JP6305824B2 - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機に関し、特に、被操縦体の移動速度を制御するトリガーを備えたラジオコントロール送信機に関するものである。
例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機には、操縦される被操縦体の種類に応じて様々な形状のものが存在する。
この種のラジオコントロール送信機は、その形状の違いから、スティックタイプとトリガータイプに大別される。スティックタイプのラジオコントロール送信機は、上下方向と左右方向に操作される2本のスティックを筐体の左右に並べて設け、模型自動車、模型飛行機、模型ヘリコプタ、模型船、産業機械などの被操縦体の操作に使用される。また、トリガータイプのラジオコントロール送信機は、エンジン又はモーターのスロットルを操作するトリガーと被操縦体のステアリングを制御するホイールとを備え、主に模型自動車の操作に使用される。
ところで、操縦者は、トリガータイプのラジオコントロール送信機を用いて被操縦体を遠隔操作する場合、一方の手でグリップ部を握ってラジオコントロール送信機の全体を支え、その手の人指し指でトリガーの操作が行われるとともに、他方の手でホイールの操作が行われる。
このように、トリガータイプのラジオコントロール送信機では、グリップ部を握った手の人指し指をトリガーにかけて操作が行われるので、トリガーの操作をしやすくするためには、操縦者の手の大きさに合わせてトリガーを交換する必要があった。
しかしながら、従来のトリガータイプのラジオコントロール送信機では、トリガーの交換を行う場合、送信機の筐体を9割方ばらして分解する必要があり、トリガーの交換作業が大がかりとなってしまい、交換および組立の作業時間も要するという問題があった。
この問題を解消するため、トリガーの位置を調整できるようにしたラジオコントロール送信機が下記特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されるラジオコントロール送信機は、操作部として機能するスロットルトリガが回動自在に取り付けられたトリガユニットを備え、トリガユニットの本体における取付位置がスライド可能に構成されている。そして、スロットルトリガの位置を変える場合には、本体に対してトリガユニットをスライドさせ、スロットルトリガの取付位置を調整する。これにより、操縦者の手の大きさに応じてスロットルトリガの位置を無段階で調整することができる。
また、上述したスライド機構以外の構成として、トリガーの位置と角度の調整が行える回転ピボットを用いたトリガータイプのラジオコントロール送信機も知られている。回転ピボットは、ブレーキレバーの基端部の球状部分を上下2箇所でスロットルレバーにビス止めし、ブレーキレバーをスロットルレバーに対して回転自在に取り付けたものである。この回転ピボットでは、スロットルレバーに固定されるブレーキレバーの球状部分の上下2箇所のビスを緩め、ブレーキレバーを任意の位置に調節した後、上下2箇所のビスを再び締め込んで固定する。これにより、操縦者の指の太さに応じてブレーキレバーを任意の位置に調整することができる。
特開2001−62160号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されるスライド機構は、操縦者が手の大きさに合わせてトリガユニットをスライド移動させ、グリップ部を握ったときの手の指がスロットルトリガにかかりやすくなるようにトリガユニットの本体における取付位置を調整する構成なので、スロットルトリガにかかる指の太さに応じた調整を行うためには本体を分解してトリガユニットごと交換しなければならず、その作業が面倒であり、労力と手間を要するという問題があった。しかも、特許文献1のスライド機構は、本体に対してスライド移動可能なトリガユニットにスロットルトリガが取り付けられた構成なので、スロットルトリガの固定が不安定であり、被操縦体の操作中にスロットルトリガが不用意に動いてしまうことがあった。
また、回転ピボットは、ブレーキレバーがスロットルレバーに対して球状部分の上下2箇所のみで挟み込むようにビス止めされた構成なので、スロットルレバーに対するブレーキレバーの固定が不安定であり、被操縦体の遠隔操作中にビスの緩みによってブレーキレバーが動いて位置ずれを起こす恐れがあった。また、温度や経年変化、強い衝撃などによってもビスが緩んでしまうことがある。このため、ビスを接着剤などを用いてしっかり固定する必要があった。しかし、スロットルレバーに対するブレーキレバーの固定のために接着剤などを用いると、操縦者の指の太さに応じた大きさのトリガーの交換に容易に対応することができないという問題が生じる。
