JP5079031B2 - 二輪車両のウインカ構造 - Google Patents
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Description
特許文献1の図3には、バーハンドル5にハンドルカバー4(符号については特許文献1に記載されているものを使用した。以下同様。)を被せ、このハンドルカバー4にウインカーレンズ8を収納した自動二輪車が記載されている。
また、LEDで構成したウインカ構造としては、例えば、特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献2の図2には、自転車の方向指示装置に高輝度点滅発光ダイオードを用い、明確に自分の進む方向を知らせる自転車が記載されている。
加えて、ベース部材を用いて、LEDを配置してLEDを安定的に且つ指向性を維持しながら保持することが求められていた。
ウインカは、レンズと、このレンズの後方に配置され複数のLEDを保持するベース部材と、レンズの後方に配置されLEDに電気的に接続される基板とを備えており、
ベース部材には、車両側面視で階段状に複数の穴部が設けられ、穴部にLEDが車両前方を指向するように挿入され、
穴部に挿入されることにより階段状に配置されたLEDは、それぞれ長さの異なる足を介して、上下に延びる一枚の前記基板に接続されていることを特徴とする。
基板は、スイッチケースに備えられたスイッチの前方に配置されることを特徴とする。
基板とベース部材は、一体に接合されていることを特徴とする。
ウインカは、スイッチケースに一体に設けられていると共に、レンズと、このレンズの後方に配置され複数のLEDを保持するベース部材と、レンズの後方に配置されLEDに電気的に接続される基板とを備えており、
基板は、スイッチケースに備えられたスイッチの前方に配置され、
ベース部材には、車両側面視で階段状に複数の穴部が設けられ、穴部にLEDが車両前方を指向するように挿入され、
LED及び基板は、スイッチが収納されるハウジングと同一のハウジングに収納され、
スイッチ及びLEDは、断面視円形のハンドルの外周円上に設けられていることを特徴とする。
ウインカは、レンズと、このレンズの後方に配置され複数のLEDを保持するベース部材と、レンズの後方に配置されLEDに電気的に接続される基板とを備えており、
ベース部材は、スイッチケースの車体前方側に、前下がりに湾曲される傾斜面を備え、
この傾斜面に、車両側面視で階段状に複数の穴部が設けられ、
これらの穴部にLEDが車両前方を指向するように挿入され、
傾斜面は、スイッチケースの車体前方側に設けられ、
LEDは、スイッチケースの前方に設けられるレバー部材よりも上方位置に配置されることを特徴とする。
図1は本発明に係る折り畳み二輪車両の斜視図であり、折り畳み二輪車両10(以下「二輪車両10」と記す。)は、一部を折り畳んで外形寸法を小さくし、例えば四輪車両等に積載することができる折り畳み式の車両である。
ハンドルポスト23及びハンドル17,18は、請求項1に記載したハンドル手段を構成する部材である。
シート13は、図の位置から車体後方へスライドさせることで収納ネット66の上方を開口させ、収納ネット66内への小物等の収納を可能にする。
図3は本発明に係る二輪車両の折り畳みを説明する作用図であり、図1に示した矢印(1)〜(7)に対応させて順に説明する。
1)図2に示した状態で、まず前輪11のブレーキを掛け、前輪11をロックさせた上で後輪12の電動モータを作動させる為のスイッチを投入する。即ち、後輪12を走行時と同じ回転方向(正転方向である。)に回転させ、これにより、図3において、後輪12が前輪11に近づくために、前輪11側のフロントスイングアーム37及び後輪12側のリヤスイングアーム42は、それぞれフロントスイング軸57、リヤスイング軸58を中心にして矢印(1),(2)の向きにスイングする。前述のスイッチが投入されると、コントロールユニットは後述する手順で、前後輪のロック機構を解除してからモータを駆動させる。
4)ステップ15,16(奥側のステップ16は不図示)を矢印(7)のように上方へ跳ね上げる。
前輪11及び後輪12の折り畳みによって車体の最低地上高が図2に示した走行時の最低地上高よりも高くなるため、スタンド51を図2に示した位置から更に下方へスイングさせた位置に固定する。
二輪車両10を折り畳んだ状態では、二輪車両10は、左右に偏平な略直方体形状となり、原付のナンバープレート170mmの巾と略同等の巾になる。これによれば、四輪車両の構成部材、特に外板の中に収納が容易となり、四輪車体の補強及び二輪車両の搭載の両立が可能となる。
