JP7399132B2 - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機に関するものである。
従来、主に模型自動車の操作に使用されるラジオコントロール送信機としては、エンジンまたはモーターのスロットルを操作するトリガーと被操縦体のステアリングを制御するホイールとを備えたものが知られている。
ところで、この種のラジオコントロール送信機は、幅広い世代で多くの人が操縦するため、トリガーやホイールを操作する操縦者の手の大きさも千差万別であり、特にトリガーの位置は各操縦者が自分の手の大きさに合わせて人指し指または中指を無理なくスムーズに動かせるように調整することが要望される。
そこで、上記要望に応えるべく、下記特許文献1のラジオコントロール送信機では、操作部として機能するトリガーを有するトリガーユニットを備え、トリガーがトリガーユニットに設けられた軸に回動自在に取り付けられ、トリガーユニットが本体に対して前後方向にスライド可能に構成されている。これにより、トリガーユニットの本体に対するスライド可能範囲内の任意の位置に無段階で調整でき、操縦者が自分の手の大きさに合わせてトリガーの位置を調整することができる。
特開2001-062160号公報
ところで、ラジオコントロール送信機は、操縦者が特に熟練者の場合、トリガーの指の掛け方にも人それぞれ癖があり、被操縦体をより実物に近い状態で操縦する際の操作感も異なる。このため、トリガーが本体に対して水平方向に角度がついていた方が操作しやすい場合がある。
しかしながら、上述した特許文献1のラジコン送信機では、トリガーユニットを本体に対して前後方向に調整することはできるが、操縦者のトリガーの指の掛け方の癖に合わせたトリガーの角度調整を行うことができなかった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、操縦者の癖に合わせたトリガーの角度調整が可能なラジオコントロール送信機を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するため、本発明に係るラジオコントロール送信機は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するためのトリガーを有する操作ユニットが設けられるヘッド部とを備え、前記操作ユニットの操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記ヘッド部の筐体の底部には、該ヘッド部の幅方向に複数の丸穴が連続して並んだ取付穴が形成されており、
前記操作ユニットは、前記グリップ部寄りの基端部が前記ヘッド部の筐体の内壁面に対して回動可能に保持され、先端部が前記基端部の保持位置を中心とする前記トリガーの水平方向の角度が段階的に可変可能に前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されることを特徴とする。
また、本発明に係るラジオコントロール送信機は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するためのトリガーを有する操作ユニットが設けられるヘッド部とを備え、前記操作ユニットの操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記ヘッド部の筐体の底部には、該ヘッド部の幅方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴からなる取付穴が形成されており、
前記操作ユニットは、前記グリップ部寄りの基端部が前記ヘッド部の筐体の内壁面に対して回動可能に保持され、先端部が前記基端部の保持位置を中心とする前記トリガーの水平方向の角度が連続的に可変可能に前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されることを特徴とする。
さらに、本発明に係るラジオコントロール送信機は、前記操作ユニットの先端部には、前記トリガーの回動軸と直角をなす方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴が形成されており、
前記操作ユニットは、前記ヘッド部の筐体の内壁面に沿って前記ヘッド部の前後方向に移動可能とされ、前記長穴を前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されるようにしてもよい。
本発明によれば、ネジを用いた簡易な構成により、操縦者がトリガーに指を掛けるときの癖に合わせたトリガーの角度調整を行うことができる。また、トリガーの角度調整に加えて長さ調整も行えるようにすれば、さらに操縦者の癖に合わせた柔軟な対応が可能となる。