このように、上述した特許文献1を含め、従来のラジオコントロール送信機では、操縦者の指の太さに応じた大小のトリガーの交換が簡単に行えず、操縦者も自分なりにスポンジやパテなどを張り付けたり、逆にトリガーを削ったりして好みのトリガーの大きさに調節する必要があり、労力と手間を要していた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、トリガーを操縦者の指の太さに応じて簡単に交換することができるラジオコントロール送信機を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載されたラジオコントロール送信機は、被操縦体を制御するための操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記操作部材は、第一のレバーと第二のレバーとに分割された引き金形状のトリガーからなり、一方のレバーが筐体に回動可能に軸支され、他方のレバーが交換可能に前記一方のレバーにネジ止め固定され
前記筐体には、交換可能なレバーの当接位置を調整する調整部材が設けられることを特徴とする。
請求項2に記載されたラジオコントロール送信機は、請求項1に記載のラジオコントロール送信機において、
前記第一のレバーと前記第二のレバーとは、互いの一部が嵌合した状態でネジ止め固定されることを特徴とする。
本発明によれば、ネジを取り外すだけでトリガーの大小を簡単に交換でき、操縦者の指の太さに合ったレバーに付け替えることができる。その結果、レバーのパーツ交換だけで新しいサイズのトリガーを簡単に構成することができる。
また、トリガーは、分割されたレバーの一部を嵌合させた状態でネジ止め固定されるので、従来のスライド型やピボット型のトリガー調整機構と比較して、非常に剛性が高く、操縦者にとって使いやすい送信機を提供することができる。
本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のブロック構成図である。 (a),(b)本発明に係るラジオコントロール送信機の要部を示すトリガーの部分拡大断面図であり、レバー交換前後の状態の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機という)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられるトリガーやスティックなどの操作部材の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
なお、本例では、送信機によって遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
[1.送信機の構成について]
送信機1は、図1および図2に示すように、グリップ部2、ベース部3、ヘッド部4を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。
<1−1.グリップ部について>
グリップ部2は、一端(下端)側がベース部3と一体をなし、他端(上端)側がヘッド部4と一体をなしており、外形がベース部3側からヘッド部4側に向かって細く楕円柱状に形成される。グリップ部2は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持する把持部として機能する。
<1−2.ベース部について>
ベース部3は、グリップ部2の一端(下端)側に設けられ、矩形状に形成される。ベース部3は、グリップ部2を把持する手の下限位置を規制して手がグリップ部2から抜け落ちるのを防ぐとともに、送信機1を使用していないときに例えば地面などに立てて置く際の所定の設置面積を底面に有する脚部としても機能する。
また、ベース部3には、操縦者が両手を使ってホイール21やトリガー22を操作している際に操作するためのスイッチ機構11が設けられている。図2では、このスイッチ機構11を操縦者がグリップ部2を把持したときの操縦者側の端部に設けた例である。スイッチ機構11は、両手操作中の操縦者が両手の指以外の身体の一部(例えば、胸、腹、肩、股、膝など)や近辺の物(例えば、競技場の手摺りなど)に送信機1を引き寄せてスイッチをオン・オフさせることにより、スイッチ機構11に割り当てられた機能を働かせることができる。
