JP5992810B2 - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リール Download PDFInfo
- Publication number
- JP5992810B2 JP5992810B2 JP2012263383A JP2012263383A JP5992810B2 JP 5992810 B2 JP5992810 B2 JP 5992810B2 JP 2012263383 A JP2012263383 A JP 2012263383A JP 2012263383 A JP2012263383 A JP 2012263383A JP 5992810 B2 JP5992810 B2 JP 5992810B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation member
- fishing
- reel
- engaging means
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 13
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 12
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000005057 finger movement Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Description
また、近年、特許文献2に開示されているように、リール本体の上部に配置した制御ケースの後端部に略円筒形状の操作部材を配置したものも開発されている。
この魚釣用電動リールによれば、リールを手持ち状態で把持しながら、把持する手の親指を操作部材に押し付けるようにして回動操作することができる。
一方、魚釣用電動リールに用いられる駆動モータは、近年、より高性能化しており、この高性能化した駆動モータの出力を調節する操作部材においても回動操作性のさらなる向上が求められている。
また、操作部材には、係合手段により回動方向へ回動し難くなっているので、係合手段を利用して操作部材を所定の節度位置(回動位置)に留め置くことができる。これにより、例えば、衣服や指等の予期しない接触によって操作部材が誤回動することを抑制することができる。
また、操作部材の調節具合(回動操作位置)が操作部材から指にダイレクトに伝わるので、駆動モータの出力状態をより把握し易い。
本実施形態では、スプール7の前方側における左右側板5A,5B間に駆動モータ8を保持しており、スプール7は、手動ハンドル6の巻き取り操作および駆動モータ8の回転駆動によって、動力伝達機構10を介して釣糸巻き取り方向に回転駆動される。
また、動力伝達機構10については、駆動モータ8の回転駆動力を減速してスプール7側に伝達する機能(減速機構102および伝達ベルト103などによって構成される)、駆動モータ8が回転駆動しても手動ハンドル6を連れ回しさせない機能や手動ハンドル6の逆回転を防止する機能(ラチェット104を含む)などを備えた公知のものによって構成することが可能である。
また、そのような動力伝達機構10については、左側板5A側に配設されていてもよいし、右側板5B側に配設されていてもよく、または、左右側板5A,5Bのそれぞれに振り分けて配設されていてもよい。
なお、手動ハンドル6はハンドル軸116に固定されており、ハンドル軸116にドライブギヤ118が回転可能に支持されている。ドライブギヤ118にはピニオン120が噛合しており、これらのハンドル軸116、ドライブギヤ118、ピニオン120は、動力伝達機構10を構成している。また、ハンドル軸116には、魚釣時にスプール7から釣糸が繰り出された際にスプール7の回転にドラグ力を付与する公知のドラグ機構125が設けられている。リール本体5と手動ハンドル6との間には、ドラグ機構125によるドラグ力の調整を行うための星型のドラグ調整ノブ(スタードラグ)139が設けられている。
そして、制御ケース15の後端部には、操作部材25が配設されている。操作部材25の詳細は後記する。
操作部材25は、スプール7の上方に位置して、前後方向(釣竿方向)に回動操作可能に支持されている。本実施形態では、スプール7に釣糸が巻回された状態において、釣糸をサミング操作しながら親指で操作部材25を回動操作することが可能となるように、平面視で、操作部材25の回動軸O1がスプール7の軸心O2よりも前方にオフセットする状態に配置されている。
これにより、操作部材25は、リール本体5を、リール脚取付け部5a(図4(a)参照)を介して、図5に示すように、釣竿Rに装着した際に、釣竿Rとともにリール本体5を把持した手の親指Tで回動操作が可能となっている。
つまり、釣竿Rとリール本体5を保持した姿勢で片手操作を行うことが可能となる。
これにより、親指でサミングしながら、親指の指先で操作部材25に触れていることが可能となる。したがって、サミングによるアタリを感知しながら、即座にモータ駆動による巻き取りが可能となる。さらに、操作部材25は、略前後方向に移動可能となっていることから、同時にサミングしたり離したりする(接触させたり離す)指の動きと同一方向となり、操作性が良好となる。
操作部材25の内側には、仕切壁25eにより回動軸O1方向に仕切られる2つ内孔25c,25dが形成されている。仕切壁25eは、操作部材25の右側(角度センサ130が配置される側)に偏倚した位置に(右側の小径部25bの略内側に)形成されており、左側の内孔25cの容積が右側の内孔25dの容積よりも大きなものとなっている。仕切壁25eには、角度センサ130の軸部133が挿通される支持孔25fが形成されている。
軸部133は、ケース131に回動可能に支持され、操作部材25に向けて延出している。軸部133の先端部は、操作部材25の仕切壁25eの支持孔25fに挿通されている。軸部133の先端部には、ナット136が締結され、ナット136の締結により、軸部133が仕切壁25eに固定されている。
