JP6194271B2 - 車両用ハンドルスイッチ - Google Patents

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    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20012Multiple controlled elements

Description

本発明は、車両のハンドルバーにハンドルグリップと共に固定され、車両の複数の電装品を操作する複数の操作子がケースに設けられた車両用ハンドルスイッチに関する。
例えば、特許文献1には、多数のスイッチを備えたハンドルスイッチが自動二輪車のハンドルバーに取り付けられることが開示されている。
特開2002−46677号公報
多数のスイッチを備えたハンドルスイッチでは、ハンドルグリップから遠く離れた位置にもスイッチが配置される。そのため、乗員がハンドルグリップを握った状態のままで、複数のスイッチに対する操作を容易に行えるようにハンドルスイッチを改善することが望まれている。
そこで、本発明は、乗員の操作性を向上させることができる車両用ハンドルスイッチを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)は、車両(12)のハンドルバー(18L)にハンドルグリップ(30L)と共に固定され、前記車両(12)の複数の電装品(28、48、50)を操作する複数の操作子(65〜72、76〜82)がケース(56)に設けられた車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)であって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の下方に第1操作子(76)を備え、前記ケース(56)における前記第1操作子(76)よりも前記車両(12)の前方に、前記第1操作子(76)と所定の空間(108)を隔てた第2操作子(78)を備える。この場合、前記第2操作子(78)は、前記車両(12)の背面視で、前記第1操作子(76)と重なり、前記第1操作子(76)及び前記第2操作子(78)は、前記車両(12)の乗員(13)が前記ハンドルグリップ(30L)に手(13a)を添えた状態で、親指(13b)で操作できる範囲に配置されている。
第2の特徴;前記第1操作子(76)は、前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)よりも下方且つ前記車両(12)の後方に備えられ、前記第2操作子(78)は、前記ケース(56)における前記軸線(64)よりも下方且つ前記車両(12)の前方に備えられる。
第3の特徴;前記第1操作子(76)は、前記車両(12)の前方方向に変位したときに、前記乗員(13)が前記親指(13b)で前記第1操作子(76)を操作した操作状態であることを検出し、一方で、前記車両(12)の後方方向に変位したときには、前記操作状態を検出しない。
第4の特徴;前記ケース(56)は、前記第1操作子(76)が取り付けられる第1取付部(84)を備え、前記第1取付部(84)は、前記ケース(56)における前記第1操作子(76)の上方又は前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に配置されている。
第5の特徴;前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、前記第2取付部(86)は、前記車両(12)の上方に向かうにつれて後方に傾斜する第1傾斜面(120)を有し、前記第2操作子(78)は、前記第1傾斜面(120)に沿って前記第2取付部(86)に取り付けられている。
第6の特徴;前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、前記第2取付部(86)は、前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に向かうにつれて、前記軸線(64)に対して前記車両(12)の後方に傾斜した第2傾斜面(122)を有し、前記第2操作子(78)は、前記第2傾斜面(122)に沿って前記第2取付部(86)に取り付けられている。
第7の特徴;前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、前記第2取付部(86)は、前記ケース(56)に対して前記第2操作子(78)と一体に着脱可能である。
第8の特徴;前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)の中央に設けられた第3操作子(80)をさらに備える。
第9の特徴;前記ケース(56)は、前記第1操作子(76)と前記第2操作子(78)との間で、前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に設けられた第4操作子(82)をさらに備える。
第10の特徴;前記第2操作子(78)は、前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)とは異なる回転軸(126、138)に取り付けられた回転型スイッチ(127、130)であり、前記回転軸(126、138)を中心に回転することにより、前記第2操作子(78)に応じた電装品(28、48、50)を操作可能である。
本発明の第1の特徴によれば、第1操作子及び第2操作子は、車両の背面視で重なると共に、乗員がハンドルグリップに手を添えた状態で、親指で操作できる範囲にそれぞれ配置されている。このように、第1操作子及び第2操作子がハンドルグリップの近傍に備わるので、乗員による第1操作子及び第2操作子の操作性が良くなる。従って、第1の特徴によれば、ハンドルスイッチに対する乗員の操作性を向上させることができる。
本発明の第2の特徴によれば、ケースにおけるハンドルバーの軸線よりも下方において、車両の後方に第1操作子を備えると共に、車両の前方に第2操作子を備えるようにしている。これにより、乗員は、第1操作子の位置と第2操作子の位置とを明確に区別することができるので、操作性をさらに良くすることができる。
本発明の第3の特徴によれば、第2操作子の操作中に、乗員の指(親指)が第1の操作子の裏側(車両の前方)から当たっても、第1操作子が操作状態になることが回避されるので、誤操作がしにくくなる。
