JP2001143577A - 複合操作型スイッチ - Google Patents
複合操作型スイッチInfo
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- JP2001143577A JP2001143577A JP32517199A JP32517199A JP2001143577A JP 2001143577 A JP2001143577 A JP 2001143577A JP 32517199 A JP32517199 A JP 32517199A JP 32517199 A JP32517199 A JP 32517199A JP 2001143577 A JP2001143577 A JP 2001143577A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/008—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の複合操作型スイッチは、接点の切換数
が少ないという問題がある。 【解決手段】 本発明の複合操作型スイッチにおいて、
操作部材4は、絶縁基体1の表面と平行な方向への押し
込み動作と、支軸4cを回転軸として中立状態から左右
への回転動作とが可能で、操作部材4の押し込み動作時
において、可動接点6が押し込み検出用の固定接点3に
接触し、また、操作部材4の回転動作時において、左右
それぞれ第1段と第2段の2段階に回転して、可動接点
6が回転検出用の固定接点2に接触するようにしたた
め、多種の操作が可能であると共に、それに伴い接点の
切換数の多い複合操作型スイッチを提供できる。
が少ないという問題がある。 【解決手段】 本発明の複合操作型スイッチにおいて、
操作部材4は、絶縁基体1の表面と平行な方向への押し
込み動作と、支軸4cを回転軸として中立状態から左右
への回転動作とが可能で、操作部材4の押し込み動作時
において、可動接点6が押し込み検出用の固定接点3に
接触し、また、操作部材4の回転動作時において、左右
それぞれ第1段と第2段の2段階に回転して、可動接点
6が回転検出用の固定接点2に接触するようにしたた
め、多種の操作が可能であると共に、それに伴い接点の
切換数の多い複合操作型スイッチを提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用情報機器、
或いは情報機能を内蔵した携帯電話機等に使用して好適
な複合操作型スイッチに関する。
或いは情報機能を内蔵した携帯電話機等に使用して好適
な複合操作型スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複合操作型スイッチは、一つの操
作部材を押し込み動作、一段の回転動作で接点の切換を
行うものがあるが、接点の切換数が少ないものであっ
た。従って、このような複合操作型スイッチを携帯情報
機器等に使用すると、一つの操作部材の操作で、多種の
操作ができず、複数個のスイッチを使用しなければなら
ず、携帯用情報機器が大型になるものであった。
作部材を押し込み動作、一段の回転動作で接点の切換を
行うものがあるが、接点の切換数が少ないものであっ
た。従って、このような複合操作型スイッチを携帯情報
機器等に使用すると、一つの操作部材の操作で、多種の
操作ができず、複数個のスイッチを使用しなければなら
ず、携帯用情報機器が大型になるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合操作型スイ
ッチは、接点の切換数が少ないという問題がある。ま
た、このような複合操作型スイッチを携帯情報機器等に
使用すると、多種の操作ができず、複数個のスイッチを
使用しなければならず、携帯用情報機器が大型になると
いう問題があった。
ッチは、接点の切換数が少ないという問題がある。ま
た、このような複合操作型スイッチを携帯情報機器等に
使用すると、多種の操作ができず、複数個のスイッチを
使用しなければならず、携帯用情報機器が大型になると
いう問題があった。
【0004】そこで、本発明は、多種の操作が可能であ
ると共に、接点の切換数が多く、特に、携帯用情報機器
に使用して好適な複合操作型スイッチを提供するもので
ある。
ると共に、接点の切換数が多く、特に、携帯用情報機器
に使用して好適な複合操作型スイッチを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、回転検出用の固定接点と押し
込み検出用の固定接点とを有する絶縁基体と、回転、及
び押し込み動作可能に取り付けられ、可動接点を設けた
操作部材とを備え、前記操作部材は、その中間部におい
て支軸によって保持されると共に、前記操作部材は、前
記絶縁基体の表面と平行な方向への押し込み動作と、前
記支軸を回転軸として中立状態から左右への回転動作と
が可能で、前記操作部材の押し込み動作時において、前
記可動接点が前記押し込み検出用の固定接点に接触し、
また、前記操作部材の回転動作時において、左右それぞ
れ第1段と第2段の2段階に回転して、前記可動接点が
前記回転検出用の固定接点に接触するようにした構成と
した。
の第1の解決手段として、回転検出用の固定接点と押し
込み検出用の固定接点とを有する絶縁基体と、回転、及
び押し込み動作可能に取り付けられ、可動接点を設けた
操作部材とを備え、前記操作部材は、その中間部におい
て支軸によって保持されると共に、前記操作部材は、前
記絶縁基体の表面と平行な方向への押し込み動作と、前
記支軸を回転軸として中立状態から左右への回転動作と
が可能で、前記操作部材の押し込み動作時において、前
記可動接点が前記押し込み検出用の固定接点に接触し、
また、前記操作部材の回転動作時において、左右それぞ
れ第1段と第2段の2段階に回転して、前記可動接点が
前記回転検出用の固定接点に接触するようにした構成と
した。
【0006】また、第2の解決手段として、クリック手
段を有し、このクリック手段によって前記第1段と前記
第2段との間の回転動作にクリック感を持たせ、前記操
作部材を2段階に回転するようにした構成とした。ま
た、第3の解決手段として、前記クリック手段によっ
て、前記操作部材の押し込み動作にクリック感を持たせ
るようにした構成とした。
段を有し、このクリック手段によって前記第1段と前記
第2段との間の回転動作にクリック感を持たせ、前記操
作部材を2段階に回転するようにした構成とした。ま
た、第3の解決手段として、前記クリック手段によっ
て、前記操作部材の押し込み動作にクリック感を持たせ
るようにした構成とした。
