JP7449894B2 - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機に関するものである。
従来、主に模型自動車の操作に使用されるラジオコントロール送信機としては、例えば下記特許文献1に開示されるように、エンジンまたはモーターのスロットルを操作するトリガーと被操縦体のステアリングを制御するホイールとを備えたものが知られている。
また、特許文献1のラジオコントロール送信機には、本体の正面中央の本体側取付部に対してホイールを回動自在に支承する操作ユニットにスイッチが設けられている。この操作ユニットに備えるスイッチとしては、レバーをホイールの回転方向に沿って傾倒するトリムスイッチや、操作片を本体側取付部に向かってホイールの回転軸の軸線方向内側に押し込むファンクションスイッチが一般的であった。
特開2003-325994号公報
ところで、この種のラジオコントロール送信機では、上述したトリムスイッチやファンクションスイッチ以外にもスイッチ機構のバリエーションを増やし、近年の多チャンネル化に対応した被操縦体の操縦が望まれていた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、スイッチ機構のバリエーションを増やすことができるラジオコントロール送信機を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するため、本発明に係るラジオコントロール送信機は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための操作部材を有するヘッド部とを備え、前記操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記操作部材は、前記被操縦体の進行方向を制御するホイールを含み、
前記ホイールが着脱可能で前記ヘッド部の本体取付部に取り付けられるスイッチ操作部材の外周部分に設けられ、レバーヘッドの一部が前記ホイールに近接して前記スイッチ操作部材の外周面から突出する操作レバーと、
前記スイッチ操作部材に内蔵され、前記操作レバーが前記ホイールの回転軸の軸線方向外側に向かって引く操作がなされたときに、予め割り当てられる機能を働かせるためのスイッチと、からなるスイッチ機構を備え
前記操作レバーは、前記スイッチ操作部材の内部に設けられるレバー本体の取付突起に挿通される取付穴が前記レバーヘッドに形成され、前記ホイールが前記スイッチ操作部材から取り外され、かつ前記スイッチ操作部材の一部が取り外された状態において前記レバーヘッドが前記取付突起に対して着脱可能であることを特徴とする。
本発明に係るラジオコントロール送信機は、前記レバーヘッドの外側端縁を前記スイッチ操作部材の外周面の形状に合わせて円弧状に形成してもよい。
本発明に係るラジオコントロール送信機は、前記レバーヘッドが前記レバー本体から取り外されたときに、前記スイッチ操作部材の外周面に形成される空間部分を覆うように前記レバー本体に着脱可能なカバー部材を備えてもよい。
本発明によれば、トリムスイッチやファンクションスイッチとは操作感の異なるスイッチ機構を備えたので、スイッチ機構のバリエーションを増やすことができる。しかも、スイッチ機構は、ホイールに近接してスイッチ操作部材の外周部分に設けられるので、ホイールを掴む手の指が操作レバーのレバーヘッドに掛けやすく、操作性に優れている。
スイッチ機構は、レバーヘッドがレバー本体に対して着脱できる構成なので、必要に応じてレバーヘッドの着脱を行うことにより、スイッチとしての機能を働かせたり、停止することができる。また、スイッチ機構が不要な場合には、カバー部材をレバー本体に取り付ければ、スイッチ操作部材の空間部分を塞いでスイッチ操作部材内部への異物の侵入を防いだり、空隙によってデザインが崩れてしまうことを防いだりでき、ホイールの操作の邪魔にならずに操縦を行うことができる。
本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機においてスイッチ機構を備えたスイッチ操作部材を含むホイールユニットの全体構成を示す斜視図である。 図4のスイッチ操作部材に操作レバーが取り付けられた状態を示す部分拡大斜視図である。 図4のスイッチ操作部材に取り付けられる操作レバーの分解斜視図である。 (a),(b)スイッチ機構の動作状態を示す断面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機においてスイッチ操作部材の空間部分にカバー部材を取り付けたホイールユニットの全体構成を示す斜視図である。 図8のスイッチ操作部材の空間部分にカバー部材が取り付けられた状態を示す部分拡大斜視図である。 図8のスイッチ操作部材の空間部分に取り付けられるカバー部材の分解斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機と略称する)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられる操作部材(ホイール、トリガー)の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