スイッチ機構11に割り当てる機能としては、例えばターボ機能のオン・オフ、ミキシング、ジャイロ操作、ラップ計測、急ブレーキ、カメラなど任意であるが、特に操縦者が両手操作中に並行して操作したい機能を割り当てておけば、緊急事態の際に咄嗟の判断でスイッチ機構11を瞬時に操作でき、スイッチ機構11に割り当てた機能を即座にオン・オフさせることができる。
<1−3.ヘッド部について>
ヘッド部4は、グリップ部2の他端(上端)側に設けられ、第一操作部材としてのホイール21と、本発明の要部である第二操作部材としてのトリガー22とを備えている。
ホイール21は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材である。ホイール21は、図1および図2に示すように、略円板形状の面の中心と軸心を一致させて、略円板状の面と垂直に送信機1のヘッド部4の方向に延在する回転軸によって支持される。ホイール21は、所定の基準位置から左および右回りに回動して被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとして操作される。
トリガー22は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー22は、図1や図4に示すように、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー22aと、第二のレバーとしてのブレーキレバー22b1(22b2)とに分割された構成であり、図1や図4の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能にヘッド部4に取り付けられる。
トリガー22は、図1や図4に示すように、スロットルレバー22aがヘッド部4の当接面4aに当接する位置まで図1や図4の矢印Aの方向に回動可能とされ、ブレーキレバー22b1(22b2)がヘッド部4の当接面4bに当接する位置まで矢印Bの方向に回動可能とされている。
スロットルレバー22aは、図4(a)又は図4(b)に示す状態を初期位置とし、ヘッド部4に固定される回動軸22aaを中心として、グリップ部2の上端部分に近接してヘッド部4の裏側に回動自在に軸支されている。
スロットルレバー22aには、ブレーキレバー22b1(22b2)の基端部22baが嵌合する凹部22abが形成されている。また、スロットルレバー22aには、凹部22abに連通してネジ穴22acが形成されている。ネジ穴22acには、ブレーキレバー22b1(22b2)の基端部22baが凹部22abに嵌合された状態でブレーキレバー22b1(22b2)をスロットルレバー22aに固定するためのネジ33がねじ込まれる。
ブレーキレバー22b1(22b2)は、操縦者の指の太さに応じた長さや形状のものが予め複数種類用意されている。例えば、ブレーキレバー22b2は、ブレーキレバー22b1よりも指の太い操縦者向けの形状となっている。さらに、図示していないが、指の触れる面にスポンジや発泡体などの緩衝体を設けて指を保護するような構成のブレーキレバーを用意しても良い。その他にも操縦者が操作しやすくなるような構成や形状のブレーキレバーを用意しても良い。また、ブレーキレバー22b1(22b2)の基端部22baには、スロットルレバー22aに固定する際に、ネジ33の頭33aを収容して軸33bが挿通される段付貫通穴22bbが形成されている。
スロットルレバー22aにブレーキレバー22b1(22b2)を固定する場合は、操縦者の指の太さに合わせてブレーキレバー22b1又は22b2を選択する。そして、図4(a)に示すように、ブレーキレバー22b1を選択した場合には、この選択したブレーキレバー22b1の基端部22baをスロットルレバー22aの凹部22abに嵌合し、ブレーキレバー22b1の段付貫通穴22bbにネジ33を挿通し、ネジ33の頭33aが段付貫通穴22bbの収容された状態でスロットルレバー22aのネジ穴22acにネジ33の軸33bをねじ込む。これにより、ブレーキレバー22b1は、スロットルレバー22aに剛性を持ってネジ止め固定される。
なお、図4(b)に示すように、スロットルレバー22aにネジ止め固定されたブレーキレバー22b1を操縦者の指の太さに合わせてブレーキレバー22b2に交換する場合は、ネジ33を緩めてブレーキレバー22b1をスロットルレバー22aから取り外し、新しいブレーキレバー22b2を上述した手順でスロットルレバー22aにネジ止め固定する。
