JP5912693B2 - 自動二輪車におけるハンドルスイッチ及び自動二輪車 - Google Patents
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前記回転型スイッチ(250)は、前記ハンドルバー(12)とは別軸の回動軸(251)を前記スイッチケース(200a)に取り付け、当該回転型スイッチ(250)を前記スイッチケース(200a)内で回動可能に設ける。
したがって、通常のハンドルスイッチの操作性を維持しつつも、回転型スイッチ(250)によりオーディオやナビゲーションシステム等、車両の搭載された機器に関するメニューの選択も容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るハンドルスイッチを備えた自動二輪車1のメータまわりの一部拡大図である。この図は、車体後方かつ上方からハンドル回りを俯瞰したものであり、車両のシートに着座した運転者が見た状態とほぼ同じ状態を示す。
そして、メータ表示部(車両用メータ)101の左右にオーディオユニット105による中・低音を再生する中・低音用ユニット63,64が配置され、これらの中・低音用ユニット63,64とメータ表示部101の間に高音を再生する高音用ユニット65,66が配置されている。
ハンドルスイッチ200は、樹脂等で形成された箱状のスイッチケース200aに、各種電装品を操作する複数のスイッチと、シフトアップスイッチ(第1シフトスイッチ)206およびシフトダウンスイッチ(第2シフトスイッチ)208を取り付けた構成とされる。ハンドルバー12の軸線C(ハンドルバー12の中心軸)に対して車体上下方向でほぼ同じ高さには、揺動軸(不図示)を中心に揺動する揺動押圧式のホーンスイッチ205が配設されており、その上部には、シーソー切換式の光軸切換スイッチ204が配設されている。
光軸切換スイッチ204の車体前方側には、操作子を突没させることでオンオフ状態を切り換えるハザードランプスイッチ203が配設されている。また、ホーンスイッチ205の下方には、左右に傾動操作することで方向指示器を作動させるウインカスイッチ207が配設されている。
例えば、図4に示すように、回動軸251が図の上下方向に移動可能となるように空間部260内で軸支され、回動軸251が貫通するよう装着された動作片271がスイッチケース200aの底壁200bに配置されたホルダー部272の上室273内を移動するようになっている。ホルダー部272の下室274内の底壁200bには押圧スイッチ275が配置され、動作片271の棒状体271aの先端側が孔部276から上室273から下室274側に導かれるように配置されている。上室273側に位置する棒状部271aにはスプリング277が装着され動作片271(ダイヤル部252)がバネ付勢されている。
この構成により、ダイヤル部252を回動により所定位置にした状態でバネ付勢に抗して押圧する(押し込む)と、ダイヤル部252に連設される動作片271の棒状部271a先端が、回転型スイッチの下方に設置した押圧スイッチ275の接触部に当接してスイッチオンの状態となり、ダイヤル位置が選択(選択決定)されるように構成されている。
すなわち、ダイヤル部252の回動軸が親指の揺動中心Tを中心とした円弧Aの半径方向に対して垂直方向(乗員の親指の円弧状の回動軌跡に沿う方向)かつ、ハンドルバー12の軸線Cより上方に配置されている。
ダイヤル部252の周囲には、回動操作し易いように凹凸部又は溝部が形成されている。
回転型スイッチ250のダイヤル部252の直径は、スイッチケース200に設けられる他のスイッチの左右幅と略同等の径に設定されている。
スイッチケース200aの車体前方側には、図2と同様に、シーソー切換式の光軸切換スイッチ204が揺動軸217を中心に揺動するよう配設され、揺動押圧式のホーンスイッチ205が揺動軸を中心に揺動するよう配設され、シフトアップスイッチ206が揺動軸222を中心に揺動するよう配設されている。また、揺動押圧式のホーンスイッチ205は、揺動軸209を中心に揺動するように構成されている。
なお、図2と図6は、ハンドルスイッチ200に対して観る角度が異なるものであり、図2はハンドルバー上側から観た上面説明図、図6はハンドルバー後方側から観た正面説明図である。
また、スイッチケース200aに形成した空間部260において、ダイヤル部(回転型スイッチ)252の回動周囲とスイッチケース200aとの間に、図8に示すような水排出用の隙間263を形成することで、ダイヤル部252から空間部260内に浸入した雨水等がスイッチケース外に排出され易い形状を構成している。
本例では、凹部252a及び凸部252bが形成されたダイヤル部252の外周を通常状態で円形が維持される環状ゴム素材258で被覆することにより、乗員の指による環状ゴム素材258の押圧時にダイヤル部252の周囲において凹む部分と凹まない部分を形成することで、ダイヤル部252の位置によりスイッチケース200aとの隙間Lが大きくなることを防止しつつ(図13(b))、指が引っかかり易くする構造が得られる。
ダイヤル部252は、スイッチケース200a内で回動可能に設けているので、ダイヤル部252の操作量を少なくすることが可能で、スイッチの操作性が良好となる。
その結果、通常のハンドルスイッチ200の操作性を維持しつつも、回転型スイッチ250によりオーディオやナビゲーションシステム等、車両の搭載された機器に関するメニューの選択も容易に行うことができる。
Claims (12)
- 自動二輪車のハンドルバーに取り付けられるスイッチケース(200)に対して、光軸切換スイッチ(204)やホーンスイッチ(205)等の車両操作用スイッチと、車両に搭載された機器についての所定の操作メニューを選択可能な回転型スイッチ(250)とを備えた自動二輪車におけるハンドルスイッチにおいて、
前記回転型スイッチ(250)は、前記ハンドルバー(12)とは別軸の回動軸(251)を前記スイッチケース(200a)に取り付け、当該回転型スイッチ(250)を前記スイッチケース(200a)内で回動可能に設け、
前記回転型スイッチ(250)の回動周囲と前記スイッチケース(200a)との間に、スイッチケース外に水を導くための隙間(263)を形成したことを特徴とする自動二輪車におけるハンドルスイッチ。 - 前記回転型スイッチ(250)は、乗員の親指又は人差し指で操作可能な位置に設けられた請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、前記スイッチケース(200a)の背面側に配置し乗員の人差し指で操作するようにした請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、前記スイッチケース(200a)に形成された光軸切換スイッチ(204)とホーンスイッチ(205)との間に配置され、乗員の親指にて操作するようにした請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、その回動方向が前記ハンドルバー(12)の中心軸方向に沿うように配置された請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、非接触式スイッチで形成した請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、円錐台形で形成されたダイヤル部(252)を備え、前記ハンドルバー(12)の中心軸に対して前記ダイヤル部の回動軸(251)が傾斜して配置された請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)の外周部に回転方向に沿った凹凸を形成し、前記外周を環状ゴム素材(258)で被覆することにより、乗員の指による前記環状ゴム素材(258)の押圧時に凹む部分と凹まない部分を形成する請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)は、押圧時に前記回動軸(251)ごと動く機構を備え、前記機構は前記回動軸(251)がハンドルバー(12)の中心方向に動くように構成された請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 乗員の親指の円弧状の回動軌跡に対して、前記回転型スイッチ(250)の回動軸が当該回動軌跡に沿う方向、かつ、ハンドルバー(12)の中心軸より上方に配置した請求項4に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 前記回転型スイッチ(250)の直径は、前記スイッチケース(200)に設けられる他のスイッチの左右幅と略同等の径に設定される請求項1に記載の自動二輪車におけるハンドルスイッチ。
- 請求項1に記載のハンドルスイッチをハンドルバー(12)に備えた自動二輪車であり、前記ハンドルバー(12)の左側位置には、操作レバーが設けられていないことを特徴とする自動二輪車。
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