の揺動軌道上に5つの所定位置に対応する5つの凹部163aのうち2つの凹部163aの深さを操作レバー200の第1の押下移動のみを許容する深さとすることができる。この場合、各所定位置によって、異なる押下操作入力が可能になるので、複雑な押下操作入力が可能なる。従って、本装置の汎用性が向上する。
実施例1において円弧壁部160が当接部であるとしたが、当該当接部はボディの操作レバー対向部に設けられた略円弧状のものである限り任意に設計変更可能である。また、実施例2おいて突脈163が当接部であるとしたが、当該当接部はボディの操作レバー対向部に当該操作レバーに向けて突設された略円弧状の突脈である限り任意に設計変更可能である。
また、操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上に位置した状態における突起部240と円弧壁部160の凹部162の両縁部との間の距離は、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、突起部240が前記両縁部に当接せず、操作レバー200が前記揺動軌道上から第2の押下移動するときに、突起部240が前記両縁部に当接する距離に設定されているとしたが、これに限定されるものではない。即ち、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、突起部240が前記両縁部に当接する距離とすることも可能である。なお、この場合であっても、前述の通り、ボディにおける凹部の位置を可変したり複数の凹部を設けたりすることが可能である。
同様に、突脈163が切欠き部250に挿入され且つ操作レバー200が所定位置以外の揺動軌道上に位置した状態における上縁部251と突脈163との間の距離は、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、上縁部251が突脈163の凹部163aの両縁部に当接せず、操作レバー200が前記揺動軌道上から第2の押下移動するときに、上縁部251が突脈163の両縁部に当接する距離に設定されているとしたが、これに限定されるものではない。即ち、操作レバー200が前記揺動軌道上から第1の押下移動するときに、上縁部251が前記両縁部に当接する距離とすることも可能である。なお、この場合であっても、前述の通り、ボディにおける凹部の位置を可変したり複数の凹部を設けたりすることが可能である。
操作レバー200については、押下スイッチの第1の可動接点部の頂部又は押下部材上に設置される基部と、ボディ外から突出しており且つ前記頂部を支点として相対する2つの揺動方向に揺動可能であると共に、その揺動軌道上の少なくとも一つの所定位置から押下スイッチに向けて押下操作可能な操作部とを有する限り任意に設計変更することが可能である。
操作レバー200の傾斜面231については、押下部材を押下スイッチに向けて移動させることができるものであれば、任意に変更可能である。例えば、円弧面等がある。また、操作レバーに代えて前記傾斜面又は円弧面を押下部材500に設けることも可能である。勿論、操作レバー及び押下部材の双方に傾斜面を設けることも可能である。
押下部材500については省略することが可能である。この場合、操作レバー200を押下スイッチ600の頂部上に設置し、当該押下スイッチに向けて押下操作可能とすれば良い。また、押下部材500は、操作レバーの押下移動に応じて基部に押下されることにより、押下移動方向及び揺動方向と略直交する方向に移動し、押下スイッチ600を押下するものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、押下部材として、ボディに設けたガイド溝に当該ボディの厚み方向に移動自在にガイドされる移動部材を用い、前記操作レバーの基部の押下により、押下スイッチに向けて移動し、当該押下スイッチを押下するようにしても良い。
押下スイッチ600については、断面視略円弧状の第1の可動接点部と、この第1の可動接点部に接触する第1の固定接点部と、第1の可動接点部が可変して接触する第2の固定接点部を有する限り任意に設計変更することが可能である。即ち、第1段階のスイッチのみとすることができる。
第1、第2の可動接点部640、650については、断面視略円弧状であれば良い。
操作レバー200の原点復帰機構としては、コイルスプリング700を用いるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記原点復帰機構として、図14に示すように、2つのコイル部710’と、このコイル部710’から延びるアーム部720’とを有し、ロータ300の一対の腕部330がアーム部720’に各々当接する構成とすることもできる。この場合、操作レバー200が揺動操作されると、ロータ300の一方の腕部330がアーム部720’を押下する。これにより、コイル部710’が圧縮され、ロータ300にアーム部720’を介して復帰力を付与する。
また、別の原点復帰機構としては、図15に示すように、ゴムやコイルスプリング等の円弧状の弾性体700’’を収容する収容凹部αをロータ300’又は図示しないボディに設ける一方、前記ボディ又はロータ300’に前記弾性体の両端に当接する当止部βを設けた構成とすることも可能である。この場合、操作レバー200が揺動操作されると、弾性体700’’が収容凹部αの一端と他方の当止部βとの間で圧縮され、ロータ300’に復帰力を付与する。