本発明に係るラジオコントロール送信機を底面側から見た全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のトリガーユニットの平面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のトリガーユニットの側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のトリガーユニットが取り付けられる取付穴の一例を示す部分拡大図である。 図2におけるC1-C1線に沿った断面をラジオコントロール送信機の平面側からみたトリガーユニットの角度調整前の図である。 図2におけるC2-C2線に沿った断面をラジオコントロール送信機の底面側からみたトリガーユニットの角度調整前の図である。 図2におけるC1-C1線に沿った断面をラジオコントロール送信機の平面側からみたトリガーユニットの角度調整後の図である。 図2におけるC2-C2線に沿った断面をラジオコントロール送信機の底面側からみたトリガーユニットの角度調整後の図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のトリガーユニットが取り付けられる取付穴の他の例を示す部分拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機と略称する)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられる操作部材(ホイール、トリガー)の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
なお、本例では、送信機によって遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
[1.送信機の構成について]
送信機1は、図1および図2に示すように、グリップ部2、ベース部3、ヘッド部4を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。送信機1は、図2に示すように、上からヘッド部4、グリップ部2、ベース部3の順に略Z字状に配置される。
<1-1.グリップ部について>
グリップ部2は、一端(図1、図2の下端)側がベース部3と一体をなし、他端(図1、図2の上端)側がヘッド部4と一体をなしており、外形がベース部3側からヘッド部4側に向かって細く楕円柱状に形成される。グリップ部2は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持する把持部として機能する。
<1-2.ベース部について>
ベース部3は、グリップ部2の一端(図1、図2の下端)側に設けられ、矩形状に形成される。ベース部3は、グリップ部2を把持する手の下限位置を規制して手がグリップ部2から抜け落ちるのを防ぐとともに、送信機1を使用していないときに例えば地面などに立てて置く際の所定の設置面積を底面に有する脚部としても機能する。
<1-3.ヘッド部について>
ヘッド部4は、グリップ部2の他端(図1、図2の上端)側に設けられ、被操縦体を制御するための操作ユニットとして、ホイールユニット5と、本発明の要部である角度調整および長さ調整可能なトリガーユニット6とを備える。なお、トリガーユニット6の構成については追って詳述する。
ホイールユニット5は、ヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に対し、操縦者の利き手に応じてホイール(回転部材)7がスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の本体取付部4aに着脱可能に取り付けられる。なお、図1や図2は操縦者が右利きの場合を図示している。
ホイール7は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材である。ホイール7は、図2に示すように、略円板形状の面の中心と軸心を一致させて、略円板状の面と垂直に送信機1のヘッド部4の方向に延在する回転軸によってスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に取り付けられる本体取付部4aに支持される。ホイール7は、所定の基準位置から左および右回りに回動して被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとして操作される。
スイッチ操作部材8の円筒状の外周部分には、トリムスイッチ、ファンクションスイッチなどの複数種類のスイッチ9が設けられ、各スイッチ9には予め設定により任意の機能が割り当てられる。
また、ヘッド部4には、表示部11とアンテナ12が設けられている。表示部11は、操縦者がグリップ部2を把持したときに、グリップ部2に接続されるヘッド部4の本体に対し、操縦者が表示画面を見やすいように所定角度傾斜して設けられる。表示部11は、送信機1の設定を表示するディスプレイであり、表示部11の周辺に設けられる操作ボタンやスライドスイッチなどの設定用操作部材13の操作により、表示の内容を切り替えたり、送信機1の設定を変更している。