【0007】また、第4の解決手段として、前記操作部
材は前記絶縁基体に取り付けられると共に、前記操作部
材の一部を覆うように前記絶縁基体には蓋体が取り付け
られて、前記操作部材は前記絶縁基体と前記蓋体との間
で挟持され、凹凸部からなる前記クリック手段が前記絶
縁基体と前記蓋体とで形成された構成とした。
材は前記絶縁基体に取り付けられると共に、前記操作部
材の一部を覆うように前記絶縁基体には蓋体が取り付け
られて、前記操作部材は前記絶縁基体と前記蓋体との間
で挟持され、凹凸部からなる前記クリック手段が前記絶
縁基体と前記蓋体とで形成された構成とした。
【0008】また、第5の解決手段として、前記操作部
材を中立状態に戻す復帰手段を有し、前記操作部材の押
し込み動作後、及び回転動作後において、前記復帰手段
によって前記操作部材を中立状態の位置に復帰させるよ
うにした構成とした。また、第6の解決手段として、前
記復帰手段は、1個の捻りバネによって形成された構成
とした。
材を中立状態に戻す復帰手段を有し、前記操作部材の押
し込み動作後、及び回転動作後において、前記復帰手段
によって前記操作部材を中立状態の位置に復帰させるよ
うにした構成とした。また、第6の解決手段として、前
記復帰手段は、1個の捻りバネによって形成された構成
とした。
【0009】また、第7の解決手段として、前記絶縁基
体と前記操作部材との間には、前記操作部材の押し込み
動作、及び回転動作をガイドするガイド手段が設けられ
た構成とした。また、第8の解決手段として、前記ガイ
ド手段は、前記絶縁基体に設けられた略T型の溝部と、
前記操作部材に設けられ、前記溝部に嵌入した突部とで
構成され、前記操作部材の操作時、前記突部が前記溝部
にガイドされて移動するようにした構成とした。
体と前記操作部材との間には、前記操作部材の押し込み
動作、及び回転動作をガイドするガイド手段が設けられ
た構成とした。また、第8の解決手段として、前記ガイ
ド手段は、前記絶縁基体に設けられた略T型の溝部と、
前記操作部材に設けられ、前記溝部に嵌入した突部とで
構成され、前記操作部材の操作時、前記突部が前記溝部
にガイドされて移動するようにした構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の複合操作型スイッチを図
1〜図11に基づいて説明すると、図1〜図11は何れ
も本発明の複合操作型スイッチを示し、図1は平面図、
図2は背面図、図3は図1の3−3線における断面図、
図4は図3の4−4線における断面図、図5は絶縁基体
の平面図、図6〜図11は動作を示す説明図である。
1〜図11に基づいて説明すると、図1〜図11は何れ
も本発明の複合操作型スイッチを示し、図1は平面図、
図2は背面図、図3は図1の3−3線における断面図、
図4は図3の4−4線における断面図、図5は絶縁基体
の平面図、図6〜図11は動作を示す説明図である。
【0011】次に、本発明の複合操作型スイッチの構成
を図1〜図11に基づいて説明すると、合成樹脂の成型
品からなり、ハウジングの一部を構成する絶縁基体1
は、前方部が山形状をなした平板状の基部1aと、基部
1aの前方部を開放した状態で、基部1aの側部と後側
部とに基部1aから直角状態に設けられた側壁1bと、
基部1aの前方部に設けられた長孔1cと、基部1aの
ほぼ中央部に設けられた略T型の溝部1dとを有する。
を図1〜図11に基づいて説明すると、合成樹脂の成型
品からなり、ハウジングの一部を構成する絶縁基体1
は、前方部が山形状をなした平板状の基部1aと、基部
1aの前方部を開放した状態で、基部1aの側部と後側
部とに基部1aから直角状態に設けられた側壁1bと、
基部1aの前方部に設けられた長孔1cと、基部1aの
ほぼ中央部に設けられた略T型の溝部1dとを有する。
【0012】金属材からなる複数個の回転検出用の固定
接点2と、金属材からなる複数個の押し込み検出用の固
定接点3は、それぞれ接点部2a、3aと、端子部2
b、3bとを有し、固定接点2,3は、絶縁基体1に埋
設されて取り付けられ、接点部2a、3aは、基部1a
の表面に露出し、端子部2b、3bは、基部1aから外
方に突出した状態で取り付けられている。
接点2と、金属材からなる複数個の押し込み検出用の固
定接点3は、それぞれ接点部2a、3aと、端子部2
b、3bとを有し、固定接点2,3は、絶縁基体1に埋
設されて取り付けられ、接点部2a、3aは、基部1a
の表面に露出し、端子部2b、3bは、基部1aから外
方に突出した状態で取り付けられている。
【0013】また、回転検出用の固定接点2の接点部2
aは、長孔1cを中心とした2列が円弧状に配設され、
また、押し込み検出用の固定接点3の接点部3aは、長
孔1cの中心を通る線で、円弧状に配設された固定接点
2を二分するような中央部に配設されている。即ち、回
転検出用の固定接点2は、固定接点3をセンターとし
て、左右に配設されたものとなっている。
aは、長孔1cを中心とした2列が円弧状に配設され、
また、押し込み検出用の固定接点3の接点部3aは、長
孔1cの中心を通る線で、円弧状に配設された固定接点
2を二分するような中央部に配設されている。即ち、回
転検出用の固定接点2は、固定接点3をセンターとし
て、左右に配設されたものとなっている。
【0014】合成樹脂の成型品等からなる操作部材4
は、矩形状の作動部4aと、作動部4aの前方部に設け
られた円弧状の操作部4bと、作動部4aの中間部から
突出する円柱状の支軸4cと、支軸4cから若干の間隔
を置いて作動部4aに設けられ、前方部にV字状の壁部
4dを有する台座部4eと、この台座部4eより後方部
において作動部4aに設けられた突部4fと、これら突
部4f、台座部4e、及び支軸4cが設けられた作動部
4aの面と反対面に設けられた凹部4gとを有する。
は、矩形状の作動部4aと、作動部4aの前方部に設け
られた円弧状の操作部4bと、作動部4aの中間部から
突出する円柱状の支軸4cと、支軸4cから若干の間隔
を置いて作動部4aに設けられ、前方部にV字状の壁部
4dを有する台座部4eと、この台座部4eより後方部
において作動部4aに設けられた突部4fと、これら突
部4f、台座部4e、及び支軸4cが設けられた作動部
4aの面と反対面に設けられた凹部4gとを有する。
【0015】そして、この操作部材4は、台座部4eが
絶縁基体1の基部1aに載置されて状態で、支軸4cが
長孔1cに挿通されると共に、突部4fが溝部1dに嵌
入されて取り付けられている。また、この操作部材4
は、支軸4cを回転軸として左右に回転可能で、その回
転時、突部4fが溝部1dの横溝をガイドにして移動
し、また、操作部材4は、押し込み動作が可能で、その