ブレーキレバー22b1(22b2)を図4(a)や図4(b)の矢印Bの方向に操作したときにブレーキレバー22b1(22b2)が当接するヘッド部4の当接面4bには、ブレーキレバー22b1(22b2)の当接位置を調整するための調整部材34が設けられている。調整部材34は、図4(a),(b)の点線で示すように、ヘッド部4の当接面4bから出し入れされるネジで構成され、このネジの出し入れによりブレーキレバー22b1(22b2)の当接位置を調整することができる。なお、調整部材34としてのネジが当接面4bから突出している場合には、ネジの頭の平坦面がブレーキレバー22b1(22b2)の当接面4bになる。
トリガー22は、一般的にグリップ部2を把持した手の人指し指をスロットルレバー22aにかけて矢印Aの方向に引いて操作され、ブレーキレバー22b1(22b2)をスロットルレバー22aにかけた指の背で押して矢印Bの方向に操作される。
トリガー22は、スロットルレバー22aにかけている指を離すと、予め設定している初期位置(図4(a)又は図4(b)に示す状態)に自動復帰するようになっている。この初期位置のことをニュートラル位置という。ニュートラル位置では、被操縦体のエンジンは回転しているが、クラッチが切れており、被操縦体は走行しない状態となっている。
なお、被操縦体の動力源がモーターである場合は、ニュートラル位置ではモーターは回転していない。
トリガー22のスロットルレバー22aを図1や図4の矢印Aの方向に引くことで被操縦体のエンジンのスロットルの制御を行い、被操縦体の移動速度を制御する。トリガー22のスロットルレバー22aを矢印Aの方向に操作するほど被操縦体は加速する。
また、トリガー22のブレーキレバー22b1(22b2)を図1や図4の矢印Bの方向に操作することでブレーキの制御を行うようにすることができる。そして、トリガー22のブレーキレバー22b1(22b2)を矢印Bの方向に操作するほど強力なブレーキとなる。
なお、送信機1の設定によっては、トリガー22のブレーキレバー22b1(22b2)を図1や図4の矢印Bの方向に操作すると被操縦体を後進させるものもある。また、被操縦体の動力にモーターを用いた場合も、トリガー22のスロットルレバー22aを図1や図4の矢印Aの方向に操作すると被操縦体を加速させることができる。
さらに、送信機1には、ホイール21とトリガー22以外にも多数のボタンなどの操作部材が設けられている。これらの操作部材には、被操縦体の動作に関わる特殊な操作を割り当てることができる。
また、ヘッド部4には、表示部23とアンテナ24が設けられている。表示部23は、操縦者がグリップ部2を把持したときに、操縦者が表示画面を見やすいように所定角度傾斜して設けられる。表示部23は、送信機1の設定を表示するディスプレイであり、表示部23の周辺に設けられる操作ボタンやスライドスイッチなどの設定用操作部材25の操作により、表示の内容を切り替えたり、送信機1の設定を変更している。
アンテナ24は、操縦者がグリップ部2を把持した状態で表示部23の反対側に位置するヘッド部4の一端部分(すなわち、操縦者がグリップ部2を把持した状態におけるヘッド部4の当該操縦者と対向する側の端部と反対側に位置する端部)に回転自在に軸支されている。アンテナ24は、被操縦体を遠隔操作するときに、ヘッド部4と一体に外形を形成する水平状態(図2の実線)から90°回転して垂直方向に向いた起立状態(図2の一点鎖線)で使用される。アンテナ24は、起立状態で使用することにより、被操縦体の遠隔操作時における指向性を高めることができる。
<1−4.電気的構成について>
さらに、ヘッド部4には、図3に示すように、上述した表示部23、送信部26、記憶部27、制御部28を含む電子回路部が内蔵されている。
なお、ベース部3には、電子回路部の各部(表示部23、送信部26、記憶部27、制御部28)に必要な駆動電力を供給するためのバッテリ29が交換可能に設けられる。
送信部26は、制御部28により生成された送信データを変調・増幅し、この変調・増幅した操縦信号を、制御部28の制御により、アンテナ24を介して被操縦体に送信している。
記憶部27は、設定用操作部材25の操作に基づく各種設定情報を、制御部28の制御により記憶している。また、記憶部27には、送信機1を構成する各部の駆動制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部28は、表示部23、送信部26、記憶部27を統括制御しており、ホイール21やトリガー22の操作や設定に応じた送信データの生成、表示部23の表示制御、送信部26からアンテナ24を介しての操縦信号の出力制御、記憶部27に対する設定情報の保存、記憶部27に記憶される制御プログラムに基づく送信機1の各部の駆動制御などを行っている。
<1−5.送信機の作用と効果について>