二輪車両10は、前述したように、ナンバープレートの幅内に車幅が収まるように各部を折り畳んだものであるから、収納するスペースの幅を小さくすることができ、ドア72を薄くすることができるから、四輪車両70の車室スペースを十分に確保することができる。
また、本実施の形態では、後側のタイヤを2輪としており、左右3輪ずつの計6輪の車両であるが、一般的な呼び方として四輪車両と呼ぶことにする。
このように、四輪車両70には、複数の二輪車両10,80をドア72,79、あるいは他の車体構成部材に収納することができる。
図7(a),(b)は本発明に係る二輪車両の積み降ろしの作用及びそのための構成を説明する作用図(前半)であり、二輪車両を降ろす場合を示す。
(a)において、まず、ドア72を開け、所定角度開いた位置でドアが動かないように図示せぬドア固定機構で固定する。ドア72は、二輪車両10を水平にスライドさせるスライド装置81及び二輪車両10を昇降させる昇降装置82を備える。
スライド装置81は、ドア72の下部に設けたレール部材83と、このレール部材83にスライド可能に取付けるとともに二輪車両10を載せるスライド板84と、このスライド板84の端部上部に脱着可能に取付けるとともに二輪車両10の後部を押える押え部材85とからなる。
(a)において、ドア72に設けた昇降装置82を作動させ、レール部材83を下降させることで、スライド板84に載せた二輪車両10を下降させ、スライド板84から押え部材85(図7(b)参照)を取外す。
また、四輪車両70に二輪車両10を積むには、以上説明したのとは逆に行えばよい。
(a)において、四輪車両のドア94を開け、このドア94内からレール部材95を外部に引出して、レール部材95をドア94と地面とに掛け渡す。
このように、ドア94は、引出し可能で、二輪車両10の積み降ろし時に地面とドア94とに掛け渡すことのできるレール部材95を備える。
台車96は、二輪車両10を載せる載置部97と、二輪車両10の後輪12を押えるために載置部97の後部に設けた後部ストッパ98と、載置部97の後端側部から立ち上げた取っ手101と、レール部材95上を転がるように載置部97の下面に設けた図示せぬ複数のローラとからなる。
(a)において、台車96を取っ手101を掴んでレール部材95上を押上げ、矢印のように台車96ごと二輪車両10をドア94内に押入れる。
後輪12のホイール68は、リヤスイングアーム42側に設けた図示せぬ回転センサにより検出されるセンサ用リング106と、複数の永久磁石107,108を磁性体リング111の内側に交互に並べた回転磁石体112と、この回転磁石体112をホイール68内に固定するための固定用リング113とを備え、リヤスイングアーム42は、ステータ115を備える。
これらの回転磁石体112及びステータ115は、電動モータ116を構成する部材である。なお、117は後輪12の車軸である。
ディスク部122は、リヤスイングアーム42に面する側にドラムブレーキ126を構成するドラム127を一体成形した部分である。なお、128は耐摩耗性を高めるためにドラム127の内側にインサート成形した鋳鉄製ライナ、131は回転磁石体112を嵌めるためにリム部123の内面に設けた磁石体嵌合部、132は固定用リング113を嵌める環状溝、133…は回転磁石体112の位置決めを行うための位置決めピンである。
即ち、凸部135は、ドラム127の鋳鉄製ライナ128の内周面に当てるブレーキシュー(不図示)のスイング軸となるブレーキシュー軸138,138(一方のブレーキシュー軸138は不図示)と、ブレーキシューをドラム側に移動させるカム141を一端に形成するとともに他端にブレーキ操作に伴ってスイングするアーム部材142を一体的に取付けたカム軸143とを取付けた部分である。
このようなホイール構造は、前輪11(図2参照)に採用してもよい。
スイングアームロック機構164は、アームロックピン165と、このアームロックピン165の端部に連結したケーブル166とを備える。
(a)において、スイングアームロック機構164は、前述のアームロックピン165と、ケーブル166と、窓部158から挿入するとともにアームロックピン165の先端が結合する前述の突出片161と、アームロックピン165を先端側に押出すスプリング167とからなる。なお、168はケーブル166に移動可能に挿入したワイヤ、171はワイヤ168の先端に取付けることでアームロックピン165に連結させるためのワイヤ端部材である。
アームロックピン165は、中間部に設けた鍔部165aと、先端部に形成したテーパ部165bとを備える。