本発明の第4の特徴によれば、第1操作子と第2操作子との間の空間に第1取付部がないので、当該空間に乗員の親指が入りやすくなる。この結果、第2操作子の操作性を向上させることができる。
本発明の第5の特徴によれば、車両の上方に向かって後方に傾斜する第1傾斜面に第2操作子を取り付けることにより、第1操作子と第2操作子との間の空間に親指が挿入しやすくなる。これにより、第2操作子の操作性をさらに向上させることができる。
本発明の第6の特徴によれば、車両の中心方向に向かって、ハンドルバーの軸線に対して後方に傾斜する第2傾斜面に第2取付部を取り付けることにより、第1操作子と第2操作子との間の空間に親指が挿入しやすくなる。この場合でも、第2操作子の操作性を向上させることができる。
本発明の第7の特徴によれば、ケースに対して第2取付部及び第2操作子が一体に着脱可能であるため、第2操作子が必要とされない場合には、ケースから第2取付部及び第2操作子を取り外せばよい。これにより、車両用ハンドルスイッチをコンパクトな構成とすることができる。
本発明の第8の特徴によれば、第2操作子の中央に第3操作子を設けることで、複数の操作子をコンパクトに配置することができる。
本発明の第9の特徴によれば、ケースにおいて、第1操作子と第2操作子との間における車両の中心方向側に第4操作子を設けることにより、複数の操作子をコンパクトに配置することができる。
本発明の第10の特徴によれば、第2操作子が回転型スイッチであるため、回転軸を中心に回転型スイッチを回転させることにより、第2操作子に応じた電装品の機能を容易に選択して、当該電装品を操作することができる。また、回転軸がハンドルバーの軸線とは異なる軸であるため、乗員は、親指以外の各指でハンドルグリップをしっかりと握ったまま、第2操作子を親指で操作することができる。
第1実施形態に係るハンドルスイッチを搭載した自動二輪車について、乗員の視点から見た背面図である。 図1のハンドルスイッチの背面図である。 図1のハンドルスイッチの左側面図である。 第2実施形態に係るハンドルスイッチの左側面図である。 第3実施形態に係るハンドルスイッチの左側面図である。 第4実施形態に係るハンドルスイッチの底面図である。 第5実施形態に係るハンドルスイッチについて、第1操作子の一部を破断して図示した背面図である。 第6実施形態に係るハンドルスイッチについて、第1操作子の一部を破断して図示した背面図である。 第7実施形態に係るハンドルスイッチの左側面図である。 図9のハンドルスイッチについて、第1操作子を破断して図示した背面図である。 図9のハンドルスイッチの底面図である。
本発明に係る車両用ハンドルスイッチについて、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[自動二輪車の概略構成]
図1は、第1実施形態に係る車両用ハンドルスイッチ10A(以下、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aともいう。)を搭載した自動二輪車(車両)12について、シートに着座した乗員13(図2参照)の視点から見たときのメータ周りの背面図である。なお、特に説明しない限り、乗員13から見た方向を基準に、自動二輪車12の前後、左右及び上下の方向を説明する。また、当該ハンドルスイッチ10Aは、自動二輪車12に限らず、四輪バギー車にも搭載可能であるが、以下の説明では、自動二輪車12に搭載した場合について説明する。
自動二輪車12の前輪は、図示しない左右一対のフロントフォークの下端に回転自在に軸支され、フロントフォークの上部は、メインスイッチ14が取り付けられたトップブリッジ16によって連結固定されている。トップブリッジ16は、図示しないステアリングステムを介して、自動二輪車12の車体フレームに回動可能に取り付けられている。また、フロントフォークの上端部には、自動二輪車12の前輪を操舵する左右一対のハンドルバー18L、18Rが固定されている。
ハンドルバー18L、18Rの車体前方側(車両前方側)は、外装部品としてのカウリング20で覆われている。カウリング20の内側には、回転計22、速度計24、及び、燃料計等の各種計器26を有するメータ装置28が配設されている。メータ装置28は、液晶のディスプレイであって、乗員13の選択により画面表示を切り換えられる、いわゆるメータディスプレイである。なお、ディスプレイは、液晶に代えて有機ELであってもよい。つまり、メータ装置28は、有機ELディスプレイであってもよい。
各ハンドルバー18L、18Rには、筒状のゴム等で形成され、乗員13が把持するハンドルグリップ30L、30Rがそれぞれ取り付けられている。右側のハンドルグリップ30Rの車体前方側には、前輪ブレーキレバー32が配設され、前輪ブレーキレバー32の基部には、油圧ブレーキシステムの作動油を貯留するリザーブタンク34が取り付けられている。また、右側のハンドルグリップ30Rは、ハンドルバー18Rの軸線を中心として回動可能に支持されており、この回動操作によってスロットル機構を操作するように構成されている。
右側のハンドルバー18Rには、ハンドルグリップ30Rに隣接して、自動二輪車12の各種電装品を操作する操作スイッチを備えたハンドルスイッチ36が取り付けられている。ハンドルスイッチ36は、ハンドルグリップ30Rと共にハンドルバー18Rに固定されており、当該ハンドルスイッチ36を構成する箱形のスイッチケース38に複数の操作スイッチが設けられている。
具体的に、スイッチケース38には、操作スイッチとして、走行モード切換スイッチ40、エンジンストップスイッチ42、ニュートラル/ドライブ(N/D)切換スイッチ44及びスタータスイッチ46が備わっている。
走行モード切換スイッチ40は、スイッチケース38の車体前方側に取り付けられ、押圧力を解除すると初期位置に戻る揺動押圧式のスイッチである。すなわち、走行モード切換スイッチ40は、乗員13が右手の人差し指で手前(乗員13側である車体後方側(車両後方側))に引いて操作するものであり、乗員13によって1回操作される毎に、ドライブモード(AT)とマニュアル変速モード(MT)との切換を行う。
エンジンストップスイッチ42は、操作力を加えない限り、一方側又は他方側の位置を保持するシーソー切換式のスイッチである。この場合、エンジン動作中に、乗員13がエンジンストップスイッチ42をオフ側に操作すると、点火装置の駆動が停止してエンジンが緊急停止する。
