JPH0625669Y2 - バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造 - Google Patents
バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造Info
- Publication number
- JPH0625669Y2 JPH0625669Y2 JP1988076000U JP7600088U JPH0625669Y2 JP H0625669 Y2 JPH0625669 Y2 JP H0625669Y2 JP 1988076000 U JP1988076000 U JP 1988076000U JP 7600088 U JP7600088 U JP 7600088U JP H0625669 Y2 JPH0625669 Y2 JP H0625669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control switch
- bar handle
- starter control
- grip
- clutch lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車等のバーハンドルを装備した車両
におけるスタータ制御スイッチの取付構造に関する。
におけるスタータ制御スイッチの取付構造に関する。
自動二輪車等の車両では、クラッチが断状態あるいは変
速機が中立状態のときにのみエンジンを始動するスター
タが作動しないように、スタータ制御スイッチを設けた
ものがあり、クラッチが断状態のときにのみスタータ制
御スイッチが作動するものとして、例えば、バーハンド
ルの端部に装着したグリップに隣接してバーハンドルに
設けたクラッチレバー軸支用のブラケット内にスタータ
制御スイッチを設け、クラッチレバーをグリップ側に引
いてクラッチが断状態になったときに、スタータ制御ス
イッチの作動子をクラッチレバーにて作動させるもの
が、実公昭60−38061号公報に開示されている。
速機が中立状態のときにのみエンジンを始動するスター
タが作動しないように、スタータ制御スイッチを設けた
ものがあり、クラッチが断状態のときにのみスタータ制
御スイッチが作動するものとして、例えば、バーハンド
ルの端部に装着したグリップに隣接してバーハンドルに
設けたクラッチレバー軸支用のブラケット内にスタータ
制御スイッチを設け、クラッチレバーをグリップ側に引
いてクラッチが断状態になったときに、スタータ制御ス
イッチの作動子をクラッチレバーにて作動させるもの
が、実公昭60−38061号公報に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、このスタータ制御スイッチの取付構造は、ス
タータ制御スイッチがクラッチレバー軸支用のブラケッ
ト内に設けられているため、ブラケットがその分大きく
なると共に、水や砂等の侵入を防止するために、ブラケ
ットを防水・防塵構造にしなければならない。
タータ制御スイッチがクラッチレバー軸支用のブラケッ
ト内に設けられているため、ブラケットがその分大きく
なると共に、水や砂等の侵入を防止するために、ブラケ
ットを防水・防塵構造にしなければならない。
そこで本考案は、スタータ制御スイッチの取付部が大き
くならず、かつ特別に防水・防塵構造を設ける必要のな
いバーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取
付構造を提供することを目的としている。
くならず、かつ特別に防水・防塵構造を設ける必要のな
いバーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取
付構造を提供することを目的としている。
上記目的達成のため本考案は、バーハンドルの端部に可
撓性のグリップを装着し、該グリップに隣接してバーハ
ンドルにクラッチレバーを設けたバーハンドル車両にお
いて、前記クラッチレバーの先端に、該クラッチレバー
がフルストロークしたときに前記グリップを押圧する突
起を設けると共に、前記グリップを介して該突起が当接
するバーハンドルの部分に切欠部を形成し、スタータ制
御スイッチを装着したグリップエンド部材を、前記バー
ハンドルの端部開口からバーハンドル内に挿入して前記
スタータ制御スイッチを収納し、該スタータ制御スイッ
チの作動子を前記切欠部に対応させて配置したことを特
徴としている。
撓性のグリップを装着し、該グリップに隣接してバーハ
ンドルにクラッチレバーを設けたバーハンドル車両にお
いて、前記クラッチレバーの先端に、該クラッチレバー
がフルストロークしたときに前記グリップを押圧する突
起を設けると共に、前記グリップを介して該突起が当接
するバーハンドルの部分に切欠部を形成し、スタータ制
御スイッチを装着したグリップエンド部材を、前記バー
ハンドルの端部開口からバーハンドル内に挿入して前記
スタータ制御スイッチを収納し、該スタータ制御スイッ
チの作動子を前記切欠部に対応させて配置したことを特
徴としている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
バーハンドル1の端部には、ゴム製等の可撓性グリップ
2が装着され、該グリップ2の車体中央側には、グリッ
プ2に隣接してクラッチマスタシリンダ3が設けられ、
該クラッチマスタシリンダ3には、クラッチレバー4が