なお、前記原点復帰機構は省略することが可能である。また、ロータ300については省略することが可能である。この場合、操作レバーにコイルスプリング700又はアーム部720’に当接する一対の腕部や収容凹部αや当止部βを設けるようにすれば良い。
移動検出手段400については、操作レバー200の揺動を検出することができるものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、ロータに磁性体を取り付ける一方、ボディにホール素子を設け、磁性体の移動に応じた磁界の変化により操作レバーの揺動を検出するようにしても良いし、ボディに抵抗パターンを設け、当該パターン上をロータに取り付けられた接触子が摺動することに応じた抵抗値の変化を操作レバーの揺動として検出するようにしても良い。この場合、操作レバーの揺動だけでなく、揺動量も検出が可能になるので、装置の高機能化を図ることができる。
なお、上記複合操作型入力装置の各部の形状及び位置については、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である
本発明の第1の実施の形態に係る複合操作型入力装置を示す概略図であって、(a)がカバーを取り外した状態の正面図、(b)が背面図、(c)が側面図である。 同装置の正面上方から見た分解斜視図である。 同装置の背面上方から見た分解斜視図である。 同装置の押下スイッチの固定接点部及び移動検出手段の接点の露出部分を示すボディの模式図である。 同装置のカバーを取り外した状態を示す概略図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す正面図及び背面図、(b)が操作レバーが第1の押下移動した状態を示す正面図及び背面図、(c)が操作レバーが第1の押下移動した状態を示す正面図及び背面図、である。 (a)が同装置の操作レバーが傾動した状態を示すカバーを取り外した状態の概略的正面図及び背面図、(b)が同装置の操作レバーが傾動状態から第1の押下移動した状態を示すカバーを取り外した状態の概略的正面図及び背面図である。 同装置の操作レバーの基部、押下部材本体及び押下スイッチを示す模式的断面図であって、(a)が押下スイッチの押下前の状態を示す図、(b)が押下スイッチの第1段階の押下状態を示す図、(c)が押下スイッチの第2段階の押下状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る複合操作型入力装置の模式的正面図である。 同装置の操作レバーの切欠き部とボディの突脈との関係を示す模式的断面図であって、(a)が押下操作前の状態を示す図、(b)が第1の押下操作状態を示す図、(c)が第2の押下操作状態を示す図である。 同装置のカバーを取り外した状態を示す概略的正面図であって、(a)が同装置の操作レバーが傾動した状態を示す図、(b)が同装置の操作レバーが傾動状態から第1の押下移動した状態を示す図である。 実施例1の複合操作型入力装置の設計変更例を示す概略図であって、(a)が背面図、(b)が操作レバーの背面図、(C)がボディの正面図である。 同装置の別の設計変更例を示す概略図であって、(a)が背面図、(b)が操作レバーの背面図、(C)がボディの正面図である。 実施例2の複合操作型入力装置の操作レバーとボディの突脈との関係を示す模式的正面図だって、(a)が突脈の複数の凹部が同一形状である例を示す図、(b)が突脈の複数の凹部うち一部の凹部が異なる形状である例を示す図である。 実施例1及び2の複合操作型入力装置の操作レバーの原点復帰機構の設計変更例を示す概略的正面図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す図、(b)が操作レバーが揺動した状態を示す図である。 実施例1及び2の複合操作型入力装置の操作レバーの原点復帰機構の別の設計変更例を示す模式図であって、(a)が操作レバーが所定位置に位置した状態を示す図、(b)が操作レバーが揺動した状態を示す図である。
符号の説明
100 ボディ
160 円弧壁部(当接部)
162 凹部
163 突脈(当接部)
163a 凹部
200 操作レバー
220 操作アーム(操作部)
230 基部
231 傾斜面
240 突起部
250 切欠き部
251 上縁部
400 移動検出手段
500 押下部材
512 ヘッド部
600 押下スイッチ
611、612 第1の固定接点部
620 第2の固定接点部
630 第3の固定接点部
640 第1の可動接点部
650 第2の可動接点部

Claims (13)

  1. ボディ内に配設されており且つ断面視略円弧状の第1の可動接点部を有する押下スイッチと、
    押下スイッチの第1の可動接点部の頂部上に設置される基部と、ボディ外に突出しており且つ前記頂部を支点として相対する2つの揺動方向に揺動可能であると共に、その揺動軌道上の少なくとも一つの所定位置から押下スイッチに向けて押下操作可能な操作部とを有する操作レバーと、
    ボディ内に設けられており且つ操作レバーの揺動に応じて信号を出力する移動検出手段とを備えており、
