JP7355779B2 - ラジオコントロール送信機及びそのラジオコントロール送信機用グリップカバー - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載のラジオコントロール送信機1は、柱状のグリップ部3と、
前記グリップ部3の一端に設けられて操縦用アンテナ12を有するヘッド部5と、
前記グリップ部3よりも大径で形成されて前記グリップ部3の他端に設けられるベース部4と、を備えるラジオコントロール送信機であって、
前記グリップ部3は、親指と人差し指との間の指間部側で長手方向に沿う突条部18が形成されるグリップ本体部13を有し、前記突条部18を貫通して突条部18の貫通先端面を表出させる長穴22を備え、掌が対向する前記グリップ本体部13の半部15を覆うグリップカバー8が装着されることを特徴とする。
グリップ本体部13の後半部15には、突条部18が貫通する長穴22を備えたグリップカバー8が装着される。グリップ部3は、このグリップカバー8が装着された状態で、ユーザに握られる。グリップカバー8は、突条部18が貫通する長穴22により、突条部18に相当する部分の材料が減らされている。つまり、その分が軽量化されている。
ラジオコントロール送信機は、長穴22により軽量化されたグリップカバー8をグリップ本体部13に着脱自在に設けるので、従来のように、グリップ部の大きさや太さに対応し、グリップユニットの全体をまるごと交換するのに比べ、高剛性で重量の大きい着脱自在な固定構造が不要となる。すなわち、軽量、小型なグリップカバー8は、簡単な係止爪構造で着脱自在にできる。
これに加え、グリップカバー8は、指間部が、グリップカバー8の長穴22を貫通した突条部18の貫通先端面に接するので、その方向ではグリップカバー8を装着していない場合と同じとなる。一番重要な、人差し指とトリガー2までの距離を最小限に抑制できる。これにより、グリップ部3は、手の小さいユーザ、例えば握り径の小さい子ども向けに最適となる。
前記突条部18の前記貫通先端面には、シボ面が形成されていることを特徴とする。
前記長穴22と前記貫通先端面の境には溝部29が形成されることを特徴とする。
前記グリップ部3は、前記長穴22を備えずに前記突条部18を覆う他のグリップカバー24,27が着脱自在に装着されることを特徴とする。
親指と人差し指との間の指間部側で長手方向に沿う突条部18が形成されるグリップ部3のグリップ本体部13に着脱自在に取り付けられ、前記突条部18を貫通して前記突条部18の貫通先端面を表出させる長穴22を備え、掌が対向する前記グリップ本体部13の半部を覆うことを特徴とする。
グリップカバー8は、指間部が、グリップカバー8の長穴22を貫通した突条部18の貫通先端面に接するので、その方向ではグリップカバー8を装着していない場合と同じとなる。すなわち、人差し指とトリガー2までの距離を最小限に抑制できる。これにより、グリップカバー8は、グリップ部3に装着することにより、手の小さいユーザ、例えば握り径の小さい子ども向けにグリップ部3を最適化することができる。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機1という)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられるトリガーやスティックなどの操作部材の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
送信機1は、図1に示すように、グリップ部3、ベース部4、ヘッド部5を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。
トリガー2は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー2は、図2に示すように、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー9と、第二のレバーとしてのブレーキレバー10とに分割された構成であり、図2の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能にヘッド部5に取り付けられる。
スモールタイプのグリップカバー8は、グリップ本体部13の後半部15を覆う背部20と、この背部20の上端から後方へ曲線で曲がる屈曲部21と、により側面視が7の字の形となる。グリップカバー8は、グリップ本体部13に装着されると、屈曲部21と背部20の境が括れ部17に配置される。
グリップ本体部13は、スモールタイプのグリップカバー8に換えて他のグリップカバーであるノーマルタイプのグリップカバー24が着脱自在に装着される。ノーマルタイプのグリップカバー24は、長穴22を備えずに突条部18を覆うように、好ましくは突条部18の表面である貫通先端面に密着するように形成される。グリップカバー24は、突条部18を覆うことにより、グリップ本体部13に装着されると、括れ部17がスモールタイプのグリップカバー8よりも大径となる。
ノーマルタイプのグリップカバー24は、スモールタイプのグリップカバー8よりも厚みが厚く形成される。具体的には、ノーマルタイプのグリップカバー24は、例えば2.5mm程度の厚みを有するエラストマーで形成される。これにより、ノーマルタイプのグリップカバー24を装着したグリップ部3は、握り径がスモールタイプのグリップカバー8を装着した場合よりも大きくなる。ノーマルタイプのグリップカバー24は、肉厚を厚くして外径を大きくした分、内側に複数の肉抜き部25を設け、重量の増加を抑制している。また、ノーマルタイプのグリップカバー24は、隣接する肉抜き部25との境に、グリップ本体部13に接する支持リブ26を設けて、剛性の低下を抑制、すなわちグリップ部3を握った際に圧縮変形を起こし難くなっている。その他、ノーマルタイプのグリップカバー24には、係止穴19に係止する複数の係止爪23が、スモールタイプと同様に設けられている。
