JP2008047492A - 2段プッシュスイッチ - Google Patents

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康徳 佐々木
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Abstract

【課題】押圧操作時のストロークを大きく設定することができ、オーバーストロークを確保でき、さらにスイッチのオン、オフに際し不要な音の発生を抑えることができる。
【解決手段】互いに一体に接続され、共通固定接点13に常時導通する共通用可動接点10、第1個別固定接点11に選択的に導通する第1可動接点8、及び第2個別固定接点12に選択的に導通する第2可動接点9を保持し、ハウジング1内の収納部2内を摺動可能な駆動部材7と、この駆動部材7を摺動させる押圧操作が可能なカム部15aを有する操作部材15と、一端が共通固定接点13に導通し、他端が共通用可動接点10に導通し、駆動部材7を弾性付勢可能な付勢部材14とを備えた構成にしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の小型カメラなどに好適な2段プッシュスイッチに関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、スイッチケース内に中央固定接点と、周辺固定接点とが配置され、これらの中央固定接点、周辺固定接点に対向するようにリング部材を有する弾性金属薄板製の第1可動接点を備え、この第1可動接点の上に一体に金属ドーム状の第2可動接点を備えるとともに、第2可動接点を押圧する駆動体を備えた構成になっている。
この従来技術にあっては、駆動体を押圧すると、その押圧力が第2可動接点を介して第1可動接点に伝えられ、この第1可動接点が撓んで周辺固定接点に導通し、1段目スイッチがオンとなる。さらに駆動体を押圧すると、ドーム状の第2可動接点が反転して第1可動接点のリング部材の中央に形成される穴を介してこの第2可動接点が中央固定接点に導通し、2段目スイッチがオンとなる。このように、駆動体に押圧力が与えられることにより1段目、2段目のスイッチが順次オンとなるように構成されている。
特開2003−338231公報
上述した従来技術では、駆動体のストロークは、第1可動接点の撓み量と第2可動接点の反転量とによって一義的に決められてしまう。したがって、例えば小型カメラのシャッター部分に備えられる場合、シャッターの押圧操作時のストロークを大きく確保したいときでも、そのストロークを大きく確保することが難しく、これに伴って小型カメラのシャッターの操作性が劣化する問題がある。
また、駆動体のストロークは第2可動接点の反転時にフルストロークとなり、すなわちオーバーストロークを確保できず、このとき駆動体が衝撃的に停止する。このために、例えば小型カメラのシャッター部分に備えられた場合、フルストロークまでの押圧操作に際して手ぶれを生じ、良質な画像が得られなくなる虞がある。
さらに、第2可動接点が反転するときにクリック音を生じ、このために例えば小型カメラに備えられた場合、フルストロークまでの押圧操作時に、この小型カメラで写された画像に上述のクリック音が混入してしまい良質な画像が得られなくなる問題がある。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、押圧操作時のストロークを大きく設定することができ、オーバーストロークを確保でき、さらにスイッチのオン、オフに際し不要な音の発生を抑えることができる2段プッシュスイッチを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、収納部を有するハウジングと、このハウジングの上記収納部内に形成され、互いに絶縁された共通固定接点、第1個別固定接点、及び第2個別固定接点と、互いに接続され、上記共通固定接点に常時導通する共通用可動接点、上記第1個別固定接点に選択的に導通する第1可動接点、及び上記第2個別固定接点に選択的に導通する第2可動接点と、上記共通用可動接点、上記第1可動接点、及び上記第2可動接点を保持し、上記ハウジングの上記収納部内を摺動可能な駆動部材と、この駆動部材を摺動させる押圧操作が可能な操作部材と、上記ハウジングの上記収納部内に配置され、一端が上記共通固定接点に導通し、他端が上記共通用可動接点に導通し、上記駆動部材を弾性付勢可能な付勢部材とを備え、上記操作部材の押圧操作により、上記駆動部材に保持された上記第1可動接点が上記第1個別固定接点に導通し、さらなる上記操作部材の押圧操作により上記第2可動接点が上記第2個別固定接点に導通するように、上記第1個別固定接点、上記第1可動接点、上記第2個別固定接点、及び上記第2可動接点を配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、操作部材を押圧操作すると、駆動部材が付勢部材の付勢力に抗してハウジングの収納部内を摺動する。