本実施の形態で示す送信機1のアンテナ12は、操縦者がグリップ部2を把持した状態で表示部11の表示面の反対側に位置するヘッド部4の一端部分(すなわち、操縦者がグリップ部2を把持した状態におけるヘッド部4の当該操縦者と対向する側の端部と反対側に位置する端部)に回転自在に軸支されている。アンテナ12は、被操縦体を遠隔操作するときに、ヘッド部4と一体に外形を形成する水平状態(図2の状態)から90°回転して垂直方向に向いた起立状態で使用される。アンテナ12は、起立状態で使用することにより、被操縦体の遠隔操作時における指向性を高めることができる。
なお、送信機1には、ホイール7とトリガー21以外にも多数のボタンなどの操作部材が設けられている。これらの操作部材には、被操縦体の動作に関わる特殊な操作を割り当てることができる。
<1-4.電気的構成について>
ヘッド部4には、図3に示すように、上述した表示部11の他、送信部14、記憶部15、制御部16を含む電子回路部が内蔵されている。
また、ベース部3には、電子回路部の各部(表示部11、送信部14、記憶部15、制御部16)に必要な駆動電力を供給するためのバッテリ17が交換可能に設けられる。
送信部14は、ホイール7や後述するトリガー21の操作や設定に応じて生成される送信データを変調・増幅し、この変調・増幅した操縦信号を、制御部16の制御により、アンテナ12を介して被操縦体に送信している。
記憶部15は、設定用操作部材13の操作に基づく各種設定情報を、制御部16の制御により記憶している。また、記憶部15は、設定用操作部材13の設定操作によりスイッチ9を含む各種スイッチに割り当てられた機能をスイッチごとに対応付けて記憶している。さらに、記憶部15には、送信機1を構成する各部の駆動制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部16は、表示部11、送信部14、記憶部15を統括制御しており、ホイール7や後述するトリガー21の操作や設定に応じた送信データの生成、表示部11の表示制御、送信部14からアンテナ12を介しての操縦信号の出力制御、記憶部15に対する設定情報の保存、スイッチ9を含む各種スイッチから接点信号が入力されたときに、その接点信号を出力するスイッチに対応する機能を記憶部15から読み出して実行する制御、記憶部15に記憶される制御プログラムに基づく送信機1の各部の駆動制御などを行っている。
上記のように構成される送信機1では、操縦者が一方の手でグリップ部2を把持し、グリップ部2を把持した手の人指し指または中指を後述するトリガー21にかけてトリガー21の操作を行い、他方の手でホイール7を掴んで操作を行う。そして、このトリガー21とホイール7の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信して被操縦体を遠隔操作する。
[2.トリガーユニットの構成について]
次に、本発明の要部である角度調整および長さ調整が可能なトリガーユニット6の構成について添付図面を参照しながら説明する。
トリガーユニット6は、図4に示すように、トリガー21が一対の支持部材22,23に挟み込まれた状態で回動可能に支持される。
トリガー21は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー21は、図2や図5に示すように、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー21aと、第二のレバーとしてのブレーキレバー21bとに分割された構成であり、図2や図5の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能に一対の支持部材22,23に支持される。
トリガー21は、例えばコイルスプリングなどの付勢手段24にて図2や図5に示す状態の初期位置に付勢され、操縦者の操作により、回動軸21cを中心として、スロットルレバー21aが支持部材22の先端側の当接面22aに当接する位置まで図2や図5の矢印Aの方向に回動可能とされ、ブレーキレバー21bが支持部材22の後端側の当接面22bに当接する位置まで図2や図5の矢印Bの方向に回動可能とされている。
スロットルレバー21aには、ブレーキレバー21bの基端部が着脱交換可能にネジ止め固定されていてもよい。この場合、ブレーキレバー21bは、操縦者の指の太さに応じた長さや形状のもの、指の触れる面にスポンジや発泡体などの緩衝体を設けて指を保護するようにしたものなど、予め複数種類用意しておけば、状況に応じて交換を行うことができる。
