JP4047625B2 - ラジオコントロール送信機 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、電波により模型等の被操縦体を遠隔制御するラジオコントロール装置において、操作者が操作し被操縦体に操縦信号を送信するラジオコントロール送信機(以下、ラジコン送信機という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
電波により模型自動車等の被操縦体を遠隔制御するラジオコントロール装置では、操作者がラジコン送信機を操作することで被操縦体に送信される操縦信号を制御している。送信されてきた操縦信号は、被操縦体に搭載されている速度制御用サーボや方向制御用サーボの動作量を制御し、被操縦体を遠隔制御している。
従来、このようなラジコン送信機としては、図8に示すようなものがあった(同図は右利き用)。この種のラジコン送信機は、一般にホイルタイプと呼ばれており、グリップハンドル1、本体2、スロットルトリガー3、ステアリングホイル4、アンテナ5、電池ボックス6、表示部7等で構成されている。
通常、操作者は、ピストルを握るように左手でグリップハンドル1を握り、人指し指をスロットルトリガー3に掛ける。また、右手で本体2の前面中央に設けられたステアリングホイル4を持つ。
そして、このようなラジコン送信機により、例えば模型自動車等の被操縦体を操縦する場合、操作者がスロットルトリガー3を引くと(図中矢印A方向)、その操作量に応じた速度で被操縦体が前進し、逆にスロットルトリガー3を押すと(図中矢印B方向)、その操作量に応じた速度で被操縦体が後進したり、後進しないものではブレーキが作用する。また、操作者がステアリングホイル4を右方向(図中矢印C方向)に回すとその操作量に応じて被操縦体が右方向に曲がり、左方向(図中矢印D方向)に回すとその操作量に応じて被操縦体が左方向に曲がるようになっている。このため、操作者は、スロットルトリガー3とステアリングホイル4とを操作することによって、被操縦体を遠隔制御することができる。
【0003】
また、この種のラジコン送信機には、スロットルトリガー3やステアリングホイル4の操作量に対して被操縦体を制御する制御量を調整する機能が具備されている。具体的には、スロットルトリガー3やステアリングホイル4の操作量に応じて動作する速度制御用サーボや方向制御用サーボのニュートラル位置や最大舵角(最大動作量)を調整する機能である。これら調整を行うためのスイッチ類は、通常、操作者が被操縦体を実際に遠隔制御している状態で操作できるよう、スロットルトリガー3やステアリングホイル4の近傍に設けられている。
図8に示すラジコン送信機において、速度制御用サーボや方向制御用サーボのニュートラル位置を調整する場合は、ステアリングホイル4の近傍に設けられたスイッチ8により行うようになっている。このラジコン送信機では、ステアリングホイル4の軸線に対して、垂直上方向と水平左右方向の位置に3つのスイッチ8が設けれているが、このうちの1つは速度制御用サーボのニュートラル位置の調整、他の1つは方向制御用サーボのニュートラル位置の調整を行えるように設定されている。
また、速度制御用サーボや方向制御用サーボの最大舵角(最大動作量)の調整は、スロットルトリガー3の近傍に設けられたダイヤル9により行うようになっている。
このため、操作者は、被操縦体を実際に遠隔制御し、その動き(制動)を確認しながらこれらの調整を行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなラジコン送信機のスイッチは、被操縦体を実際に遠隔制御している状態で操作できるようステアリングホイルの近傍に設けられてはいるものの、その位置については固定されていた。
ところが、ラジコン送信機の操作者は、子供から大人までの幅広い世代に渡っており、それぞれの操作者によってグリップハンドルやステアリングホイルの握り方が違う。とくに、ステアリングホイルについては、操作者の好みによってそれぞれ握り方が大きく異なるため、あらかじめ固定されているスイッチの位置では操作しにくい場合があった。
当然、このような場合、ステアリングホイールを操作しながらニュートラル位置または最大舵角の調整がしずらい。そして、操作者は、無理な状態で操作することになるため、操縦ミスを引き起こし易くなるという問題があった。被操縦体が模型自動車のような場合には、壁等の障害物に衝突させてしまい、破損してしまう恐れがあった。
【0005】