このように構成される送信機1では、操縦者が一方の手でグリップ部2を把持し、グリップ部2を把持した手の人指し指をトリガー22にかけてトリガー22の操作を行い、他方の手でホイール21を掴んで操作を行う。そして、このトリガー22とホイール21の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信して被操縦体を遠隔操作する。
そして、本発明の送信機1によれば、トリガー22をスロットルレバー22aとブレーキレバー22b1(22b2)に分割された構成とし、スロットルレバー22aがヘッド部4に回動自在に固定され、ネジ33を用いてブレーキレバー22b1(22b2)をスロットルレバー22aにネジ止め固定している。これにより、ネジ33を取り外すだけでブレーキレバー22b1(22b2)の大小を簡単に交換でき、操縦者の指の太さに合ったブレーキレバー22b1(22b2)に付け替えることができる。その結果、ブレーキレバー22b1(22b2)のパーツ交換だけで新しいサイズのトリガー22を簡単に構成することができる。
また、トリガー22は、スロットルレバー22aの凹部22abにブレーキレバー22b1(22b2)の基端部22baを嵌合した状態でネジ33の締結によりブレーキレバー22b1(22b2)がスロットルレバー22aにしっかり固定されるので、従来のスライド型やピボット型のトリガー調整機構と比較して、非常に剛性が高く、操縦者にとって使いやすい送信機1を提供することができる。
<1−6.送信機の他の実施の形態について>
ところで、上述した実施の形態では、スロットルレバー22aを初期位置でヘッド部4に回動自在に固定し、スロットルレバー22aにブレーキレバー22b1(22b2)をネジ止め固定した構成について図示して説明したが、これらを逆転した構成としてもよい。すなわち、ブレーキレバー22b1(22b2)を初期位置でヘッド部4に回動自在に固定し、ブレーキレバー22b1(22b2)にスロットルレバー22aをネジ止め固定する。その際、スロットルレバー22aを図4の矢印Aの方向に操作したときにスロットルレバー22aが当接するヘッド部4の当接面4aには、スロットルレバー22aの当接位置を調整するためのネジからなる調整部材が設けられる。この調整部材としてのネジは、図4に示される当接面4aに対して垂直方向に出し入れされる。この調整部材としてのネジを当接面4aから出し入れすれば、スロットルレバー22aの当接位置を調整することができる。なお、調整部材としてのネジが当接面4aから突出している場合には、ネジの頭の平坦面がスロットルレバー22aの当接面4aとなる。
また、上述した送信機1におけるトリガー22は、スロットルレバー22aとブレーキレバー22b1(22b2)に分割され、一方のレバーがヘッド部4に回動自在に固定され、他方のレバーが一方のレバーにネジ止め固定された構成であればよく、レバーの形状を図示以外の形状としてもよい。例えば図4に示すトリガー22のスロットルレバー22aの先端とブレーキレバー22b1(22b2)の先端とを接合し、トリガー22を全体としてリング状の形状とし、矢印A、矢印Bの方向に操作できるようにしてもよい。
以上、本発明に係る送信機の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 送信機(ラジオコントロール送信機)
2 グリップ部
3 ベース部
4 ヘッド部
4a,4b 当接面
21 ホイール(第一の操作部材)
22 トリガー(第二の操作部材)
22a スロットルレバー(第一のレバー)
22aa 回動軸
22ab 凹部
22ac ネジ穴
22b1,22b2 ブレーキレバー(第二のレバー)
22ba 基端部
22bb 段付貫通穴
33 ネジ
34 調整部材(ネジ)

Claims (2)

  1. 被操縦体を制御するための操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記操作部材は、第一のレバーと第二のレバーとに分割された引き金形状のトリガーからなり、一方のレバーが筐体に回動可能に軸支され、他方のレバーが交換可能に前記一方のレバーにネジ止め固定され
    前記筐体には、交換可能なレバーの当接位置を調整する調整部材が設けられることを特徴とするラジオコントロール送信機。
  2. 前記第一のレバーと前記第二のレバーとは、互いの一部が嵌合した状態でネジ止め固定されることを特徴とする請求項1に記載のラジオコントロール送信機。
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