N/D切換スイッチ44は、押圧力を解除すると中立位置に戻るシーソー押圧式のスイッチである。すなわち、N/D切換スイッチ44は、自動二輪車12の停車時において、乗員13が左方のD側又は右方のN側を押すことで、自動変速機のニュートラル(N)と1速(D)との切換操作を行う。
スタータスイッチ46は、スイッチケース38の最下方に配設された押圧式のスイッチであり、イグニッションスイッチがオン状態且つ変速機がニュートラル状態である場合に、乗員13の操作によってエンジンを始動させる。
一方、左側のハンドルバー18Lには、ハンドルグリップ30Lの車体中心側(車両中心方向)に隣接して、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aが取り付けられている。ハンドルスイッチ10Aは、自動二輪車12に搭載されたメータ装置28、ナビゲーション表示装置48及びオーディオユニット50等を含む、各種電装品の操作を行う操作スイッチ(操作子)を備えている。また、ハンドルスイッチ10Aは、ハンドルグリップ30Lと共に、ハンドルバー18Lに固定されている。なお、ハンドルスイッチ10Aの詳細な構成は、後述する。
トップブリッジ16の上方中央で、メータ装置28の後方には、ナビゲーション表示装置48が配置されている。また、ナビゲーション表示装置48の後方には、FMチューナ、AMチューナ、デジタルオーディオプレイヤユニット、MDデッキ、カセットデッキ及びアンプ等の機能を備えるオーディオユニット50が配置されている。
さらに、メータ装置28の左右には、オーディオユニット50による中・低音を再生する中・低音用スピーカ52L、52Rがそれぞれ配置されている。さらにまた、中・低音用スピーカ52L、52Rとメータ装置28との間には、オーディオユニット50による高音を再生する高音用スピーカ54L、54Rがそれぞれ配置されている。
[第1実施形態に係るハンドルスイッチの詳細な構成]
次に、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aの詳細な構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。
ハンドルスイッチ10Aは、樹脂等で形成された箱形のスイッチケース56を有する。スイッチケース56は、車体前方側に位置し、且つ、図3の側面視で円弧状の凹部58aが形成された前側ケース半体56aと、車体後方側である乗員13側に位置し、且つ、凹部58aに対向する円弧状の凹部58bが形成された後側ケース半体56bとを備える。凹部58aには、後方に延出する係合突起60が形成されている。
この場合、ハンドルバー18Lに設けられた図示しない位置決め孔に係合突起60を係合させ、前側ケース半体56aと後側ケース半体56bとによってハンドルバー18Lを挟み込むと、各凹部58a、58bによって形成される貫通孔62とハンドルバー18Lの軸線64とが略同軸となる。そして、前側ケース半体56aと後側ケース半体56bとをタッピングネジ等で結合することにより、ハンドルバー18Lの所定位置にスイッチケース56が固定される。なお、貫通孔62の直径とハンドルバー18Lの直径とは、略同一の大きさに設定されている。
スイッチケース56には、自動二輪車12の各種電装品を操作する複数の操作スイッチ(操作子)等が備わっている。
すなわち、スイッチケース56には、車体前方側から乗員13側に向かって、シフトアップスイッチ65、ハザードランプスイッチ66、光軸切換スイッチ68、ホーンスイッチ70及びウインカスイッチ72が順に設けられている。
シフトアップスイッチ65は、前側ケース半体56aの前方に設けられ、乗員13が左手13aの人差し指で手前に引いて操作する毎に、変速機をシフトアップ(例えば、1速から2速に変更)させる。
ハザードランプスイッチ66は、前側ケース半体56aの上側に設けられ、操作子を突没させることにより、ハザードランプのオンオフ状態を切り換える。
光軸切換スイッチ68は、ハザードランプスイッチ66の後方で且つ後側ケース半体56bの上側に設けられたシーソー切換式のディマースイッチであり、操作子の位置を一方側又は他方側に切り換えることにより、ヘッドライトの光軸を調整する。
ホーンスイッチ70は、後側ケース半体56bの背面であって且つ軸線64と略同じ高さに設けられた揺動押圧式のスイッチであり、図示しない揺動軸を中心に揺動することにより、図示しないホーンを吹鳴して他者に注意喚起する。
ウインカスイッチ72は、後側ケース半体56bの背面であって且つホーンスイッチ70よりも低い位置に設けられ、左右に傾動することにより、図示しない方向指示器を作動させる。なお、後側ケース半体56bの背面側には、下方に突出する突出部74が形成され、該突出部74にウインカスイッチ72が設けられる。
そして、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aでは、上述した各操作子(各スイッチ)に加え、スイッチケース56における軸線64よりも下方に、他の操作スイッチとしての第1〜第4操作子76〜82がさらに備わっている。
第1操作子76は、後側ケース半体56bの右側(軸線64に沿った車体中心方向側)下方に形成された第1取付部84を介して、スイッチケース56に取り付けられている。すなわち、第1取付部84は、後側ケース半体56bの右側から突出部74に連なるように下方に延出する延出部84aと、延出部84aから軸線64に沿って左方向に延出し、第1操作子76を前方(第1操作子76の裏側)から片持ち支持する片持ち支持部84bとから構成される。従って、第1操作子76は、突出部74の下方で、片持ち支持部84bにより片持ち支持される。
第1操作子76は、図示しない揺動軸を中心に揺動するシフトダウンスイッチであり、シフトアップスイッチ65と対となる。この場合、乗員13が左手13aの親指13bで第1操作子76を操作する毎に、変速機をシフトダウン(例えば、2速から1速に変更)させることができる。従って、第1操作子76は、乗員13が親指13bで第1操作子76を押圧して車体前方に揺動させたときに、乗員13が親指13bで第1操作子76を操作した操作状態になったことを検出し、検出結果に応じた信号を出力する。また、第1操作子76は、親指13bによる押圧状態から解放されたときに、車体後方の元の位置に自動的に戻ることで、前記操作状態を検出しないように機能する。