また、近年、この種のラジコン送信機においては、操作性の向上を図り、本体とステアリングホイルの間にアダプタを介在させ、通常ステアリングホイルが取り付けられるように設定されている位置(本体中央)とは異なる位置にステアリングホイルを変更することが普及している。そして、そのためのアダプタは、ステアリングホイルの位置をスロットルトリガーの高さと略同じに変更するものが一般的となっている。このような場合においても、スイッチの位置は、操作者がスムーズに操作できるような位置にあることが望ましい。
そこで、本発明は、操作者がスイッチを無理のない状態で操作できる位置に変更することができるラジコン送信機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電波により模型等の被操縦体を遠隔制御するために操作者が操作部を操作し、操作部の操作量に応じて被操縦体に操縦信号を送信するラジオコントロール送信機において、前記被操縦体の前後方向の進行およびまたは速度を制御する操作部としてのスロットルトリガーと、前記被操縦体の左右方向の舵角を制御する操作部としてのステアリングホイルと、前記スロットルトリガーおよびまたは前記ステアリングホイルの操作量に対する被操縦体の制御量を調整するために操作するスイッチと、前記ステアリングホイルが回動自在に支承され、前記スイッチが配設される操作ユニットと、前記スロットルトリガーと前記操作ユニットが設けられる本体とを有し、前記操作ユニットには円形状の凸部が形成され、前記本体には円形状の凹部が形成されているとともに、前記操作ユニットは、前記本体に対して、前記操作ユニットの凸部と前記本体の凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、前記ステアリングホイルの軸を中心とする回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載された発明は、電波により模型等の被操縦体を遠隔制御するために操作者が操作部を操作し、操作部の操作量に応じて被操縦体に操縦信号を送信するラジオコントロール送信機において、前記被操縦体の前後方向の進行およびまたは速度を制御する操作部としてのスロットルトリガーと、前記被操縦体の左右方向の舵角を制御する操作部としてのステアリングホイルと、前記スロットルトリガーおよびまたは前記ステアリングホイルの操作量に対する被操縦体の制御量を調整するために操作するスイッチと、前記ステアリングホイルが回動自在に支承され、前記スイッチが配設される操作ユニットと、前記スロットルトリガーが設けられ、前記操作ユニットがアダプタを介して設けられる本体とを有し、前記操作ユニットには円形状の凸部が形成され、前記アダプタには円形状の凹部が形成されているとともに、前記操作ユニットは、前記アダプタに対して、前記操作ユニットの凸部と前記アダプタの凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、前記ステアリングホイルの軸を中心とする回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載のラジオコントロール送信機において、前記アダプタには円形状の凸部が形成され、前記本体には円形状の凹部が形成されているとともに、前記アダプタは、前記本体に対して、前記アダプタの凸部と前記本体の凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴としている。
【0009】
これにより、操作者は、自分の好みに応じてスイッチの位置を変更することができ、無理のない状態でスイッチを操作できるようになるため、被操縦体の遠隔操作に支障をきたすことがなく、スムーズな操縦を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るラジコン送信機について詳細に説明する。
図1、図2は、本発明の第一実施形態に係るラジオコントロール送信機(以下、ラジコン送信機と言う。)の平面図であり、図1は正面図、図2は右側面図である。図のラジコン送信機は、右利きの操作者を対象としたものである。
本実施形態に係るラジコン送信機の構成は、従来例で説明した図8のものとほぼ同じである。このため、本実施形態の図中で図8に対応する同一部材については同じ符号を付して、ここではその説明を省略する。なお、操作方法についても同様である。
【0011】
図1、図2に示すように、本実施形態に係るラジコン送信機のスイッチ8は、本体2の正面中央の本体側取付部2aとステアリングホイル4(以下、単にホイル4という。)の間に介在し、本体側取付部2aに対してホイル4を回動自在に支承する操作ユニット10に設けられている。そして、前記操作ユニット10は、後述する構成・機構により本体側取付部2aに対して着脱可能となっており、しかも、回動方向の任意の位置で固定可能となっている。このため、操作者が被操縦体を遠隔制御する際、スイッチ8が操作者の好みの位置にない場合は、操作ユニット10の取り付け位置を変えることで、スイッチ8の位置を希望する位置に変更することができる。
