JPH0730075Y2 - ラジオコントロール装置の送信機 - Google Patents

ラジオコントロール装置の送信機

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Publication number
JPH0730075Y2
JPH0730075Y2 JP1991105753U JP10575391U JPH0730075Y2 JP H0730075 Y2 JPH0730075 Y2 JP H0730075Y2 JP 1991105753 U JP1991105753 U JP 1991105753U JP 10575391 U JP10575391 U JP 10575391U JP H0730075 Y2 JPH0730075 Y2 JP H0730075Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
transmitter
radio control
grip portion
back side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991105753U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0611797U (ja
Inventor
正浩 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Corp
Original Assignee
Futaba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0611797U publication Critical patent/JPH0611797U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Toys (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、模型等の被操縦体を電
波によって遠隔制御するラジオコントロール装置の送信
機に係わり、特に送信機のケースの構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にラジオコントロール装置の送信機
は、電子部品の配設された回路基板やスティックレバー
等の駆動機構やバッテリー等の電源等をケースの内部に
収納した構造になっている。また送信機には各種スイッ
チが設けられているが、これらスイッチのうち主要なも
のや前記スティックレバー等は、ケースの表側に配設さ
れて操作されるようになっている。
【0003】前記送信機のケースは、一般に樹脂製であ
り、前記スティック等を操作する際に操作者が手を添え
る裏側の一部には、すべり止めの微小な凹凸が成形によ
って設けられていた。
【0004】また、前記送信機のケースは、表側と裏側
とに分割されており、前述した内部機構の調整は裏側の
ケースを外して行なうようになっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】送信機に要求される操
作性は操縦者によって若干異なるのが普通である。例え
ば前記スティックレバーの復帰力は復帰用ばねの張力に
よって与えられ、その張力は調整することができる。従
って各操縦者は自らの好みに応じて復帰用ばねの調整を
行なうことになるが、従来の構造によれば、ケースの裏
側を外して調整作業を行なわなければならず、作業が煩
雑であるという問題があった。
【0006】また、ケースの裏側に設けられたすべり止
めの凹凸は、前述した通りケースの成形時に一体に形成
するものであり、このように複雑な突起部を一体成形す
る場合には種々の不都合が生じることがある。例えば、
このように凹凸の多い外形のケースを成形すると、樹脂
の厚さがケースの各部で一様にならず、樹脂の固まり方
が不揃いになるので、成型品の表面に成型しわのような
外観上の欠陥が生じてしまうことがある。また、金型の
形も複雑になってしまう。
【0007】本考案は、操作時に手で保持しやすく、ケ
ースを成形する上での問題がなく、ケースを分解しなく
ても内部機構の調整ができるラジオコントロール装置の
送信機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のラジオコ
ントロール装置は、被操縦体を遠隔制御するラジオコン
トロール装置の送信機において、前記送信機のケースの
裏側にケース内部の部品の状態を調整するための調整孔
を設け、この調整孔を覆うゴム製のグリップ部をケース
の裏側に着脱自在に設けたことを特徴としている。
【0009】
【0010】
【作用】操作時にはゴム製のグリップ部がすべり止めに
なる。このグリップ部をケースから外せば調整孔が露出
するので、この調整孔からケース内の部品を調整するこ
とができる。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を図1及び図2によって説
明する。1はラジオコントロール装置の送信機2のケー
スである。ケース1の裏面の両側方には、それぞれ2個
の調整孔3,3と2個の取付け孔4,4が形成されてい
る。図1ではケース1の半分のみを示してあるが、ケー
ス1の裏面の両側方にはゴム製のグリップ部5がそれぞ
れ着脱自在に設けられている。
【0012】図1及び図2に示すグリップ部5は、短冊
形状のすべり止め部材で、ケース1の裏面から若干盛り
上がった形をしている。そしてその表面は指をかけやす
いようになめらかな山形に突出した形状となっており、
送信機2を手に持った際に握りやすい。グリップ部5の
裏面には係止部6が設けられた4本の取付け部7が突設
されている。各取付け部7は前述した調整孔3,3及び
取付け孔4,4にそれぞれ圧入され、これによってグリ
ップ部5はケース1の裏面に着脱自在に取付けられる。
【0013】本実施例では、前記調整孔3と対応する前
記ケース1内の所定位置に、調整対象となる部品として
スティックレバーの自動復帰装置が設けられている。こ
の装置は、例えば実公昭62−35519号に記載され
たような装置であり、ばねの一端で引張られたレバーを
当接させてスティックレバーを所定方向に復帰させるも
のである。そして、ばねの他端が連結された部材が調節
ねじの回転によってばねを伸縮させる方向に移動して復
帰力の調整を行なうことができるようになっている。本
実施例では、この調節ねじが前記調整孔3に臨んでお
り、ケース1外から調整孔3にドライバを差込めば調節
ねじを回動させることができる。
【0014】本実施例によれば、ゴム製のグリップ部5
があるので送信機2の使用時にはケース1を把持する操
作者の指がすべりにくい。また、樹脂製のケース1には
すべり止めの凹凸を設けなくてよいので従来よりも形状
が単純になり、成形作業が容易になる。また、スティッ
クレバーの自動復帰装置を調整したい時は、グリップ部
5を引張ってケース1から外し、調整孔3からドライバ
を差込んで調整する。この調整孔3は、普段はグリップ
部5によって覆われているのでケース1内にゴミ等が入
る恐れはない。
【0015】以上説明した一実施例では調整孔3がグリ
ップ部5の取付け孔を兼ねていたが、グリップ部5の取
付けは専用の取付け孔のみで行なうようにしてもよい。
また、ゴム製のグリップ部の着脱構造は前記一実施例に
限定されるものではない。また、調整孔から調整しうる
部品としては、一実施例であげた自動復帰装置のほか、
各種のボリューム等を例示することができる。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、ゴム製のグリップ部に
よって確実なすべり止めの効果が得られる。また、グリ
ップ部を取り外すことにより、調整孔からケース内の機
構を調整することができ、いちいち裏側のケースを外す
必要がなく作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の背面図である。
【図2】図1のA−A切断線におけるグリップ部の拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 送信機 3 調整孔 5 グリップ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被操縦体を遠隔制御するラジオコントロ
    ール装置の送信機において、前記送信機のケースの裏側
    にケース内部の部品の状態を調整するための調整孔を設
    け、この調整孔を覆うゴム製のグリップ部をケースの裏
    側に着脱自在に設けたことを特徴とするラジオコントロ
    ール装置の送信機。
JP1991105753U 1991-11-29 1991-11-29 ラジオコントロール装置の送信機 Expired - Lifetime JPH0730075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991105753U JPH0730075Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ラジオコントロール装置の送信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991105753U JPH0730075Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ラジオコントロール装置の送信機

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Publication Number Publication Date
JPH0611797U JPH0611797U (ja) 1994-02-15
JPH0730075Y2 true JPH0730075Y2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=14416001

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991105753U Expired - Lifetime JPH0730075Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ラジオコントロール装置の送信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7355779B2 (ja) * 2021-04-28 2023-10-03 双葉電子工業株式会社 ラジオコントロール送信機及びそのラジオコントロール送信機用グリップカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63129337U (ja) * 1987-02-13 1988-08-24

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JPH0611797U (ja) 1994-02-15

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