回動部材134の右側部には、係合手段140の一方をなす凸部141が設けられている。凸部141は、回動部材134に一体的に形成されており、蓋部材132に向けて突出している。蓋部材132には、係合手段140の他方をなす凹部142が形成されている。凹部142は、凸部141の形成位置に対応する位置に形成されており、凸部141が係合可能である。図3(c)に示すように、凹部142(二点鎖線で図示、凸部141に重なる部分は実線で図示)は、凸部141の回動方向に沿って蓋部材132に3箇所形成されている。3つの凹部142は、隣同士が約60度間隔で配置されている。したがって、両端の凹部142,142同士は、120度の間隔を空けて配置されている。
この場合、凸部141を回動部材134に対して出没自在に設け、バネ等の付勢手段によって、凹部142と凸部141とで操作部材25の回動の際に節度感のある抵抗力が付与されるように構成してもよい。また、凸部141自体を弾力性を有する部材で形成して凹部142に係脱可能に係合させてもよい。
なお、図4(b)に示すように、操作部材25が初期位置にあるときには、操作部材25の外面に設けられたストッパ部251が制御ケース15に設けられた第1の規制部151に当接した状態となり、後側に向けた操作部材25の回動が規制される。
なお、図4(c)に示すように、中間位置に操作部材25が位置しているときには、操作部材25の外面のストッパ部251が周囲に当接することがないので、操作部材25の回動が規制されることはない。
なお、図4(d)に示すように、前側位置に操作部材25が位置しているときには、操作部材25のストッパ部251が制御ケース15の後端に設けられた第2の規制部152に当接した状態となり、前側に向けた操作部材25の回動が規制される。
もちろん、操作部材25については、後方に向けて回転操作した際に、駆動モータ8の出力が上昇するように設定してもよい。このような操作部材の構成によれば、スプール7をサミングしている親指Tの第一関節を折り曲げる動作をするだけで、サミング操作をONからOFFにすると同時に、操作部材を手前側に回転操作(駆動モータ8の増速回転)することができ操作性のよい構成となる。
なお、制御ケース15の前部には前板15Aが装着される(図2参照)。
なお、操作部材25が親指Tで隠れてしまっても、節度感により操作部材25の調節具合(回動操作位置)を容易に認識することができる。
また、操作部材25には、係合手段140により回動方向へ回動し難くなっているので、係合手段140を利用して操作部材25を所定の節度位置(回動位置)に留め置くことができる。これにより、例えば、衣服や指等の予期しない接触によって操作部材25が誤回動することを抑制することができる。
図6を参照して第2実施形態の魚釣用電動リールについて説明する。
本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、係合手段140が、角度センサ130内に配置されたリーフ型のスプリング部材50と、ケース131の内面に形成した凹部135とで構成した点にある。
凹部135には、スプリング部材50の先端部51が係合可能であり、この係合によって、操作部材25の回動の際に節度感のある抵抗力が付与されるようになっている。
図7を参照して第3実施形態の魚釣用電動リールについて説明する。
本実施形態が前記第1,2実施形態と異なるところは、係合手段300が操作部材25の内孔25cに構成されており、操作部材25と支持部材220の支軸222との間で節度感をもたせた点にある。
また、操作部材25の調節具合(回動操作位置)が操作部材25から指にダイレクトに伝わるので、駆動モータ8の出力状態をより把握し易い。
なお、これらの対向部において、他の凸部と凹部とからなる他の係合手段を用いて節度感をもたせてもよい。
5 リール本体
5A 左側板
5B 右側板
7 スプール
8 駆動モータ
15 制御ケース
25 操作部材
130 角度センサ
135 凹部
140 係合手段
141 凸部
142 凹部
304 凹部
220 支持部材(支持部)
230 支持部材(支持部)
O1 回動軸
Claims (4)
- リール本体の左右側板間に設けられ、釣糸が巻回されるスプールと、
前記リール本体に設けられ、スプールを回転駆動する駆動モータと、
前記左右側板間に配設された制御ケースと、
前記駆動モータの出力を調節する略円筒形状の操作部材と、を有する魚釣用電動リールにおいて、
前記操作部材は、
前記制御ケースの後部において、前記制御ケースに固定された支持部によって回動可能に支持されており、
前記操作部材の回動軸周りには、凹部と凸部とを有する係合手段が設けられており、
前記係合手段は、前記操作部材の回動の際に部材の弾力性を利用した抵抗力を付与し、
前記係合手段は、外部空間から仕切られた空間内に配置されていることを特徴とする魚釣用電動リール。 - 前記操作部材の操作角度に応じて操作位置信号を出力する角度センサを備え、
前記角度センサは、
前記支持部に支持されて前記操作部材に向って開口する有底筒状のケース本体と、
一端側が前記操作部材に固定され、他端側が前記ケース本体に回動自在に支持されて前記ケース本体の開口を閉塞する軸部材と、
を備え、
前記係合手段は、前記ケース本体内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。 - 前記支持部材は、前記操作部材内に挿通されて前記操作部材を回転自在に支持する支軸と、前記支軸に装着されて前記操作部材の一端側開口をシールするOリングと、を備え、
前記操作部材は、他端側開口を閉塞する仕切壁を備え、
前記係合手段は、前記支持部と前記操作部材との間であって前記Oリングと前記仕切壁との間に位置し、