    ボディは操作レバー対向部に設けられた略円弧状の当接部を有しており、
    操作レバーは前記揺動方向と略直交する方向に向けて突設され且つ前記当接部の上方に配置される突起部を有しており、
    ボディの当接部には、前記所定位置に対応した部分に少なくとも一つの凹部が押下スイッチに向けて設けられており、
    操作レバーが前記所定位置以外の位置から押下移動すると、前記突起部が前記当接部に当接し、操作レバーが前記所定位置から押下移動すると、前記突起部が前記当接部の凹部に挿入され、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部を押下するようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  2. 請求項1記載の複合操作型入力装置において、
    押下スイッチの代わりに操作レバーの基部が設置される押下部材を更に備えており、
    操作レバーは押下スイッチではなく押下部材に向けて押下移動可能になっており、
    押下部材は操作レバーの押下移動に応じて基部に押下されることにより、押下移動方向及び揺動方向と略直交する方向に移動するようになっており、
    押下スイッチは、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  3. 請求項1又は2記載の複合操作型入力装置において、
    押下スイッチは、前記ボディに設けられる第1、第2、第3の固定接点部と、
    第1の固定接点部に接触する前記第1の可動接点部と、
    この第1の可動接点部とボディとの間に第2の固定接点部に接触するように配置される断面視略円弧状の部材であって、第1の可動接点部の頂部と第3の固定接点部の間に位置する頂部を有する第2の可動接点部とを有しており、
    操作レバーは、前記基部が第1の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第1の押下移動可能であると共に、前記基部が第1、第2の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第2の押下移動可能になっており、
    操作レバーの第1の押下移動により第1の可動接点部の頂部が押下されると、第1の可動接点部が弾性変形してその頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、
    操作レバーの第2の押下移動により第1、第2の可動接点部の頂部が押下されると、第1、第2の可動接点部が弾性変形して当該第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触するようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  4. 請求項3記載の複合操作型入力装置において、
    前記突起部と前記当接部との間の距離は、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部に当接せず、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部に当接する距離であることを特徴とする複合操作型入力装置。
  5. 操作レバーが少なくとも2つの所定位置から押下操作可能である場合の請求項3又は4記載の複合操作型入力装置において、
    ボディの当接部には前記所定位置に各々対応する部分に少なくとも2つの前記凹部が設けられており、
    一方の前記凹部の深さは、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に当接せず、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に当接する深さとなっており、
    他方の前記凹部の深さは、操作レバーが他方の前記所定位置から第1、第2の押下移動するときに、前記突起部が前記当接部の凹部の底部に各々当接しない深さとなっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  6. ボディ内に配設されており且つ断面視略円弧状の第1の可動接点部を有する押下スイッチと、
    押下スイッチの第1の可動接点部の頂部上に設置される基部と、ボディ外に突出しており且つ前記頂部を支点として相対する2つの揺動方向に揺動可能であると共に、その揺動軌道上の少なくとも一つの所定位置から押下スイッチに向けて押下操作可能な操作部とを有する操作レバーと、
    ボディ内に設けられており且つ操作レバーの揺動に応じて信号を出力する移動検出手段とを備えており、
    ボディは操作レバー対向部に当該操作レバーに向けて突設された略円弧状の突脈である当接部を有しており、
    操作レバーはボディ対向部に設けられ且つ前記当接部が挿入される切欠き部を有しており、
    ボディの当接部には、前記所定位置に対応した部分に少なくとも一つの凹部が押下スイッチに向けて設けられており、