なお、本例では、送信機によって遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
[1.送信機の構成について]
送信機1は、図1および図2に示すように、グリップ部2、ベース部3、ヘッド部4を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。送信機1は、図2に示すように、上からヘッド部4、グリップ部2、ベース部3の順に略Z字状に配置される。
<1-1.グリップ部について>
グリップ部2は、一端(図1、図2の下端)側がベース部3と一体をなし、他端(図1、図2の上端)側がヘッド部4と一体をなしており、外形がベース部3側からヘッド部4側に向かって細く楕円柱状に形成される。グリップ部2は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持する把持部として機能する。
<1-2.ベース部について>
ベース部3は、グリップ部2の一端(図1、図2の下端)側に設けられ、矩形状に形成される。ベース部3は、グリップ部2を把持する手の下限位置を規制して手がグリップ部2から抜け落ちるのを防ぐとともに、送信機1を使用していないときに例えば地面などに立てて置く際の所定の設置面積を底面に有する脚部としても機能する。
<1-3.ヘッド部について>
ヘッド部4は、グリップ部2の他端(図1、図2の上端)側に設けられ、被操縦体を制御するための操作ユニットとして、ホイールユニット5とトリガーユニット6とを備える。
ホイールユニット5は、ヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に対し、操縦者の利き手に応じてホイール(回転部材)7が円筒状のスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の本体取付部4aに着脱可能に取り付けられる。スイッチ操作部材8は、なお、図1~3は操縦者が右利きの場合を図示している。
ホイール7は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材である。ホイール7は、図2に示すように、略円板形状の面の中心と軸心を一致させて、略円板状の面と垂直に送信機1のヘッド部4の方向に延在する回転軸によってスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に取り付けられる本体取付部4aに支持される。ホイール7は、所定の基準位置から左および右回りに回動して被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとして操作される。
スイッチ操作部材8の外周部分の上半部には、図4に示すように、所定間隔(所定角度)おきに複数(図示の例では、左右対称に位置して4箇所)のトリムスイッチ9が設けられる。各トリムスイッチ9には、予め設定により任意の機能が割り当てられ、ホイール7の回動方向(図4の矢印X方向)に傾倒し、スイッチ操作部材8の筐体内の対応するスイッチの接点を閉じることにより、予め割り当てられた機能が働くようになっている。
また、スイッチ操作部材8の外周部分の下部には、図4に示すように、ファンクションスイッチ10が設けられる。ファンクションスイッチ10には、トリムスイッチ9と同様に、予め設定により任意の機能が割り当てられ、図4のホイール7の回転軸(点線L)の軸線方向内側の本体取付部4aに向かって押し込み、スイッチ操作部材8の筐体内の対応するスイッチの接点を閉じることにより、予め割り当てられた機能が働くようになっている。さらに、スイッチ操作部材8には、本発明の要部として、上記トリムスイッチ9やファンクションスイッチ10とは異なる操作のスイッチ機構11が設けられる。このスイッチ機構11の構成については追って詳述する。
トリガーユニット6は、トリガー12が回動可能に支持された不図示の支持部材を介してヘッド部4に取り付けられる。
トリガー12は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー12は、図1や図2に示すように、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー12aと、第二のレバーとしてのブレーキレバー12bとに分割された構成であり、図2の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能にヘッド部4に取り付けられる。
トリガー12は、図2に示すように、スロットルレバー12aが不図示の支持部材の当接面に当接する位置まで図2の矢印Aの方向に回動可能とされ、ブレーキレバー12bが不図示の支持部材の当接面に当接する位置まで図2の矢印Bの方向に回動可能とされている。
スロットルレバー12aは、図2に示す状態を初期位置とし、ヘッド部4に固定される回動軸を中心として、グリップ部2の上端部分に近接してヘッド部4の裏側に回動自在に軸支されている。