スイングアームロック解除機構176は、図17(a),(b)に示した突出片161とアームロックピン165との結合を解除することで、図18に示すフロントスイングアーム37が下部アーム36に対して車体後方へスイングすることができるようにするものであり、ケーブル166のワイヤ168の端部にワイヤ端部材177を取付け、このワイヤ端部材177をソレノイド式のアクチュエータ178に連結した状態を図に示す。なお、181,182はアクチュエータ178に通電するための導線、183はケーブル166の端部を取付けるために車体側に設けた端部取付部材、184はフロントスイングアーム37が最もスイングした(即ち、折り畳みが完了した)ことを検知する前輪折り畳み検知スイッチである。
二輪車両10の車体側には、リヤスイング軸58の近傍に、リヤスイングアーム42が最もスイングした(即ち、折り畳みが完了した)ことを検知する後輪折り畳み検知スイッチ186を設けた。なお、後輪12側についても、前輪11(図18参照)側に設けたスイングアームロック機構164(図16参照)及びスイングアームロック解除機構176(図18参照)と同様の機構を備える。
図20は本発明に係る二輪車両の前後輪の折り畳み要領を説明するフロー図である。ST××はステップ番号を示す。
ST01…ハンドルに設けた折り畳みスイッチ(ここでは、モータ作動スイッチを、「畳む」側に倒して使用するという意味で、折り畳みスイッチとする。)がオンかどうか判断する。
折り畳みスイッチがオフである(NO)場合は、再度ST01を実行する。
折り畳みスイッチがオンである(YES)場合は、ST02に進む。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、再度ST02を実行する。
フロントブレーキを作動させた(YES)場合は、ST03に進む。
リヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST02を実行する。
リヤブレーキを作動させていない(YES)場合は、ST04に進む。
ST05…フロントスイングアーム及びリヤスイングアームをロックするロックピンのロック検知スイッチがオフかどうか(即ち、フロントスイングアーム及びリヤスイングアームがロックしていないかどうか)判断する。
ロック検知スイッチがオン(NO)の場合(即ち、ロック状態を検知した場合)は、再度ST05を実行する。
ロック検知スイッチがオフ(YES)の場合(即ち、ロック解除を検知した場合)は、ST06に進む。
ST07…電動モータに通電を開始してからの経過時間tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。
t≧tstである(NO)場合は、ST09に進む。
t<tstである(YES)場合は、ST08に進む。
前後輪の折り畳み検知スイッチがオフ(NO)の場合は、再度ST07を実行する。
前後輪の折り畳み検知スイッチがオン(YES)の場合は、ST09に進む。
ST09…電動モータ及びソレノイドへの通電を停止する。
まず、図1において、右側のハンドル18に設けたモータ作動スイッチ24を「畳む」側へ倒す。
アクチュエータ178(図18参照)を作動させると、(a)において、アームロックピン165がワイヤ168を介して引かれ、矢印の向きに移動するため、アームロックピン165の先端が突出片161の貫通穴161aから外れ、フロントスイングアーム37のロックが解除する。
(b)において、アームロックピン165が貫通穴161aから外れた時には、ロック検知スイッチ174のローラ付きアーム174cのローラは、検知片173から外れるため、ロック検知スイッチ174はオフになる。
(a)及び(b)において、ロック検知スイッチ174(図21(b)参照)がオフになると、制御装置は、電動モータ116への通電を開始し、電動モータ116で後輪12を低速駆動する。このときの、電動モータ116、即ち後輪12の回転方向は正転方向(走行時の回転方向、即ち矢印の方向)である。
図23は本発明に係る二輪車両の前後輪を広げる要領を説明するフロー図である。ST××はステップ番号を示す。
ST11…ハンドルに設けた広がりスイッチ(ここでは、モータ作動スイッチを、「広げる」側へ倒して使用するという意味で、広がりスイッチとする。)がオンかどうか判断する。
広がりスイッチがオフである(NO)場合は、再度ST11を実行する。
広がりスイッチがオンである(YES)場合は、ST12に進む。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、再度ST12を実行する。