このように、シフトアップスイッチ65を人差し指で操作することができ、且つ、シフトダウンスイッチとしての第1操作子76を親指13bで操作することができるので、ハンドルスイッチ10Aの操作性が良くなる。
前側ケース半体56aの前方には、第2取付部86が前側ケース半体56aに対して着脱可能に取り付けられ、該第2取付部86の背面側には、第2操作子78が上下方向に対して揺動可能に取り付けられている。
すなわち、前側ケース半体56aの前方には、下方に延在する突出部88が形成され、第2取付部86には、突出部88に嵌合する凹部90が形成されている。従って、突出部88と凹部90とを嵌合させた状態で、突出部88及び第2取付部86をビス92で締め付けることにより、前側ケース半体56aの車体前方の下側隅部に形成された結合面93に、第2取付部86を固定することができる。
この場合、第2取付部86は、後側ケース半体56bの背面側に設けられた突出部74、第1操作子76及び片持ち支持部84bと対向するように、結合面93に固定される。
第2取付部86の背面側の略中央位置には、円弧状の凹部94が形成されている。また、第2操作子78は、図3の側面視で、略円弧状の部材であり、円弧の中心部には、前方に向かって第2取付部86の内部に進入する棒状の押圧部材96が連結されている。さらに、押圧部材96には、凹部94に収容可能な円形部材98が連結されており、該円形部材98の中心軸100は、第2取付部86に軸支されている。さらにまた、円弧状の第2操作子78において、上側の円弧部分と、下側の円弧部分とには、第2取付部86の背面と対向するように凸状の押圧部102a、102bがそれぞれ設けられている。
なお、第2操作子78は、図3に示す円弧状でなくてもよい。例えば、上側と下側とに向かうにつれて、車体後方に傾斜するV字形状であってもよい。
第3操作子80は、円弧状の第2操作子78の背面の中央部分に設けられている。このような第2操作子78及び第3操作子80の構成に対応して、第2取付部86の内部には、押圧部材96に対向するプッシュスイッチ104と、押圧部102aに対向するプッシュスイッチ106aと、押圧部102bに対向するプッシュスイッチ106bとが設けられている。
そして、図2の背面視で、乗員13の手前側の第1操作子76と、奥側の第2操作子78及び第3操作子80とは、重なり合っている。また、図3の側面視で、スイッチケース56における軸線64の下方には、前側ケース半体56aの底面、後側ケース半体56bの底面、突出部74、及び、第2取付部86によって、所定の大きさの空間108が形成されている。従って、軸線64の下方において、車体後方側には第1操作子76が配置され、車体前方側には、第2操作子78及び第3操作子80が第1操作子76に対して空間108を隔てて配置されている。
また、前側ケース半体56aの車体中心側には、延出部84aに連なるように下方に延在する延出部109が形成されている。この場合、延出部109の左側面のうち、図3の側面視で、第1操作子76と第2操作子78及び第3操作子80との間の箇所には、第4操作子82が設けられている。第4操作子82の背面(軸線64に沿った車体中心方向の右側面)には、凸状の押圧部110が形成され、延出部109の内部には、押圧部110に対向するプッシュスイッチ112が設けられている。
そして、ハンドルスイッチ10Aにおいて、第2操作子78は、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48及びオーディオユニット50等の所定の電装品の操作メニューを選択するため、中心軸100を中心として揺動するシーソースイッチとして機能する。また、第3操作子80は、第2操作子78によって選択された操作メニューを決定又はキャンセルするためのプッシュスイッチとして機能する。第4操作子82は、所定の電装品を操作するためのプッシュスイッチとして機能する。
なお、ハンドルスイッチ10Aでは、第3操作子80の決定又はキャンセルの機能を、第4操作子82に割り当ててもよい。また、第1〜第4操作子76〜82に割り当てられる機能は、自動二輪車12に搭載される各種の電装品に合わせて、任意に設定することが可能である。
具体的に、乗員13が空間108に親指13bを入れて、第2操作子78を操作すると、第2操作子78、押圧部材96及び円形部材98は、中心軸100を中心として、上下方向に一体的に揺動する。
すなわち、乗員13が親指13bで第2操作子78の上側の円弧部分を押すと、当該上側の円弧部分が第2取付部86の背面に接近し、押圧部102aがプッシュスイッチ106aを押圧する。これにより、プッシュスイッチ106aは、押圧部102aからの押圧に応じた所定の信号を出力する。
一方、乗員13が親指13bで第2操作子78の下側の円弧部分を押すと、当該下側の円弧部分が第2取付部86の背面に接近し、押圧部102bがプッシュスイッチ106bを押圧する。これにより、プッシュスイッチ106bは、押圧部102bからの押圧に応じた所定の信号を出力する。
従って、プッシュスイッチ106a、106bから出力された信号が、例えば、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48又はオーディオユニット50に供給されることにより、乗員13は、第2操作子78の操作に応じた、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48又はオーディオユニット50の所定の操作メニューを選択することができる。
また、乗員13が空間108に親指13bを入れて第3操作子80を押すと、第2操作子78、押圧部材96及び円形部材98は、前方に一体的に変位し、押圧部材96の先端部分がプッシュスイッチ104を押圧する。これにより、プッシュスイッチ104は、押圧部材96からの押圧に応じた所定の信号を出力する。この結果、プッシュスイッチ104から出力された信号が、例えば、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48又はオーディオユニット50に供給されることにより、乗員13は、予め選択された操作メニューについて、選択結果の決定又はキャンセルを行うことができる。
さらに、乗員13が空間108に親指13bを入れて第4操作子82を押すと、第4操作子82の押圧部110がプッシュスイッチ112を押圧する。これにより、プッシュスイッチ112は、押圧部110からの押圧に応じた所定の信号を出力する。この結果、プッシュスイッチ112から出力された信号が、所定の電装品に供給されることにより、乗員13は、第4操作子82の操作を通じて、当該電装品を操作することができる。