すなわち、駆動部材に保持された共通用可動接点、第1可動接点、及び第2可動接点のそれぞれが摺動する。この間、共通用可動接点は常時、共通固定接点に導通した状態に保たれる。上述した駆動部材の摺動に際し、はじめに第1可動接点が第1個別固定接点に導通する。これにより、第1可動接点及び共通用可動接点を介して第1個別固定接点と共通固定接点とが導通し、1段目スイッチがオンとなる。さらに駆動部材が摺動すると、第2可動接点が第2個別固定接点に導通する。これにより、第2可動接点及び共通用可動接点を介して第2個別固定接点と共通固定接点とが導通し、2段目スイッチがオンとなる。このように、操作部材の押圧操作によって駆動部材がハウジングの収納部内を摺動し、1段目、2段目スイッチをオンとすることができる。
上述のように本発明は、駆動部材に保持される第1可動接点とハウジングに形成される第1個別固定接点との配置関係、及び駆動部材に保持される第2可動接点とハウジングに形成される第2個別固定接点との配置関係とを適宜に設定することにより、操作部材の押圧操作時のストロークを大きくすることができる。また、オーバーストロークを容易に確保できる。さらに、駆動部材に保持された共通用可動接点、第1可動接点、及び第2可動接点の摺動を介して1段目、2段目のスイッチをオン、オフするので、スイッチのオン、オフに際して不要な音の発生を抑えることができる。
また、本発明は上記発明において、上記ハウジングの上記収納部を覆うカバー部材を備えるとともに、上記カバー部材を上記ハウジングに係止する係止手段を備えたことを特徴としている。このように構成した本発明は、カバー部材によって、接点部分の保護を実現できる。
また、本発明は上記発明において、上記操作部材または上記駆動部材に、上記駆動部材を摺動操作させる傾斜面を形成するカム部を備え、このカム部にクリック感を付与可能な段部を備えたことを特徴としている。このように構成した本発明は、カム部の傾斜面の角度や段部の形状を適宜に設定することにより、所望のクリック感を容易に確保することができる。
また、本発明は上記発明において、上記第1個別固定接点及び上記第2個別固定接点を、上記共通固定接点を挟むように配置したことを特徴としている。このように構成した本発明は、安定した構造を確保できる。
本発明は、操作部材の押圧操作に伴って摺動する共通用可動接点、第1可動接点、及び第2可動接点を備え、ハウジングの収納部内に、共通用可動接点が常時導通する共通用固定接点、第1可動接点が選択的に導通する第1個別固定接点、及び第2可動接点が選択的に導通する第2個別固定接点を形成し、操作部材の押圧操作時にはじめに第1可動接点が第1個別固定接点に導通し、次に第2可動接点が第2個別固定接点に導通する構成にしてあることから、第1可動接点と第1個別固定接点との配置関係、第2可動接点と第2個別固定接点との配置関係を適宜に考慮することにより押圧操作時のストロークを大きく設定できるとともに、オーバーストロークを容易に確保できる。
上述のようにストロークを大きく確保できるので、小型カメラのシャッター部分に備えた場合に、従来に比べて操作性を向上させることができる。また、オーバーストロークを確保できるので、小型カメラのシャッター部分に備えた場合に、従来のようにフルストローク時に衝撃を生じることがなく、手ぶれを抑え、従来に比べて良好な画像を得ることができる。さらに、金属ドーム状の可動接点を備えることなく、共通用可動接点、第1可動接点、及び第2可動接点の摺動によってスイッチのオン、オフを実施できるので、このスイッチのオン、オフに際して不要な音の発生を抑えることができ、小型カメラに備えた場合、画像に不要な音が混入されてしまうことがなく、従来に比べて良質な画像を得ることができる。
以下,本発明に係る2段プッシュスイッチを実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
[本実施形態の構成]