フロントブレーキを作動させた(YES)場合は、ST13に進む。
リヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST12を実行する。
リヤブレーキを作動させていない(YES)場合は、ST14に進む。
ロック検知スイッチがオン(NO)の場合は、再度ST14を実行する。
ロック検知スイッチがオフ(YES)の場合は、ST15に進む。
ST16…電動モータに通電を開始してからの経過時間tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。
t≧tstである(NO)場合は、再度ST16を実行する。
t<tstである(YES)場合は、ST17に進む。
ST17…電動モータへの通電を停止する。
図24(a),(b)は本発明に係るロック検知スイッチの状態を説明する作用図である。
(a)において、前後輪を折り畳んでいる状態では、突出片161(図21(a)参照)が窓158の外にあるため、アームロックピン165の先端位置を規制するものがなく、アームロックピン165はスプリング167の弾性力によって最も図の左方に移動した状態にある。
制御装置は、このオフ状態に基づいて、図22(a),(b)において、電動モータ116に通電を開始するので、前後輪11,12は広がる。
図25(a),(b)は本発明に係るスイングアームロック機構の作用を説明する作用図である。
(a)は、前後輪11,12(図22(a),(b)参照)の広がりが進行し、突出片161が矢印fのように窓158に進入して、突出片161の湾曲部161dがアームロックピン165を矢印gの向きに押し退けた状態を示す。
この状態になると、図24(b)に示したロック検知スイッチ174は、図17(b)に示したのと同様にオンになり、このオン状態に基づいて図21のST16の処理と合わせて電動モータ116(図22(b)参照)への通電を停止する。
スイングアームロック機構191は、フロントスイングアーム37に設けたピン穴192に挿入したアームロックピン193と、窓部158から挿入するとともにアームロックピン193の先端部と結合する突出片194と、アームロックピン193を先端部側に押出すスプリング167とからなる。
アームロックピン193は、端部に手動で引くための取っ手196を備える。
シート13は、車体前後方向にスライドすることができるスライド機構201と、このスライド機構201によるシート13のスライドを規制する保持機構としてのストッパ機構202とを付設したものである。
ローラ支持部材205,206はシート13の裏面に設けた底板207に取付けた部材である。
図29は本発明に係る二輪車両のシートの作用を説明する作用図である。
まず、図27において、シート13の前方からシート13の下方に手を差し入れ、ストッパ解除レバー212を上方にスイングさせる。これにより、ストッパ部材213の下端が中間部挿入穴216から外れるため、シート13のスライドが可能になる。
このようなシート13の最前部への移動は、二輪車両10(図2参照)の折り畳み時に行う。
このようなシート13の最後部への移動は、二輪車両10(図2参照)の収納部である収納ネット66(図2参照)に小物等を収納したり収納ネット66の中から小物等を取り出す時に行う。
ハンドル17,18は、ハンドルポスト23に折り畳み可能に取付けたものであり、通常の走行時にはハンドル17,18が折り畳まれないようにロックするとともに折り畳み時にはこのロックを解除するハンドル支持機構227で支持したものである。なお、228はフロントブレーキレバー、229はリヤブレーキレバーである。
ノブ236は、ハンドルクランプレバー237に開けた貫通穴237a及びハンドルポスト23に設けた切欠き部23aに通すとともに、先端のおねじ部236aにバー266を取付けるとともにワッシャ267を介してナット268をねじ込んだ部材である。
ハンドルポスト23は、溝部23b,23cに隣接させて、段部23d,23e(符号23eは不図示。後で詳述する。)を形成した部材である。
図37(a)〜(c)は本発明に係るハンドル支持機構のノブの作用を説明する作用図であり、(a)は断面図、(b)及び(c)は(a)のA方向からバー266及びハンドルポスト23を見た図である。
(a)において、ノブ236を押して、ハンドルポスト23の溝部23b,23cからバー266を浮せる。
図37(a)〜(c)で、ノブ236を回して、ハンドルポスト23とハンドルクランプレバー237との結合を解除した後に、図38(a)において、ハンドルクランプレバー237を結合ピン243を中心にして矢印の向きに跳ね上げる。