[第1実施形態の効果]
以上説明したように、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aによれば、第1〜第3操作子76〜80は、図2の自動二輪車12の背面視で重なると共に、乗員13がハンドルグリップ30Lに左手13aを添えた状態で、親指13bで操作できる範囲にそれぞれ配置されている。このように、第1〜第3操作子76〜80がハンドルグリップ30Lの近傍に備わるので、乗員13による第1〜第3操作子76〜80の操作性が良くなる。この結果、ハンドルスイッチ10Aに対する乗員13の操作性を向上させることができる。
すなわち、従来技術のハンドルスイッチを搭載した自動二輪車の場合、親指13bは、ハンドルグリップを握ったとき、当該ハンドルグリップの下側に位置する。そのため、ハンドルスイッチにおける乗員13の手前側に設けられたスイッチを操作する場合、親指13bの元の位置からスイッチまでの距離が長いので、乗員13は、親指13bを大きく引き上げる必要があった。
これに対して、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aでは、スイッチケース56の下方から親指13bを空間108内に入れることにより、第2〜第4操作子78〜82を容易に操作することができる。また、親指13bの元の位置から第2〜第4操作子78〜82までの移動距離を短くすることができるので、操作性を格段に向上させることができる。
また、スイッチケース56におけるハンドルバー18Lの軸線64よりも下方において、車体後方に第1操作子76を備えると共に、車体前方に第2操作子78及び第3操作子80を備えるようにしている。これにより、乗員13は、第1操作子76の位置と第2操作子78及び第3操作子80の位置とを明確に区別することができる。この結果、ハンドルスイッチ10Aの操作性をさらに良くすることができる。
しかも、第1〜第4操作子76〜82は、スイッチケース56において、シフトアップスイッチ65、ハザードランプスイッチ66、光軸切換スイッチ68、ホーンスイッチ70及びウインカスイッチ72とは異なる位置に搭載されている。そのため、これらのスイッチと第1〜第4操作子76〜82とを明確に分けることができる。これにより、ハンドルスイッチ10Aの操作性を一層良好なものとすることができる。
さらに、第1操作子76は、揺動軸を中心に揺動する操作スイッチであり、車体前方に変位したときに、乗員13が親指13bで第1操作子76を操作したこと(操作状態であること)を検出し、一方で、車体後方の元の位置に戻ったときには、操作状態を検出しないように構成されている。そのため、第2操作子78の操作中に、親指13bが第1操作子76の裏側(車体前方)から当たっても、第1操作子76が操作状態になることが回避される。これにより、第1操作子76を誤操作しにくくすることができる。
また、第1操作子76と第2操作子78及び第3操作子80との間の空間108に第1取付部84が設けられていないため、当該空間108に乗員13の親指13bが入りやすくなる。この結果、第2〜第4操作子78〜82の操作性を向上させることができる。
さらに、スイッチケース56に対して第2操作子78、第3操作子80及び第2取付部86が一体的に着脱可能であるため、第2操作子78及び第3操作子80が必要とされない場合には、スイッチケース56から第2操作子78、第3操作子80及び第2取付部86を取り外せばよい。これにより、ハンドルスイッチ10Aをコンパクトな構成とすることができる。
なお、第2操作子78及び第3操作子80が必要とされない場合とは、例えば、ナビゲーション表示装置48及びオーディオユニット50を搭載していない自動二輪車12にハンドルスイッチ10Aを搭載する場合をいう。
また、第2操作子78の背面の中央部分に第3操作子80を設けることにより、複数の操作子をコンパクトに配置することができる。
さらに、スイッチケース56において、図3の側面視で第1操作子76と第2操作子78との間、図2の背面視で車体中心方向側に第4操作子82を設けることで、複数の操作子をコンパクトに配置することができる。
なお、上記の説明では、第2操作子78がメータ装置28、ナビゲーション表示装置48又はオーディオユニット50の操作メニューを選択するシーソースイッチである場合について説明したが、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48及びオーディオユニット50以外の他の電装品を操作するためのスイッチとして、第2操作子78を機能させることも可能である。すなわち、第2操作子78は、自動二輪車12の各種の電装品の機能を選択するためのスイッチとしてスイッチケース56に搭載されている。
また、上記の説明では、第2操作子78が上下方向に揺動するシーソースイッチである場合について説明したが、左右方向に揺動するシーソースイッチであってもよい。
さらに、上記の説明では、第2操作子78がシーソースイッチである場合について説明したが、各種電装品の機能(操作メニュー)を選択可能であれば、当該第2操作子78は、乗員13が親指13bを押す毎に、各種機能を選択可能なプッシュスイッチであってもよい。
さらにまた、上記の説明では、一例として、スイッチケース56が前側ケース半体56aと後側ケース半体56bとに分割されている場合について説明したが、スイッチケース56は、上側と下側とに分割されてもよい。従って、スイッチケース56の分割方法は、いかなる方法でもよい。
また、ハンドルスイッチ10Aでは、第2操作子78及び第3操作子80を、タッチパネルを搭載したスマートフォン等の携帯機器の外部入力インターフェイスとして活用することも可能である。この場合、携帯機器におけるナビゲーション等のアプリケーションを、第2操作子78及び第3操作子80で操作可能であれば、携帯機器の利便性を格段に向上させることができる。なお、第2操作子78及び第3操作子80を携帯機器の外部入力インターフェイスとして活用する場合、Bluetooth(登録商標)等の無線技術を利用して、ハンドルスイッチ10Aと携帯機器との間で無線通信を行えば、第2操作子78及び第3操作子80により携帯機器を操作することが可能となる。
[第2実施形態の説明]