スロットルレバー12aには、ブレーキレバー12bの基端部が着脱交換可能にネジ止め固定されていてもよい。この場合、ブレーキレバー12bは、操縦者の指の太さに応じた長さや形状のもの、指の触れる面にスポンジや発泡体などの緩衝体を設けて指を保護するようにしたものなど、予め複数種類用意しておけば、状況に応じて交換を行うことができる。
トリガー12は、一般的にグリップ部2を把持した手の人指し指または中指をスロットルレバー12aにかけて矢印Aの方向に引いて操作され、ブレーキレバー12bをスロットルレバー12aにかけた指の背で押して矢印Bの方向に操作される。
トリガー12は、スロットルレバー12aにかけている指を離すと、予め設定している初期位置(図2に示す状態)に自動復帰するようになっている。この初期位置のことをニュートラル位置という。ニュートラル位置では、被操縦体のエンジンは回転しているが、クラッチが切れており、被操縦体は走行しない状態となっている。
なお、被操縦体の動力源がモーターである場合は、ニュートラル位置ではモーターは回転していない。
トリガー12のスロットルレバー12aを図2の矢印Aの方向に引くことで被操縦体のエンジンのスロットルの制御を行い、被操縦体の移動速度を制御する。トリガー12のスロットルレバー12aを図2の矢印Aの方向に操作するほど被操縦体は加速する。
また、トリガー12のブレーキレバー12bを図2の矢印Bの方向に操作することでブレーキの制御を行うようにすることができる。そして、トリガー12のブレーキレバー12bを図2の矢印Bの方向に操作するほど強力なブレーキとなる。
なお、送信機1の設定によっては、トリガー12のブレーキレバー12bを図2の矢印Bの方向に操作すると被操縦体を後進させるものもある。また、被操縦体の動力にモーターを用いた場合も、トリガー12のスロットルレバー12aを図2の矢印Aの方向に操作すると被操縦体を加速させることができる。
さらに、送信機1には、ホイール7とトリガー12以外にも多数のボタンなどの操作部材が設けられている。これらの操作部材には、被操縦体の動作に関わる特殊な操作を割り当てることができる。
また、ヘッド部4には、表示部13とアンテナ14が設けられている。表示部13は、操縦者がグリップ部2を把持したときに、グリップ部2に接続されるヘッド部4の本体に対し、操縦者が表示画面を見やすいように所定角度傾斜して設けられる。表示部13は、送信機1の設定を表示するディスプレイであり、表示部13の周辺に設けられる操作ボタンやスライドスイッチなどの設定用操作部材15の操作により、表示の内容を切り替えたり、送信機1の設定を変更している。
本実施の形態で示す送信機1のアンテナ14は、操縦者がグリップ部2を把持した状態で表示部13の表示面の反対側に位置するヘッド部4の一端部分(すなわち、操縦者がグリップ部2を把持した状態におけるヘッド部4の当該操縦者と対向する側の端部と反対側に位置する端部)に回転自在に軸支されている。アンテナ14は、被操縦体を遠隔操作するときに、ヘッド部4と一体に外形を形成する水平状態(図2の状態)から90°回転して垂直方向に向いた起立状態で使用される。アンテナ14は、起立状態で使用することにより、被操縦体の遠隔操作時における指向性を高めることができる。
<1-4.電気的構成について>
ヘッド部4には、図3に示すように、上述した表示部13の他、送信部16、記憶部17、制御部18を含む電子回路部が内蔵されている。
また、ベース部3には、電子回路部の各部(表示部13、送信部16、記憶部17、制御部18)に必要な駆動電力を供給するためのバッテリ19が交換可能に設けられる。
送信部16は、ホイール7やトリガー12の操作や設定に応じて生成される送信データを変調・増幅し、この変調・増幅した操縦信号を、制御部18の制御により、アンテナ14を介して被操縦体に送信している。
記憶部17は、設定用操作部材15の操作に基づく各種設定情報を、制御部18の制御により記憶している。また、記憶部17は、設定用操作部材15の設定操作によりトリムスイッチ9、ファンクションスイッチ10や後述するスイッチ機構11のスイッチを含む各種スイッチに割り当てられた機能をスイッチごとに対応付けて記憶している。さらに、記憶部17には、送信機1を構成する各部の駆動制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部18は、表示部13、送信部16、記憶部17を統括制御しており、ホイール7やトリガー12の操作や設定に応じた送信データの生成、表示部13の表示制御、送信部16からアンテナ14を介しての操縦信号の出力制御、記憶部17に対する設定情報の保存、各種スイッチ(トリムスイッチ9、ファンクションスイッチ10、後述するスイッチ機構11のスイッチなど)から接点信号が入力されたときに、その接点信号を出力するスイッチに対応する機能を記憶部17から読み出して実行する制御、記憶部17に記憶される制御プログラムに基づく送信機1の各部の駆動制御などを行っている。
上記のように構成される送信機1では、操縦者が一方の手でグリップ部2を把持し、グリップ部2を把持した手の人指し指または中指をトリガー12にかけてトリガー12の操作を行い、他方の手でホイール7を掴んで操作を行う。そして、このトリガー12とホイール7の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信して被操縦体を遠隔操作する。