トリガー21は、一般的にグリップ部2を把持した手の人指し指または中指をスロットルレバー21aにかけて矢印Aの方向に引いて操作され、ブレーキレバー21bをスロットルレバー21aにかけた指の背で押して矢印Bの方向に操作される。
トリガー21は、スロットルレバー21aにかけている指を離すと、付勢手段24の付勢力により初期位置(図2や図5に示す状態)に自動復帰するようになっている。この初期位置のことをニュートラル位置という。ニュートラル位置では、被操縦体のエンジンは回転しているが、クラッチが切れており、被操縦体は走行しない状態となっている。
なお、被操縦体の動力源がモーターである場合は、ニュートラル位置ではモーターは回転していない。
トリガー21のスロットルレバー21aを図2や図5の矢印Aの方向に引くことで被操縦体のエンジンのスロットルの制御を行い、被操縦体の移動速度を制御する。トリガー21のスロットルレバー21aを図2や図5の矢印Aの方向に操作するほど被操縦体は加速する。
また、トリガー21のブレーキレバー21bを図2や図5の矢印Bの方向に操作することでブレーキの制御を行うようにすることができる。そして、トリガー21のブレーキレバー21bを図2や図5の矢印Bの方向に操作するほど強力なブレーキとなる。
なお、送信機1の設定によっては、トリガー21のブレーキレバー21bを図2や図5の矢印Bの方向に操作すると被操縦体を後進させるものもある。また、被操縦体の動力にモーターを用いた場合も、トリガー21のスロットルレバー21aを図2や図5の矢印Aの方向に操作すると被操縦体を加速させることができる。
支持部材22は、トリガー21を回動可能に支持する板状の支持片22cと、トリガー21と対面する内側面と直角をなして一体形成される複数の支柱(スペーサ)22dと、支柱22dと平行をなして支持片22cの先端部に一体形成される取付片22eとを有する。支持部材23は、板状の支持片23aにて支持部材22Aの支持片22cとの間でトリガー21を挟み込みこんだ状態で支持部材22Aの複数の支柱22dにネジ止め固定される。
支持部材22,23には、図4に示すように、円弧状の突起25が後端部(図4の下端部)の外側面に一体形成される。円弧状の突起25は、図5に示すように、高さ方向に並んで2つ形成される。
支持部材22,23は、図7に示すように、ヘッド部4の筐体の両内壁面に形成されるガイド面4b,4bに対し、円弧状の突起25を介して回動可能かつ中心軸Lに沿ってヘッド部4の前後方向(図7の上下方向)に移動可能に保持される。
支持部材22の取付片22eには、図4に示すように、ヘッド部4に対するトリガーユニット6の前後方向(図4や図7の上下方向)の位置を変更するための長穴26が形成される。長穴26は、トリガー21の回動軸21cと直角をなす方向に丸穴を所定長さ伸ばしたものである。これにより、トリガーユニット6の一対の支持部材22,23をヘッド部4のガイド面4b,4bに沿ってヘッド部4の前後に移動させ、長穴26を後述する取付部材27の取付穴28に位置合わせしてネジ止め固定すれば、ヘッド部4に対するトリガーユニット6の前後方向の位置を変更してトリガー21の長さ調整を行うことができる。
なお、トリガー21の長さ調整は、スロットルレバー21aと対向するグリップ部2の内側周面とスロットルレバー21aの内側面との間の長さを調整することを意味する。
上記のように構成されるトリガーユニット6は、トリガー21を回動可能に支持する一対の支持部材22,23のグリップ部2寄りの基端部がヘッド部4の筐体の両内壁面に形成されるガイド面4b,4bに回動可能かつ中心軸Lに沿ってヘッド部4の前後方向に移動可能に保持され、先端部がヘッド部4の筐体の底部4cに固定された取付部材27に取り付けられる。
取付部材27は、図8に示すように、ヘッド部4の先端寄りの底部4cに対し、互いに直交する方向の複数箇所(ヘッド部4の幅方向X1,X2と長さ方向Y1,Y2のそれぞれ2箇所:合計4箇所)でネジ止め固定される。取付部材27には、支持部材22の取付片22eの長穴26に位置合わせしてトリガーユニット6の先端部を取り付けるための取付穴28が形成される。取付穴28は、図6に示すように、中心軸L上の丸穴28aの両側に丸穴28b,28cがヘッド部4の幅方向に連続して並ぶひょうたん形状の穴からなる。
トリガーユニット6の支持部材22の長穴26上には、支持部材22を取付部材27に固定するため、ネジ穴が形成された矩形状の固定用ブロック29が配置される。トリガーユニット6は、固定用ブロック29に対し、ヘッド部4の底部4cの外方からネジ30を取付穴28、長穴26に挿通し、固定用ブロック29のネジ穴にネジ30を螺合して締め付けることでネジ止め固定される。なお、固定用ブロック29は、トリガーユニット6の角度調整や長さ調整を行う際に、ネジ30を緩めてネジ30の先端が螺合している状態で支持部材22の支持片22cの先端部の内壁面に沿って取付片22e上を移動可能とされている。その際、ネジ30は、固定用ブロック29に連動して支持部材22の長穴26内を移動する。