押し込み時、突部4fが溝部1dの縦溝をガイドにして
移動するようになっており、この突部4fと溝部1dと
でガイド手段Gが形成されている。なお、ガイド手段G
は、操作部材4に溝部を設けて、この溝部に絶縁基体1
に設けた突部を嵌入させても良い。
絶縁基体1の基部1aに載置されて状態で、支軸4cが
長孔1cに挿通されると共に、突部4fが溝部1dに嵌
入されて取り付けられている。また、この操作部材4
は、支軸4cを回転軸として左右に回転可能で、その回
転時、突部4fが溝部1dの横溝をガイドにして移動
し、また、操作部材4は、押し込み動作が可能で、その
押し込み時、突部4fが溝部1dの縦溝をガイドにして
移動するようになっており、この突部4fと溝部1dと
でガイド手段Gが形成されている。なお、ガイド手段G
は、操作部材4に溝部を設けて、この溝部に絶縁基体1
に設けた突部を嵌入させても良い。
【0016】コイルバネ等の捻りバネからなる復帰手段
5は、円形状の保持部5aと、この保持部5aから互い
に反対方向に延びる一対の腕部5bとを有している。そ
して、この復帰手段5は、保持部5aに支軸4cを挿通
され、保持部5aが基部1aと作動部4aとに挟まれて
取り付けられると共に、一対の腕部5bを基部1aの前
方部に掛け止めして取り付けられている。この復帰手段
5が取り付けられた際、その一部が支軸4cと壁部4d
との間に位置して、腕部5bが壁部4dに当接、或いは
近接した状態となっている。
5は、円形状の保持部5aと、この保持部5aから互い
に反対方向に延びる一対の腕部5bとを有している。そ
して、この復帰手段5は、保持部5aに支軸4cを挿通
され、保持部5aが基部1aと作動部4aとに挟まれて
取り付けられると共に、一対の腕部5bを基部1aの前
方部に掛け止めして取り付けられている。この復帰手段
5が取り付けられた際、その一部が支軸4cと壁部4d
との間に位置して、腕部5bが壁部4dに当接、或いは
近接した状態となっている。
【0017】そして、復帰手段5が操作部材4と絶縁基
体1とに取り付けられた際、操作部材4は、支軸4cが
長孔1cの前方部に押し付けられると共に、突部4fが
溝部1dの縦溝と横溝の交点、即ち、作動部4aが基部
1aのセンターに位置した中立状態の位置となってい
る。
体1とに取り付けられた際、操作部材4は、支軸4cが
長孔1cの前方部に押し付けられると共に、突部4fが
溝部1dの縦溝と横溝の交点、即ち、作動部4aが基部
1aのセンターに位置した中立状態の位置となってい
る。
【0018】そして、操作部4bを、支軸4cを回転軸
として左方向A1に回転すると、壁部4の右側に位置す
る先端部S1が復帰手段5の一方の腕部5bを押圧しな
がら回転し、回転後、その左方向A1の回転力を解除す
ると、一方の腕部5dのバネ性により先端部S1が押し
戻されて、操作部材4は中立状態に自動的に復帰する。
として左方向A1に回転すると、壁部4の右側に位置す
る先端部S1が復帰手段5の一方の腕部5bを押圧しな
がら回転し、回転後、その左方向A1の回転力を解除す
ると、一方の腕部5dのバネ性により先端部S1が押し
戻されて、操作部材4は中立状態に自動的に復帰する。
【0019】また、操作部4bを、支軸4cを回転軸と
して右方向A2に回転すると、壁部4の左側に位置する
先端部S2が復帰手段5の他方の腕部5bを押圧しなが
ら回転し、回転後、その右方向A2の回転力を解除する
と、他方の腕部5dのバネ性により先端部S2が押し戻
されて、操作部材4は中立状態に自動的に復帰する。
して右方向A2に回転すると、壁部4の左側に位置する
先端部S2が復帰手段5の他方の腕部5bを押圧しなが
ら回転し、回転後、その右方向A2の回転力を解除する
と、他方の腕部5dのバネ性により先端部S2が押し戻
されて、操作部材4は中立状態に自動的に復帰する。
【0020】更に、操作部4bを押し込み方向A3に押
し込み動作すると、復帰手段5は一対の腕部5bで形成
される角度が小さくなるように変形して、操作部材4の
押し込み動作を可能とし、その押し込み動作後、押し込
み動作力を解除すると、一つの腕部5bは、その角度を
広げるような力が働き、これによって操作部材4が押し
込み前の中立状態の位置に自動的に復帰する。
し込み動作すると、復帰手段5は一対の腕部5bで形成
される角度が小さくなるように変形して、操作部材4の
押し込み動作を可能とし、その押し込み動作後、押し込
み動作力を解除すると、一つの腕部5bは、その角度を
広げるような力が働き、これによって操作部材4が押し
込み前の中立状態の位置に自動的に復帰する。
【0021】可動接点6は、バネ性ある金属板からな
り、互いに導通状態にある第1と第2の接点部6a、6
bを有し、この可動接点6は、操作部材4の作動部4a
に取り付けられて、操作部材4の動きに伴って移動する
ようになっている。そして、この可動接点6は、操作部
材4の回転動作により、2列に配設された回転検出用の
固定接点2の接点部2aに接触可能であると共に、操作
部材4の押し込み動作により、押し込み検出用の一対の
固定接点3の接点部3aに接触可能となっている。
り、互いに導通状態にある第1と第2の接点部6a、6
bを有し、この可動接点6は、操作部材4の作動部4a
に取り付けられて、操作部材4の動きに伴って移動する
ようになっている。そして、この可動接点6は、操作部
材4の回転動作により、2列に配設された回転検出用の
固定接点2の接点部2aに接触可能であると共に、操作
部材4の押し込み動作により、押し込み検出用の一対の
固定接点3の接点部3aに接触可能となっている。
【0022】バネ性ある金属板、或いは平板状の合成樹
脂の成型品からなる蓋体7は、ほぼ絶縁基体1と同様の
形状に形成され、C字状の溝7aと、このC字状の溝7
aによって形成された弾性片7bと、この弾性片7bに
設けられた3個の凸部7c、7d、7eとを有する。そ
して、3個の凸部7c、7d、7eは、三角状の頂部に
位置して設けられ、そして、蓋体7は、操作部材4の一
部を覆うように、絶縁基体1の側壁1b上に載置され
て、蓋体7は絶縁基体1に適宜手段により取り付けら
れ、この蓋体7と絶縁基体1とで可動接点6等を覆うハ
ウジングが形成されている。
脂の成型品からなる蓋体7は、ほぼ絶縁基体1と同様の
形状に形成され、C字状の溝7aと、このC字状の溝7
aによって形成された弾性片7bと、この弾性片7bに
設けられた3個の凸部7c、7d、7eとを有する。そ
して、3個の凸部7c、7d、7eは、三角状の頂部に
位置して設けられ、そして、蓋体7は、操作部材4の一
部を覆うように、絶縁基体1の側壁1b上に載置され
て、蓋体7は絶縁基体1に適宜手段により取り付けら