回動可能に軸支されている。
2が装着され、該グリップ2の車体中央側には、グリッ
プ2に隣接してクラッチマスタシリンダ3が設けられ、
該クラッチマスタシリンダ3には、クラッチレバー4が
回動可能に軸支されている。
グリップ2の端部には、グリップエンド部材5がバーハ
ンドル1の端部開口からバーハンドル1内に挿入され
て、固定ねじ6によりバーハンドル1に嵌着されてい
る。
ンドル1の端部開口からバーハンドル1内に挿入され
て、固定ねじ6によりバーハンドル1に嵌着されてい
る。
クラッチレバー4の先端には、グリップ2側に向かって
突起7が突設されている。また、グリップ2は、クラッ
チレバー4がグリップ2側に引かれてフルストロークし
たときに前記突起7がグリップ2に当接する位置に、薄
肉部8が内側の肉を盗んで形成されている。さらに、前
記グリップ2を介して突起7が当接するバーハンドル1
の部分には、切欠部9が形成されている。
突起7が突設されている。また、グリップ2は、クラッ
チレバー4がグリップ2側に引かれてフルストロークし
たときに前記突起7がグリップ2に当接する位置に、薄
肉部8が内側の肉を盗んで形成されている。さらに、前
記グリップ2を介して突起7が当接するバーハンドル1
の部分には、切欠部9が形成されている。
グリップエンド部材5には、スタータ制御スイッチ10
がビス11にて取付けられており、該グリップエンド部
材5を、バーハンドル1の端部開口からバーハンドル1
内に挿入することにより、前記スタータ制御スイッチ1
0はバーハンドル1内に収納され、この際スタータ制御
スイッチ10の作動子12を前記切欠部9に対応させて
配置して、作動子12の頭部を前記グリップ2の薄肉部
8内に突出させる。
がビス11にて取付けられており、該グリップエンド部
材5を、バーハンドル1の端部開口からバーハンドル1
内に挿入することにより、前記スタータ制御スイッチ1
0はバーハンドル1内に収納され、この際スタータ制御
スイッチ10の作動子12を前記切欠部9に対応させて
配置して、作動子12の頭部を前記グリップ2の薄肉部
8内に突出させる。
これにより、通常のグリップ把持時にはスタータ制御ス
イッチ10は作動しないようになっている。
イッチ10は作動しないようになっている。
以上のように構成することにより、第2図に示されるよ
うに、クラッチレバー4を握って突起7がグリップ2を
押圧するまでフルストロークすると、突起7が作動子1
2を押動してスタータ制御スイッチ10が作動する。
うに、クラッチレバー4を握って突起7がグリップ2を
押圧するまでフルストロークすると、突起7が作動子1
2を押動してスタータ制御スイッチ10が作動する。
したがって、クラッチが完全な断状態となるクラッチレ
バー4のフルストローク時にスタータ制御スイッチ10
が作動するので、安全性が高く、しかも、スタータ制御
スイッチ10がバーハンドル1内に収納されるので、ス
タータ制御スイッチ10の取付部が大きくならず、かつ
特別に防水・防塵構造を設ける必要がなく、耐久性を向
上させることができる。
バー4のフルストローク時にスタータ制御スイッチ10
が作動するので、安全性が高く、しかも、スタータ制御
スイッチ10がバーハンドル1内に収納されるので、ス
タータ制御スイッチ10の取付部が大きくならず、かつ
特別に防水・防塵構造を設ける必要がなく、耐久性を向
上させることができる。
また、スタータ制御スイッチ10に無接点スイッチを作
用すれば、より確実にシール性を向上できる。
用すれば、より確実にシール性を向上できる。
尚、上記実施例では、クラッチレバー4に突起7を突設
したもので説明したが、該突起7を例えばボルトナット
タイプのアジャスト可能なものとしてもよい。
したもので説明したが、該突起7を例えばボルトナット
タイプのアジャスト可能なものとしてもよい。
本考案は以上のように、バーハンドルの端部に装着した
可撓性のグリップに隣接してバーハンドルに設けたクラ
ッチレバーの先端に、該クラッチレバーがフルストロー
クしたときに前記グリップを押圧する突起を設けると共
に、前記グリップを介して該突起が当接するバーハンド
ルの部分に切欠部を形成し、スタータ制御スイッチを装
着したグリップエンド部材を、前記バーハンドルの端部
開口からバーハンドル内に挿入して前記スタータ制御ス
イッチを収納し、該スタータ制御スイッチの作動子を前
記切欠部に対応させて配置したので、スタータ制御スイ
ッチの取付部が大きくならず、かつ特別に防水・防塵構
造を設ける必要がなく、耐久性を向上させることができ
る。
可撓性のグリップに隣接してバーハンドルに設けたクラ
ッチレバーの先端に、該クラッチレバーがフルストロー
クしたときに前記グリップを押圧する突起を設けると共
に、前記グリップを介して該突起が当接するバーハンド
ルの部分に切欠部を形成し、スタータ制御スイッチを装
着したグリップエンド部材を、前記バーハンドルの端部
開口からバーハンドル内に挿入して前記スタータ制御ス
イッチを収納し、該スタータ制御スイッチの作動子を前
記切欠部に対応させて配置したので、スタータ制御スイ
ッチの取付部が大きくならず、かつ特別に防水・防塵構
造を設ける必要がなく、耐久性を向上させることができ
る。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図はスタータ
制御スイッチの取付構造を示す一部切欠き平面図、第2
図は拡大断面図、第3図は第2図のIII−III断面図であ