このように、ハンドル17,18を折り畳むことで、ハンドル17,18の最大幅WH(この最大幅WHは、前述のナンバープレートの幅よりも小さい。)を、折り畳む前のハンドル17,18の最大幅に対して非常に小さくすることができ、この二輪車両を車載する場合の収納スペース、特に収納幅に関しては格段に有利となる。
図43(a),(b)は本発明に係るハンドル折り畳み機構の作用を説明する
第1作用図である。
(a)において、まず、プッシュロッド288を矢印の向きaに押す。これにより、プッシュロッド288の先端に連結したL字状アーム286を支軸284を中心に矢印bの向きにスイングさせ、L字状アーム286の端部286aに連結したロックピン278を矢印cの向きに移動させる。この結果、ロックピン278の先端が第1ロックピン挿入穴281から外れ、上部アーム28に対してハンドルポスト23がスイング可能になる。
(a)において、ハンドルポスト23を折り畳むときに押していたプッシュロッド288から手を離すと、スプリング282の弾性力でロックピン278は矢印の向きに移動し、ロックピン278の先端は第2ロックピン挿入穴297内に突出する。これで、折り畳まれたハンドルポスト23がロック状態になり、上部アーム28に固定した状態となる。
シャフト511のフランジ部512は、爪部材514の一端を支持する窪み部512a,512aをシャフト511に対向して設けるとともに、外周部に前述のスプリング526…を係合させたものである。スプリング526はフランジ部512と解除プレート(図45参照)との間に介在させたものであり、解除レバー518のリターンスプリングの役目をする。詳細は後述する。
爪部材514,514はフランジ部512、シャフト511及びスタンド本体504と一体的に回転する。
図では、爪部材514,514の各先端が第2切欠き部536,536に結合している。
スタンド51の収納時には、爪部材514,514の各先端は第1・第2切欠き部535,536のどちらにも結合していない。この時、スタンド51は引張りばね505の弾性力で車体フレーム25に固定した状態にある。
図49は本発明に係るラチェット機構及び解除機構の作用を説明する側面図である。なお、図は解除プレート517を取付けた状態にある。
(a)は、爪部材514,514が、凹部513の第1切欠き部535,535に結合した状態であり、図47に示したのと同じ状態である。
即ち、(b)において、解除プレート517の開口部537,537に設けたテーパ面538,538が、爪部材514,514の外側面を径内方へ押すために第2切欠き部536,536から爪部材514,514の先端が外れる。
この結果、ラチェット機構503の結合を解除することになり、スタンド本体504を矢印のように収納位置側へ移動させることができる。
小型であるために、ウインカ233,234自体、ひいてはスイッチケース231,232をコンパクトに構成することができる。
また、低熱性であるために、スイッチケース231,232内に収納した他の電装品に対して熱の影響を与える心配がない。
更に、高輝度であるために、ウインカ233,234の前方からの視認性を高めることができる。ウインカはブレーキレバーよりも上方のスイッチケースの背面に配置され、233aのLED群は前方を指向して3段に設けられるので、前方から及び側方からの視認を確保している。
234も同様に配置される。
尚、ウインカーレンズ565はクリアレンズにて構成され、LEDはアンバー(橙色)にて設定される。
577,578はウインカスイッチを構成する左操作ボタン及び右操作ボタンであり、左操作ボタン577を押すと左ウインカが点滅し、右操作ボタン578を押すと右ウインカが点滅する。
583は操作部576の中央に配置したホーンスイッチボタンであり、押せばホーンが鳴る。
ウインカ233,234をスイッチケース231,232に設けるので、ハンドル17,18周りをコンパクトにすることができ、また、スイッチケース231,232にウインカ233,234を含めた電装品が集中するために、電気配線を容易に行うことができ、生産性を高めることができる。
ウインカ233,234をLED563で構成することで、スイッチケース231,232を小型にすることができ、また、低熱性であるために、スイッチケース231,232内に配置した他の部品への熱影響も問題なく、更に、高輝度であるために視認性を向上させることができる。
ジョグダイアルスイッチ571で種々のスイッチを兼用することができ、スイッチケース231,232をコンパクトにすることができる。従って、上記したウインカ233,234の形状や配置の自由度を増すことができる。