【0012】
ここで、本体側取付部2aにおけるスイッチ8の位置変更を可能とした本体2ならびに操作ユニット10の構成・機構について説明する。
図3は、図1において、本体2の本体側取付部2aから操作ユニット10を取り外した様子を示す図である。図3に示すように、本体側取付部2aには、操作ユニット10が嵌合するための凹部2bが円形状に形成されている。該凹部2bには、円周に沿って操作ユニット10を取り付けるためのねじ穴2cが一定の間隔を隔てて多数穿設されている。また、その内側の一部には、図示しないが操作ユニット10のプリント配線基板と本体2内の回路部とを接続する配線を通すための開口が形成されている。
【0013】
図4は、操作ユニット10を示す図であり、図4(a)は上面図(但し、ホイル4を図示)、図4(b)は正面図(但し、孔10cならびに操作ユニット固定用ねじ10dを図示)である。
操作ユニット10は、内部にスイッチ8の他、配線用のプリント配線基板やそれらを支持するサポート材、あるいは、ホイル4と連結し、その回転量を検出するためのポテンショメータ(可変抵抗器)等を有している。これら各部品は、基部材10a上においてユニット式に組み立てられ、蓋部材10bにより覆われている。
図4(a)に示すように、基部材10aの本体側取付部2aとの当接面(ホイル4が取り付けられる面と反対の面)には、本体側取付部2aに形成された凹部2bに嵌合する円形状の凸部を有している。したがって、前記操作ユニット10は、前記凸部を前記凹部2bに嵌合させた状態で回動できる構成となっている。また、当接面の一部には、本体2内の回路部から引き出された配線が操作ユニット10のプリント配線基板に接続するための開口が形成されている。
さらに、図4(b)に示すように、基部材10aには、操作ユニット固定用ねじ10cによって操作ユニット10を本体側取付部2aへ取り付けるための長穴の孔10dが周縁上の4ヶ所に形成されている。そして、前記孔10dは、基部材10aを本体側取付部2aの凹部2bに嵌合させた状態において、操作ユニット10を回動させると、操作ユニット10のどの回動位置においても、孔10dがねじ穴2cを覗ける位置にある。このため、本体側取付部2aにおいて、操作ユニット10を回動方向のどの位置でも取り付けることができる。
なお、蓋部材10bは、ホイル4側より蓋部材固定用ねじ10eによって基部材10aへ取り付けられている。
本体2ならびに操作ユニット10の以上のような構成・機構により、本体側取付部2aにおいて、操作ユニット10を回動方向の任意の位置で取り付けることができ、スイッチ8を操作者の希望する位置に設定することができる。これにより、操作者は被操縦体を操作し易くなる。
【0014】
ここで、操作スイッチ8の位置を変更する手順について説明する。
まず、ホイル4を操作ユニット10に取り付けているホイル固定用ねじを外し、ホイル4を操作ユニット10から取り外す。次に、蓋部材固定用ねじ10eを外し、蓋部材10bを基部材10aから取り外す。さらに、基部材10aにおいて、操作ユニット10を本体2に固定している操作ユニット固定用ねじ10cを外す。これにより、操作ユニット10は、本体2とは分離可能な状態となる。そこで、スイッチ8が操作者の好みの位置になるように操作ユニット10を回動させ、希望する位置になったところで再び操作ユニット固定用ねじ10cを孔10dに通し、ねじ穴2bに螺着することで固定する。以後、取り外した蓋部材10b、ホイル4を取り付けて、操作ユニット10の変更にあわせて、スイッチ8の位置が変更する。
上記説明した手順では、主に、スイッチ8の位置を変更前の位置に対して比較的大きく変更する場合に行う。
これに対して、スイッチ8の位置を微小量変更する場合には、操作ユニット固定用ねじ10cを外さずに緩めることで、スイッチ8の位置を孔10dによる回動可能範囲内において変更することができる。そして、これらの操作を組み合わせることにより、操作者は自分の希望どおりにスイッチ8の位置を変更することができ、ホイル4を操作しながら同時にスイッチ8の操作も容易に行うことができる。
【0015】
次に、本発明の第二実施形態に係るラジコン送信機について説明する。本実施形態に係るラジコン送信機は、前述した実施形態に係るラジコン送信機にアダプタを使用した場合での実施形態である。