グリップ本体部13は、スモールタイプのグリップカバー8、ノーマルタイプのグリップカバー24に換えて他のグリップカバーであるラージタイプのグリップカバー27が着脱自在に装着される。ラージタイプのグリップカバー27は、長穴22を備えずに突条部18を覆うように形成される。グリップカバー27は、突条部18を覆うことにより、グリップ本体部13に装着されると、括れ部17がノーマルタイプのグリップカバー24よりもさらに大径となる。
グリップ本体部13は、括れ部17において、突条部18と、係止穴19と、が配置される。括れ部17は、図7(a)に示すように突条部18と反対側の前半部14に、トリガー2に対応し、このトリガー2を引いた際の逃げとなる凹部28が形成されている。図7(b),(c),(d)に示す各グリップカバーの断面図においては、係止爪23から後端までの距離が、スモールタイプ(8)、ノーマルタイプ(24)、ラージタイプ(27)の順で大きくなっている。これにより、各グリップカバーを装着した状態の括れ部17では、図7(e)に示すように長軸方向の直径が、スモールタイプのグリップカバー8のd1、ノーマルタイプのグリップカバー24のd2、ラージタイプのグリップカバー27のd3の順で大きく(d1<d2<d3)なる。
これにより、各グリップカバー8,24,27を装着したときのグリップ部3における括れ部17は、楕円柱状における長軸の長さが、ノーマルのグリップカバー24がd2=44mm、ラージタイプのグリップカバー27がd3=47mm、スモールタイプのグリップカバー8がd1=41mm、としている。つまり、送信機1は、各グリップカバーを交換することにより、グリップ部3を挟みトリガー2が配置される位置(図7中の凹部28)と反対側の面(図8中の二点鎖線、三点鎖線)を、変更可能としている。重さは、子ども用となるスモールタイプのグリップカバー8が7g、ノーマルタイプのグリップカバー24が10g、ラージタイプのグリップカバー27は15g程度としている。
3…グリップ部
4…ベース部
5…ヘッド部
8…ラジオコントロール送信機用グリップカバー(グリップカバー)
12…操縦用アンテナ
13…グリップ本体部
15…半部(後半部)
18…突条部
22…長穴
24,27…他のグリップカバー(グリップカバー)
29…溝部
Claims (5)
- 柱状のグリップ部と、
前記グリップ部の一端に設けられて操縦用アンテナを有するヘッド部と、
前記グリップ部よりも大径で形成されて前記グリップ部の他端に設けられるベース部と、を備えるラジオコントロール送信機であって、
前記グリップ部は、親指と人差し指との間の指間部側で長手方向に沿う突条部が形成されるグリップ本体部を有し、前記突条部を貫通して前記突条部の貫通先端面を表出させる長穴を備え、掌が対向する前記グリップ本体部の半部を覆うグリップカバーが装着されることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - 請求項1に記載のラジオコントロール送信機であって、
前記突条部の前記貫通先端面には、シボ面が形成されていることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - 請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機であって、
前記長穴と前記貫通先端面の境には溝部が形成されることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - 請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機であって、
前記グリップ部は、前記長穴を備えずに前記突条部を覆う他のグリップカバーが着脱自在に装着されることを特徴とするラジオコントロール送信機。 - ラジオコントロール送信機のグリップ部に装着されるラジオコントロール送信機用グリップカバーであって、
親指と人差し指との間の指間部側で長手方向に沿う突条部が形成されるグリップ部のグリップ本体部に着脱自在に取り付けられ、前記突条部を貫通して前記突条部の貫通先端面を表出させる長穴を備え、掌が対向する前記グリップ本体部の半部を覆うことを特徴とするラジオコントロール送信機用グリップカバー。
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JP2021075970A JP7355779B2 (ja) | 2021-04-28 | 2021-04-28 | ラジオコントロール送信機及びそのラジオコントロール送信機用グリップカバー |
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JP2021075970A Active JP7355779B2 (ja) | 2021-04-28 | 2021-04-28 | ラジオコントロール送信機及びそのラジオコントロール送信機用グリップカバー |
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Citations (4)
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