トリガーユニット6は、ネジ30を緩めた状態で、一対の支持部材22,23の保持位置(円弧状の突起25がヘッド部4のガイド面4b,4bと当接する位置)を中心(支点)としてユニット全体を回動させ、支持部材22の長穴26を取付部材27の取付穴28の丸穴28a,28b,28cの何れかに位置合わせし、再度ネジ30を締め付けてネジ止め固定する。この長穴26を位置合わせする取付穴28の丸穴28a,28b,28cの位置を選択的に変えることにより、トリガーユニット6の一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度θを段階的に可変することができる。
なお、取付部材27に形成される取付穴28は、中心軸L上の丸穴28aの両側に丸穴28b,28cがヘッド部4の幅方向に連続して並んだ穴を図示して説明したが、これに限定されるものではない。例えば中心軸L上の丸穴28aの両側に連続して並ぶ穴を取付部材27の幅方向の寸法に応じて任意の数で形成することができる。
このように、本実施の形態のトリガーユニット6は、トリガー21を回動可能に支持する一対の支持部材22,23のグリップ部2寄りの基端部がヘッド部4の筐体の両内壁面に形成されるガイド面4b,4bに回動可能に保持され、一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度θを段階的に可変できるように、支持部材22の取付片22eの長穴26を取付穴28の丸穴28a,28b,28cの何れかに位置合わせしてネジ止め固定される。
具体的に、一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度θが中心軸Lと一致した状態では、図8に示すように、支持部材22の取付片22eの長穴26が取付穴28の中央の丸穴28bに位置合わせされた状態でネジ止め固定されている。
そして、図8の状態から一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度θを変更する場合には、例えば図10に示すように、ヘッド部4の底部4cの外方からネジ30を緩めた状態で支持部材22の長穴26を取付穴28の左の丸穴28aに位置合わせし、再度ネジ30を締め付けてネジ止め固定する。これにより、図9に示すように、一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度が中心軸Lに対してθ(例えば3°)だけ変更される。
さらに、上記角度調整とともにトリガー21の長さを調整する場合には、ヘッド部4の底部4cの外方からネジ30を緩めた状態でトリガーユニット6の一対の支持部材22,23をヘッド部4のガイド面4b,4bに沿って例えば中心軸Lの前方に移動させ、支持部材22の長穴26を取付穴28(上記角度調整で選択した丸穴28a,28b,28cの何れか)に位置合わせした後、再度ネジ30を締め付けてネジ止め固定する。
ところで、上述した実施の形態では、トリガーユニット6の支持部材22の取付片22eの長穴26に位置合わせされる取付穴28がヘッド部4の底部4cに固定される取付部材27に形成した場合を図示して説明したが、取付穴28はヘッド部4の先端側の底部4cに直接形成してもよい。
また、取付穴28は、図6に示すように、ヘッド部4の幅方向に複数の丸穴が連続して並んだ穴に限定されるものではない。例えば図11に示すように、ヘッド部4の幅方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴で形成することもできる。この長穴からなる取付穴28によれば、トリガーユニット6の支持部材22の長穴26を取付穴28の長穴の範囲内に位置合わせした状態でネジ止め固定することにより、一対の支持部材22,23の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度θを連続的に可変することができる。
このように、本実施の形態の送信機1によれば、ヘッド部4の幅方向に複数の丸穴が連続して並んだ取付穴28をヘッド部4の筐体の底部4cに固定される取付部材27またはヘッド部4の筐体の底部4cに形成し、トリガーユニット6のグリップ部2寄りの基端部がヘッド部4の筐体の両内壁面に形成されるガイド面4b,4bに対して回動可能に保持され、トリガーユニット6の基端部の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度が段階的に可変できるように、トリガーユニット6の先端部を取付穴28の丸穴の何れかに位置合わせしてネジ止め固定する構成を採用している。これにより、トリガーユニット6をヘッド部4に位置ずれすることなく固定し、操縦者がトリガーに指を掛けるときの癖に合わせたトリガーの角度調整を段階的に行うことができる。