次に、第2実施形態に係るハンドルスイッチ10Bについて、図4を参照しながら説明する。なお、ハンドルスイッチ10Bにおいて、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10A(図1〜図3参照)と同じ構成要素については、同じ参照符号を付けて、その詳細な説明を省略し、第2実施形態以降の他の実施形態においても同様とする。
ハンドルスイッチ10Bは、片持ち支持部84bが突出部74又は延出部84aの上部から垂下することにより、第1操作子76を上方から片持ち支持する点で、第1実施形態に係るハンドルスイッチ10Aとは異なる。
この場合でも、第1操作子76と第2操作子78及び第3操作子80との間の空間108に第1取付部84が設けられていないため、当該空間108に乗員13の親指13bが入りやすくなり、第2〜第4操作子78〜82の操作性を向上させることができる。
また、ハンドルスイッチ10Bは、片持ち支持部84bが上方から第1操作子76を片持ち支持する点以外は、ハンドルスイッチ10Aと同じ構成を有している。そのため、ハンドルスイッチ10Bにおいても、片持ち支持部84b以外のハンドルスイッチ10Aの各構成要素による効果が得られることは勿論である。
[第3実施形態の説明]
次に、第3実施形態に係るハンドルスイッチ10Cについて、図5を参照しながら説明する。
ハンドルスイッチ10Cは、第2取付部86が車体上方に向かうにつれて車体後方に傾斜するようにスイッチケース56に取り付けられ、従って、第2操作子78及び第3操作子80が第2取付部86の背面である傾斜面(第1傾斜面)120に沿って取り付けられている点で、第1及び第2実施形態に係るハンドルスイッチ10A、10B(図1〜図4参照)とは異なる。
すなわち、ハンドルスイッチ10Cでは、前側ケース半体56aの結合面93が斜め下前方を向くように形成され、この結合面93から斜め下前方に突出部88が延在している。そのため、突出部88と第2取付部86に形成された凹部90とを嵌合させて、突出部88及び第2取付部86をビス92で締め付けると、前側ケース半体56aに対して第2取付部86を傾斜させた状態で固定することができる。
このように、ハンドルスイッチ10Cでは、車体上方に向かって車体後方に傾斜する傾斜面120に第2操作子78及び第3操作子80を取り付けることにより、第1操作子76と第2操作子78及び第3操作子80との間の空間108に親指13bを挿入しやすくなる。これにより、第2〜第4操作子78〜82の操作性をさらに向上させることができる。
[第4実施形態の説明]
次に、第4実施形態に係るハンドルスイッチ10Dについて、図6を参照しながら説明する。
ハンドルスイッチ10Dは、ハンドルバー18Lの軸線64に沿った車体中心方向に向かうにつれて、第2取付部86の背面が軸線64に対して車体後方に傾斜した傾斜面(第2傾斜面)122として形成され、従って、第2操作子78及び第3操作子80が傾斜面122に沿って取り付けられている点で、第1〜第3実施形態に係るハンドルスイッチ10A〜10C(図1〜図5参照)とは異なる。
この場合でも、傾斜面122に第2操作子78及び第3操作子80を取り付けることにより、第1操作子76と第2操作子78及び第3操作子80との間の空間108に親指13bが挿入しやすくなるので、第2操作子78及び第3操作子80の操作性を向上させることができる。
なお、図6では、第2取付部86が前側ケース半体56aの一部として図示されているが、ハンドルスイッチ10A〜10Cの場合と同様に、第2取付部86を前側ケース半体56aに固定することにより、傾斜面122を形成してもよい。また、ハンドルスイッチ10Dでも、スイッチケース56の分割方法は、図6に示す形態に限定されることはなく、いかなる分割方法を採用してもよい。
[第5実施形態の説明]
次に、第5実施形態に係るハンドルスイッチ10Eについて、図7を参照しながら説明する。なお、図7は、第1操作子76の一部を破断して図示したハンドルスイッチ10Eの背面図である。
ハンドルスイッチ10Eは、前側ケース半体56aから垂下した延出部124の右側面に第2操作子78としての回転型スイッチ127が取り付けられると共に、左側面に第3操作子80が取り付けられている。つまり、延出部124は、第3操作子80及び回転型スイッチ127を前側ケース半体56aに取り付けるための第2取付部86として機能する。
そして、第5実施形態において、回転型スイッチ127は、乗員13の親指13bによる操作で、軸線64に略平行な回転軸126を中心として回転可能なスイッチである。また、第3操作子80は、乗員13の親指13bによる操作で、回転型スイッチ127により選択された所定の電装品の操作メニューを決定するためのセットスイッチ(押しボタンスイッチ)である。
第5実施形態では、親指13bの操作によって、軸線64とは異なる別の回転軸126を中心に回転型スイッチ127が回転することで、当該回転型スイッチ127に応じた電装品(例えば、メータ装置28、ナビゲーション表示装置48又はオーディオユニット50)の所定の操作メニューを容易に選択して、当該電装品を操作することが可能となる。
また、ハンドルスイッチ10Eにおいて、第3操作子80、延出部124及び回転型スイッチ127以外の構成は、ハンドルスイッチ10Aと同様の構成であるため、第3操作子80、延出部124及び回転型スイッチ127以外のハンドルスイッチ10Aの他の構成による効果も容易に得られることは勿論である。
なお、第5実施形態では、回転型スイッチ127を回転軸126に沿って左右に揺動させることにより、第3操作子80として機能させることも可能である。すなわち、回転軸126に沿った一方向に回転型スイッチ127を揺動させることにより、回転型スイッチ127で選択された操作メニューを決定し、一方で、回転軸126に沿った他方向に回転型スイッチ127を揺動させることにより、選択された操作メニューをキャンセルしてもよい。
また、第5実施形態では、回転型スイッチ127とは別に第3操作子80が設けられているが、回転軸126上に第3操作子80を回転型スイッチ127と一体的に設けてもよい。この場合、第3操作子80は、乗員13が親指13bで押す毎に、選択された操作メニューを決定又はキャンセルすることができるプッシュスイッチであればよい。
[第6実施形態の説明]
次に、第6実施形態に係るハンドルスイッチ10Fについて、図8を参照しながら説明する。なお、図8は、第1操作子76の一部を破断して図示したハンドルスイッチ10Fの背面図である。
