JP2008192428A - プッシュスイッチ機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動接点14はコンタクトベース13に設けられ、押圧体12はコンタクトベース13に嵌挿され、押圧体12を押し込むことにより、第2スプリング19が伸張し、可動接点14が第2スプリング19の付勢力によって固定接点16に圧接するまでは押圧体12とコンタクトベース13は一体的に移動し、可動接点14が第2スプリング19の付勢力によって固定接点16に圧接した後は押圧体12のみが移動する。
【選択図】 図1
Description
本発明のプッシュスイッチ機構は、さらなる好ましい特徴として、
「前記ハウジング内で突出するガイドピンを備え、前記ガイドピンは前記押圧体の他端側に設けられたガイド孔に挿入されていること」、
「前記押圧体の他端近傍に嵌合凸部が設けられ、該嵌合凸部が前記コンタクトベースに設けられた嵌合凹部と嵌合されること」、
「前記嵌合凸部と前記嵌合凹部は、前記押圧体の移動位置に関わらず少なくとも一部において嵌合が維持されること」、
「前記第1スプリングと前記第2スプリングの少なくとも一方は円錐状のコイルスプリングであること」、
「前記固定接点は透孔を有する基板上に設けられ、前記押圧体と前記第1スプリングは、前記透孔を介して接続されていること」、
「前記押圧体は、前記第2スプリングの付勢力に抗して前記第1スプリングの付勢力によって初期位置に復帰されること」、
を含むものである。
図1は本実施形態による車両用のプッシュスイッチ機構の断面図であり、プッシュスイッチのオフ状態を示す。図2は図1のプッシュスイッチ機構のオン状態を示している。図3は図1のプッシュスイッチ機構がオンでフルストロークの状態を示す。図4は、プッシュスイッチ機構の分解斜視図である。図5は、基板を裏側からみた斜視図である。図6は、可動接点とコンタクトベースが一体化した斜視図である。
さらに押圧体12が押圧されると、図3に示すように、押圧体12の一端が中空円筒部11aの先端と同じ高さになり、押圧体12はこれ以上押圧できなくなるフルストローク状態になる。このときも可動接点14から固定接点16への圧接力は一定となっている。
このように押圧体12を押圧して図2から図3の状態に変移したときにも可動接点14が固定接点16に加える力は第2スプリング19の付勢力のみで一定であり安定した圧接力を得ることができる。
また、図2の状態からさらに押圧体12に加える力をなくしていくと、コンタクトベース13の嵌合凹部13bと押圧体12の嵌合凸部12aの底面が当接して完全に嵌合されるため、コンタクトベース13は押圧体12と共に下方へ移動していくと共に、可動接点14は固定接点16から離れ電気的にプッシュスイッチはオフ状態となる。このようにして押圧体12は、図1の初期状態に戻ることができる。
これによって図2から図3の状態に変移したときに押圧体12を押圧しても可動接点14が固定接点16に加える力は一定であり安定した圧接力を得られる。
これにより、コイルバネを使用し必要な付勢力を得ながらも、プッシュスイッチ機構の薄型化を可能とすることができる。
これによって、押圧体12が下方へ移動し、コンタクトベース13の嵌合凹部13bと押圧体12の嵌合凸部12aが完全に嵌合した後は、コンタクトベース13も共に下方に移動し、可動接点14は固定接点16から離間しプッシュスイッチはオフ状態となり、押圧体12は初期位置に戻ることができる。したがってプッシュスイッチ機構は繰り返し動作することが可能になる。
図7は第2の実施形態による車両用のプッシュスイッチ機構の断面図であり、プッシュスイッチのオフ状態を示す。図8は図7のプッシュスイッチのオン状態を示している。図9は図7のプッシュスイッチがオンでフルストロークの状態を示す。図7乃至図9において第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10は第3の実施形態による車両用のプッシュスイッチ機構の断面図であり、プッシュスイッチのオフ状態を示す。図11は図10のプッシュスイッチのオン状態を示している。図12は図10のプッシュスイッチがオンでフルストロークの状態を示す。図10乃至図12において第2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態において、第2の実施形態と異なる点は、可動接点14が第2スプリング19の付勢力によって固定接点16に圧接した後、さらに押圧体12を押し込んでフルストロークの状態になったときでも、押圧体12の嵌合凸部12aとコンタクトベース13の嵌合凹部13bが少なくとも一部において嵌合が維持され、嵌合凸部12aは嵌合凹部13bから外れないようになっていることである。
11a 中空円筒部
11b 凸部
11c ガイドピン
12 押圧体(押しボタン)
12a 嵌合凸部
12b ガイド孔
13 コンタクトベース
13a 孔
13b 嵌合凹部
14 可動接点
14a 孔
14b 接点
15 基板
16 固定接点
17 透孔
18 第1スプリング
18a 中空部
19 第2スプリング
20 電線
Claims (7)
- 押圧体の一端が突出する中空円筒部を有するハウジングと、押圧体を初期位置に復帰させる第1スプリングと、押圧体を押し込んだ際に可動接点を固定接点側に付勢させる第2スプリングとを備え、押圧体を押し込むことにより固定接点と可動接点が導通するプッシュスイッチ機構において、
前記可動接点はコンタクトベースに設けられ、
前記押圧体は前記コンタクトベースに嵌挿され、
前記押圧体を押し込むことにより、前記第2スプリングが伸張し、前記可動接点が前記第2スプリングの付勢力によって前記固定接点に圧接するまでは前記押圧体と前記コンタクトベースは一体的に移動し、前記可動接点が前記第2スプリングの付勢力によって前記固定接点に圧接した後は前記押圧体のみが移動することを特徴とするプッシュスイッチ機構。 - 前記ハウジング内で突出するガイドピンを備え、前記ガイドピンは前記押圧体の他端側に設けられたガイド孔に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ機構。
- 前記押圧体の他端近傍に嵌合凸部が設けられ、該嵌合凸部が前記コンタクトベースに設けられた嵌合凹部と嵌合されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプッシュスイッチ機構。
- 前記嵌合凸部と前記嵌合凹部は、前記押圧体の移動位置に関わらず少なくとも一部において嵌合が維持されることを特徴とする請求項3に記載のプッシュスイッチ機構。
- 前記第1スプリングと前記第2スプリングの少なくとも一方は円錐状のコイルスプリングであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプッシュスイッチ機構。
- 前記固定接点は透孔を有する基板上に設けられ、
前記押圧体と前記第1スプリングは、前記透孔を介して接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプッシュスイッチ機構。 - 前記押圧体は、前記第2スプリングの付勢力に抗して前記第1スプリングの付勢力によって初期位置に復帰されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプッシュスイッチ機構。
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JP2002184262A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-28 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ装置 |
JP2002298677A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-11 | Metro Denso Kk | スイッチにおける接点断続構造 |
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- 2007-02-02 JP JP2007024637A patent/JP4800231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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