[2.スイッチ機構の構成について]
次に、本発明の要部であるスイッチ機構11の構成について添付図面を参照しながら説明する。
スイッチ機構11は、ホイール7を操作する手の任意の指により操作されるもので、スイッチ操作部材8の筐体の外周部分に設けられる。具体的には、図2や図4に示すように、スイッチ操作部材8の筐体の外周部分に対し、トリムスイッチ9,9間の左右対称に位置して2箇所に設けられる。
スイッチ機構11は、図6や図7(a),(b)に示すように、操作レバー21とスイッチ22からなり、操作レバー21がレバー本体23とレバーヘッド24から構成される。
レバー本体23は、スイッチ22の操作部22aに対向して配置され、レバーヘッド24の操作によりスイッチ22の操作部22aを押下するためのバー状の押圧部23aが形成される。押圧部23aの両端には、支持軸23bがスイッチ操作部材8の筐体の内壁面に沿って立設して一体形成される。各支持軸23bの先端には、レバーヘッド24を着脱可能に取り付けるための取付突起23cが一体形成される。
レバーヘッド24は、板状の操作片24aの外側端縁がスイッチ操作部材8の筐体の外周面の形状に合わせて円弧状に形成され、操作片24aの内側端縁にU字状の取付片24bが一体形成される。取付片24bには、レバー本体23の取付突起23cに挿通して着脱可能に取り付けるための取付穴24cが形成される。
上記のように構成される操作レバー21は、レバー本体23の押圧部23aがスイッチ22の操作部22a上に位置し、レバーヘッド24の取付片24bの取付穴24cがレバー本体23の支持軸23bに挿通された状態でレバーヘッド24の操作片24aが図4や図5に示すスイッチ操作部材8の筐体の開口穴8aを通して外周面から突出して配置される。
スイッチ22は、予め割り当てられた機能を働かせるものであり、スイッチ操作部材8の筐体内に内蔵して固定された基板25に配線接続される。スイッチ22は、図7(a)の状態から操作レバー21のレバーヘッド24の操作片24aがホイール7の回転軸(図6の点線L)の軸線方向外側7に向かって引く操作(ホイール7を掴む手の掌に向かって引く操作)がなされると、図7(b)に示すように、操作レバー21全体が反時計方向に回動し、レバー本体23の押圧部23aの押下により接点が閉じ、接点信号を制御部18に出力する。制御部18は、スイッチ22から接点信号が入力されると、接点信号を出力したスイッチ22に割り当てられた機能を記憶部17から読み出し、読み出した機能を実行するべく制御を行う。
なお、前述したトリムスイッチ9やファンクションスイッチ10を含め、スイッチ機構11のスイッチ22に割り当てる機能としては、例えば多チャンネルのチャンネルごとの各種機能、ギミック操作のオン・オフ、コンディションの切り替え、周回数をカウントするラップタイマーのオン・オフ、ターボ機能のオン・オフ、ミキシング、緊急ブレーキ、カメラなど操縦者が任意に設定することができる。
カバー部材26は、図8や図9に示すように、スイッチ操作部材8の外周面に形成される開口穴8a(操作レバー21のレバーヘッド24の取付片24bが挿通される空間部分)を塞ぐ部材である。カバー部材26は、図10に示すように、目隠し部26aと取付片26bから構成される。目隠し部26aは、スイッチ操作部材8の開口穴8aを塞ぐため、表面がスイッチ操作部材8の開口穴8aに合わせた大きさで、かつスイッチ操作部材8の外周面の形状に合わせた円弧状に形成される。目隠し部26aには、レバーヘッド24と同一形状のU字状の取付片26bが一体形成される。取付片26bには、スイッチ機構11の操作レバー21のレバー本体23の取付突起23cに挿通して着脱可能に取り付けるための取付穴26cが形成される。
上記のように構成されるカバー部材26は、操作レバー21のレバーヘッド24がレバー本体23から取り外されているときに、スイッチ操作部材8の外周面に形成される開口穴8aを塞ぐようにレバー本体23の支持軸23bの取付突起23cに取り付けられる。
なお、前述したトリムスイッチ9やファンクションスイッチ10を含めてスイッチ機構11が設けられるスイッチ操作部材8は、本体取付部4aに対して着脱可能であり、回動方向の任意の位置で固定可能となっている。これにより、操縦者が被操縦体を遠隔制御にあたって、前述したトリムスイッチ9やファンクションスイッチ10を含めてスイッチ機構11が操縦者の好みの位置にない場合、スイッチ操作部材8の取り付け位置を変えることで操縦者が希望する位置に変更することができる。また、スイッチ操作部材8が本体取付部4aに対して着脱可能な構成なので、後で大小レバーを選択することが可能であり、操縦者がオリジナル形状のスイッチ操作部材を用意して取り付けることも可能である。さらに、スイッチ機構11が不要な場合には、カバー部材26をレバー本体23に取り付けてスイッチ操作部材8の空間部分を塞ぐことにより、スイッチ操作部材8内部への異物の侵入を防いだり、スイッチ操作部材8の空間部分(空隙)によってデザインが崩れてしまうことを防いだりできる。