また、別の形態として、ヘッド部4の幅方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴からなる取付穴28をヘッド部4の底部4cに固定される取付部材27またはヘッド部4の筐体の底部4cに形成し、トリガーユニット6のグリップ部2寄りの基端部がヘッド部4の筐体の両内壁面に形成されるガイド面4b,4bに対して回動可能に保持され、トリガーユニット6の基端部の保持位置を中心とするトリガー21の水平方向の角度が連続的に可変できるように、トリガーユニット6の先端部が取付穴28の長穴の範囲内で位置合わせしてネジ止め固定する構成を採用している。これにより、操縦者がトリガーに指を掛けるときの癖に合わせてトリガーの角度を微調整することができ、より柔軟な対応が可能となる。
さらに、トリガー21の回動軸21cと直角をなす方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴26をトリガーユニット6の先端部に形成し、トリガーユニット6をヘッド部4のガイド面4b,4bに沿ってヘッド部4の前後方向に移動し、長穴26を取付穴28に位置合わせしてネジ止め固定すれば、上述したトリガーの角度調整に加え、トリガーの長さ調整も行うことができ、操縦者がトリガーに指を掛けるときの癖に合わせ、さらに柔軟な対応が可能となる。
そして、上述したトリガーの角度調整や長さ調整は、送信機を分解することなく、ヘッド部の底部の外方から操作によるネジを用いた簡易な構成で行うことができる。
以上、本発明に係る送信機の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 送信機(ラジオコントロール送信機)
2 グリップ部
3 ベース部
4 ヘッド部
4a 本体取付部
4b ガイド面
4c 底部
5 ホイールユニット
6 トリガーユニット
7 ホイール
8 スイッチ操作部材
9 スイッチ
11 表示部
12 アンテナ
13 設定用操作部材
14 送信部
15 記憶部
16 制御部
17 バッテリ
21 トリガー
21a スロットルレバー
21b ブレーキレバー
21c 回動軸
22 支持部材
22a,22b 当接面
22c 支持片
22d 支柱
22e 取付片
23 支持部材
23a 支持片
24 付勢手段
25 円弧状の突起
26 長穴
27 取付部材
28 取付穴
28a,28b,28c 丸穴
29 固定用ブロック
30 ネジ

Claims (3)

  1. 被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するためのトリガーを有する操作ユニットが設けられるヘッド部とを備え、前記操作ユニットの操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記ヘッド部の筐体の底部には、該ヘッド部の幅方向に複数の丸穴が連続して並んだ取付穴が形成されており、
    前記操作ユニットは、前記グリップ部寄りの基端部が前記ヘッド部の筐体の内壁面に対して回動可能に保持され、先端部が前記基端部の保持位置を中心とする前記トリガーの水平方向の角度が段階的に可変可能に前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されることを特徴とするラジオコントロール送信機。
  2. 被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するためのトリガーを有する操作ユニットが設けられるヘッド部とを備え、前記操作ユニットの操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記ヘッド部の筐体の底部には、該ヘッド部の幅方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴からなる取付穴が形成されており、
    前記操作ユニットは、前記グリップ部寄りの基端部が前記ヘッド部の筐体の内壁面に対して回動可能に保持され、先端部が前記基端部の保持位置を中心とする前記トリガーの水平方向の角度が連続的に可変可能に前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されることを特徴とするラジオコントロール送信機。
  3. 前記操作ユニットの先端部には、前記トリガーの回動軸と直角をなす方向に丸穴を所定長さ伸ばした長穴が形成されており、
    前記操作ユニットは、前記ヘッド部の筐体の内壁面に沿って前記ヘッド部の前後方向に移動可能とされ、前記長穴を前記取付穴に位置合わせしてネジ止め固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機。
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