れ、この蓋体7と絶縁基体1とで可動接点6等を覆うハ
ウジングが形成されている。
【0023】また、蓋体7が取り付けられると、操作部
材4は、絶縁基体1と蓋体7とで挟持されて取り付けら
れると共に、蓋体7の凸部7c、7d、7eは、操作部
材4の移動によって凹部4gと係脱を行って、操作部材
4にクリック感を与え、凹部4gと凸部7c、7d、7
eとでクリック手段Kが形成されている。なお、このク
リック手段Kは、凹部を蓋体7に設けると共に、凸部を
操作部材4に設けたものでも良い。
材4は、絶縁基体1と蓋体7とで挟持されて取り付けら
れると共に、蓋体7の凸部7c、7d、7eは、操作部
材4の移動によって凹部4gと係脱を行って、操作部材
4にクリック感を与え、凹部4gと凸部7c、7d、7
eとでクリック手段Kが形成されている。なお、このク
リック手段Kは、凹部を蓋体7に設けると共に、凸部を
操作部材4に設けたものでも良い。
【0024】そして、蓋体7が取り付けられた状態で、
操作部材4を左方向A1に回転すると、操作部材4の凹
部4gに凸部7cが係合して、操作部材4にクリック感
が与えられると共に、操作部材4の左方向A1の第1段
Y1の回転動作が行われ、更に、操作部材4を左方向A
1に回転すると、凹部4gから凸部7cが脱して、突部
4fが溝部1dの横溝の端部にぶつかるまで操作部材4
が回転して、操作部材4の左方向A1の第2段Y2の回
転動作が行われるようになり、これによって、操作部材
4は、左方向A1に2段階の回転動作が行われるように
なっている。そして、第1段Y1,及び第2段Y2の時
に、それぞれ固定接点2の切換が行われれると共に、操
作部材4の左方向A1の回転における第1段Y1、或い
は第2段Y2の時点で、その回転力を解除すると、操作
部材4は復帰手段5により自動的に中立状態に戻るよう
になっている。
操作部材4を左方向A1に回転すると、操作部材4の凹
部4gに凸部7cが係合して、操作部材4にクリック感
が与えられると共に、操作部材4の左方向A1の第1段
Y1の回転動作が行われ、更に、操作部材4を左方向A
1に回転すると、凹部4gから凸部7cが脱して、突部
4fが溝部1dの横溝の端部にぶつかるまで操作部材4
が回転して、操作部材4の左方向A1の第2段Y2の回
転動作が行われるようになり、これによって、操作部材
4は、左方向A1に2段階の回転動作が行われるように
なっている。そして、第1段Y1,及び第2段Y2の時
に、それぞれ固定接点2の切換が行われれると共に、操
作部材4の左方向A1の回転における第1段Y1、或い
は第2段Y2の時点で、その回転力を解除すると、操作
部材4は復帰手段5により自動的に中立状態に戻るよう
になっている。
【0025】また、蓋体7が取り付けられた状態で、操
作部材4を右方向A2に回転すると、操作部材4の凹部
4gに凸部7dが係合して、操作部材4にクリック感が
与えられると共に、操作部材4の右方向A2の第1段Z
1の回転動作が行われ、更に、操作部材4を右方向A2
に回転すると、凹部4gから凸部7dが脱して、突部4
fが溝部1dの横溝の端部にぶつかるまで操作部材4が
回転して、操作部材4の右方向A2の第2段Z2の回転
動作が行われるようになり、これによって、操作部材4
は、右方向A2に2段階の回転動作が行われるようにな
っている。そして、第1段Z1,及び第2段Z2の時
に、それぞれ固定接点2の切換が行われると共に、操作
部材4の右方向A2の回転における第1段Z1、或いは
第2段Z2の時点で、その回転力を解除すると、操作部
材4は復帰手段5により自動的に中立状態に戻るように
なっている。
作部材4を右方向A2に回転すると、操作部材4の凹部
4gに凸部7dが係合して、操作部材4にクリック感が
与えられると共に、操作部材4の右方向A2の第1段Z
1の回転動作が行われ、更に、操作部材4を右方向A2
に回転すると、凹部4gから凸部7dが脱して、突部4
fが溝部1dの横溝の端部にぶつかるまで操作部材4が
回転して、操作部材4の右方向A2の第2段Z2の回転
動作が行われるようになり、これによって、操作部材4
は、右方向A2に2段階の回転動作が行われるようにな
っている。そして、第1段Z1,及び第2段Z2の時
に、それぞれ固定接点2の切換が行われると共に、操作
部材4の右方向A2の回転における第1段Z1、或いは
第2段Z2の時点で、その回転力を解除すると、操作部
材4は復帰手段5により自動的に中立状態に戻るように
なっている。
【0026】更に、蓋体7が取り付けられた状態で、操
作部材4を押し込み方向A3に押し込み動作すると、操
作部材4の凹部4gに凸部7eが係合して、操作部材4
にクリック感が与えられると共に、固定接点3の切換が
行われる。そして、操作部材4が溝部1dの縦溝の端部
にぶつかって移動が停止した後、その押し込み力を解除
すると、操作部材4は復帰手段5により自動的に中立状
態に戻るようになっている。
作部材4を押し込み方向A3に押し込み動作すると、操
作部材4の凹部4gに凸部7eが係合して、操作部材4
にクリック感が与えられると共に、固定接点3の切換が
行われる。そして、操作部材4が溝部1dの縦溝の端部
にぶつかって移動が停止した後、その押し込み力を解除
すると、操作部材4は復帰手段5により自動的に中立状
態に戻るようになっている。
【0027】次に、このような構成を有する本発明の複
合操作型スイッチの動作を説明すると、図4は操作部材
4が未作動の中立状態を示し、この状態で、図6に示す
ように、操作部材4を左方向A1に復帰手段5に抗して
回転すると、突部4fが溝部1dの横溝にガイドされな
がら操作部材4は回転し、操作部材4が第1段Y1の位
置まで回転すると、凹部4gに突部7cが係合して操作
部材4にクリック感が得られると共に、可動接点6も操
作部材4と共に回転して、図11に示すように、可動接
点6が固定接点2間において、短絡状態T1となる。
合操作型スイッチの動作を説明すると、図4は操作部材
4が未作動の中立状態を示し、この状態で、図6に示す
ように、操作部材4を左方向A1に復帰手段5に抗して
回転すると、突部4fが溝部1dの横溝にガイドされな
がら操作部材4は回転し、操作部材4が第1段Y1の位
置まで回転すると、凹部4gに突部7cが係合して操作
部材4にクリック感が得られると共に、可動接点6も操
作部材4と共に回転して、図11に示すように、可動接
点6が固定接点2間において、短絡状態T1となる。
【0028】そして、更に、図6の状態から操作部材4
を左方向A1に復帰手段5に抗して回転すると、凹部4
gが突部7cから脱して、突部4fが溝部1dの横溝に
ガイドされながら操作部材4は回転し、図7に示すよう