    操作レバーが前記所定位置以外の位置から押下移動すると、前記切欠き部の上縁部が前記当接部に当接し、操作レバーが前記所定位置から押下移動すると、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部に挿入され、前記基部が前記第1の可動接点部の頂部を押下するようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  7. 請求項6記載の複合操作型入力装置において、
    押下スイッチの代わりに操作レバーの基部が設置される押下部材を更に備えており、
    操作レバーは押下スイッチではなく押下部材に向けて押下移動可能になっており、
    押下部材は操作レバーの押下移動に応じて基部に押下されることにより、押下移動方向及び揺動方向と略直交する方向に移動するようになっており、
    押下スイッチは、第1の可動接点部の頂部が押下部材の移動方向の反対方向に向いた状態で当該押下部材に対向するように配置されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  8. 請求項6又は7記載の複合操作型入力装置において、
    押下スイッチは、前記ボディに設けられる第1、第2、第3の固定接点部と、
    第1の固定接点部に接触する前記第1の可動接点部と、
    この第1の可動接点部とボディとの間に第2の固定接点部に接触するように配置される断面視略円弧状の部材であって、第1の可動接点部の頂部と第3の固定接点部の間に位置する頂部を有する第2の可動接点部とを有しており、
    操作レバーは、前記基部が第1の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第1の押下移動可能であると共に、前記基部が第1、第2の可動接点部の頂部を直接又は押下部材を介して押下する第2の押下移動可能になっており、
    操作レバーの第1の押下移動により第1の可動接点部の頂部が押下されると、第1の可動接点部が弾性変形してその頂部が第2の可動接点部の頂部に接触し、
    操作レバーの第2の押下移動により第1、第2の可動接点部の頂部が押下されると、第1、第2の可動接点部が弾性変形して当該第1、第2の可動接点部の頂部が第3の固定接点部に接触するようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  9. 請求項8記載の複合操作型入力装置において、
    前記切欠き部の上縁部と前記当接部との間の距離は、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第1の押下移動するときに、前記上縁部が前記当接部に当接せず、操作レバーが前記所定位置以外の位置から第2の押下移動するときに、前記上縁部が前記当接部に当接する距離であることを特徴とする複合操作型入力装置。
  10. 操作レバーが少なくとも2つの所定位置から押下操作可能である場合の請求項8又は9記載の複合操作型入力装置において、
    ボディの当接部には前記所定位置に各々対応する部分に少なくとも2つの前記凹部が設けられており、
    一方の前記凹部の深さは、操作レバーが一方の前記所定位置から第1の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に当接せず、操作レバーが一方の前記所定位置から第2の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に当接する深さとなっており、
    他方の前記凹部の深さは、操作レバーが他方の前記所定位置から第1、第2の押下移動するときに、前記切欠き部の上縁部が前記当接部の凹部の底部に各々当接しない深さとなっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  11. 請求項2又は7記載の複合操作型入力装置において、
    前記操作レバーの基部及び押下部材のうち少なくともいずれか一方には、前記操作レバーの押下により、前記押下部材を前記押下スイッチに向けて移動させる傾斜面が設けられていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  12. 請求項2又は7記載の複合操作型入力装置において、
    前記押下部材は弾性変形可能になっており、
    前記操作レバーの押下から前記第1の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  13. 請求項3又は8記載の複合操作型入力装置において、
    前記押下部材は弾性変形可能になっており、
    前記操作レバーの直接又は押下部材を介しての押下から前記第1の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっており、
    前記操作レバーの直接又は押下部材を介しての押下から前記第1、第2の可動接点部が開放されると、前記押下部材及び第1、第2の可動接点部が復元し、当該操作レバーを押し上げるようになっていることを特徴とする複合操作型入力装置。
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