ハンドルスイッチ10Fは、第2操作子78が、乗員13の親指13bの操作によって上下左右に揺動可能なジョイスティックである点で、第5実施形態に係るハンドルスイッチ10E(図7参照)とは異なる。
なお、図8では、一例として、第2操作子78がジョイスティックである場合を図示しているが、第2操作子78は、タッチパネルのスイッチであってもよい。この場合には、当該スイッチは、静電容量式又は抵抗膜式のタッチパネルスイッチであることが好ましい。
ハンドルスイッチ10Fでは、第2取付部86の背面における第2操作子78の周囲に、第2操作子78を操作可能な方向を示した矢印状の方向指示部128が設けられている。また、第3操作子80は、第2取付部86の左隅の箇所に取り付けられている。
第6実施形態においても、乗員13が親指13bの操作によって第2操作子78を操作することにより、第2操作子78に応じた電装品の機能を容易に選択し、当該電装品を操作することができる。また、ハンドルスイッチ10Fにおいて、第2操作子78及び第3操作子80以外の構成は、ハンドルスイッチ10Aと同様の構成であるため、第2操作子78及び第3操作子80以外のハンドルスイッチ10Aの他の構成による効果も容易に得られる。
また、第6実施形態では、第2操作子78がジョイスティック又はタッチパネルのスイッチであるため、ハンドルスイッチ10Aの場合と同様に、第2操作子78を携帯機器の外部入力インターフェイスとして容易に活用することができ、携帯機器の利便性をさらに向上させることができる。
[第7実施形態の説明]
次に、第7実施形態に係るハンドルスイッチ10Gについて、図9〜図11を参照しながら説明する。
ハンドルスイッチ10Gでは、延出部84aから車体後方に片持ち支持部84bが延出して第1操作子76を片持ち支持し、一方で、回転型スイッチ130が第2操作子78及び第3操作子80の機能を兼ね備えている点で、第1〜第6実施形態に係るハンドルスイッチ10A〜10F(図1〜図8参照)とは異なる。
第1操作子76は、乗員13の親指13bの操作により、片持ち支持部84bに軸支された状態で車体前後方向に揺動する。
また、第2取付部86は、回転型スイッチ130が取り付けられたブロックであり、上方に延出する延出部132を2本のビス134で前側ケース半体56aに締め付けることにより、第2取付部86を前側ケース半体56aに固定することができる。
この場合、ブロック状の第2取付部86の左後方隅部は面取りされ、水平方向に凹部136が形成されている。回転型スイッチ130は、第2取付部86の左後方隅部から一部が露出するように、凹部136に収容され、軸線64と異なる軸であって且つ上下方向に延在する回転軸138に軸支されている。なお、スイッチケース56と第2取付部86との間には、回転型スイッチ130の操作に応じた信号をスイッチケース56に出力するためのケーブル140が接続されている。
ここで、回転型スイッチ130の露出した一部を乗員13が親指13bで回すことにより、当該回転型スイッチ130は、回転軸138を中心として回転する。これにより、回転型スイッチ130は、第2操作子78として機能し、当該第2操作子78に応じた電装品の操作メニューを選択することができる。
また、回転型スイッチ130の露出した一部を乗員13が親指13bで第2取付部86の中心方向に押すことにより、回転型スイッチ130及び回転軸138は、第2取付部86内方に変位する。これにより、回転型スイッチ130は、第3操作子80として機能し、選択された操作メニューを決定又はキャンセルすることができる。
第7実施形態においても、第2操作子78及び第3操作子80が回転型スイッチ130であるため、親指13bの操作によって、回転軸138を中心に回転させることで、第2操作子78に応じた電装品の機能を容易に選択し、決定することができる。また、回転軸138がハンドルバー18Lの軸線64とは異なる軸であるため、乗員13は、親指13b以外の各指でハンドルグリップ30Lをしっかりと握ったまま、第2操作子78を親指13bで操作することができる。また、回転型スイッチ130が第2操作子78及び第3操作子80の機能を備えているため、部品点数の削減も図ることができる。
さらに、ハンドルスイッチ10Gは、第2操作子78、第3操作子80、第2取付部86以外の構成は、ハンドルスイッチ10Aと同様の構成であるため、第2操作子78、第3操作子80、第2取付部86以外のハンドルスイッチ10Aの他の構成による効果も容易に得られることは勿論である。
なお、第7実施形態でも、回転型スイッチ130を回転軸138に沿って上下に揺動させることにより、第3操作子80として機能させることも可能である。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
例えば、左側のハンドルスイッチ10A〜10Gではなく、右側のハンドルスイッチ36に、第1〜第7実施形態の構成を適用することも可能である。この場合、第1操作子76に走行モード切換スイッチ40又はスタータスイッチ46の機能を適用させ、第2〜第4操作子78〜82にクルーズコントロールの操作機能を適用させてもよい。
なお、クルーズコントロールとは、自動二輪車12の実車速が、設定した目標車速となるように、自動二輪車12を自動で制御する機能であり、その操作のためには、一般的には、クルーズコントロールのアクティブスイッチ、キャンセルスイッチ、目標車速設定スイッチ等、複数の操作子が必要となる。例えば、第4操作子82をアクティブスイッチ、第3操作子80をキャンセルスイッチ、第2操作子78を目標車速設定スイッチに適用すれば、クルーズコントロールの操作性を格段に向上させることができる。
10A〜10G、36…ハンドルスイッチ
12…自動二輪車 13…乗員
13a…左手 13b…親指
18L、18R…ハンドルバー 30L、30R…ハンドルグリップ
38、56…スイッチケース 48…ナビゲーション表示装置
50…オーディオユニット 56a…前側ケース半体
56b…後側ケース半体
58a、58b、90、94、136…凹部
64…軸線 65…シフトアップスイッチ
66…ハザードランプスイッチ 68…光軸切換スイッチ
70…ホーンスイッチ 72…ウインカスイッチ
74、88…突出部 76…第1操作子
78…第2操作子 80…第3操作子
82…第4操作子 84…第1取付部
84a、109、124、132…延出部
84b…片持ち支持部 86…第2取付部