図1は本発明の2段プッシュスイッチの一実施形態を示す分解斜視図、図2は本実施形態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図、(c)図は正面図、(d)図は(a)図のA−A断面図、図3は図2の(d)図の要部拡大図である。図4は本実施形態の初期状態を示す要部平面図、図5は図4のC−C断面図、図6は図4のB−B断面図である。
本実施形態に係る2段プッシュスイッチは、図1〜3等に示すように、ハウジング1を備え、このハウジング1に収納部2を有する。この収納部2内に仕切り壁3,4と、ガイド部5を形成してある。また、ハウジング1の側面に突起6を設けてある。
ハウジング1の収納部2の底部には、図2の(d)図に示すように共通固定接点13を形成してあるとともに、図5,6に示すように、第1個別固定接点11、第2個別固定接点12を形成してある。第1個別固定接点11及び第2個別固定接点12は、例えば共通固定接点13を挟むように配置してある。すなわち、共通固定接点13は、図1に示す仕切り壁3と仕切り壁4との間に位置するように配置してある。第1個別固定接点11は、仕切り壁3とハウジング1の一方の壁面との間に位置するように配置してある。第2個別固定接点12は、仕切り壁4とハウジング1の他方の壁面との間に位置するように配置してある。
また、上述の共通固定接点13に常時導通する共通用可動接点10と、第1個別固定接点11に選択的に導通する図5に示す第1可動接点8と、第2個別固定接点12に選択的に導通する図6に示す第2可動接点9とを備えている。これらの共通用可動接点10、第1可動接点8、及び第2可動接点9は、互いに一体に接続されている。例えば一枚の金属薄板から同時に加工されている。第1可動接点8は、上述した仕切り壁3とハウジング1の一方の壁面との間において、摺動可能となっている。第2可動接点9は、上述した仕切り壁4とハウジング1の他方の壁面との間において、摺動可能となっている。
また、図1に示すように、上述した共通用可動接点10、第1可動接点8、及び第2可動接点9が埋設保持され、ハウジング1内の収納部2内を摺動可能な駆動部材7を備えている。この駆動部材7は、曲面状に形成された駆動部7aを備えている。
また、図1に示すように、ハウジング1のガイド部5に案内されて駆動部材7を摺動させる押圧操作が可能な操作部材15を備え、この操作部材15は、駆動部材7の駆動部7aに係合する傾斜面を形成するカム部15aを有している。このカム部15aは、図3に示すように段部15a1を備えている。
また、図1、図2の(d)図、図4等に示すように、ハウジング1の収納部2内に配置され、一端が共通固定接点13に導通し、他端が共通用可動接点10に導通し、駆動部材7を弾性付勢可能なコイルばねから成る付勢部材14を備えている。この付勢部材14は上述した仕切り壁3と仕切り壁4との間に配置させてある。
また、図1に示すように、ハウジング1の収納部2を覆うカバー部材16を備えている。このカバー部材16には、操作部材15が挿通される貫通部16aと、ハウジング1の突起6が係合する穴部16bとを形成してある。このカバー部材16の穴部16bと、ハウジング1の突起6とによって、カバー部材16をハウジング1に係止する係止手段が構成されている。
上述したハウジング1に形成される第1個別固定接点11と駆動部材7に保持される第1可動接点8との配置関係、及びハウジング1に形成される第2個別固定接点12と駆動部材7に保持される第2可動接点9との配置関係は、次のように設定してある。すなわち、操作部材15の押圧操作により駆動部材7に保持された第1可動接点8が第1個別固定接点11に導通し、さらなる操作部材15の押圧操作により第2可動接点9が第2個別固定接点12に導通するように設定してある。
[本実施形態の動作]
図7は本実施形態の動作を示す図で、1段目スイッチの動作時の状態を示す要部平面図、図8は図7のD−D断面図、図9は図7のE−E断面図、図10は図7のH−H断面図である。図11も本実施形態の動作を示す図で、2段目スイッチの動作時の状態を示す図、図12は図11のF−F断面図、図13は図11のG−G断面図、図14は図11のI−I断面図である。
初期状態にあっては、上述した図2の(d)図に示すように、付勢部材14を介して共通用可動接点10と共通固定接点13とが導通した状態において、操作部材15のカム部15aが駆動部材7の駆動部7aに係合した状態に保持される。また、図5に示すように、駆動部材7に保持される第1可動接点8が第1個別固定接点11から離れた状態に保たれ、図6に示すように、駆動部材7に保持される第2可動接点9が第2個別固定接点12から離れた状態に保たれる。したがって、1段目スイッチ、2段目スイッチはオフとなっている。