図5、図6は、本実施形態に係るラジコン送信機の平面図であり、図5は正面図、図6は右側面図である。なお、図に示すラジコン送信機は、前述した実施形態のものと同様、右利きの操作者を対象としたものであり、その構成及び操作方法も略同様である。このため、図中で図1、図2または図8に対応する同一部材については同じ符号を付して、ここではそれら説明を省略する。
【0016】
ホイル4及び操作ユニット10は、本体2と操作ユニット10の間にアダプタ11介在させることにより、通常、ホイル4が取り付けられるように設定されている本体側中央部2aとは異なる位置で取り付けられている。図5に示すように、本実施形態に係るラジコン送信機では、正面からみてその高さ位置をスロットルトリガー3と略同じとなるように変更しているが、これ以外にも、アダプタ11が取り付けられる本体側取付部2aの中央を中心として回動させた任意の位置に変更可能となっている。
また、スイッチ8は、前記実施形態と同様操作ユニット10に設けられている。操作ユニット10は、アダプタ11の操作ユニット取付部11aにおいて、ホイル4の軸を中心に回動することでスイッチ8の位置を変更することができるようになっている。このため、アダプタ11により、ホイル4ならびに操作ユニット10が取り付けられる場合でも、操作者の好みに応じてスイッチの位置を変更可能となっている。
【0017】
本実施形態に係るラジコン送信機は、アダプタ11を除いて、前記実施形態で示したものと同じ構成であるため、以下、アダプタ11の構成について説明する。
図7は、アダプタ11を示した図であり、図7(a)は正面図、図7(b)は右側面図である。図に示すように、アダプタ11は二つの円形状の部材が段違いに一部重なっているような形状を成している。円形状の部材の一方は、操作ユニット10が取り付けられる操作ユニット取付部11a、他の一方は、本体側取付部2aに対してアダプタ11を固定するアダプタ固定部11bとなっている。
操作ユニット取付部11aには、前述した実施形態に係るラジコン送信機の本体側取付部2aの構成と略同様、操作ユニット10が取り付けられるアダプタ側凹部11cが形成されており、その円周に沿ってアダプタ側取付穴11dが一定の間隔を隔てて多数穿設されている。その内側の一部には、操作ユニット10のプリント配線基板に接続する、本体2内の回路部にから引き出された配線を通すための開口が形成されている。
アダプタ固定部11bには、本体側取付部2aに当接する背面側の円周部において、本体側取付部2aに形成されている凹部2bへ嵌合する円周状の段部11fが形成されている。
さらに、その周縁には、アダプタ11をねじにより本体側取付部2aに取り付けるためのアダプタ固定用穴11eが4つ形成されている。 このため、前記アダプタ11は、前記段部11fを前記凹部2bに嵌合させた状態で回動できる構成となっている。
よって、本実施形態に係るラジコン送信機では、操作スイッチ8が操作者の希望する位置になるように操作ユニット10をアダプタ11へ取り付けることができる。また、ホイル4及び操作ユニット10を本体側取付部2aを中央を中心とした回動方向の任意の位置に取り付けることができる。
【0018】
本発明の実施形態に係るラジコン送信機を説明するにあたっては、右利き用のものを例に説明した。このため、前述した操作ユニット10やアダプタ11が取り付けられる本体側取付部2aは、本体2の正面中央に形成されているものであった。しかしながら、本発明はこれに限定されることなく、本体側取付部2aを正面のみならず、それと相対する背面の中央にも形成されているものでもよい。このような構成にすることによって、操作者が左利きの場合にも、操作ユニットの取リ付け変更を行うことで対応可能となる。即ち、本体側取付部2aが前面、背面に形成されていれば、操作者の利き手に合わせた状態で、本発明の趣旨と同様な効果を奏することができる。
【0019】
本発明の実施形態に係るラジコン送信機では、スイッチ8の位置を微小量でも変更して取り付けが可能な構成とするため、操作ユニット10の基部10bには、長穴の孔10dが形成されていた。しかしながら、基部10bにおける孔10dの形状は、長穴でなく、単なる穴であってもよい。この場合、本体2の本体側取付部2aのねじ穴に合わせて操作ユニット10が取り付けられるため、スイッチ8の位置を段階的にしか変更して取り付けることができないが、本発明の趣旨と実質同様な効果を奏することができる。
【0020】