に、操作部材4が第2段Y2の位置まで2段階に回転す
ると、可動接点6も操作部材4と共に回転して、図11
に示すように、可動接点6が固定接点2間において、短
絡状態T1から短絡状態T2となる。
を左方向A1に復帰手段5に抗して回転すると、凹部4
gが突部7cから脱して、突部4fが溝部1dの横溝に
ガイドされながら操作部材4は回転し、図7に示すよう
に、操作部材4が第2段Y2の位置まで2段階に回転す
ると、可動接点6も操作部材4と共に回転して、図11
に示すように、可動接点6が固定接点2間において、短
絡状態T1から短絡状態T2となる。
【0029】そして、第1段Y1,及び第2段Y2の時
に、操作部材4の左方向A1の回転における第1段Y
1、或いは第2段Y2の時点で、その回転力を解除する
と、操作部材4は復帰手段5により自動的に図4に示す
ような中立状態に戻る。
に、操作部材4の左方向A1の回転における第1段Y
1、或いは第2段Y2の時点で、その回転力を解除する
と、操作部材4は復帰手段5により自動的に図4に示す
ような中立状態に戻る。
【0030】次に、図4の状態から図8に示すように、
操作部材4を右方向A2に復帰手段5に抗して回転する
と、突部4fが溝部1dの横溝にガイドされながら操作
部材4は回転し、操作部材4が第1段Z1の位置まで回
転すると、凹部4gに突部7dが係合して操作部材4に
クリック感が得られると共に、可動接点6も操作部材4
と共に回転して、図11に示すように、可動接点6が固
定接点2間において、短絡状態T3となる。
操作部材4を右方向A2に復帰手段5に抗して回転する
と、突部4fが溝部1dの横溝にガイドされながら操作
部材4は回転し、操作部材4が第1段Z1の位置まで回
転すると、凹部4gに突部7dが係合して操作部材4に
クリック感が得られると共に、可動接点6も操作部材4
と共に回転して、図11に示すように、可動接点6が固
定接点2間において、短絡状態T3となる。
【0031】そして、更に、図8の状態から操作部材4
を左方向A2に復帰手段5に抗して回転すると、凹部4
gが突部7dから脱して、突部4fが溝部1dの横溝に
ガイドされながら操作部材4は回転し、図9に示すよう
に、操作部材4が第2段Z2の位置まで2段階に回転す
ると、可動接点6も操作部材4と共に回転して、図11
に示すように、可動接点6が固定接点2間において、短
絡状態T3から短絡状態T4となる。
を左方向A2に復帰手段5に抗して回転すると、凹部4
gが突部7dから脱して、突部4fが溝部1dの横溝に
ガイドされながら操作部材4は回転し、図9に示すよう
に、操作部材4が第2段Z2の位置まで2段階に回転す
ると、可動接点6も操作部材4と共に回転して、図11
に示すように、可動接点6が固定接点2間において、短
絡状態T3から短絡状態T4となる。
【0032】そして、第1段Z1,及び第2段Z2の時
に、操作部材4の右方向A2の回転における第1段Z
1、或いは第2段Z2の時点で、その回転力を解除する
と、操作部材4は復帰手段5により自動的に図4に示す
ような中立状態に戻る。
に、操作部材4の右方向A2の回転における第1段Z
1、或いは第2段Z2の時点で、その回転力を解除する
と、操作部材4は復帰手段5により自動的に図4に示す
ような中立状態に戻る。
【0033】また、図4の状態から図10に示すよう
に、操作部材4を押し込み方向A3に復帰手段5に抗し
て押し込み動作すると、突部4fが溝部1dの縦溝にガ
イドされながら操作部材4は直進移動し、操作部材4の
凹部4gに凸部7eが係合して、操作部材4にクリック
感が与えられると共に、図11に示すように、可動接点
6と固定接点3間において、短絡状態T5となる。そし
て、操作部材4が溝部1dの縦溝の端部にぶつかって移
動が停止した後、その押し込み力を解除すると、操作部
材4は復帰手段5により自動的に図4に示すような中立
状態に戻る。
に、操作部材4を押し込み方向A3に復帰手段5に抗し
て押し込み動作すると、突部4fが溝部1dの縦溝にガ
イドされながら操作部材4は直進移動し、操作部材4の
凹部4gに凸部7eが係合して、操作部材4にクリック
感が与えられると共に、図11に示すように、可動接点
6と固定接点3間において、短絡状態T5となる。そし
て、操作部材4が溝部1dの縦溝の端部にぶつかって移
動が停止した後、その押し込み力を解除すると、操作部
材4は復帰手段5により自動的に図4に示すような中立
状態に戻る。
【0034】本発明の複合操作型スイッチは、上述した
ような多種の操作を行うことによって、接点の切換数を
多く行うようになっている。
ような多種の操作を行うことによって、接点の切換数を
多く行うようになっている。
【0035】次に、このような複合操作型スイッチを携
帯用情報機器に使用した場合を例に、図12,図13に
基づいて説明すると、携帯用情報機器21のケース22
には、複合操作型スイッチSWが収納されると共に、ケ
ース22の側面から複合操作型スイッチSWの操作部4
bが突出し、また、ケース22の正面には、ディスプレ
ー23が設けられている。そして、携帯用情報機器21
には、文字情報が蓄積されて、この文字情報をディスプ
レー23によって表示すると共に、複合操作型スイッチ
SWで文字情報の編集を行うようにしたものである。
帯用情報機器に使用した場合を例に、図12,図13に
基づいて説明すると、携帯用情報機器21のケース22
には、複合操作型スイッチSWが収納されると共に、ケ
ース22の側面から複合操作型スイッチSWの操作部4
bが突出し、また、ケース22の正面には、ディスプレ
ー23が設けられている。そして、携帯用情報機器21
には、文字情報が蓄積されて、この文字情報をディスプ
レー23によって表示すると共に、複合操作型スイッチ
SWで文字情報の編集を行うようにしたものである。
【0036】このように、複合操作型スイッチSWを編
集用、例えば、文字情報のコピー用として使用した場合
について説明すると、図13に示すように、ディスプレ
ー23には文字情報が表示された状態となっていると共
に、所定の位置にカーソル24が位置した状態となって
いる。
集用、例えば、文字情報のコピー用として使用した場合
について説明すると、図13に示すように、ディスプレ
ー23には文字情報が表示された状態となっていると共
に、所定の位置にカーソル24が位置した状態となって
いる。
【0037】そして、編集のために文字情報のコピーを
行う際、先ず、別の操作ボタンでコピーモードにした
後、複合操作型スイッチSWの操作部4bを親指等で、
押し込み方向A3に押し込むと、短絡状態T5となっ
て、コピーの初期位置が決定され、しかる後、押し込み