る。 1……バーハンドル、2……グリップ、3……クラッチ
マスタシリンダ、4……クラッチレバー、5……グリッ
プエンド部材、7……突起、9……切欠部、10……ス
タータ制御スイッチ、12……作動子
制御スイッチの取付構造を示す一部切欠き平面図、第2
図は拡大断面図、第3図は第2図のIII−III断面図であ
る。 1……バーハンドル、2……グリップ、3……クラッチ
マスタシリンダ、4……クラッチレバー、5……グリッ
プエンド部材、7……突起、9……切欠部、10……ス
タータ制御スイッチ、12……作動子
Claims (1)
- 【請求項1】バーハンドルの端部に可撓性のグリップを
装着し、該グリップに隣接してバーハンドルにクラッチ
レバーを設けたバーハンドル車両において、前記クラッ
チレバーの先端に、該クラッチレバーがフルストローク
したときに前記グリップを押圧する突起を設けると共
に、前記グリップを介して該突起が当接するバーハンド
ルの部分に切欠部を形成し、スタータ制御スイッチを装
着したグリップエンド部材を、前記バーハンドルの端部
開口からバーハンドル内に挿入して前記スタータ制御ス
イッチを収納し、該スタータ制御スイッチの作動子を前
記切欠部に対応させて配置したことを特徴とするバーハ
ンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076000U JPH0625669Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076000U JPH0625669Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179177U JPH01179177U (ja) | 1989-12-22 |
JPH0625669Y2 true JPH0625669Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31301046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988076000U Expired - Lifetime JPH0625669Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625669Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071519A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Honda Motor Co Ltd | アイドルストップ車両 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038061U (ja) * | 1983-08-23 | 1985-03-16 | 三菱電機株式会社 | 磁石モ−タの固定子装置 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP1988076000U patent/JPH0625669Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179177U (ja) | 1989-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5482394A (en) | Connector equipped with fitting lever and method of mounting winding spring in it | |
JP2562690Y2 (ja) | ステアリングロック装置のケ−ブル接続構造 | |
JPH0625669Y2 (ja) | バーハンドル車両におけるスタータ制御スイッチの取付構造 | |
US4677932A (en) | Handicap turn signal bar for an automobile | |
JPS6138877Y2 (ja) | ||
JPH0730075Y2 (ja) | ラジオコントロール装置の送信機 | |
JPS6325262Y2 (ja) | ||
JPS6316624Y2 (ja) | ||
JPS59134075A (ja) | 車両におけるスイツチ取付構造 | |
JPS6036789Y2 (ja) | 自動車のイグニッションスイッチ操作装置 | |
JPH0621139Y2 (ja) | リード線クランプ部付きスイツチ・ケース | |
JPS6210183Y2 (ja) | ||
JPS5839339U (ja) | 自動車用タ−ンシグナルスイツチの中立位置復帰機構 | |
JPH054015Y2 (ja) | ||
JPH08301151A (ja) | トラクタのヒューズボックス | |
JPS60116520U (ja) | クラツチペダルの踏力落込み防止装置 | |
JPH02123424U (ja) | ||
JPH0158326U (ja) | ||
JPH02115233U (ja) | ||
JPH0354255U (ja) | ||
JPS63312296A (ja) | 船舶推進機の操作装置 | |
JPH0172455U (ja) | ||
JPH0162959U (ja) | ||
JPH0571026U (ja) | ステップ専用ボルト装置 | |
JPH0385220U (ja) |