本発明の実施形態に係るラジコン送信機では、スイッチ8を従来例と同様に、スロットルトリガー3やステアリングホイル4の操作量に応じて動作する速度制御用サーボや方向制御用サーボのニュートラル位置を調整するスイッチとして使用している。しかしながら、これらは送信機側での設定に応じて、速度制御用サーボや方向制御用サーボの最大舵角(最大動作量)を調整するスイッチにも設定することが可能である。そして、このように設定したラジコン送信機においても、本発明の趣旨と同様な効果を奏することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明に係るラジオコントロール送信機によれば、スロットルトリガーやホイルの操作量に対して被操縦体を制御する制御量を調整するスイッチが設けられている操作ユニットを本体対し回動可能とし、かつ、取付位置を変更できるようにしたので、スイッチを操作者の好みの位置に変更することができる。このため、操作者は、ホイルを実際に操作しながら同時にスイッチの操作も容易に行うことができる。そのため、操縦ミスを引き起こす割合が減り、被操縦体を破損する恐れも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るラジコン送信機の正面図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るラジコン送信機の右側面図である。
【図3】本体からトリムユニットを取り外した状態を示す図である。
【図4】トリムユニットを示す図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係るラジコン送信機の正面図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係るラジコン送信機の右側面図である。
【図7】アダプタを示す図である。
【図8】従来のラジコン送信機の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1…グリップハンドル
2…本体
3…スロットルトリガー
4…ステアリングホイル
5…アンテナ
6…電池ボックス
7…表示部
8…スイッチ
9…ダイヤル
10…操作ユニット
11…アダプタ
Claims (3)
- 電波により模型等の被操縦体を遠隔制御するために操作者が操作部を操作し、操作部の操作量に応じて被操縦体に操縦信号を送信するラジオコントロール送信機において、
前記被操縦体の前後方向の進行およびまたは速度を制御する操作部としてのスロットルトリガーと、前記被操縦体の左右方向の舵角を制御する操作部としてのステアリングホイルと、前記スロットルトリガーおよびまたは前記ステアリングホイルの操作量に対する被操縦体の制御量を調整するために操作するスイッチと、前記ステアリングホイルが回動自在に支承され、前記スイッチが配設される操作ユニットと、前記スロットルトリガーと前記操作ユニットが設けられる本体とを有し、前記操作ユニットには円形状の凸部が形成され、前記本体には円形状の凹部が形成されているとともに、前記操作ユニットは、前記本体に対して、前記操作ユニットの凸部と前記本体の凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、前記ステアリングホイルの軸を中心とする回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - 電波により模型等の被操縦体を遠隔制御するために操作者が操作部を操作し、操作部の操作量に応じて被操縦体に操縦信号を送信するラジオコントロール送信機において、
前記被操縦体の前後方向の進行およびまたは速度を制御する操作部としてのスロットルトリガーと、前記被操縦体の左右方向の舵角を制御する操作部としてのステアリングホイルと、前記スロットルトリガーおよびまたは前記ステアリングホイルの操作量に対する被操縦体の制御量を調整するために操作するスイッチと、前記ステアリングホイルが回動自在に支承され、前記スイッチが配設される操作ユニットと、前記スロットルトリガーが設けられ、前記操作ユニットがアダプタを介して設けられる本体とを有し、前記操作ユニットには円形状の凸部が形成され、前記アダプタには円形状の凹部が形成されているとともに、前記操作ユニットは、前記アダプタに対して、前記操作ユニットの凸部と前記アダプタの凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、前記ステアリングホイルの軸を中心とする回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - 前記アダプタには円形状の凸部が形成され、前記本体には円形状の凹部が形成されているとともに、前記アダプタは、前記本体に対して、前記アダプタの凸部と前記本体の凹部で嵌合し回動可能な構成とされ、回動方向の複数の位置に取付位置を変更可能としていることを特徴とする請求項2記載のラジオコントロール送信機。
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