92、134…ビス 96…押圧部材
98…円形部材 100…中心軸
102a、102b、110…押圧部
104、106a、106b、112…プッシュスイッチ
108…空間 120、122…傾斜面
126、138…回転軸 127、130…回転型スイッチ
128…方向指示部

Claims (10)

  1. 車両(12)のハンドルバー(18L)にハンドルグリップ(30L)と共に固定され、前記車両(12)の複数の電装品(28、48、50)を操作する複数の操作子(65〜72、76〜82)がケース(56)に設けられた車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の下方に第1操作子(76)を備え、
    前記ケース(56)における前記第1操作子(76)よりも前記車両(12)の前方に、前記第1操作子(76)と所定の空間(108)を隔てた第2操作子(78)を備え、
    前記第2操作子(78)は、前記車両(12)の背面視で、前記第1操作子(76)と重なり、
    前記第1操作子(76)及び前記第2操作子(78)は、前記車両(12)の乗員(13)が前記ハンドルグリップ(30L)に手(13a)を添えた状態で、親指(13b)で操作できる範囲に配置されていることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  2. 請求項1記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記第1操作子(76)は、前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)よりも下方且つ前記車両(12)の後方に備えられ、
    前記第2操作子(78)は、前記ケース(56)における前記軸線(64)よりも下方且つ前記車両(12)の前方に備えられることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  3. 請求項1又は2記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記第1操作子(76)は、前記車両(12)の前方方向に変位したときに、前記乗員(13)が前記親指(13b)で前記第1操作子(76)を操作した操作状態であることを検出し、一方で、前記車両(12)の後方方向に変位したときには、前記操作状態を検出しないことを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記ケース(56)は、前記第1操作子(76)が取り付けられる第1取付部(84)を備え、
    前記第1取付部(84)は、前記ケース(56)における前記第1操作子(76)の上方又は前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に配置されていることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10C)において、
    前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、
    前記第2取付部(86)は、前記車両(12)の上方に向かうにつれて後方に傾斜する第1傾斜面(120)を有し、
    前記第2操作子(78)は、前記第1傾斜面(120)に沿って前記第2取付部(86)に取り付けられていることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10C)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10D)において、
    前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、
    前記第2取付部(86)は、前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に向かうにつれて、前記軸線(64)に対して前記車両(12)の後方に傾斜した第2傾斜面(122)を有し、
    前記第2操作子(78)は、前記第2傾斜面(122)に沿って前記第2取付部(86)に取り付けられていることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10D)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)が取り付けられる第2取付部(86)を備え、
    前記第2取付部(86)は、前記ケース(56)に対して前記第2操作子(78)と一体に着脱可能であることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10D)において、
    前記ケース(56)は、前記第2操作子(78)の中央に設けられた第3操作子(80)をさらに備えることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10D)。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)において、
    前記ケース(56)は、前記第1操作子(76)と前記第2操作子(78)との間で、前記ケース(56)における前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)に沿った前記車両(12)の中心方向に設けられた第4操作子(82)をさらに備えることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10A〜10G)。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用ハンドルスイッチ(10E、10G)において、
    前記第2操作子(78)は、前記ハンドルバー(18L)の軸線(64)とは異なる回転軸(126、138)に取り付けられた回転型スイッチ(127、130)であり、前記回転軸(126、138)を中心に回転することにより、前記第2操作子(78)に応じた電装品(28、48、50)を操作可能であることを特徴とする車両用ハンドルスイッチ(10E、10G)。
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