操作を解除すると、操作部4bは、元の状態に自動的に
復帰する。
行う際、先ず、別の操作ボタンでコピーモードにした
後、複合操作型スイッチSWの操作部4bを親指等で、
押し込み方向A3に押し込むと、短絡状態T5となっ
て、コピーの初期位置が決定され、しかる後、押し込み
操作を解除すると、操作部4bは、元の状態に自動的に
復帰する。
【0038】次に、複合操作型スイッチSWの操作部4
bを親指等で、左方向A1に第1段Y1の回転を行う
と、短絡状態T1となり、すると、カーソル24が矢印
P1方向に一文字毎に、低速度で移動してコピー範囲を
指定しする。また、操作部4bを第1段Y1に回転した
後、更に、第2段Y2まで回転すると、短絡状態T2と
なり、カーソル24が矢印P1方向に高速で移動する。
そして、この高速移動は、複数の文字数(例えば、10
字)毎に、間欠的に移動したり、或いは、カーソル24
の移動の速さを早くすることによって行うようになって
いる。即ち、コピー範囲が多い時、或いは、早くコピー
範囲を指定したい時、操作部4bを第2段Y2まで回転
することにより、その操作を効率的に行うことができ
る。
bを親指等で、左方向A1に第1段Y1の回転を行う
と、短絡状態T1となり、すると、カーソル24が矢印
P1方向に一文字毎に、低速度で移動してコピー範囲を
指定しする。また、操作部4bを第1段Y1に回転した
後、更に、第2段Y2まで回転すると、短絡状態T2と
なり、カーソル24が矢印P1方向に高速で移動する。
そして、この高速移動は、複数の文字数(例えば、10
字)毎に、間欠的に移動したり、或いは、カーソル24
の移動の速さを早くすることによって行うようになって
いる。即ち、コピー範囲が多い時、或いは、早くコピー
範囲を指定したい時、操作部4bを第2段Y2まで回転
することにより、その操作を効率的に行うことができ
る。
【0039】そして、コピー範囲の所定の位置で操作部
4bの操作を解除すると、短絡状態T1、或いはT2が
解除されて操作部4bは、元の状態に自動的に復帰す
る。次に、操作部4bを押し込み方向A3に押し込む
と、短絡状態T5となってそのコピー範囲が決定され、
しかる後、押し込み操作を解除すると、操作部4bは元
の状態に自動的に復帰する。しかる後、別の操作ボタン
でカーソル24をコピー位置まで移動すると、文字情報
のコピーが完了するものである。
4bの操作を解除すると、短絡状態T1、或いはT2が
解除されて操作部4bは、元の状態に自動的に復帰す
る。次に、操作部4bを押し込み方向A3に押し込む
と、短絡状態T5となってそのコピー範囲が決定され、
しかる後、押し込み操作を解除すると、操作部4bは元
の状態に自動的に復帰する。しかる後、別の操作ボタン
でカーソル24をコピー位置まで移動すると、文字情報
のコピーが完了するものである。
【0040】次に、矢印P2方向でのコピーを行い時
は、操作部4bを押し込み操作してカーソル24の初期
位置を決定した後、操作部4bを親指等で、左方向A2
に第1段Z1の回転を行うと、短絡状態T3となり、す
ると、カーソル24が矢印P2方向に一文字毎に、低速
度で移動してコピー範囲を指定しする。また、操作部4
bを第1段Z1に回転した後、更に、第2段Z2まで回
転すると、短絡状態T4となり、カーソル24が矢印P
2方向に高速で移動する。
は、操作部4bを押し込み操作してカーソル24の初期
位置を決定した後、操作部4bを親指等で、左方向A2
に第1段Z1の回転を行うと、短絡状態T3となり、す
ると、カーソル24が矢印P2方向に一文字毎に、低速
度で移動してコピー範囲を指定しする。また、操作部4
bを第1段Z1に回転した後、更に、第2段Z2まで回
転すると、短絡状態T4となり、カーソル24が矢印P
2方向に高速で移動する。
【0041】そして、この高速移動は、前記と同様に、
複数の文字数(例えば、10字)毎に、間欠的に移動し
たり、或いは、カーソル24の移動の速さを早くするこ
とによって行うようになっている。即ち、コピー範囲が
多い時、或いは、早くコピー範囲を指定したい時、操作
部4bを第2段Z2まで回転することにより、その操作
を効率的に行うことができる。
複数の文字数(例えば、10字)毎に、間欠的に移動し
たり、或いは、カーソル24の移動の速さを早くするこ
とによって行うようになっている。即ち、コピー範囲が
多い時、或いは、早くコピー範囲を指定したい時、操作
部4bを第2段Z2まで回転することにより、その操作
を効率的に行うことができる。
【0042】そして、コピー範囲の所定の位置で操作部
4bの操作を解除すると、短絡状態T3、或いはT4が
解除されて操作部4bは、元の状態に自動的に復帰す
る。次に、操作部4bを押し込み方向A3に押し込む
と、短絡状態T5となってそのコピー範囲が決定され、
しかる後、押し込み操作を解除すると、操作部4bは元
の状態に自動的に復帰する。しかる後、別の操作ボタン
でカーソル24をコピー位置まで移動すると、文字情報
のコピーが完了するものである。
4bの操作を解除すると、短絡状態T3、或いはT4が
解除されて操作部4bは、元の状態に自動的に復帰す
る。次に、操作部4bを押し込み方向A3に押し込む
と、短絡状態T5となってそのコピー範囲が決定され、
しかる後、押し込み操作を解除すると、操作部4bは元
の状態に自動的に復帰する。しかる後、別の操作ボタン
でカーソル24をコピー位置まで移動すると、文字情報
のコピーが完了するものである。
【0043】また、上記例では、複合操作型スイッチS
Wを編集用に使用したもので説明したが、その他の機能
に使用しても良い。なお、本発明の複合操作型スイッチ
は、カメラ、携帯用電話機、或いは携帯用の音響機器等
に使用しても良い。
Wを編集用に使用したもので説明したが、その他の機能
に使用しても良い。なお、本発明の複合操作型スイッチ
は、カメラ、携帯用電話機、或いは携帯用の音響機器等
に使用しても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明の複合操作型スイッチにおいて、
操作部材4は、絶縁基体1の表面と平行な方向への押し
込み動作と、支軸4cを回転軸として中立状態から左右
への回転動作とが可能で、操作部材4の押し込み動作時
において、可動接点6が押し込み検出用の固定接点3に
接触し、また、操作部材4の回転動作時において、左右
それぞれ第1段と第2段の2段階に回転して、可動接点
6が回転検出用の固定接点2に接触するようにしたた
め、多種の操作が可能であると共に、それに伴い接点の
切換数の多い複合操作型スイッチを提供できる。そし
て、このような複合操作型スイッチを携帯用情報機器等
に使用すると、スイッチを少なくできて、小型で、操作