視認性が良好になり、また、光量を確保することができる。
Claims (8)
- 二輪車両(10)のハンドル(17)周りに設けられ、LED(563)を光源とするウインカ(233)の構造において、
前記ウインカ(233)は、レンズ(565)と、このレンズ(565)の後方に配置され複数の前記LED(563)を保持するベース部材(561、562)と、前記レンズ(565)の後方に配置され前記LED(563)に電気的に接続される基板(564)とを備えており、
前記ベース部材(561、562)には、車両側面視で階段状に複数の穴部(562)が設けられ、前記穴部(562)に前記LED(563)が車両前方を指向するように挿入され、
前記穴部(562)に挿入されることにより階段状に配置された前記LED(563)は、それぞれ長さの異なる足を介して、上下に延びる一枚の前記基板(564)に接続されていることを特徴とする二輪車両のウインカ構造。 - 前記ウインカ(233)は、スイッチケース(231)に一体に設けられ、
前記基板(564)は、前記スイッチケース(231)に備えられたスイッチ(566、567)の前方に配置されることを特徴とする請求項1記載の二輪車両のウインカ構造。 - 前記ベース部材(561、562)は、前下がりに湾曲される傾斜面(561)を備え、この傾斜面(561)に前記穴部(562)が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の二輪車両のウインカ構造。
- 前記LED(563)と前記基板(564)との距離が、前記LED(563)ごとに異なることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の二輪車両のウインカ構造。
- 前記LED(563)は、それぞれ端子を介して前記基板(564)に接続され、
前記基板(564)と前記ベース部材(561、562)は、一体に接合されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の二輪車両のウインカ構造。 - 二輪車両(10)のハンドル(17)周りに設けられ、LED(563)を光源とするウインカ(233)の構造において、
前記ウインカ(233)は、スイッチケース(231)に一体に設けられていると共に、レンズ(565)と、このレンズ(565)の後方に配置され複数の前記LED(563)を保持するベース部材(561、562)と、前記レンズ(565)の後方に配置され前記LED(563)に電気的に接続される基板(564)とを備えており、
前記基板(564)は、前記スイッチケース(231)に備えられたスイッチ(566、567)の前方に配置され、
前記ベース部材(561、562)には、車両側面視で階段状に複数の穴部(562)が設けられ、前記穴部(562)に前記LED(563)が車両前方を指向するように挿入され、
前記LED(563)及び前記基板(564)は、前記スイッチ(566、567)が収納されるハウジングと同一のハウジングに収納され、
前記スイッチ(566、567)及び前記LED(563)は、断面視円形の前記ハンドル(17)の外周円上に設けられていることを特徴とする二輪車両のウインカ構造。 - 二輪車両(10)のハンドル(17)周りに設けられ、LED(563)を光源とするウインカ(233)の構造において、
前記ウインカ(233)は、レンズ(565)と、このレンズ(565)の後方に配置され複数の前記LED(563)を保持するベース部材(561、562)と、前記レンズ(565)の後方に配置され前記LED(563)に電気的に接続される基板(564)とを備えており、
前記ベース部材(561、562)は、前記スイッチケース(231)の車体前方側に、前下がりに湾曲される傾斜面(561)を備え、
この傾斜面(561)に、車両側面視で階段状に複数の穴部(562)が設けられ、
これらの穴部(562)に前記LED(563)が車両前方を指向するように挿入され、
前記LED(563)は、前記スイッチケース(231)の前方に設けられるレバー部材(574)よりも上方位置に配置されることを特徴とする二輪車両のウインカ構造。 - 前記ベース部材(561、562)は、3次曲面にて構成されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載の二輪車両のウインカ構造。
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