このような状態から、操作部材15を押圧操作すると、操作部材15のカム部15aによって駆動部材7の駆動部7aが押されて、駆動部材7が付勢部材14の付勢力に抗してハウジング1の収納部2内を摺動し、図7−10に示すように、操作部材15のカム部15aの段部15a1が駆動部材7の駆動部7aに係合する状態となる。この状態に至ると、図8に示すように、第1可動接点8が第1個別固定接点11と導通する。すなわち、第1可動接点8及び共通用可動接点10を介して、第1個別固定接点11と共通固定接点13とが導通し、1段目スイッチがオンとなる。
上述の状態から、さらに操作部材15を押圧操作すると、操作部材15のカム部15aによって駆動部材7の駆動部7aが引き続き押され、駆動部材7が付勢部材14の付勢力に抗してハウジング1の収納部2内を摺動し、図11−14に示すように、駆動部材7の駆動部7aが操作部材15のカム部15aの段部15a1を通過する状態となる。この状態に至ると、図12に示すように、第1可動接点8が第1個別固定接点11と導通した状態が維持されるとともに、図13に示すように、第2可動接点9が第2個別固定接点12と導通する。すなわち、第1個別固定接点11及び第2個別固定接点12が、第1可動接点8、第2可動接点9、及び共通用可動接点10を介して、共通固定接点13に導通し、2段目スイッチがオンとなる。
操作部材15に与えていた操作力を弱めると、付勢部材14の付勢力によって駆動部材7が元の位置に向かって摺動し、1段目、2段目スイッチがオフとなり、駆動部材7の摺動に伴って操作部材14が上方に押され、上述した図4−6、及び図2の(d)図に示す初期状態に復帰する。
図15は本実施形態に備えられる操作部材のストロークとスイッチ信号の関係を示す図で、(a)図は1段目スイッチのスイッチ信号を示す図、(b)図は2段目スイッチのスイッチ信号を示す図、図16は本実施形態に備えられる操作部材のストロークと操作力の関係を示す特性図である。
上述したように、操作部材15の押圧操作によって、駆動部材7がハウジング1の収納部2内を摺動し、図15の(a)図に示すように、操作部材15がストロークS1となったときに1段目スイッチをオンとすることができ、図15の(b)図に示すように、操作部材15がさらに押されてストロークS2となったときに2段目スイッチをオンとすることができる。
また、図16の実線で示すように、押圧操作時T1の1段目スイッチがオンとなるストロークS1のときには、駆動部材7の駆動部7aが操作部材15のカム部15aの段部15a1に係合することによって、変化の小さい曲線で表されるようにほとんどクリック感を生じさせない状態とすることができ、2段目スイッチがオンとなるストロークS2のときには、駆動部材7の駆動部7aが操作部材15のカム部15aの段部15a1を通過することによって、変化の大きい曲線で表されるように大きなクリック感を生じさせる状態とすることができる。
図16中、T2は押圧操作解除時の特性、破線で示す特性は上述した従来技術で得られる特性である。この図16中のオーバーストロークS3で示すように、本実施形態では、十分に大きなオーバーストロークS3を確保することができる。
[本実施形態の効果]
本実施形態によれば、駆動部材7に保持される第1可動接点8とハウジング1に形成される第1個別固定接点11との配置関係、及び駆動部材7に保持される第2可動接点9とハウジング1に形成される第2個別固定接点12との配置関係を適宜に設定することにより、図16に示すように操作部材15の押圧操作時のストロークを大きく設定できるとともに、オーバーストロークを容易に確保できる。
このようにストロークを大きく確保できるので、デジタルカメラ等の小型カメラのシャッター部分に備えた場合に、優れた操作性を得ることができる。また、オーバーストロークを確保できるので、デジタルカメラ等の小型カメラのシャッター部分に備えた場合に、フルストローク時に衝撃を生じることなく手ぶれを抑え、良好な画像を得ることができる。さらに、金属ドーム状の可動接点を備えることなくスイッチのオン、オフを実施できるので、このスイッチのオン、オフに際して不要な音の発生を抑えることができ、したがって小型カメラに備えた場合に、画像に不要な音が混入されることがなく、良好な画像を得ることができる。
また、ハウジング1の収納部2を覆うカバー部材16によって、外部の塵埃等からの接点部分の保護を実現でき、高い信頼性を確保できる。