前記係合手段は、前記支持部と前記操作部材との対向部において、その一方に前記凹部を設けるとともに、他方に前記凹部に弾性係合する前記凸部を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。 - 前記凹部は、複数設けられていることを特徴とする請求項3に記載の魚釣用電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012263383A JP5992810B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 魚釣用電動リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012263383A JP5992810B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 魚釣用電動リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014108071A JP2014108071A (ja) | 2014-06-12 |
JP5992810B2 true JP5992810B2 (ja) | 2016-09-14 |
Family
ID=51029096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012263383A Active JP5992810B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 魚釣用電動リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5992810B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7260507B2 (ja) * | 2020-05-29 | 2023-04-18 | グローブライド株式会社 | 魚釣用電動リール |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522224U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 | ||
JPS61180322U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-11 | ||
JPH0337205Y2 (ja) * | 1985-09-10 | 1991-08-07 | ||
JP3472516B2 (ja) * | 1999-10-15 | 2003-12-02 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用電動リール |
JP5572506B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-08-13 | グローブライド株式会社 | 魚釣用電動リール |
-
2012
- 2012-11-30 JP JP2012263383A patent/JP5992810B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014108071A (ja) | 2014-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8844854B2 (en) | Electric fishing reel | |
JP5939749B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP5885316B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
CN102308778B (zh) | 钓鱼用电动卷线器 | |
JP6396697B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2020078253A (ja) | 魚釣用リールシステム及び魚釣用通信ユニット | |
JP5992810B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP5572506B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
KR101800024B1 (ko) | 낚시용 전동 릴의 제어 케이스 | |
KR20190021682A (ko) | 낚시용 전동릴 | |
JP5998114B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2001169701A (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6284307B2 (ja) | 電動リールのモータ制御装置 | |
JP5641623B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2012161300A (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2011250705A (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6329675B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6329674B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6368334B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP5641625B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP5641624B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2015002689A5 (ja) | ||
JP7449894B2 (ja) | ラジオコントロール送信機 | |
JP6675443B2 (ja) | スプール交換が容易な釣用電動リール | |
JP5805900B1 (ja) | 電動リール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5992810 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |