JPH0337205Y2 - - Google Patents

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JPH0337205Y2
JPH0337205Y2 JP1985137441U JP13744185U JPH0337205Y2 JP H0337205 Y2 JPH0337205 Y2 JP H0337205Y2 JP 1985137441 U JP1985137441 U JP 1985137441U JP 13744185 U JP13744185 U JP 13744185U JP H0337205 Y2 JPH0337205 Y2 JP H0337205Y2
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JP1985137441U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、回転型可変抵抗器やロータリスイツ
チなどの回転型電気部品に備えられるクリツク機
構に関する。
〔考案の背景〕
回転型電気部品の中には、コントロール量を手
指の感触で認識可能にするためのクリツク機構
(節度機構)を備えたものが知られている。
従来、かかるクリツク機構を備えた回転型電気
部品としては、摺動子を有する回転可能な操作体
に、第5図に示す如き湾曲形状のクリツク突起2
を有するクリツクばね1を係合固定し、一方、こ
のクリツクばね1に対向配置された受体、例えば
回転型電気部品の外殻を形成する枠体や導電パタ
ーンを形成した基板などに、第6図に示す如きク
リツク孔3を設けたものが知られており、クリツ
クばね1に設けたクリツク突起2がクリツク孔3
に落ち込むことでクリツク感触が得られるように
なつている。
ところで、このようなクリツク機構付き回転型
電気部品を小型化していくと、当然のことながら
クリツクばね1の大きさも制限を受け、クリツク
ばね1の支点からクリツク突起2までの寸法を充
分に長く設定することができなくなる。このた
め、クリツクばね1のばね圧が不充分となり、上
記従来例のようにクリツク突起2がばね圧によつ
てクリツク孔3に落ち込む時の感触を認識するも
のでは、確実なクリツク感触を得ることが困難に
なるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
小型化が可能で充分なるクリツク感触が得られる
回転型電気部品のクリツク機構を提供するにあ
る。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、クリツ
ク突起の回転方向両端を切断面とし、この切断面
とクリツク孔との引つ掛かりによりクリツク感触
が得られるように構成した点に特徴がある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は本実施例に係る回転型可変抵抗器の断
面図、第2図はその回転型可変抵抗器に備えられ
る操作体の底面図、第3図はその操作体に備えら
れるクリツクばねの斜視図、第4図はそのクリツ
クばねとクリツク孔との係合状態を示す説明図で
ある。
第1図において、合成樹脂製のケース4には中
心孔4aが穿設されており、この中心孔4aには
同じく合成樹脂製の操作体5の回転軸5aが回転
自在に嵌合されている。ケース4の内部には抵抗
層(図示せず)を印刷形成した第1の絶縁基板6
が配設されており、またケース4の上端には集電
層(図示せず)を印刷形成した第2の絶縁基板7
が配設されている。
前記操作体5には円盤状の摺動子受8が一体形
成されており、この摺動子受8の上面には第1の
摺動子9が固着されて上記第2の絶縁基板7の集
電層と接するようになつている。一方、摺動子受
8の下面には第2の摺動子10と後述するクリツ
クばね11とが固着されており、これらは第2図
に示すように、前記回転軸5aを中心として内側
から第2の摺動子10、クリツクばね11の順に
円弧状に配設されている。そして、内側の第2の
摺動子10が上記第1の絶縁基板6の抵抗層上を
摺動し、外側のクリツクばね11が第1の絶縁基
板6に形成されたクリツク孔12を含む軌跡上を
摺動するようになつている。
第3図に示すように、前記クリツクばね11は
山形に折り曲げ加工され、その山形の頂部にクリ
ツク突起13が形成されている。このクリツク突
起13は、クリツクばね11の山形頂部に所定の
間隔をおいて形成された一対の切込み11a間
を、プレス加工などによつて半円筒状に偏肉させ
たもので、その両端は円弧状の切断面13aとな
つている。
上記構成からなる回転型可変抵抗器は、操作体
5を回転することにより、摺動子受8に固着した
第1および第2の摺動子9,10が第2の絶縁基
板7の集電層および第1の絶縁基板6の抵抗層上
をそれぞれ摺動し、その抵抗値が変化する。ま
た、上記操作体5の回転に伴つてクリツクばね1
1も第1の絶縁基板6上を摺動し、所定のクリツ
ク位置に達すると、第4図に示すようにクリツク
突起13がクリツク孔12に嵌入し、クリツク突
起13の切断面13aとクリツク孔12の周壁1
2aとの引つ掛かりにより、クリツク感触を与え
るようになつている。
このように、上記実施例にあつては、クリツク
突起13の切断面13aとクリツク孔12の周壁
12aとの引つ掛かりによつてクリツク感触を与
えるものであるため、クリツク突起がクリツク孔
へ落ち込む際の反力によつてクリツク感触を得て
いた従来例に比べて、クリツクばね11のばね圧
を著しく小さく設定できる。また、クリツク突起
13は、両切込み11a間を偏肉させて突出形成
したものであるから、その切断面13aをクリツ
クばね11の摺動方向に対して垂直なエツジ面と
することができ、クリツク孔12に対する良好な
引つ掛かりを実現できる。
なお、上記実施例では、クリツク孔12を第1
の絶縁基板6に設けた場合について説明したが、
クリツクばね11を摺動子受8の上面側に固着
し、これに対応してクリツク孔12を第2の絶縁
基板7に設けることも可能であり、さらに、第2
の絶縁基板7に代えて枠体を用いた場合は、その
枠体にクリツク孔を設けることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、クリツ
ク突起の両端部に形成される切断面がクリツク孔
の周壁に引つ掛かることでクリツク感触を与える
ものであるから、クリツクばねのばね圧を小さく
しても充分なクリツク感触を得ることができ、よ
つて小型化が可能で感触の良好な回転型電気部品
のクリツク機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を説明するも
ので、第1図は回転型可変抵抗器の断面図、第2
図はその回転型可変抵抗器に備えられる操作体の
底面図、第3図はその操作体に備えられるクリツ
クばねの斜視図、第4図はそのクリツクばねとク
リツク孔との係合状態を示す説明図、第5図はク
リツクばねの従来例を示す斜視図、第6図はその
クリツクばねとクリツク孔との係合状態を示す説
明図である。 4……ケース、5……操作体、6,7……絶縁
基板、8……摺動子受、9,10……摺動子、1
1……クリツクばね、11a……切込み、12…
…クリツク孔、13……クリツク突起、13a…
…切断面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在な操作体と、この操作体に設けられた
    クリツク突起を有するクリツクばねと、このクリ
    ツクばねに対向して設けられたクリツク孔を有す
    る受体とを備え、前記操作体の回動に伴い、前記
    クリツク突起が前記クリツク孔に係脱することに
    よりクリツク機構が構成される回転型電気部品に
    おいて、前記クリツクばねにその回転方向に所定
    間隔を存して一対の切込みを設けると共に、これ
    ら切込み間を突出変形せしめてクリツク突起を形
    成し、このクリツク突起の前記切込み側端面が前
    記クリツク孔の周壁と係脱するように構成したこ
    とを特徴とする回転型電気部品のクリツク機構。
JP1985137441U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0337205Y2 (ja)

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JP1985137441U JPH0337205Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP1985137441U JPH0337205Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JPS6245802U JPS6245802U (ja) 1987-03-19
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JP4578039B2 (ja) * 2001-09-26 2010-11-10 日本電産コパル電子株式会社 ロータリスイッチ
JP5628659B2 (ja) * 2010-12-27 2014-11-19 帝国通信工業株式会社 回転式電子部品
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