また、操作部材15のカム部15aの傾斜面の角度や段部15a1の形状を適宜に設定することにより、ほとんどクリック感を感じさせない状態に形成したり、大きなクリック感を形成することができる。すなわち、所望のクリック感を容易に確保でき、これによって優れた操作性が得られる。
また、ハウジング1の収納部2内に、共通固定接点13を挟むように第1個別固定接点11と第2個別固定接点12を配置したことから、安定した構造を実現でき、この点でも高い信頼性を確保できる。
なお、上記実施形態では、操作部材15に傾斜面を形成し段部15a1を有するカム部15aを備え、駆動部材7にカム部15aと係合する曲面状の駆動部7aを備えた構成にしてあるが、これとは逆に、駆動部材7に傾斜面を形成し段部を有するカム部を備え、操作部材15に駆動部材7のカム部に係合する曲面状の駆動部を備えた構成にしてもよい。
本発明の2段プッシュスイッチの一実施形態を示す分解斜視図である。 本実施形態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図、(c)図は正面図、(d)図は(a)図のA−A断面図である。 図2の(d)図の要部拡大図である。 本実施形態の初期状態を示す要部平面図である。 図4のC−C断面図である。 図4のB−B断面図である。 本実施形態の動作を示す図で、1段目スイッチの動作時の状態を示す要部平面図である。 図7のD−D断面図である。 図7のE−E断面図である。 図7のH−H断面図である。 本実施形態の動作を示す図で、2段目スイッチの動作時の状態を示す図である。 図11のF−F断面図である。 図11のG−G断面図である。 図11のI−I断面図である。 本実施形態に備えられる操作部材のストロークとスイッチ信号の関係を示す図で、(a)図は1段目スイッチのスイッチ信号を示す図、(b)図は2段目スイッチのスイッチ信号を示す図である。 本実施形態に備えられる操作部材の操作力とストロークの関係を示す特性図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 収納部
3 仕切り壁
4 仕切り壁
5 ガイド部
6 突起(係止手段)
7 駆動部材
8 第1可動接点
9 第2可動接点
10 共通用可動接点
11 第1個別固定接点
12 第2個別固定接点
13 共通固定接点
14 付勢部材
15 操作部材
15a カム部
15a1 段部
16 カバー部材
16b 穴部(係止手段)

Claims (4)

  1. 収納部を有するハウジングと、
    このハウジングの上記収納部内に形成され、互いに絶縁された共通固定接点、第1個別固定接点、及び第2個別固定接点と、
    互いに接続され、上記共通固定接点に常時導通する共通用可動接点、上記第1個別固定接点に選択的に導通する第1可動接点、及び上記第2個別固定接点に選択的に導通する第2可動接点と、
    上記共通用可動接点、上記第1可動接点、及び上記第2可動接点を保持し、上記ハウジングの上記収納部内を摺動可能な駆動部材と、
    この駆動部材を摺動させる押圧操作が可能な操作部材と、
    上記ハウジングの上記収納部内に配置され、一端が上記共通固定接点に導通し、他端が上記共通用可動接点に導通し、上記駆動部材を弾性付勢可能な付勢部材とを備え、
    上記操作部材の押圧操作により、上記駆動部材に保持された上記第1可動接点が上記第1個別固定接点に導通し、さらなる上記操作部材の押圧操作により上記第2可動接点が上記第2個別固定接点に導通するように、上記第1個別固定接点、上記第1可動接点、上記第2個別固定接点、及び上記第2可動接点を配置したことを特徴とする2段プッシュスイッチ。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記ハウジングの上記収納部を覆うカバー部材を備えるとともに、上記カバー部材を上記ハウジングに係止する係止手段を備えたことを特徴とする2段プッシュスイッチ。
  3. 上記請求項1記載の発明において、
    上記操作部材または上記駆動部材に、上記駆動部材を摺動操作させる傾斜面を形成するカム部を備え、このカム部にクリック感を付与可能な段部を備えたことを特徴とする2段プッシュスイッチ。
  4. 上記請求項1〜3のいずれか1項記載の発明において、
    上記第1個別固定接点及び上記第2個別固定接点を、上記共通固定接点を挟むように配置したことを特徴とする2段プッシュスイッチ。
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