性の良好な機器を提供できるものである。
操作部材4は、絶縁基体1の表面と平行な方向への押し
込み動作と、支軸4cを回転軸として中立状態から左右
への回転動作とが可能で、操作部材4の押し込み動作時
において、可動接点6が押し込み検出用の固定接点3に
接触し、また、操作部材4の回転動作時において、左右
それぞれ第1段と第2段の2段階に回転して、可動接点
6が回転検出用の固定接点2に接触するようにしたた
め、多種の操作が可能であると共に、それに伴い接点の
切換数の多い複合操作型スイッチを提供できる。そし
て、このような複合操作型スイッチを携帯用情報機器等
に使用すると、スイッチを少なくできて、小型で、操作
性の良好な機器を提供できるものである。
【0045】また、クリック手段Kを有し、このクリッ
ク手段Kによって第1段と第2段との間の回転動作にク
リック感を持たせ、操作部材4を2段階に回転するよう
にしたため、操作部材4の回転動作の第1段と第2との
間でクリック感が生じて、回転操作の区分けを明確にで
きて、操作の確実な複合操作型スイッチを提供できる。
ク手段Kによって第1段と第2段との間の回転動作にク
リック感を持たせ、操作部材4を2段階に回転するよう
にしたため、操作部材4の回転動作の第1段と第2との
間でクリック感が生じて、回転操作の区分けを明確にで
きて、操作の確実な複合操作型スイッチを提供できる。
【0046】また、クリック手段Kによって、操作部材
4の押し込み動作にクリック感を持たせるようにしたた
め、操作部材4の押し込みでクリック感が生じて、押し
込み位置での接点の切換が明確となり、操作の確実な複
合操作型スイッチを提供できる。
4の押し込み動作にクリック感を持たせるようにしたた
め、操作部材4の押し込みでクリック感が生じて、押し
込み位置での接点の切換が明確となり、操作の確実な複
合操作型スイッチを提供できる。
【0047】また、操作部材4は絶縁基体1に取り付け
られると共に、操作部材4の一部を覆うように絶縁基体
1には蓋体7が取り付けられて、操作部材4は絶縁基体
1と蓋体7との間で挟持された構成であるため、操作部
材4の取付が簡単で、部品点数が少なく、小型で、安価
な複合操作型スイッチを提供できる。また、凹凸部から
なるクリック手段Kが絶縁基体と蓋体7とで形成された
ため、そのクリック手段Kを簡単な構成で形成できて、
安価なものが得られる。
られると共に、操作部材4の一部を覆うように絶縁基体
1には蓋体7が取り付けられて、操作部材4は絶縁基体
1と蓋体7との間で挟持された構成であるため、操作部
材4の取付が簡単で、部品点数が少なく、小型で、安価
な複合操作型スイッチを提供できる。また、凹凸部から
なるクリック手段Kが絶縁基体と蓋体7とで形成された
ため、そのクリック手段Kを簡単な構成で形成できて、
安価なものが得られる。
【0048】また、操作部材4を中立状態に戻す復帰手
段5を有し、操作部材4の押し込み動作後、及び回転動
作後において、復帰手段5によって操作部材4を中立状
態の位置に復帰させるようにしたため、操作部材4が自
動的に復帰できて、操作性の良好な複合操作型スイッチ
を提供できる。また、復帰手段5は、1個の捻りバネに
よって形成されたため、部品点数が少なく、安価で小型
の複合操作型スイッチを提供できる。
段5を有し、操作部材4の押し込み動作後、及び回転動
作後において、復帰手段5によって操作部材4を中立状
態の位置に復帰させるようにしたため、操作部材4が自
動的に復帰できて、操作性の良好な複合操作型スイッチ
を提供できる。また、復帰手段5は、1個の捻りバネに
よって形成されたため、部品点数が少なく、安価で小型
の複合操作型スイッチを提供できる。
【0049】また、絶縁基体1と操作部材4との間に
は、操作部材4の押し込み動作、及び回転動作をガイド
するガイド手段Gが設けられたため、操作部材4の回
転、及び押し込み動作が安定し、操作が確実で、安定し
た複合操作型スイッチを提供できる。また、ガイド手段
Gは、絶縁基体1に設けられた略T型の溝部1dと、操
作部材4に設けられ、溝部1dに嵌入した突部4fとで
構成され、操作部材4の操作時、突部4fが溝部1dに
ガイドされて移動するようにしたため、その構成が簡単
で、部品点数が少なく、安価な複合操作型スイッチを提
供できる。
は、操作部材4の押し込み動作、及び回転動作をガイド
するガイド手段Gが設けられたため、操作部材4の回
転、及び押し込み動作が安定し、操作が確実で、安定し
た複合操作型スイッチを提供できる。また、ガイド手段
Gは、絶縁基体1に設けられた略T型の溝部1dと、操
作部材4に設けられ、溝部1dに嵌入した突部4fとで
構成され、操作部材4の操作時、突部4fが溝部1dに
ガイドされて移動するようにしたため、その構成が簡単
で、部品点数が少なく、安価な複合操作型スイッチを提
供できる。
【図1】本発明の複合操作型スイッチの平面図。
【図2】本発明の複合操作型スイッチの背面図。
【図3】図1の3−3線における断面図。
【図4】図3の4−4線における断面図。
【図5】本発明の複合操作型スイッチに係る絶縁基体の
平面図。
平面図。
【図6】本発明の複合操作型スイッチの動作を示す説明
図。
図。
【図7】本発明の複合操作型スイッチの動作を示す説明
図。
図。
【図8】本発明の複合操作型スイッチの動作を示す説明
図。
図。
【図9】本発明の複合操作型スイッチの動作を示す説明
図。
図。
【図10】本発明の複合操作型スイッチの動作を示す説
明図。
明図。
【図11】本発明の複合操作型スイッチにおける短絡状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
【図12】本発明の複合操作型スイッチを使用した携帯
用情報機器の平面図。
用情報機器の平面図。
【図13】本発明の複合操作型スイッチを使用した携帯
用情報機器の動作を示す説明図。
用情報機器の動作を示す説明図。
1 絶縁基体 1a 基部 1b 側壁 1c 長孔 1d 溝部 2 固定接点 2a 接点部 2b 端子部 3 固定接点 3a 接点部 3b 端子部 4 操作部材 4a 作動部 4b 操作部 4c 支軸 4d 壁部 4e 台座部 4f 突部 4g 凹部 5 復帰手段 5a 保持部 5b 腕部 6 可動接点 6a 接点部 6b 接点部 7 蓋体 7a 溝 7b 弾性片 7c 凸部 7d 凸部 7e 凸部 G ガイド手段 S1 先端部 S2 先端部 K クリック手段 A1 左方向 A2 右方向 A3 押し込み方向 Y1 第1段 Y2 第2段 Z1 第1段 Z2 第2段 T1 短絡状態 T2 短絡状態 T3 短絡状態 T4 短絡状態 T5 短絡状態 21 携帯用情報機器 22 ケース 23 ディスプレー 24 カーソル SW 複合操作型スイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 回転検出用の固定接点と押し込み検出用
の固定接点とを有する絶縁基体と、回転、及び押し込み
動作可能に取り付けられ、可動接点を設けた操作部材と
を備え、前記操作部材は、その中間部において支軸によ
って保持されると共に、前記操作部材は、前記絶縁基体
の表面と平行な方向への押し込み動作と、前記支軸を回
転軸として中立状態から左右への回転動作とが可能で、
前記操作部材の押し込み動作時において、前記可動接点
が前記押し込み検出用の固定接点に接触し、また、前記
操作部材の回転動作時において、左右それぞれ第1段と
第2段の2段階に回転して、前記可動接点が前記回転検
出用の固定接点に接触するようにしたことを特徴とする
複合操作型スイッチ。 - 【請求項2】 クリック手段を有し、このクリック手段
によって前記第1段と前記第2段との間の回転動作にク
リック感を持たせ、前記操作部材を2段階に回転するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の複合操作型ス
イッチ。 - 【請求項3】 前記クリック手段によって、前記操作部
材の押し込み動作にクリック感を持たせるようにしたこ
とを特徴とする請求項2記載の複合操作型スイッチ。 - 【請求項4】 前記操作部材は前記絶縁基体に取り付け
られると共に、前記操作部材の一部を覆うように前記絶
縁基体には蓋体が取り付けられて、前記操作部材は前記
絶縁基体と前記蓋体との間で挟持され、凹凸部からなる
前記クリック手段が前記絶縁基体と前記蓋体とで形成さ
れたことを特徴とする請求項2,又は3記載の複合操作
型スイッチ。 - 【請求項5】 前記操作部材を中立状態に戻す復帰手段
を有し、前記操作部材の押し込み動作後、及び回転動作
後において、前記復帰手段によって前記操作部材を中立
状態の位置に復帰させるようにしたことを特徴とする請
求項1から4に何れかに記載の複合操作型スイッチ。 - 【請求項6】 前記復帰手段は、1個の捻りバネによっ
て形成されたことを特徴とする請求項5記載の複合操作
型スイッチ。 - 【請求項7】 前記絶縁基体と前記操作部材との間に
は、前記操作部材の押し込み動作、及び回転動作をガイ
ドするガイド手段が設けられたことを特徴とする請求項
1から6の何れかに記載の複合操作型スイッチ。 - 【請求項8】 前記ガイド手段は、前記絶縁基体に設け
られた略T型の溝部と、前記操作部材に設けられ、前記
溝部に嵌入した突部とで構成され、前記操作部材の操作
時、前記突部が前記溝部にガイドされて移動するように
したことを特徴とする請求項7記載に複合操作型スイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32517199A JP2001143577A (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | 複合操作型スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32517199A JP2001143577A (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | 複合操作型スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=18173812
Family Applications (1)
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JP32517199A Withdrawn JP2001143577A (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | 複合操作型スイッチ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001143577A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005243546A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | 多段操作型スイッチ装置 |
US6943305B2 (en) | 2003-09-29 | 2005-09-13 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Switch device |
WO2005122199A1 (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Clarion Co., Ltd. | コントローラ |
JP2011100567A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Hosiden Corp | 入力装置 |
KR101474012B1 (ko) | 2007-01-19 | 2014-12-17 | 호시덴 가부시기가이샤 | 복합 스위치 |
TWI564925B (zh) * | 2012-03-15 | 2017-01-01 | Omron Tateisi Electronics Co | switch |
-
1999
- 1999-11-16 JP JP32517199A patent/JP2001143577A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943305B2 (en) | 2003-09-29 | 2005-09-13 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Switch device |
JP2005243546A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | 多段操作型スイッチ装置 |
WO2005122199A1 (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Clarion Co., Ltd. | コントローラ |
KR101474012B1 (ko) | 2007-01-19 | 2014-12-17 | 호시덴 가부시기가이샤 | 복합 스위치 |
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