このように、本実施の形態の送信機1によれば、ホイール7が着脱可能でヘッド部4の本体取付部4aに取り付けられるスイッチ操作部材8に設けられる操作レバー21と、操作レバー21がホイール7の回転軸の軸線方向外側に向かって引く操作(ホイール7を掴む手の掌に向かって引く操作)がなされたときに、予め割り当てられる機能を働かせるためのスイッチ22と、からなるスイッチ機構11を備えた構成なので、スイッチ操作部材8に設けられるスイッチ機構として、トリムスイッチやファンクションスイッチとは別に、操作感の異なるスイッチ機構のバリエーションを増やすことができる。
しかも、スイッチ機構11は、ホイール7に近接してスイッチ操作部材8の外周部分に設けられ、スイッチ操作部材8の外周面から突出するレバーヘッド24の操作片24aの端縁がスイッチ操作部材8の外周面に合わせて円弧状に形成されるので、ホイール7を掴む手の指が操作レバー21のレバーヘッド24に掛けやすくなり、ホイール7と並行して操作を行うことができ、トリムスイッチやファンクションスイッチと比較して操作性に優れている。
スイッチ機構11は、レバーヘッド24がレバー本体23に対して着脱できる構成なので、必要に応じてレバーヘッド24の着脱を行うことにより、スイッチとしての機能を働かせたり、停止することができる。
また、スイッチ機構11が不要な場合には、レバーヘッド24をレバー本体23から取り外し、代わりにカバー部材26をレバー本体23に取り付ければ、スイッチ操作部材8の開口穴8aをカバー部材26で塞ぐことができ、ホイール7の操作の邪魔にならずに操縦を行うことができる。
ところで、上述した実施の形態では、スイッチ機構11をスイッチ操作部材8の外周部分の2箇所に設けた構成を図示して説明したが、これに限定されるものではない。例えばスイッチ操作部材8の外周部分の1箇所のみにスイッチ機構11を設けてもよい。また、スイッチ機構11は、スイッチ操作部材8の外周部分の空きスペースや操作する指に応じて3箇所以上の任意の位置に設けることもできる。
以上、本発明に係る送信機の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 送信機(ラジオコントロール送信機)
2 グリップ部
3 ベース部
3a 表面
3b 開口部
3c 内壁面
4 ヘッド部
4a 本体取付部
5 ホイールユニット
6 トリガーユニット
7 ホイール
8 スイッチ操作部材
9 トリムスイッチ
10 ファンクションスイッチ
11 スイッチ機構
12 トリガー
12a スロットルレバー
12b ブレーキレバー
13 表示部
14 アンテナ
15 設定用操作部材
16 送信部
17 記憶部
18 制御部
19 バッテリ
21 操作レバー
22 スイッチ
23 レバー本体
23a 押圧部
23b 支持軸
23c 取付突起
24 レバーヘッド
24a 操作片
24b 取付片
24c 取付穴
25 基板
26 カバー部材
26a 目隠し部
26b 取付片
26c 取付穴

Claims (3)

  1. 被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための操作部材を有するヘッド部とを備え、前記操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記操作部材は、前記被操縦体の進行方向を制御するホイールを含み、
    前記ホイールが着脱可能で前記ヘッド部の本体取付部に取り付けられるスイッチ操作部材の外周部分に設けられ、レバーヘッドの一部が前記ホイールに近接して前記スイッチ操作部材の外周面から突出する操作レバーと、
    前記スイッチ操作部材に内蔵され、前記操作レバーが前記ホイールの回転軸の軸線方向外側に向かって引く操作がなされたときに、予め割り当てられる機能を働かせるためのスイッチと、からなるスイッチ機構を備え
    前記操作レバーは、前記スイッチ操作部材の内部に設けられるレバー本体の取付突起に挿通される取付穴が前記レバーヘッドに形成され、前記ホイールが前記スイッチ操作部材から取り外され、かつ前記スイッチ操作部材の一部が取り外された状態において前記レバーヘッドが前記取付突起に対して着脱可能であることを特徴とするラジオコントロール送信機。
  2. 前記レバーヘッドは、その外側端縁が前記スイッチ操作部材の外周面の形状に合わせて円弧状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のラジオコントロール送信機。
  3. 前記レバーヘッドが前記レバー本体から取り外されたときに、前記スイッチ操作部材の外周面に形成される空間部分を覆うように前記レバー本体に着脱可能なカバー部材を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機。
JP2021075973A 2021-04-28 2021-04-28 ラジオコントロール送信機 Active JP7449894B2 (ja)

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